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崖っぷちの家

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きのう・おとといと岩手県宮古市のビルダーさんと東北電力さんの
北海道住宅視察のみなさんが来ていただきました。
おとといはデジカメを忘れていたのでアップできませんでした。
昼に旭川からJRで札幌へ到着。
断熱気密化の工事が終わった工事中のQ1.0住宅、(北海道内の新住協メンバーが進める、
次世代省エネ水準から、さらに灯油使用量を半減させる高性能住宅)や、
デザイン生の高い三五工務店さんの最新住宅などをご覧いただきました。
折から札幌はこの冬でも一番という寒気が襲っていました。
そんななかでも、断熱が終わったQ1.0住宅(勇和建設さん)では、家に入ったとたん
あきらかな暖かさのレベルの違いを体感しました。
また、三五工務店さんの住宅では、メンバーのみなさん全員
ためいきをもらすようなインテリアの秀逸さを絶賛していただけました。
その後、私どもの社屋で、当社建築中の様子をスライドで紹介。
北海道の家づくりをさまざまな角度で見ていただけたと思います。
で、きのうは小樽市銭函の若い設計者の自宅を訪問。
戸島さんという建築家のアトリエ兼用住宅です。
写真は、1階のアトリエの様子なんですが、
いかにも、「崖っぷち」というフレーズが明確な眺望の中にあります。
宮古のみなさんから、絶対宮古ではこういう家は建てられないというお話。
リアス式海岸ということでの建築法規制から崖地には基本的に家を建てにくいとのこと。
「崩壊のおそれ」ということへの配慮だそうです。
ところ変われば建物の基準も変わるものですよね。
まだ独立したての戸島さん、仕事の面で「崖っぷち」というネーミング(笑)。
でもこんな眺望の中で仕事していて、身が入るのか
って冗談も飛んでおりました。
でもいいよね、こんな眺めの中で1日過ごせているなんて。
それだけでも、人生の中での楽しみを大きく実現できているのですから。
そう考えるのは、はたの人間だけですがね。
みなさんいかがお思いでしょうね、こんな眺望の中で仕事している、って。
宮古からのご一行のみなさん、いろいろなデザインディテールに
興味深そうに見入っておりました。 面白かったでしょうかね。
あしたは、この家の内部の様子を写真で紹介します。
<あすへつづく>

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