本文へジャンプ

審議会委員のお仕事

6239.gif
わたし、「北海道における中古住宅流通促進方策検討委員会」
っていう一回聞いたくらいでは、なんなのか不明な審議会の
委員を北海道から委託されております。
ということで、月に1回程度、その委員会に出席しているのです。
先日、19日仙台への移動の前、時間のスキを縫うように出席しておりました。
何日か前にレジュメを郵送していただいて、ほとんど見る時間はないなかで
一応、目は通して見てはいたのですが・・・
なんか、ほとんど理解できない。わたしは日本人だったのか、本当に
って、不安になるほど書かれた文章から生きた現実が見えてこない。
で、同じ委員の方から、って、志田真郷さんというリプランでも執筆していただいている
住宅マーケッティング専門の方から指摘があるまで
恥ずかしながら、どうにも論点も明確に認識できずにおりました。
で、志田さんからの意見具申というのは、
「そもそも、中古住宅流通を促進させる、ということの意義はなにか」
という至極まっとうな、基本的なことでした。
どうにも、そういう視点が見えずにいたわけなのですね。
物事でいえば、基本的な目標が論議されず、そこにいたる
やり方だけが論議されている、という具合だったのです。
そこではじめて、わたしとしての意見や提起しなければならない論点などが
くっきりとしてきて、いろいろ意見具申をしてまいりました。
いや、審議会委員のお仕事などは安易に引き受けるべきではなかったな、
という自責の念に駆られていた自分から、やや脱出できまして、
方向が見えて、残された機会には、もっと積極的に意見を申し上げたいと
思えるようになりました。
こういうことって、けっこう多いのではないでしょうかね?
そもそもの目的やら、基本的な論議がみえないまま、
やたら枝葉末節のことばかりに時間を割いてしまっている。
考えてみれば、そういうところが日本的と、いえば言えないこともないのだろうか、
という思いを抱いた次第です。
<写真が適当なのがありませんでした。先日の壁の中編の、窓まわり写真を掲載します。>

コメントを投稿

「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」

You must be logged in to post a comment.