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新刊発行! 「住宅性能」がわかるマンガ

1893

わたしどもで出版している「地域限定」マンガ本シリーズ第4弾です。
青森県は、北海道と大して変わらない気候風土ですが
なぜか、住宅性能についての意識は遅れ気味。
そういった現状を憂う声にお応えして、発行しております。

っていうか、ぶっちゃけわたし、本当はマンガ家志望だったのです(笑)。
物心つくころから、マンガメディアにぞっこんでして、
中学校時代には同好の友人も発見して
習作に励んでいました。
友人たちの中には、当時のマンガ少年たちが世に出る「登竜門」だった
「ガロ」や「COM」などに投稿して採用されたりするヤツもいました。
作画家としてのわたしには、あんまり才能というものはなく、
なんとなく行動としてはしぼんでいったのですが、
父親からは、描いたマンガを燃料にして燃やされるなど
まるで「マンガを描くなんて、人間のクズだ」
みたいな言われ方もされました(笑)。
まぁ今となっては、懐かしくも楽しいエピソードであります。
そのとき父親から言われたのは、
「こんなもので仕事になるわけなどないから」
っていうことで、内心は
「そりゃぁ、父ちゃんの時代とは違うべや」という反発もありました。
ただ、父親を心配させるのもいやだったので、
そういう志望は封印して、よりマシなメディアや広告関係へと
人生行路の舵を切っていったように思います。

なんですが、内心の炎はまだまだ熱いものがありまして(笑)
心配してくれた父も、死んでからもう30年を超えるし
ということで、中学校時代以来のマンガ少年たちを招集して
マンガ制作に取り組んでみた次第なのであります。
仕事としても、マンガ表現というのは、大きな市民権は獲得しているし
なにより直感的でわかりやすい、というメリットを活かせば、
いま現在のわたしのフィールドである「高断熱高気密住宅」について
一般ユーザーに伝えていくのに適しているという判断もありました。
で、3年ほど前に1号を発行して以来、
順調に年1回以上のペースで発行を継続してきています。
マンガ制作は集団的な作業でして、
わたし自身は、プロデューサー・基本構想・原作作家・管理者を担当し
作画については、西澤大さんという昔のマンガ仲間にお願いしています。
また、いま住宅設計者になっている同じく泉徹君に、
住宅事例の詳細な「設計業務・図面作成」などを担当してもらっています。
この3者による合同制作というかたちでやっておりますので、
内容については、遺漏なく、きちんと「高断熱高気密」についての
基本を抑えた内容になるように留意しながら制作。
創刊号については、鎌田紀彦先生にもご確認いただいています。

住宅づくりって、建て主の個性とか作り手の関わりなど、
とても人間くさい営為だと思います。
その点では、マンガ表現って、
そういうヒューマンな部分について訴求しやすい。
このマンガは、青森県内限定で配布されているものなので、
一般向けに販売はしていないのですが、
1〜4号があり、もしご興味のある方は、
残部は僅少なのですがご連絡をいただければ、
1冊送料込み1000円で頒布いたします。
とくに高断熱住宅を設計施工されているみなさんには、
格好の販促ツールになるのではないかと思います。
お問い合わせお申し込みは、メール miki@replan.co.jp までどうぞ。

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