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来年は巳年ですね

写真は、10月はじめの気仙地域訪問時の古民家でのひとこま。 ヘビって、こういう彫り物としては造形化しにくい素材。 そういうなかでは、この彫り物、バランスは悪くない。 ただ、造形的にどうしても真ん中あたりに重量感を持って来 […]

雨戸収納のデザイン

日本の住宅から姿を消しつつあるものに 「雨戸収納」があります。 アルミ製のものはいざ知らず、木製の雨戸はほとんど新築では見られない。 雨戸を開け閉めするという行為は、 家のメンテナンスを習慣づけるのに、たいへん有効だった […]

日本的な美への傾斜

本州地域は大変な暑さが続いているそうでありますが、 札幌は申し訳ないくらいの涼しさで、 拍子抜けの夏の終盤戦の様相。 わが社は、16日からお盆明けの営業開始。 来週からはさっそくあれこれの行動計画が始まりますが、 2日間 […]

古建築の塀デザイン

今回の取材ツアーで、ある発見をしました。 写真は、福島県いわき市の小名浜北方の「中之作」地区に残る古民家の塀。 たいへん美しい古建築で、 造り酒屋さんの伝来の重厚なたたずまいでありました。 で、その塀は下の方が石積みで固 […]

東北太平洋側沿岸部の建築文化遺産

新住協の仲間で、若手の設計者である豊田善幸さん。 福島県いわき市で設計活動に携わっています。 ひょうひょうとした雰囲気のある方で、さわやかに人生を楽しみながら いいもの、美しいものへの感受性の部分では、なかなかに硬派な部 […]

ものと暮らしの今昔

最近まったく、わたしの興味分野、 歴史や民俗的な分野での探求ができておりません。 どうも目先のことばかりが忙しくて、 ブログを書くことで、自分自身の興味分野の底辺を広げていく、 そういう大目的から、やや逸れていると反省し […]

旧伊達邸〜鍾景閣

忙しい日程の合間に、気がついたら土曜日ということで、 仙台から札幌に帰還する寸暇を突いて ふと迷い込んだ、仙台市内の高速・仙台南インター近く。 道路脇に、「旧伊達家住宅」という案内看板。 こういう一瞬のこころのスキにはま […]

故きを温ね、新しきを知る

きのう、必要があって、 竪穴住居の暖房の必要エネルギーについて計算してもらった。 わたしたちの祖先はこういう計算はせずに 経験的に、エネルギーが得られる範囲で、 ほかの生業の時間を確保することを最優先させながら、 現実に […]

北海道の古民家

北海道でも、開拓から140年以上経って ようやく古民家というものへの理解と郷愁に似たものが芽生えて来つつある。 Replan誌面でもお馴染みの武部建設さんは、 こうした面で主導的な役割を果たされているが、 その慧眼にはう […]

縄文の高床建築

この夏に見た三内丸山遺跡の写真です。 縄文時代というと、住宅はおおむね竪穴住居という先入観念があったのですが、 最近の発掘で、こういった高床式建物もその存在が確認されてきている。 推定年代は、いまから4500年前。 屋根 […]