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リプラン(北海道版)店頭発売

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って、実はもう2〜3日前から店頭に並んでいます(笑)。
毎日、いろいろなことに追われていて、つい記事を書いておりませんでした、
でも、ぜひ宣伝はさせてください(笑)。
今回の71号、っていってもぴんと来ないかも知れませんね。
でも年4回発行の季刊誌では通巻表示が一番わかりやすいんです。
言いかえると、06年冬春号なんです。 すいません、脱線ばっかですね。
こちらでは、この正月時期の特集の恒例として
「キッチン+水回り」を特集しています。
やっぱり、家の中心は、癒しの中心は食べること。
その家族の暮らしをもっとも表現している場所でもあります。
家の作りようを考えるのは、住む人のくらしのありかたをデザインすること。
どんななごみの空間に癒しを感じるか、
いろいろな事例の写真を見ているだけでも、感覚で理解できます。
そしてこうした空間デザインも、やっぱり流れがあると感じます。
一時期の、木質素材これでもか、という傾向から
いまは、モダンデザイン方向にかなり向かっているのを感じます。
そのほかにも、ステキな住宅、魅力的な住宅ビルダー情報が満載。
来年の家づくりに、ぜったい欠かせない一冊です。ぜひごらんください!
今回から表紙に全面写真を使用しています。
カメラはコラムページもお願いしている建築写真家の安達治さん。
自然光重視で空気感をとらせたら、ちょっと右に出る人はいません。
今回の表紙も、いくつも押さえてもらった写真から
最終的に選択した1枚。
静かで、ムーディーな生活の一シーンが立ち上ってくるような
印象的な写真だと思っています。
写真右側は、さっぽろ地下鉄額面に掲載されるポスターです。
リプラン最新号、どうぞよろしくお願いいたします。
一冊800円。 書店・コンビニで。

南北逆さまに見る日本

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北海道って、住宅で考えると日本とは異質です。
まず瓦屋根みたいなのはないし、純日本的な住宅建築もあまり見られない。
基本的な構造についても、ツーバイフォー工法の比率が高く
在来工法も、気密性を進化させた「新在来工法」がベースといえましょう。
ハウスメーカーよりも地場工務店の活躍する部分が大きい。
積雪寒冷という条件から、日本からというよりも
北米や北欧、といった世界の寒冷地域から住宅技術を多く取り入れてきた。
その過程で、技術ばかりではなく、デザインも、よりインターナショナルを
志向するようになってきた。総じて日本より、世界標準に近い。
伝統的なこだわりよりも、進取の気性に富んでいて
よりあたらしいものや、合理的なものを受け入れるユーザー心理もあります。
まぁ、この点は、何も住宅だけに限っていないことともいえますが。
こうしたことの結果、いろいろ面白いこともありますね。
性能面では、新住協といった「民間」の技術研究集団が
強い組織力を持っていて、リーダーシップを発揮していたりします。
また、いわゆる建築家に家を頼む、ということがごく普通に行われている。
さほどの心理的な壁というものを意識せず、頼んでいます。
でも、こうした部分、いわゆる住宅の「性能」と「デザイン」って、
もっと広く日本全体に広がってもいいのではと思います。
考えてみれば、日本って、歴史的に、かならず首都から文化が発信され
地方というのは、それをまずもって受容する存在だったと思います。
そうした部分で考えてみるとき、
こと住宅については、初めてといえるほど、寒冷「地方の」技術が
日本全体に広がろうとしているといえますね。
欧米でも、
カナダが人口2,000万、北欧も4カ国で約2,500万くらいに過ぎないのに
そうした地域で生まれた技術が、そこに隣接する南側の大きな住宅マーケットに
強い伝播力を持っている、といえます。
そうして考えれば、北海道と東北で併せて約1,600万、その他
「寒いニッポン」をあわせれば、ゆうにマーケットサイズは欧米を上回ります。
この逆さま地図は、そういうふうに考えるときの発想の起点。
北海道は、歴史的に見て、「地方」というよりも
日本全体の混血がもっとも進んだオールジャパンともいえる地域。
そうした地域から、日本全体に対して、はじめて恩返しをするような
そういったものとして、この住宅の進化・構造変化を
関東以南の地域に伝えていきたいものだと、思います。
そして、そのさきには、もっと多様なアジアも存在していますね。

東京の銭湯

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先日から紹介している「江戸東京たてもの園」探訪です。
わたし若い頃、ってそんなにじいさんではないのですが(笑)、
東京で大学〜就職したもので、よく銭湯にはお世話になっていました。
東京っていう街は、江戸期以来銭湯の文化を持っていた土地柄だろうと思います。
家に風呂がある、なんていうのはよっぽどでなければあり得ないケースで
そういう家は、使用人がいるようなお屋敷だったのでしょう。
一般人は、こうした銭湯が一日の疲れを癒してくれる場であり、
衛生面を支える大切な社会維持装置であり、
地域のコミュニケーションを作り出す最大の社交場でもあったのだと思います。
建物としてみたときには、民間の最大の大型建築で
一般的に2層吹き抜けくらいの高さを持っていた。
この銭湯は、東京の銭湯をまさに代表するような建物で、
神社仏閣を思わせるような大型の唐破風や、玄関上の七福神の彫刻
脱衣所の格子天井など、贅を尽くしたもの。
中には、いろいろな地域の店の広告があったりもしていましたから、
まさに地域の中心的な集客娯楽施設だったのでしょうね。
銭湯といえば、なんといっても浴槽の壁に描かれたペンキ絵!
タイル下地に、だいたいが富士山とか描かれているのが一般的。
って、なんでなのか? やっぱ、日本人の感覚の中に、開放的で
大きい空間認識というと、富士山、という刷り込まれたような認識があるのですね。
あまりにも日常的な銭湯が、なぜ移築保存されているのか、
わたしたち年代から下の人たちは、こういう銭湯に行ったことがないという人も
きっと多いからなのでしょうね。
こういう銭湯に、今日の温泉ブームを重ね合わせると
日本人の娯楽の原点、っていうことが強く感じられます。
昭和って、つくづく、遠くになってきたなぁ。

石垣島の家

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日本中、大寒波だそうです。
北海道にいると最近、ようやく冬らしくなったかなぁ、という感じですが。
全国34都道府県で雪が降っているのが観測されたとか。
暖冬気味だ、とかついこのあいだ言っていたのが、この寒さ。
でも、冬は寒い方が景気がよろしいと思います。
とくに今年は、本格的にウォームビズを考えていくきっかけになってくれれば
という期待も持っています。
やっぱ、仙台で借りている賃貸住宅は、ものすごく寒いです。
仕事が忙しく借りたのですが、正直、ここまで寒いとは絶句。
ようやく北海道に戻って、その「住まいの中の」暖かさ、にほっとする次第。
住宅性能のレベル差をまさに実感しております。
ということで、暖かい石垣島の住宅の写真です。
って、まったく、関連していませんが、・・・(汗)。
北海道人は、寒い冬の季節になると南へのあこがれが、より強くなるようで
一時期、冬というと、沖縄に行っておりました。
暖かい地方の住宅を見て、いっとき寒さを忘れていただきたい、と。
しっかりした石積みの塀を回して
そのレベルまで屋根の庇が下がっている寄せ棟、重たそうな屋根瓦というのが
きっと台風のことを考えているだろう、一般的な沖縄住宅の印象。
ごらんのように、門を入って衝立のような壁があり、それをまわって、庭が広がり
そのさきに主屋があります。瓦の上にシーサーが乗っかっているのは
最近というか、ここ100年くらいのことだとか、聞きました。
大体、向かって右側に床の間つきのハレの間があり、左側に台所が配置され、
場合によっては家畜の小屋も隣接している、という形式が多い。
塀と庭が、主屋と同じくらい大切な空間のように感じられました。
きっと半戸外の空間での暮らしが、一年中考えられているんだろうなぁ、と。
庭に面した縁も、開放されていて、
台風の時くらいしか雨戸も閉めないんじゃないか、
というような住まい方。
郷に入らば、郷に従え。じゃありませんが、沖縄ではほとんどハウスメーカー住宅を見ない。
見て歩いてほとんど印象がありません。
全国一、地域性を残しているのが沖縄の住まいだと感じます。
そしてそれが美しいし、暮らし方がわかって、ホント楽しい思いがします。
無個性で、どこにも同じ家がある、という住まいさみしいですよね。 
沖縄の家の地域性が、とても好ましく思えます。

「亜鉛閣」その周辺整備事業

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以前、取材したときにすぐ書いた「亜鉛閣」という住宅。
たいへん高名な建築家・山下和正さんの「終の住みか」です。
場所は、福島県南部・いわき市の隣村。
首都圏で活躍されてきた建築家としてはめずらしく、高断熱高気密をわきまえ
ツーバイフォー建築が日本に導入されるごく初期から取り組んでいたという建築家です。
建物は、そのように性能をしっかり追求されているもので
それはそれ、なのですが、取材で感激したのは
荒廃した里山の自然を長期の時間を掛けながら、回復させてきた営為です。
この建物が建っている敷地は、離農した農地だったのですね。
約8000坪の土地なのだそうですが、周辺は山に囲まれた盆地なので
自然体系としては、約12万坪の後背の広がりを持った土地なのだそうです。
そこが戦後に開拓農地として開墾されたけれど、
やがてうち捨てられて、自然が荒廃したまま放置された
という、農地だったのです。その意味では全国にたいへん多い、自然破壊の痕跡。
その土地を、長期にわたって、って約15年間だそうですが(!)
なんとか、植生を考え植樹し、植林し、山から出る水を管理する調整池を造成し、
破壊された法面を回復させたり、という自然回復の努力を傾けられてきたんです。
写真左側がそうした営為を配置図的にまとめたものです。
その結果、みごとに自然はその復元力を見せて
この周辺は本来の力強い、自然のサイクルが再生しています。
取材撮影ポイントのすぐ後ろ側には、野生イノシシの痕跡があったりもしておりました。
やがて自分の「終の住みか」にする考えとはいえ、
そこまでの営為を続ける、それを個人として続ける意志の力
そして、そうした営為を支える豊かな建築土木への情熱
こうしたものすべてが必要だっただろうと思うのです。
誰のためでもなく、こうした自然回復のために
自分が蓄積してきた技術や見識・知識を動員して時間を掛けてきたひともいるんですね。
建築の世界も、構造計算書偽造で騒がれています。
なんか絶望的な事件や、モラルの喪失を感じさせることがらが多い昨今。
一服の清涼剤の話題として、提供したいと思った次第。
なお、この亜鉛閣は1月15日発売の東北版リプランに掲載されます。
ぜひ、ごらんいただきたい住宅と、そのプランだと思います。

東北建築家カタログ、大反響

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店頭発売がこの12日だった、東北の建築家特集
いろいろな反響が舞い込んできています。やっぱみんなこういう本を待っていた。
本日、河北新報の広告の効果で注文、問い合わせ多数。
個人注文(札幌からは発送)7件、書店客注(札幌からは発送)1件、
取扱い書店の案内2件。という具合に大反響です。
写真は先週11日の日曜日に河北新報さんが書いてくれた紹介文。
やっぱり、地元意識って強いですよね、応援してやろうというメッセージが伝わってきます。
こういう仕事やれて、すごくうれしいなぁと感じる瞬間ですね。
この本の出版がきっかけで、また別な動きも始まっています。
きのう、わたしはJIA北海道支部の住宅部会忘年会に参加させていただいていましたが、
同じ寒冷地同士、東北の建築家のみなさんに、北海道の
建築家デザイン住宅を見せてもらう、見学ツアーを企画中なのです。
そのお願いに行ったのですが、こころよくオッケーしていただけました。
北海道と東北、両地域にまたがって、よい住宅建築を願っている
多くのメンバーの交流が、技術面・デザイン面で深くなってくれたらいいなぁと。
まずは、インターナショナル性が強い北海道の住宅の面白さを
多くの東北のみなさんに見ていただきたいんです。
また、同時に寒冷地ながら、伝統的なスタイルを持つ東北の
住まいのエッセンスも、北海道に伝わるとおもしろい。
そんな企画を進行させています。
地域密着だけれど、その地域を拡大させてきているリプランとして
ひとつ可能な、取り組みだろうと考えているワケなんです。
来年、いちばん寒さの厳しい時期に実施予定。
多くの参加と、平穏な天気を期待しています。 さてどんなことになるかなぁ、ワクワク。

ことしの北海道へのお勤め終了

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さて、タイトルの意味、不明気味ですね。
実は、公職じゃありませんが、北海道庁から住宅に関連する
いくつかの審議会などのメンバーを依頼されまして
とくに下半期には、3つもそれが重なりまして、スケジュールも大変だったのです。
それが、ようやく昨日、今年の予定が終了いたしました。
最後は以前、このブログでも紹介したセミナーへの出席。
悪徳リフォーム商法をやっていたひとが講演してくれた第1部にひきつづいて
わたしも出席する第2部、「あきらめないリフォーム」というテーマのものでした。
おかたい道庁のイベントにはたいへん珍しく、一般からの参加申し込みが多く
平日昼間という難しい時間帯なのに、200名以上の参加がありました。
やっぱり「悪徳リフォーム商法」への関心の高さ、なんでしょう。
第2部の方には、どれくらいの参加があるものか、心配でしたが
けっこう多くの人が席を立たずに、残って熱心に聞き入っていただけました。
写真下のように、室蘭工大・鎌田教授による
「圧縮グラスウール」の実演もあったりして、実践的な内容のセミナーでした。
切れ味鋭い、鎌田先生のトークで
かなり明瞭な方向性が示されていたと思います。
一般のリフォームユーザーのみなさんにも、
よい工務店の見極め、選択の基準をしっかりわきまえていただきたい、というのがポイント。
まったくその通りなのですが、わたしどもの雑誌など、
もっとその本質的な部分で明確なメッセージ性を高める必要があるかも知れません。
ひるがえって、こちらの姿勢も考える機会になったセミナーでした。
まぁ、でもこれで今年のお勤めが一段落。
10月以降で7〜8回のスケジュールでしたので、なんとか全部出られたということで
肩の荷が下りた気がしております。
これからは、もう少し、考えてお引き受けしたいと思っております。・・・ ふ〜っ。

方言・仙台のことば

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って、ふつう話していて、いまはほとんど標準語で
イントネーションがすこし独特な人がいるくらい、って、感じます。
で、そういうイントネーションで話す人ほど、やっぱ、おもしろくって魅力があります。
最近、沖縄出身で、完璧に方言で歌っている人がブレークしていますよね。
なんか、世間一般、方言についての感覚が変わってきたと思います。
わたしは北海道なんで、全国の方言がさまざまに混入してきている地域ですが
あんまり、北海道の方言について、恥ずかしいとか思った経験がありません。
東京でも、多少気にする人はいましたが、こっちは気にせず、
「なんもさ」「なした」「なまらこわいべさ」とか
バンバン使い続けていると、そのうち愛嬌を感じてくれるようになりましたね。
逆に言うと、そういうことで人を差別するような人とは
あんまり深くはつきあえないなぁ、っていうのが実感ですかね。
写真はきのう、帰ってきた仙台空港のレストランにあった仙台方言の額。
札幌市には、「白石区」っていうあきらかに宮城県からの集団移住地域名があったり
他にも、近郊に「伊達市」や、伊達家の集団移住である「当別」など
すぐ身近に、仙台・宮城の影響があります。
で、この表をしげしげと見ていたんですが、
あんまりぴんと来ない。まぁ、「かっつける」なんてのは、あ、そうなんだ、
って、思えるんですが、案外多くは、???って、感じです。
というより、宮城の人からも、あんまりこういう言葉、きいたことない。
東北の人たちって、関東以南の人たちから
ことばでずいぶん辛い経験をさせられたと聞きますから、
知らず知らず、標準語を意識して話すようになっているのかも知れませんね。
辛い経験をあんまりしていない、北海道人の脳天気な
言葉への感覚とは違う、重い経緯があるのだろうなぁと、感じます。
でも、こういう言葉、なんか楽しくって、
酒でも飲みながら、聞いていたら、いろいろな生活感覚が
すぐに実感できるようになる、「郷に従え」という面はあると思うのです。
秋田とか、山形とか、津軽とか、
けっこう、コテコテのひと、多いし、それがすごく楽しいんですけど、
他の地域とは、宮城の場合はちょっと違うなぁって、感じております。
さて、いかがなんでしょうか?

初期の「田園調布の家」

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関東の住宅シリーズ、その2です。
今、高級住宅の代名詞になっているのは、やっぱ地名。
そのなかでも「田園調布」っていうのは、わかりやすい高級住宅地。
その初期に建てられた住宅がこれ。
関東大震災で密集した街並みの結果、類焼した経験から
復興期に、「田園住宅」という発想が生まれ、アメリカの郊外型住宅をコンセプトに
ゾーン開発された、という経緯が説明書きに書かれています。
平屋で、屋根の連なりでデザインがまとめられ、
たっぷりの庭に対して開かれた間取り計画。
内部は、当時考えられた「欧米住宅」のエッセンスが凝縮されていて
和室もありません。調度や壁紙のデザイン、
水回りの設備、ガラスの多用などなど、
今日に連なってくる日本のモダニズムというものが理解できる。
ここから、こうしたものへの強いあこがれから
日本の現代社会文化は始まったんだ、というように感じられます。
建てられた当時は、きっとたいへん異国的で、
目指すべき近未来の日本人の暮らし方の形を明瞭に示していたのでしょうね。
司馬遼太郎さんの本を読むと、
日本はずっと、こういう「博覧会的な都市・建築」を目指すべき形として
社会に目標が与えられてきたのだ、といわれます。
たとえば、仏教と統一国家という当時の東アジア国際情勢の中で、
日本が迫られていた実現すべき概念を、明示的に示した「奈良のみやこ」都市。
そのときには、きわめて強烈に「国際的」なことがらを
わかりやすく移築して持ってくる、というワケですね。
それも日本社会の伝統のようなものなのでしょう。
この田園都市住宅、というコンセプト型住宅からもそれが強く感じられます。
今日、あまりにも一般化されていて、そのことの始まりに
ほとんど注意が向けられていない、そうした社会文化の
ターニングポイントだったのかも知れない、と思います。
だから、長くわたしたちの意識の中に「高級住宅地」というイメージが
変わることなく蓄積されてきたのかも知れない、なぁと。
そんな印象を抱かせられた住宅でした。
単純に美しいし、庭との関係もここちよい
とてもステキにわかりやすい、うっとりする家ですよね。

友人のジャズギター

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ことしは聴きに行けなかった、・・・さみしい。
古くからの、高校時代の友人で、おもしろいヤツがいます。
高校在学中から、ホントは進学校なんだけど、
あんまり勉強は好きでなくて、
ハマってしまったギター一筋の人生を選択したヤツです。
事の真偽は不明だけれど、失恋して日本一周のバイク旅行行ったりとか。
そうかと思うと、東京でナベサダ(渡辺貞夫〜高名なジャズメン)に見いだされたり。
麻雀一緒にやっていたら、
外人の奥さんがほかのひとの手を英語のスラングで教えて
いかさま?呼ばわりされていたり、とか。
その奥さんと離婚したり。
いつのまにか、シカゴに行って、
その後ミュージックアカデミーで教えるまでになったとか。
まぁ、いろいろと人生をおもしろく縦横無尽に生き続けているヤツなんです。
ついこないだは、再婚してうまれためんこいこどものために
突然、フィージーに引っ越ししたり、
おおそうか、とみんなで訪問するかと話してたら
思うまもなく、あそこはあきたから、とメキシコに移住しています、とか。
今回札幌での演奏会では、ちょんまげ風の頭で、
友人から「メキシコ床屋ないんだべ」とか揶揄されとりましたが・・・。
「ホントかよ」とかヤジ飛ばすヤツもいたりして(笑)。
まぁ、わたしたち高校時代からずっと、消息を通していて
まるでファミリーのように、
人生の足跡を確かめ合いながら、生きてきているわけです。
名前は笹島明夫。最近は、インテリアショップ「franc franc」の
店内バックミュージックを頼まれたり
なかなか、名前がビッグ気味になってきております。
いろいろなしがらみを背負って、あまり自由ではない人生を選択するほかない
多くの友人たちの、ひそかな願望の世界を、そのままに生きているんですね。
ここんとこしばらく、10年前くらいから、
里心がついたのか、年末に札幌に演奏旅行に来てくれます。
毎年、かならず年に一度の生ジャズを楽しませてくれていたんですが、ことし
どうしても、都合がつかなくて残念なことに、わたし欠席。
ウチの会社に姪御さんが働いてくれていて、
彼女が写真と演奏の録音をとってくれました。
いいっしょ、こうして友だちのジャズ演奏を楽しめるなんて、
って自慢できます。
でもやっぱ、人間忙しすぎると、こんな不義理もしちゃいます。
すこし、ゆったり、分刻みのスケジュール生活からの脱却を考えなければ・・・。
なんか、目的と手段が、人生で逆転しちゃっているかも知れませんね、
反省しながら、i-Podで、この演奏録音を楽しんでいるところです。