
きのうはようやく健康を復活させて
室蘭へと往復しておりました。
スタッフと同行でしたので、運転は任せきりでしたので
これもよかったのか、無事要件を果たすことができてひと安心。
で、帰ってからはひたすら寝ていて、休養に努めております。
やはり金曜土曜と無休のような2日間はちとこたえた。
しかし、この2日間交わされた論議は
今後の住宅性能論議にとっても意味が大きかったように思います。
なんですが、2日間、久しぶりに見た
小室雅伸さんの建築について、
本州地区のみなさんから、「いさぎよさのある建築」という
まことに正鵠を穿った意見が寄せられて、
そういう意味でもうれしい思いをしております。
小室さんの建築はいろいろ見てきていますが、
性能をまずは絶対的に優先させて、そこにこだわり、
そこから、デザインを出来るだけシンプルに絞り込んで組み立てていく建築。
いうならば「暮らしの素器」とでも呼べるような
単純化された装置に還元していくように思われる。
それが、テーマの明解さに繋がって、使う人間にここちよさの実感が迫ってくる。
そんな建築のような気がします。
だから奇をてらうようなことは一切しない。
立地環境とテーマを読み解くと、
そこにすべてをシンプルに収斂させる。
東西に細長い郊外の敷地の建物で、
南北方向に目一杯に細長い建物を建てて、
一日の日の光の入りようをデザインした住宅がありました。
「ダルビッシュが冬の間、投球練習できるような家」という
笑いを取ったネーミングを付けていましたが
そういう単純化にまことに潔く集中していくデザインなんですね。
会場になった保育園の園舎は
ごらんのような建築と一体となった庭を持っていました。
RCの平屋屋上部分を緑化し、
そこに向かってスロープを降ろすように緑化をデザイン。
こどもたちの遊び心を誘発するような建築的な装置を仕掛けている。
この単純化によって得られる大らかさのようなものがあって、
建てられる建築に、使うシーンがオーバーラップしてくる。
聞いてはいませんが、きっとこの緑の芝生傾斜には
その強度とか、植生の丈夫さとか、
相当な計算が為されていることが推測されます。
こういう建築の姿勢に、いつも癒される部分を感じる次第です。
Posted on 11月 6th, 2012 by replanmin
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さて、2日のセミナーでは
北海道建築工房の小室さんや建材事業者さんの発表の後、
札幌市立大学の斉藤雅也先生と
東京都市大学の宿谷昌則先生による講演が行われました。
斉藤先生は、宿谷先生のお弟子さんということを
このときに初めて知りました。
宿谷先生のお話は、これで3度目くらいなので、
大体のあらすじは分かっているのですが、肝心のエクセルギーのところが
概念としてはなんとなく分かるのですが、
どうも明瞭には把握できない。
わたしだけが勉強が足りなくて理解できないのかと思っていたら
主催の小室さんも同じように「わからない」と言っていました(笑)。
正直な人は(笑)、なかなかわからないのか。
なんですが、総体としては非常に理解できる。
なにやら不思議な理解の仕方ですが、まぁそういう感じであります。
一方の斉藤先生のお話は、札幌市の動物園の活性化のために
私立大学の先生たちに課題が与えられ、
先生はオランウータンの活性化を担当されたそうです。
で、オランウータン獣舎の温熱環境の改善に取り組まれたそうです。
「本人に様子を取材するのが一番なんですが、聞けない・・・」
という話で笑いをとったあと、
緑化と断熱、ホットポイントとクールポイントの設定などを
環境設計した様子をお聞かせいただきました。
エクセルギーの実践として、たいへんわかりやすかった(笑)。
どうもエクセルギーって、微気候とか、
エネルギーの変位のようなことでここちよさに迫っていく手法開発のようです。
オランウータンは、全体として熱帯の環境を再現する必要があるけれど
これまでは、空気環境、温度や湿度程度の環境解析しかなくて
それで事足れりとしていたのに対して
そうではなく、いろいろ複合的な環境設計が不可欠なのだ
ということを表していると思われるのです。
結果としてオランウータンは、
元気いっぱいに園舎の中を移動しまくっていて
まことに大らかな大自然の勇者としての姿を札幌で再現している。
住宅の環境設計においても、たいへん多くの示唆に富んでいると
実感させられた次第であります。
さて、本日より日程どおり健康状態も復活。
無理せず、頑張っていきたいと思います。
Posted on 11月 5th, 2012 by replanmin
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さて、金曜日午後から土曜日いっぱいまで
JIA北海道支部性能デザイン委員会主催のセミナーが開かれました。
主催者の小室雅伸さんの設計したQ値0.9のRC外断熱の建物を実感しながら、
全国から来られた住宅技術専門家のみなさんが
大いに交流を深められました。
わたしは、小室さんの趣旨に賛同して情報拡散に務めておりましたので、
会場にはたくさんの知己が参集されました。
北海道内に限らず、むしろわたしの担当は道外のみなさんということで、
ほんとうにみなさん、遠くから駆けつけてくださり、まことに感謝。
そういった経緯でしたので、論議は活発に交わされ、
それこそ、会場各所で夜遅くまで徹底的な話し合いが持たれておりました。
わたしも、道内の方と道外の方との話し合いを取り持ちながら
随所で、話に花を咲かせ、関係を取り持ったりしておりました。
北海道の研究者は、前北大工学部教授の荒谷先生、北総研福島さん、
札幌市立大学の斉藤雅也先生、北大の菊田弘樹先生などが参加。
一方、道外からは東京都市大学の宿谷昌則先生、東大准教授の前真之先生など。
これだけの「住環境」の研究者が参集する機会というのも珍しい。
それも道外道内を問わない参加者だったので、
たいへんお互いに新鮮なミーティングになったと思います。
そのほかの住宅関連事業者、設計事務所などはそれこそ多士済々。
それこそ伝統木工法のスペシャリストまで参加されているので、
作り手のみなさんはそれこそ千差万別。
しかし、そうしたみなさんも、高断熱高気密の真髄に触れて、
大いに認識を一新されていたようです。
ということなのですが、
わたしは、さすがに多忙だったので、
本日は体調を崩してしまい、休日診療の病院にご厄介になったりしておりました。
週明けにもスケジュールが詰まっていたので、
親戚関係の会合はやむなくキャンセル。
ということで、本日のブログ更新も遅れておりました。
無事ですので、ご安心ください(笑)。ではでは。
Posted on 11月 4th, 2012 by replanmin
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さて2日(金)には、JIA北海道支部建築デザインセミナーが開かれました。
っていうか、今現在も開かれています。
事前の参加者予想では、120名を超えるのだそうで、
まさに住宅性能の話としては、画期的だと思います。
それも本州地域からの参加が30名近いと言うことだそうです。
わたしも主催の小室雅伸さんと親しいので
なかばは主催のヘルプのようなことをしております。
全国からわたしのご案内で来られる方も多い。
そうしたみなさんにご挨拶は欠かせませんので、
場合によっては、ブログの更新が出来ないかも知れない。
ということで、「予約機能」を使って、前日のうちに書いています(笑)。
過去から未来を見据えて、たぶんこうなるだろう、という視点で見ている次第(笑)。
いきなり種明かしですね。
まぁ、仕方ありません、ご理解ください。
でも、場合によっては時間があって、更新できるかも知れません。
いろいろなみなさんが来られる予定なので、
あちこちと行ったり来たりを繰り返しているものと思われます。
東京で、あるいは東北で出会った多くのみなさんであります。
しかし、住宅性能の技術についてのセミナー、
それも専門家を集めてのものって、こんなに集客力があるのですね。
道庁さんや北総研さんは、ひとつの貴重な「地域資産」として
こういう「集客力」も評価するべきですね。
それもみなさん、手弁当で来られるのですから
すごい。
しかも徹底討論は、深夜まで酒を酌み交わしながら、
という小室さんの無謀な計画であります。
そのあたりの収拾については、小室さんの力量にお任せするしかないのですが、
さてどうなっていくのか、先は読めませんね。
ということで、落ち着いていたら、
写真などを更新したいと思います。
また、詳細については、5日以降のブログで紹介して参ります。
ではでは、ふ〜〜〜。
Posted on 11月 3rd, 2012 by replanmin
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さて本日は、この秋に出版した新企画のご紹介です。
注文住宅の作り手のみなさんたちを紹介するには、その建てられた住宅が
一般的にはいちばんわかりやすいだろうと思います。
ただ、わたしたちのように建て主と作り手の中間にいる人間からすると
双方の「相互理解」というのが一番大切な部分だといつも思わされます。
いい家って、結局はその雰囲気に人間らしさが醸し出されているのですね。
そこには、双方の人間性がいい関係として表現されている。
いつも、そんな思いを抱かされています。
そうであるならば、建て主さんのほうは住宅の取材で掘り下げられるけれど、
あまり取り上げようのなかった、
「黒子」としての作り手のひとたちの存在を表現してみたい。
家づくり、それも注文住宅では、
こういった部分がきわめて大切で、よい関係づくりに役立つのではないか。
そんな思いを1冊の本にまとめてみた次第です。
そうすると、キャラクターが実に多彩に際だってきた。
取材に伺うと、勢いよく身の丈までありそうな草藪に飛び込んでいって
自然そのままの川釣りスポットに無心で溶け込んでいくようなひとも出てくる。
あぁ、こういう人なんだ、と深く納得できるのです。
そんな、普段はその建てた住宅だけを表現しているひとたちを
クローズアップした住宅の人間情報です。その人間性ドキュメント、
ぜひ、手にとってご覧ください。
家はひとが作っている、そのことが実感できると思います。
北海道のくらしの演出家たち 18
2012年10月25日発売
A4版・平綴じ/オールカラー128p(表紙共) 定価780円(税込)
北海道の書店、amazon、Replanホームページにて発売!
豊かさに満ちた住まいを実現するとき、大きな力になるのは
暮らしを演出するプロたちと建て主の
相性や、協同してものをつくっていく「共感力」。
建て主と演出家の関係は本来、そんな深みを持っています。
いいものをつくりだしていくのは、究極的には、人と人との結びつき。
そう考えReplan本誌企画「くらしの演出家たち」では、
北海道を代表するような「暮らしを演出するプロ」の、人となりを紹介してきました。
総集編としての今回の出版に際して今までご紹介した方はもちろん、
多くの新たな演出家たちや作品集もたくさん加えました。
個性あふれる演出家たちの時間、空間、瞬間。
そこから、共感できる部分が見えてくるかも知れません。
そしてそのことが、あなたの家づくりに決定的なきっかけを与えてくれるかも知れません。
Contents
[道央エリア]
石出 和博 ハウジングオペレーションアーキテクツ HOP
菊澤 里志 キクザワ
小西 永高 小西建築工房
小松 幸雄 小松建設
齋藤 保雄 勇和建設
坂本 博文 北デザイン建築工房
白石 典子 アクト工房
須藤 芳巳 SUDOホーム
髙橋 正樹 エディア.デザイン.ガーデン
田中 寿広 三五工務店
名古屋 志津子 久末弘信建設
藤本 忠宏 ケント・ハウス
横沢 陽子 SAWAI建築工房
[道北エリア]
芦野 和範 芦野組
澤田 和宏 アクト建築工房
華輪 茂 シーゲル
[道東エリア]
後藤 薫 とかち工房
丹羽 豊文 丹羽設計企画
ReplanWebサイトでは、特別コンテンツも公開中!
http://web.replan.ne.jp/content/producer/
Posted on 11月 2nd, 2012 by replanmin
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さてきのうは、楽しい教習所通い(笑)。
たぶんわたしは2度目になる「免停講習」であります。
恥ずかしいのですが、以前も一度、ゴールド免許制度が出来てすぐに
こちらにご厄介になった記憶があります。
制度が運用されるのは4月からだけれど、
わたしは3月生まれで適用されず、5〜6年無事故無違反できていたのに
ゴールドが取得できず、その直後に当時、導入されていたけれど
まだ違反摘発事例はそれほどなかった「シートベルト違反」で
たまたま一斉摘発で上げられまして、
それをきっかけに速度違反、駐車違反が相次いで、6点を迎えてしまったのですね。
まぁそこから反省してゴールドを獲得して
来ていたのですが、今回は一発免停の速度違反であります(泣)。
まぁそういうことで、経験もあって大体は予想できる流れなのですが、
でも確実に10数年は経っているので、
何もかも忘れているし、制度運用の側も変化が大きい。
こちらも浦島太郎のような状態であります。
なにより懲罰的な教習時間の長さであります。
おおむね終了したのが午後4時前ですから、都合、8時間は缶詰め。
午前8時前に自宅からクルマで約30分ほどの免許センターまで。
カミさんに送ってもらってようやく到着。
そこから手続きをして、第3教室で13番というのが
便宜上、当日のわたしの呼び名にさせられる。
なかなかに屈辱的であります。
まぁ権力側としては、
一応、国民側の権利などの説明もそれなりに配慮はされていますが、
やはり基本的には懲役的な取り扱いが下地にあるように見受けられます。
安全運転講習が午前いっぱい。
休憩時間には、あれこれの連絡事項があって仕事の処理。
昼休みにはパソコンとポケットWifiでの通信も出来るので、やや助かる。
で、午後からは「運転シュミレーター」の模擬運転講習。
普通の運転のように画面を見てやれ、といわれるのですが、
その画面はゲームのようなアニメ画面。
それも視野はまったく狭く、運転の実態とはまったく違う。
そのうえ、教習官の指示には従った方が正しい指示と
「こう言われたからと言って、鵜呑みにしてはいけません」という指示がある。
おいおい、であります。
「40kmで走ってください」
「画面ではいろいろな変化があるので、もっと速度は下げる必要がありますよ」
というようなまるで悪意に基づいたとしか思われない「ひっかけ」が随所にある。
というような模擬運転を6コースも走らされます。
途中から、こういうアニメ画面に必死に向かう行為が、辛くなる。
ダメであります。
どうも平衡感覚が狂って目眩を覚えてきてしまうのだ。
吐き気を催してくる。
まぁなんとか、ギリギリのところで持ちこたえたのですが、
これはいささか、常軌を逸しているのではないか。
現実の運転とは似ても似つかないトンデモ体験をさせられて、
それであれこれ、口うるさく注文を付けられるというのはちょっと納得できない。
休憩時間、目眩状態からなんとか立ち直るように水などを飲みましたが、
結局1日、続いておりました。
ああいうバーチャル体験、どうなのでしょうか?
医学的な見地からの検討が必要なのではないかと疑問を抱きました。
まぁまさか、あれも懲罰の一種なのでしょうか?
というような次第でしたが、
なんとか無事に1日に免停は短縮できました。
帰りには、ふだんまったく経験することのないバスでの帰宅の旅。
途中からは、坊主の通学の路線と同じ路線を走ったので、
坊主の日常の目線も確認することが出来ました。
やはり見方というのは、多様に複眼的に見る必要がありますね。
さて、これを肝に銘じて、安全運転を心がけていきたいと思います。
ふ〜〜〜〜、やれやれ。
あ、その後、日ハムがうっちゃり勝ちのような勝利で
やや、モヤモヤの溜飲を下げてくれました、ありがとう!!
Posted on 11月 1st, 2012 by replanmin
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いやぁ、やっぱりニュースくらいは確認する必要がありますね(笑)。
わたし、昨日は一昨日の仙台での仕事でたくさんの宿題ができて
なるべく早く札幌に帰りたいと考えて、
予定の便を早めようと、朝一番近くの札幌便に変更して
鉄道で仙台空港まで行きました次第。
なにやら、駅員さんが拡声器でがなり立てているなぁとは思いつつ、
空港カウンターに到着。
そこでなにやら、大騒ぎが起こっている。
「え、なになに・・・全便欠航って、それ仙台のことなの?」
であります。
前に一度、千歳空港が悪天候のために順延して以来の珍事であります。
まぁ、泣く子と不発弾には勝てない。アメリカとも言えるけど・・・。
戦後67年も経ってもまだ、不発弾が出てくるんですね。
ひょっとすると、地震の時に海底から運ばれてきた?
で、それはまぁしょがない、ということで、
気付いたのが早くだったので、
さてここから札幌までどう帰るか、であります。
わたし、恥ずかしながら、本日は楽しい免停30日の講習日。
日程は朝一番なので、帰りを延ばすことはできない。
そうすると、ほかの空港まで移動してそこから新千歳に向かうか、
その場合、仙台の近くといっても、山形や花巻、福島は考えられない。
その日に行ってのフライトでは値段も高すぎるし、アクセスも悪い。
一番アクセスがいいのは、新幹線を利用して東京羽田に行くのが浮かぶ。
しかし、札幌に行くのにわざわざ仙台から東京って、
どうも、いかにもバカバカしい。
仙台駅まで戻って、JRの窓口まで行くまで考えて、
結果はJR乗り継ぎで、新千歳空港まで向かうということに。
電話連絡でカミさんに言われるまで、
わたし千歳にクルマを置いていたことを忘れていた。なので、
チケットは仙台から札幌ではなく、新千歳であります。
時間は新千歳まで約7時間であります。
昔に比べれば、ものすごい時間短縮ではありますが、
今どきとしては、たいへんな時間のロス。
なんですが、乗ったはやて新幹線では、電源コンセントが付いている。
なので、新青森まではずっとパソコンを使って書き物仕事に集中。
さらに函館までの津軽海峡線列車内でも、無電源で仕事を継続。
都合4時間近く、デスクワークが出来たので
まぁ、便利な時代になったことが実感できますね。
途中、滞留時間を利用して、持参したポケットWifiを利用して
必要なメール送信もこなすことが出来たので、
考え方によっては事故で集中力が高まって、ライターの仕事ははかどった。
移動電話でメールもチェックできるし、各所との連絡もできる。
まぁいちいちデッキに移動する若干の手間暇はあるけれど、
そこそこストレスなく、仕事には打ち込めるものであります。
しかし、函館からの特急は満席だったので、
3時間ほどはさすがに作業が出来ませんでした。
ということで、空港でクルマを引き取って無事、午後6時頃に
事務所に帰還いたしました。
やれやれ。そうしたら札幌ドームでは日ハムが勝利。
珍しいような不幸でしたが、運の風向きがだんだん良くなっていく、
そんな風にも思われる一日でありました。
でももう二度と体験はしたくありません(笑)。
Posted on 10月 31st, 2012 by replanmin
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どうも最近、書く仕事がすごく増えていて
夜、というか夕方くらいには睡魔が襲ってきて
8時くらいには寝てしまっている。
でもその分、夜中の12時とか1時とかに目が覚めて
そこから延々と書き物をし続けるような状態が続いております。
きのうも、ほとんど同様の生態を生きて、
その後、朝一番の飛行機で仙台に入り、
各種打合せを済ませ、その宿題材料を抱えて、ほぼ同様な生態。
で、電話も掛かってこないので、どんどんはかどる。
そんなことなので、成果物の原稿類の送信は朝一番、
といっても午前4時とか5時に送られております。
睡眠時間はそれほど減っているわけでもないので、
まぁ、健康にもそんなに影響はないのではないかと思っております。
昔、高校や大学の頃にもこんな生活だったかも知れないなぁ、
と懐かしんでいますが、あのころよりは生産性は上がっている。
まぁあのころは、朝がとにかく起きられなかった。
一体どこの時間に寝ていたのだろうと不思議ですが、
そうですね、昼間の授業時間に寝ていたのですね(笑)。
そうやって考えてみると、わたしはなかなか勉強しようとは
努力していたのかも知れない。
「やらなくっちゃ」とは考えていたから、あのようであったのではないか。
まぁいまは昔の物語、息子には自慢話にしか聞こえないだろうか。
こういう習慣はやはり長期間になると
すこしは心配した方がいいのでしょうね。
でもこういうライフスタイルから、念願の書き物へと気持ちも向かっています。
まだ習作段階なのですが、すこしずつライフワークにも
じわりじわりと近づいています。
あんまり無理せずに、夢には一歩ずつ、向かっていきたいです。
ということで、仙台のホテルにて缶詰め明けの朝であります。
Posted on 10月 30th, 2012 by replanmin
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地域型住宅、という言葉は
北海道や東北にいるとサッパリなじみがなく、
あんまり実感をもった響きがなかったのが実際です。
この地域型住宅というのは、国交省やロビー関係では
かなり20年前くらいから、そのコンセプトが語られ続けてきたとか。
ただし、一般的にはまず一顧だにされなかったのではなかったか。
ところがそういう状況が、東日本大震災以降
被災地の住宅関係機関との話し合いのプロセスを経て、
論議が「地域型住宅」という方向に国策として舵が切られてきた。
理念としては、被災地の住宅復興も見据えれば、
地域の作り手の協業化は避けて通ることが出来ない。
地産地消の大きな方向も実現できる、ということのようです。
そういった経緯はまぁ、受け入れ可能だし、賛同もできる。
しかし、どうもこの「地域型」という考え方自体、
東京や、中央による押しつけの雰囲気が抜けないと思う。
この政策推進に当たって、地域の工務店の立場からの意見を
ヒアリングしたときに、当の工務店側から、
「わたしたちの地域では、ユーザーは東京に建てられている住宅デザインを
求められているのが実態だ。」
「地域型なんて、地域では誰もそんなものを望んでいない」
「たぶん東京の人が地方に行って、この地方に似合う家を見たい、という
観光気分的エゴを押しつけているのではないか」
というような意見が出たと言うことです。
まことに正鵠を穿った意見で、思わず膝を打たされた次第。
ただし、「東京の家を求めている・・・」というのは
いかにもさみしい(笑)。できれば寒冷地・北海道の家を、
というようになって貰いたいものだと思うのですが(笑)、
まぁ、ユーザーの多数意見というのはそういうものでしょう。
そういった少数意見は、しかし、ガス抜き的に扱われ、
写真のような、真壁で白い塗り壁と規格的な形状の屋根を持った
「地域型住宅」のデザイン的な画一化が進んでいるのではないか。
端正で、つつましやかで正直そうな外観デザインであって、
反対したい、というのではないけれど、
さて日本中、同じような「地域型住宅」になっていくのは、
それはそれでどうであるのか。
どうもわたしにも、よくはわからない。
こういったデザイン形状を持って、日本の民家と方向付けすべきなのか
どうもそのような「なんとない雰囲気」が見えていて、
多少、疑念のようなものが湧いてきている次第なのです。
みなさんはどうお考えでしょうか?
さて、本日は仙台へ移動であります。
大急ぎで、飛行機に間に合わせなければ・・・。ではでは。
Posted on 10月 29th, 2012 by replanmin
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先日の松村秀一東大教授の講演で、
いくつかのインスピレーションを受けております。
そのなかでも、個人というものの位置づけについてのお話しが
たいへん、残り続けております。
日本人は未曾有のほどに、現代社会で住宅を建て続けてきたのだそうです。
わたしたちは、その渦中にいるので、
年間で100万戸近い新築住宅というのに
慣れ続けているのですが、
人口千人あたりの住宅着工数で、長く10戸を超え続けていたという
稀有な国なのだそうです。
2008年段階でも6戸を超えていて、欧米主要国と比較して
ダントツのトップになり続けている。
こんなことが続き続けるわけがない、事実大きく下がってきている。
というようなことなのであります。
これは、どういうことなのか、
長くたくさん作りつづけてきたというのはなぜなのか、
ということを考える必要もあるし、
その上に立って、今後どのように構造変化していくのか
そういう道程を探ってみる必要性もある。
で、そもそも「家」というのは、
社会文化的に見て、日本人というのは
相当なこだわりが、そこに込められているのだろうか、ということ。
家紋なんていう、紋章を持った家柄なんて、
欧米では貴族くらいしかいないのではないかと思われますが、
比較的に階級移動が激しい社会であると言われる日本で、
家紋というような「家」意識の象徴のような文化が
いまでも一定の価値観を持っているということも
なにか、面白いと思います。
皇室王家がいまも現存し、その家紋が菊であるというような
そういう社会なのでそうであるのか、
判然とはしませんが、でも日本人に強い「家」への執着、こだわりが
あることは、どう考えても明確でしょうね。
しかし、現代は家族数を1割以上上回って住宅が存在する時代。
さらにこのような戸数の増加は、同時に家族数の決定的な減少とも
連動しながら発生してきたことも重要な事実。
今後がどうなっていくのか、考え続けていかなければなりませんね。
ちなみに、わが家は2つ巴が家紋でして、
どうも水に関係している海賊的な出自ではと、
恐る恐る考え続けております(笑)。
わたしは、平和的な考えの者ですので誤解なく。
Posted on 10月 28th, 2012 by replanmin
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