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愛 地球博ー2

さっそくいろんな人からコメントをいただき、とてもうれしいです。
さて、今日は昨日のつづきを。
きのうも触れた長久手日本館はさまざまな近未来技術と、伝統的な知恵がたくさんあります。くわしくは日本館HPを、見ていただければと思いますが、感銘を受けたのはハイテクを利用した「屋根の打ち水」。
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竹の皮膜の中側の屋根には、光触媒の素材が使われそれに水を流して、ちょうど打ち水を打って気化熱を奪うという日本の伝統的な知恵で、涼を生み出しているのです。
まさに南の知恵、とうなりました。
という話をJIA北海道支部長・圓山彬雄さんとしていたら、こうした知恵のマザーは南方アジアの伝統的な建物のつくられようからヒントを得ている、と聞きました。こうした技術は、すぐにも住宅建築に活用されるようになるのではないか、と期待を抱けますね。
さらにおもしろい省エネルギーな試み2つ目。
会場のあちこちで、間歇的に蒸気のような白煙が上がって、いわば霧吹きのような打ち水装置が働いています。ちょうど電力館での時間待ちの列でも設置されていました。
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これは浴びてもほとんど濡れることがないほど細かい、ドライミストの蒸散による外部および半外部の冷却装置。
万博名物の「時間待ち行列」、それも酷暑の炎天下、一服の清涼感を与えてくれます。
北の「高断熱・高気密」とはまたちがったアプローチですが、どちらも目的とするところは同じ部分があります。こうした知恵の総和がよい住宅、よき環境という目標に近づいてくれることを期待したいものです。
<PS>トップページの「おにぎり」と右側の「おにぎり」作りアニメは、私のイメージキャラとしてスタッフが作ってくれました。 ありがとう!

愛地球博

先日、小4の息子と愛地球博に行ってきました。
多くの展示施設でもっとも大きく取り上げられていたのは「環境問題」。
そんななかでも、なんといっても感銘を受けたのは、長久手日本館です。
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建築の世界でも、ヨーロッパ各国での実践など、サスティナブル〜持続可能〜な社会の実現への関心はどんどん高まってきており、20世紀がコンクリートとガラスの世紀だったとすれば、21世紀の建築は木や自然素材への回帰の世紀だと実感できるようになってきています。
そういう流れの中でアメリカはややクールなスタンスを取っていて、政治的にもヨーロッパと距離があり、日本は
政治的にアメリカ寄りという印象があります。
しかしこの長久手日本館では、京都議定書の文脈の中で、いま日本の建築が向かうべき方向がはっきり提示されていたと感じます。
基本構造は木造。それを竹のドームで被覆し2重壁とすることで、空気層を確保して自然素材と風などのエネルギーを使って、ほぼ熱帯と変わらない日本の夏の気候に調和し、それを克服しうる建築となっています。
外壁面には壁面緑化、それも日本の風土に適した笹が植え込まれるなど随所に知が凝縮されていて、十分に未来の建築を感じさせてくれました。
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北海道とは違って関東以南の夏の暑さはすごい。
北では基本的に暖房負荷の軽減がもとめられますが、南では冷房負荷にほんとうに立ち向かっていく必要があると思います。 長久手日本館についてはHPでも見ることができますが、機会があれば、ぜひ体験されるといいと思います。
根性なしの親子は会場で、父はビール、息子はジュースとひたすら水分補給に努めておりました。
でも北海道人にはあそこまでの暑さが、うらやましい・・・と思っていたらここんとこの、この暑さ!
やっぱり、温暖化・・・なんでしょうかねぇ?

こんにちは リプラン編集長・三木奎吾です。

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雑誌リプランのHPとしてスタートして、もう丸8年。
住宅クレーム110番というページが人気になったので、それをコンセプトにしたNPO住宅110番を立ち上げてきました。
毎週5件前後の相談〜アドバイスを掲載してきていますが、ほんとうに多くのボランティア回答者のみなさんのおかげで続いてきています。 こころから感謝いたします。ありがとうございます!
みなさんご存知かと思いますが、「リプラン」というのは北海道・東北で季刊発行している住宅雑誌です。
ですから、いわゆる「高断熱・高気密」の住宅技術が、基本条件として必要とされる地域でのすまいのありよう、暮らし方のありようというようなことを大きなテーマとしています。
雑誌やHPでは、そうしたテーマを、できるだけユーザーレベルのわかりやすさで表現したいと考えています。
さらに北海道で始まったこの日本のすまいの高性能化が、次の段階でどういう「暮らしデザイン」を生み出せるのか、わくわくしながら、この日本住宅の進化のプロセス・現在をおおくの住宅ユーザーに伝えていきたいと考えています。
このブログでは、上記のようなテーマを基本にしながら、いっぽうで肩の力を抜いて、日々の多くのみなさんとのめぐりあい、旅先でのこと、取材先で感じたことなど幅広いテーマで書いていきたいと考えています。
でもできれば一方通行ではなく、みなさんからのこのブログを読んでみての声をお待ちしています。ほんとうは、それが最大の願いなのです。
みなさんの声を聞くために、自分から声を掛ける、
そんな思いで、書いていきますので、ぜひご愛読ください。
<写真は札幌の当社オフィス外観です>