
さて本日、Replan東北最新号〜36号の発売です。
最近、わざわざわたしどもの仙台の事務所まで
雑誌を購入に来られるケースが増えています。
東日本大震災が発生して以来、住宅復興のためのボランティア雑誌として
「東北の住まい再生」誌を無料で各県窓口から配布していますが、
そういうことで、本誌に対しても注目度が増しているのかも知れません。
大変ありがたいことと、深く感謝している次第。
こういったご期待に沿えるように、より一層の誌面の内容の充実を
一生懸命に頑張っていきたいと、力が湧いてきます。
ということで、きょうは内容紹介とお知らせであります。
なんだ宣伝か、と思われず(笑)、お読みいただければ幸いです。
【特集】Kitchen+(キッチン・プラス)
新築でもリフォームでも、住まいづくりの大きなポイントは「キッチン」。
そこに立たない日はないからこそ、自分好みの装備は必須だし、
家族や親しい仲間と過ごす大切な空間だからこそ、お気に入りの場所にしたい。
そう。キッチンと言っても、それぞれの家庭に特別なこだわりや
プランの要となるポイントがあるはずなんです。
そんな「+α」を見つけるべく、テイストもスタイルも異なる8つのご家庭を訪問。
ReplanWEBとの連動企画では、豊富な事例もご用意しました。
システムキッチン派は、各メーカーのおすすめ商品も必見です。
Contents
●特集/Kirchen+(キッチン・プラス)
●エリア企画 豊かな暮らしをつくる 山形の家
●リフォーム特集
●NPO 住宅 110番
●TOHOKU ARCHITECT
宮城県「仙台の住宅」納谷建築設計事務所
お求めは、お近くの有名書店かコンビニで。
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Posted on 7月 21st, 2012 by replanmin
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さて、早朝散歩を心がけるようになって2週間くらいは経ちました。
いまは仙台におりますが、
変わりなく、ホテルの周辺を歩きまわっております。
仙台駅周辺・西口近辺のホテルからケヤキ並木を抜け西公園までのコースとか、
逆に東口方面の榴ヶ岡公園までとかのコースとか
こっちでも、なるべく緑や自然にふれあえるコースを歩いております。
そのうえきのうは仙台の事務所のリニューアルをしているもので、
なかなかに手強い状況でして着てきた服もホコリだらけ。
まだ悪戦苦闘がきょうも1日続きそうなので
これはGパンがいる、そうだ、駅前のユニクロだ、
ということで、往復2kmくらい掛かって買い物にも行っておりまして、
気分もすっかり肉体派モードになっております。
やっぱり人間、カラダを十分に使って
活発にさせてやると、だんだん自然のリズム感も息づいてくる。
ただやはり、ちょっとブランクが空いていたので、
さすがに体力が落ちてきているのは如実に実感できていました(泣)。
街を歩いていると信号の変わり目とかが当然ありますが、
以前ならば、その情報を早めにキャッチして
早め早めの対応、場合によっては駆け足とかも交えながら
機敏に動作していましたが、そのあたりはゆとりがあるというか(笑)
まったく無理はせず、ごくゆったりモードでやり過ごしている。
でもそうやっている方が、
植物の醸し出しているようなリズム感には近い感じがいたします。
わたし子どもの頃に親に買って貰った本に
「世界寓話全集」とかいうのがありまして、
そのなかに、科学者が交流のために火星から地球に来るという話がありました。
で、火星人を地球の高級知識人が迎えに行くのです。
到着した火星人は、地球の様子を見て
「あの、静かにたたずんで立っている生物たちはなんですか?」と聞く。
それに対して、それが地球の森の木々であることに気付いた地球人は
「あぁ、あれは植物と言って、下等な生き物です」
と笑って説明するのです。
ところが、火星の科学者は
「そうですか、しかしわたしには大変賢い生き物に見えますが・・・」
というふうに語る、という物語でした。
こんなショートストーリーを集めた本だったように記憶しているのですが、
ふしぎにこの話がずっとこころに残り続けている。
三つ子の魂百までも、ではないですが、
はじめての読書というのはかなり決定的な部分があるのかも知れませんね。
母親がそれとなく子ども向けの本の売り場で仕向けてはいたのでしょうが
このことが、いつも散歩道を歩いていると思い出す。
無意識の領域に近いところで
人間はなにがしか、黙しがたい部分というのはあるのでしょうね。
さて、今朝もゆったりと歩いてきたいと思います。
そしてリフレッシュして、
事務所リニューアル作戦に立ち向かっていきたいと思います。
がんばるぞ、っと。
Posted on 7月 20th, 2012 by replanmin
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エネルギー消費50%削減を目指す住宅設計と銘打った
「自立循環型住宅への設計ガイドライン」の講習会が仙台でお披露目されました。
これは、国策としての研究成果で、IBECの主催で開かれましたもの。
大震災以降、いろいろなラインから国の建築関連団体、研究者、
大学の先生などとの関係が深まってきております。
きのう18日も、国総研、建築研究所、IBEC、東大などから多くの方が来られて
いま現在、国が取り組んでいる住宅領域での省エネの取り組みが開示されていました。
こういうメンバーの中に北海道から参加されるケースも出ています。
北海道はその地理的な特性から、日本の住宅性能革新について
地域として独自に、また先導的に追求してきたわけですが、
いまや待ったなしの省エネが時代的に要請されるに至って
国を挙げての住宅性能研究、
住宅領域でのエネルギー削減技術の研究が行われ始めています。
この「自立循環型住宅への設計ガイドライン」は
関東や関西といった日本の最大人口地帯の「温暖地」からスタートして
その後、沖縄などの「蒸暑地」の研究が進められ、
そして東日本大震災を受けて、東北の住宅が多く更新される時期を捉え
今回「準寒冷地」向けの研究が進められてきた次第。
わたし自身は、数年前の「蒸暑地」版の東京での発表講習会にも参加しまして
その後の国の住宅研究の知見を概観する意味でも
今後の東北北海道地域での家づくりの方向性確認の意味でも重要と考え参加した次第。
講習会は朝の10時からスタート。
朝一番の札幌からのフライトで会場周辺に到着したのは9時半。
だったのですが、会場ビルはやや目立たない場所だったので
周辺コンビニで道を聞いてようやくたどり着きました。
道すがら、盛岡で活躍している設計者・片岸弓枝さんと同行。
聞くと、ご主人の勤務の関係で仙台に居住しつつ、
盛岡での設計活動も平行してやっているそうです。
なかなか元気な女性建築家であります。
そのほか、会場ではたいへんなつかしい顔も見ることができました。
ということですが、あくまでも講習会の参加が目的で、
しかも講習時間は途中の昼食時間1時間を除けば、
ほぼ7時間ぶっ通しといってもいい、ハードスケジュール。
そして講師の先生は、建築研究所の澤地先生や、東大の前真之先生など
最先端の知識人のみなさんばかり。
講演内容はもちろんですが、そのニュアンスなどで多くの情報が発せられている。
息の抜けない展開で、あっという間に午後6時の終了時間。
ようやく時間が空いたので、
以前から知遇を得たいと思っていた東大の前真之先生にもごあいさつ。
先生には最新号のQ1.0住宅の本もお送りしていたのですが、
「もちろん、見させていただきました。ぜひ北海道の住宅を見学したいです。」
というお話し。
ほかにも講習していただいた先生と知遇を得ることが出来ました。
やはりこういった交流ができるというのが
こういった会での最高の副産物。
北海道と東京、国レベルとの情報交流、今後不可欠になってくると思います。
しかしまぁ、さすがに8時間ぶっ通しのお勉強はかなりきつい(笑)。
学生時代にこれくらいの勉強をしていたら、
と、後の祭りの思いをさせられましたが、
まことに頭のなかがパンパンに充満しておりまして、
破裂寸前になっておりました(笑)。
これからじっくり430ページ超のテキストとにらめっこしていきたいと思います。
むむむ・・・。
あ、そうです。取材で行ったのに、
IBECさんのご厚意で、わたしにも写真のような「受講修了証」をいただきました。
ありがとうございました。坊主に自慢します(笑)。
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Posted on 7月 19th, 2012 by replanmin
Filed under: 住宅性能・設備 | No Comments »

きのうの続きであります。
北海道の過疎に悩む地域では、ビッグネームを呼び込むことに力を入れている。
倉本聰さんの富良野市などが、好例になって
地域興しには、そうした個人のパワーが有力であると認識し始めているのですね。
産業の育成とかいうけれど、
そして企業誘致のために、まずは土地整備が必要と
「工業地域」というような土地分譲を行ったけれど、
その多くは、目標未達のままに土地だけが放置されてきている。
そういうことに力を入れるよりは確かに、ひとのパワーって、大きな力にはなると思う。
しかし、一方で地域では盛り上げる力の継続性も必要。
そういうとき、この川俣さんのプロジェクトで強い地域力を発揮しているのは
「高校同期生」という結びつきの強さではないだろうか。
行政の側でも、現代におけるコミュニティの構成要因の実質を考えていくべきだ。
単なる「地域社会」というあいまいな概念に流れることなく、
人間の結びつきの紐帯の強さそのものに気付いていく必要があるのではないか。
自分自身の例でも、いまや都会生活では
地域的な結びつき、ということは非常に難しくなっている。
人間の移動手段が徒歩圏での生活が基本であった時代と
格段に便利になり、クルマでの移動が基本要素になった時代では、考え方に違いが出る。
そういう意味で、地域が育んだ人間が故郷になにがしか、
役に立っていくことを考えたら、その地域に生き続けている高校同期生って、
まことに役に立つ存在だと思う。
多少利害関係に食い違いが出たとしても、
そういう関係性でなら、一肌脱ぐ、というような役回りも人間は引き受ける。
今回の現代アート・川俣正さんの地元での活動に当たって、
もっとも生きたコネクションって、そういうものなのだと思う次第。
結構、こういう関係では無償の働きも
「しゃぁない」と引き受けてしまうと思いますね、自分で考えても。
武部さんのブログを見ていても、そういった邪気のない様子で奔走している。
きっと、かれ川俣正さんの作品がどうだとかこうだとか、
あんまり考えずに、友だちのことだし、よしやっか!っていうことで動いたのだと思う。
そういうこと自体が、「地域興し」ということの実質なのでしょう。
で、そういう起動力としては、芸術というのはなんとなく
多くの人への「納得力」があるように思う(笑)。
わたし自身も、多少はそういう経験も持っているので
大いに理解できるところ。
そういう意味では、高校の人間の結びつきというのは
その地域にとって、もっとも有意義な無形固定資産だと思います。
土地の価格のように、そう簡単には目減りもしないのではないか。
人口減少時代になってきて、そのような地域間競争というのが
始まってきているように思う。
その土地で過ごした青春の力。結局は「愛着力」が最大の地域の資産になって行く。
その機縁がかなり実質的な人間同士の結びつきの強さだと思う。
机上の立案が多いと思われる地域興しの現状ですが、
こういう最終的なソフト面まで、計画に織り込んでいかない限り、
けっして成功はおぼつかない。
先日行った広島では、神楽という芸能が地域興しに役立っている。
ああいった芸能に深く憧れるのですが、
そういう特段の資産を持たないわれわれ、北海道の地方地域では
芸術家とその純粋な協同者って、なかなかにほほえましい関係性だなと思った次第です。
きょうは、現代アート・川俣正作品体験-2
というテーマでしたが、ややずれたかなぁ(笑)。
でもまぁ、この作品はたいへん面白い地域と人間の関係性を見せてくれた契機でした。
ぜひ多くのみなさんが体験されることを望みます。
この現代アート見学希望の方は、こちらへ
Posted on 7月 18th, 2012 by replanmin
Filed under: 「都市の快適」研究 | No Comments »

現代アートというのは、ジャンル自体なかなかとらえどころがない。
また「作品」という概念自体も持ちにくい。
そういう世界で、北海道三笠市出身で世界的に著名な作家・川俣正さんがいる。
以下、Wikipediaでの紹介から
川俣 正(かわまた ただし、1953年 – )は、北海道三笠市出身の芸術家、造形作家。作品は日本のみならず、世界各国で展開されている。
作品制作スタイルについては、ワーク・イン・プログレスと呼ばれるプロジェクトを組み、現地で制作されることが特徴。国内でのワーク・イン・プログレス例としては
コールマイン田川(福岡県田川市)、
ワーク・イン・プログレス豊田(愛知県豊田市美術館)、
直島スタンダード2や越後妻有トリエンナーレ等がある。
東京藝術大学教授などを経て、現在、フランス国立高等美術学校教授。
知人の武部建設・武部さんがかれの高校時代の友人ということで
故郷・三笠市への思いを表現する創作活動への支援活動を行っていたのです。
で、わたしもその線から「友の会」みたいなことになっておりまして、
それとなく武部さんのブログを見ていたのですが、
どうも川俣さんが三笠市に入って創作活動を始めたらしいこと、
さらにその創作にはボランティア的な作業活動が行われていること。
そして、それが一段落して半ば打ち上げ的なチェロコンサートが開かれたことなどが
ブログからは情報として伝わってきました。
わたしもそれとなく気にはなっていたのですが、
いつ行ったらいいのか、どうも要領を得ないまま過ごしておりました。
やむなく、昨日朝、武部さんのブログを確認後、
「で、いつ、見に行ったらいいのさ?」
と連絡した次第であります。
現代アート、なかなか一筋縄ではいかない。
単に見に行くにもかなりの手順が必要であります(笑)。
しかし、武部さんたちはそれに一々付き合わなければならないのだから、
それもまた、大変だろうと案ずる次第であります。
で、聞いたらきのうは後片付けもあって、作品の創作地・旧美園小学校にいるという。
ということで11時に約束して札幌を出発。
旧美園小学校はわかったけれど、
「正門」というのが不明で学校を一回りして、ようやく発見。
そのうえ、学校の玄関を入っていったら、
「そうじゃなく、こっちが入り口」って言われたのは、
盲点になっているような小さな入り口。
っていうような、現代アートが作り出す異次元(笑)プロセスを経て
ようやく武部さんに出会えて、写真のような
みごとな造形作品にたどり着くことが出来た次第であります。
作品はジオラマとして
かれ、川俣正さんの原風景としての炭坑を
シンボリックに表現したものであることは明らかであります。
一見して、正面右手には炭坑の象徴としての「ズリ山」が表現されている。
その周囲に炭坑施設建築群、さらに「炭坑住宅」が規則的に配置されている。
それらが、この地の幾春別川とおぼしき川筋で左右に分けられて
境界を形成していて、ある納得できるスケール感を感受できる。
またなぜ武部さんが川俣さんに目を付けられて現地活動を担当しているかも
この作品はきわめて明瞭に語ってくれています。
こんな作品、建築的素養がなかったら創造不能ですね。
構造本体は木材で骨組みが構成され、
その上に合板が貼り込まれ、その上により柔らかな薄い合板が張られて
その上から段ボールで表面仕上げされている。
現在はところどころ白いペインティングが施されている。
白いところと、そうでないところのバランスもそのコントラストが微妙に面白い。
武部さんはよく建築家の住宅も施工するのですが、
今回は現代アートのプロデューサーを担当していたということ。
傍目に見てもこれは嵌まり役で、川俣さんの慧眼恐るべしであります。
・・・って、まぁ、高校の同級生なら、やるしかないですよね(笑)。
そういった人間関係性も楽しそうで、つい釣り込まれてしまいます。
なんですが、そういうこととは別に
作品としても、そのスケール感はすごい。
廃校になった小学校体育館全域を使って、それぞれの既存建築の要素に
新たな役割を与えています。
体育館の窓は水平面の大きな要素に取り入れられていて
そこからの採光は、時間経過の中でときに劇的な効果を生み出すに違いないと思います。
作品の真ん中付近には、一筋の湾曲した川のような通り道が造作されていて
まるで地形を感じながら、その「胎内」に入り込んでいくような感覚をもたらします。
そこから通り突っ切ると体育館演壇に至ります。
この既存の体育館演壇は、いくつかの視線の高さの段差が設けられていて
このジオラマオブジェの背面からの全体俯瞰を提供しています。
さらに演壇を反対方向に降りていくと、オブジェの見せ場である盛り上がった地形側の
胎内をくぐり抜けてくることが出来る。
そのように作品を体感した後、幾春別川をふたたび下って
そこから体育館キャットウォークに上がると、
この作品全体をまさにジオラマとして感覚することが出来る。(写真の位置です)
この全体バランスは均整が取れていて、
建築と彫像の中間のような存在感を与えてくれています。
現在は、川俣さんの第1期創作活動が終わった時点ということで、
来年また第2期活動が行われることになっているそうです。
しかし、これはこれで、一個の芸術作品であることは間違いがない・・・。
<だいぶ長くなったのできょうはここまで。あすもこの項、続けます>
なお、この現代アート見学希望の方は、こちらへ
Posted on 7月 17th, 2012 by replanmin
Filed under: こちら発行人です | No Comments »

きのうの日曜日、夕方、外食へ。
っていっても、ラーメン店であります。
先日、わが家の坊主が友人たちと食べに行って
「メッチャ、うまかった」と言っていた店。
で、「今度、みんなで行きたいね」って言っていた次第。
「ん?」って、夫婦で顔を見合わせた。
わたしが、「みんなって、誰と行きたいの?」と聞いたら、
「え、家のみんなで・・・」
夫婦とも、こころのなかでウルっとした次第であります。
というような会話があって、
それから1週間くらい経ったので、きのう、ゆったりした日曜日、
家族揃って、といっても夫婦+坊主の3人でですが、
食べに行ってきたのです。
札幌駅近くの「三代目・月見軒」というお店。
子どもとの会話って、なかなか噛み合わなかったり、
ギャップを感じたりさせられることが多いのですが、
こういうチャンスは積極的に生かしていきたいものですね。
で、何を食べようかで頼んだら、写真のように見事に息の合った具合(笑)。
坊主は、この店の常連さんが良く頼んでいるという塩。
初めて行ったときにたまたま塩を頼んでいたら、
他のお客さんと店主の会話を聞いていて、
「えぇ、ふつうは味噌が良く出ますが、常連さんは塩ですね」
という言葉を聞いて、「やった」と思ったということ(笑)。
まぁ、そういう優越感って、確かにありますよね。
で、そういう展開を知らない私たち夫婦は、わたしが味噌で、
カミさんはしょうゆ。
個性豊かなてんでんばらばら、仲良し家族ということでした(笑)。
坊主とは、日ハムの球場通いとか、テレビ観戦とか
比較的にコミュニケーションは取っている方だと思います。
最近は、大津のいじめ自殺問題などで、会話することも多い。
こどもらしい感受性ながら、まぁ常識的な反応をしている。
で、今現在の子ども社会を生きている実感がいろいろに伝わってきます。
子どもの世界とは言え、やはり、大人の社会を含めた雰囲気がそのまま
子どもたちの社会に反映している部分はあるのだろうと思います。
子どもの社会では、ジェラシーというか
均質性から少しでもはずれている存在に対して、いじる傾向がある。
わたしは関東のお笑いの、ひとをいじる笑いというのが苦手なんですが、
やはり聞いていると、そういう傾向はいまの子ども社会でも強いようです。
競争原理にさらされて、そういう環境の中で生き抜いていくための
「社会教育」のなかに子どもたちはいる。
日本の社会って、均質性が強いので
積極的に「違い」を探し出して、それを際だたせようとする傾向があるのでしょうか。
そういう傾向の社会の中では
なるべく個性を打ち消すような、あるいは「みんなと同じ」的安心感が求められる。
そういった「同化」志向の先導タイプが跳ね上がって、
小異の部分をやり玉に挙げる、という傾向がある。
いじめの問題って、いつでも誰でもが
加害者になったり、被害者になったりする可能性を持っている。
親としては、子どもの心となるべく対話を心がけて
そういったストレスの芽に注意を払っていなければならないなと思うところです。
ということで、ラーメンの味はよくわかりませんでした(笑)。
Posted on 7月 16th, 2012 by replanmin
Filed under: おとこの料理&食 | No Comments »

きのうの土曜日、以前から頼んでいた一人掛けのソファが2脚配達に。
ソファと言っても、座面の高さは40cmほどあって、
ほぼダイニングチェアと同じ高さです。
なので、ナラ無垢材テーブルで食事をするのにも対応できる。
リラクゼーション的には居心地が良くて
しかし、3人掛けのようにダラッと横になる、というような使い方はしにくい。
座面の高さには、足腰にやや疲れの見えてきたわたしたち夫婦の
生活しやすさの狙いが込められております。
色合いは検討してみたのですが、
やはりナラ無垢材テーブルとのコントラストと
人間の動作、身ごなしが美しく映えるということで、
背景色的な黒を選択しました。
テレビの台もコーナーを利用して据え付けてもらいまして、
まずまずの仕上がり。
これでおおむねのイメージは実現できました。
さて、実際の暮らしで、どんなふうに落ち着いて馴染んでくれるかどうか
「居住性」という意味合いを探ってみるような、今回の改装でしたが、
いくつかのヒントも得られ、今後の情報発信で生かしていきたいなと思います。
改装はまだ、続きがありまして、
窓面のブラインドをやめて、ハニカムサーモスクリーンを設置する予定。
これは、断熱性能がきわめて高いロールスクリーンタイプのもの。
値段がやや高額なのですが、
大きな開口部で冷輻射がけっこう気になっていたので、
その対策として、居住性を向上させる決め手にするのです。
大いに期待しているのですが、
なぜか業者さんからの連絡が来ない(泣)。
あんまり儲からない仕事で後回しにされているのか、
まぁこちらも急ぐわけではないのですが、
北海道のこととて、ちょっとするとすぐに寒さが巡ってくる。
それまでには、間に合わせたいなぁと思っております。
今回の改装、今後の高齢化を見据えて、
暮らし方のかたちをよく考えてみて、
その更新という狙いからのものでした。
自分たちの好みや趣味生活も明瞭になってきて、
このようなタイプの、いわば内面的な部分を解析していくような
リニューアルというのも、これから住宅に大きく求められるのではないでしょうか?
そんな思いを強く感じた次第です。
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Posted on 7月 15th, 2012 by replanmin
Filed under: 住宅取材&ウラ話 | No Comments »

やはり、というか、
最近、家にいる時間が楽しくなってきています。
十年以上掛けて、ようやく居間が、想定していたような雰囲気になった。
ナラの無垢材テーブルがどっしりと迎えてくれる空間です。
考えてみれば、最初、わが家では居間の雰囲気について
じっくりと夫婦で語り合う、ということはなかった。
というよりも、どちらかというとそういうことを考える生活感の蓄積がなかった。
たぶん、多くのご家庭でもそうだと思うのですが、
自分たちがどんな暮らし方を選択していくのか、
あるいは、どんなふうな暮らし方が癒されるのか、
というようなことって、家を建て始める頃にはまだ熟成していないのではないか。
たとえ、多少価値観を持っていたとしても、
夫婦お互いの掘り下げた話し合いなんて、なかなか持てないのが実態だと思います。
いわんや、一方が一方を説得できるまでの熟した考えまでは到達しない。
自分が過ごしてきた、生きてきた空間について
それを対象化して、そこに自分の価値判断基準を持てるというのは、
やはりある程度の人生経験を経てくる必要がある。
最初はわが家でも同様で
設計者といろいろ話し合った末に、HUKLAというメーカーの
ちょっと変わった形の大きなソファを、やや小さめの面積空間に入れて
ただし、視線の抜けは十分に考慮して、
どちらかというと、リラックス出来るようなイメージの居間を作った。
天井にはBOSEのスピーカーを仕込んで、
音楽生活も楽しめるように計画した。
っていうような居間を作って、20数年暮らしてきたのですね。
ところがわが家の場合、まずは家自体の使用実態に変化が生じてしまった。
最初は職住一体の兼用住宅で、スタッフの数もまぁどんなに増えても5〜6人と
想定していたのが、一気に10人を超えるような規模になってしまった。
なのでいきなり、計画に齟齬が生じてしまったのですね。
このあたり、兼用住宅というのは難しいと思いますね。
見通しの利きやすい仕事であればいいのでしょうが、
そうでない場合、仕事の幅や大きさはあらかじめ想定はきかない。
で、そういう難しさに気付き、
建ててから10年くらいで、職住一体住宅は放棄せざるを得なくなった。
で、趣味生活的にも、やや乖離感を感じるようになった。
わたしたち夫婦の共通認識としては
素材感へのこだわり、というのが残った最大の共通項目だった。
そういう意味では、インテリアを構成する最大のポイントである
住宅構造にブロックを採用したのは、正解だったと思います。
しかし、きれいきれいな造形的インテリアよりも、
もっと素朴な素材感と、それを引き立てるような背景的なシンプルさに
だんだん心惹かれるようになって行った。
だから、無垢のナラ材というような選択をしたのだと思うのです。
しかし、今回はHUKLAのソファが限界まできたという契機がやってきて、
ようやくにして、回り道して巡りあったリビング空間なのですね。
その間、老化も進行して、ソファよりも高めの座り心地のほうが
暮らしやすくなったという変化もあったのですね。
まぁ、日本人全体が、伝統的な和室の暮らし方からそうでない暮らし方に
否応なく変化させられてきて、まだその変化のプロセスの中にいるのですから
わが家だけの問題ではないでしょうね。
もうわたしたちは、神聖空間の床の間付きの和室での暮らし方には
戻れないのでしょう。
そうであればフロンティア的に、板の間のリビングで
日本人的な感受性を込めたインターナショナルスタイルを生み出すしかない。
そんな気がしています。
でも老後を見据えながら、「居住性」ということを
本格的に、正面から考えはじめなければならないなと感じている次第です。
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Posted on 7月 14th, 2012 by replanmin
Filed under: 住宅性能・設備 | No Comments »

図は、福島県の気候条件を詳細にマッピングしたデータです。
先日発表された知見で、住まいと環境 東北フォーラムの研究成果のひとつで
秋田県立大学・松本真一先生が発表されていました。
気候風土というとき、その中身は実にさまざまな条件がそこにあります。
寒い、というのは単純に気温が低いというのが基底的な条件ではありますが、
それに加えて、日射がどうであるかによって大きく2つに分かれます。
冬に日射が少なく、しかも湿度が高いとか、
一方寒さは厳しいけれど、日照率は高いとかで、
そこで建てられる住宅が満たすべき「性能要件」には違いが出てくる。
北海道の場合だとこういった区分けではまず、
日本海側地域の、冬にたくさん雪が降る地域というのがあります。
そのなかでも比較的気温が高い札幌などの地域と、
そうでありながら、同時に気温はマイナス30度くらいまで下がる厳寒の旭川では
相当な違いがある。
雪についていえば、ことしの岩見沢地域のように
発生頻度が高い「石狩湾低気圧」の通路になりやすく
局所的に集中してくるような地形的な特異点というのもある。
一方で、帯広を中心とする太平洋側地域では
冬場は安定した晴天が続く。
ほとんど雪は降らないのだけれど、
寒さは、雪による地表の被覆がない分、放射冷却的な気温低下が激しい。
ちょっと前までは、冬の十勝地方と言えば晴天続きが普通だった。
まぁこういったような地域性が顕著だったのだけれど、
最近、ここ10年ほどは温暖化の影響からか、
帯広を中心とする十勝地方では冬の初めにドカ雪が降って、
その雪が融けないで、春遅くまで残るという傾向になってきている。
南北による地域の違いの他に、このような日射条件の違いというのも、
日本海側と太平洋側では、違いが格段に大きい。
このように違いがあると、必然的に外観にもその特徴が現れる。
太平洋側地域では、ほとんど屋根に関心のないデザインが多くなる。
一方で札幌では、いかに「雪を落とすか」という屋根のデザインポイントが
きわめて関心が高くなってくる。
また、どういう日射条件かによって、窓の開け方には考え方の違いが出てくる。
どう「取り込むか、遮蔽するか」の違いが必然的に現れるのですね。
同じ「寒冷気候」でもこういった違いが大きい。
で、事情は他の地域でも同じ傾向にある。
福島県は、そういうなかでも特異点といえるほどに
「気候区分」が実にさまざまであります。
省エネ区分で見た「地域区分」指標では、たとえば北海道は均一に1地域なのですが、
面積はグッと狭いのに、福島ではなんと2地域から4地域まで幅広くあって、
気候についての地域の主要関心事の所在点がさまざまというのが現実。
端的に言って、いわきを中心とする「浜通」と、
会津若松を中心とする「会津」では、盛岡と千葉くらいの違いがある。
さらに最近は、高断熱高気密の知識や技術を踏まえた上で、ふたたび
日本家屋本来の知恵である夏の対策も住宅づくりで大きな要因になってきた。
夏場の「卓越風」というような言葉も知られてきている。
これは、その地域で季節ごとにどんな風向き、強さの風が吹くかの指標。
こうした知見が、より細かいメッシュで、どんどん進化してきています。
家づくりに当たって、気候風土の違いということに、
もっともっと関心を持っていただきたいと思います。
それが、「地域性を踏まえたいいデザイン」を生む基礎的な条件なのですね。
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Posted on 7月 13th, 2012 by replanmin
Filed under: 住宅性能・設備 | No Comments »

さて、病院でいろいろアドバイスをいただいているγGTPの件、
数値回復には特効薬はなく、やはり運動による減量が王道であり、
また恒久的な対処としても、それしかないということになりまして、
サボり続けてきていた散歩、昨日から始めております。
札幌にいるときには、コースは2通りなのですが、
いちばん気分がいいのは、やっぱり北海道神宮の境内および周辺散歩であります。
自宅の西区山の手からクルマで5分ほどで神宮の駐車場に着き、
そこから神宮境内〜円山公園緑地〜円山登山口〜動物園前といったコースを巡って
最後はふたたび北海道神宮に立ち寄り
毎日のようにお参りして帰ってくるというコース。
しばらくサボっていると、いろいろ変化があって、
興味を惹かれる光景が目に入ってくる。
写真は、わたしのいちばん好きな木、っていうのもヘンなんですが、
枝振りといい、幹の太さといい、神宮の中でも王様のような
「柏の木」であります。
なかなかの巨木で、散歩し始めて見続けている公園のなかでは目を引く。
久しぶりに対面したところ、
なんと、注連縄がまわされていて、どうも御神木の指定を受けたようなのであります。
自分が長い間、もうかれこれ30年以上、見続けていて
愛着を持っていた木が、わたし以外の人々からも尊崇を受けていたということを
こういうかたちで知ることになった次第であります。
なんともうれしいような気分であります。
先日来、ブログでご紹介している
ナラの無垢材をテーブルに加工したのですが、
ここんところ、このテーブルの木目に複雑きわまる様子を見ていて
長い年月を経ている樹木に対して、敬虔な気分が盛り上がってきております。
その過ごしてきた時間経過の雄大さに、自然と心が奪われていく。
率直に感動させられることが多い昨今であります。
さてさて、きょうも頑張って、散歩習慣を根付かせたいと思います。
ありゃりゃ、雨が・・・。
Posted on 7月 12th, 2012 by replanmin
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