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Adobeのソフト「料金改定」

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きのうは現在取り組んでいた作業に一定の方向性が出て、
ほぼメドが立って参りました。
ということで、ここからはある程度、仕上げのような段階に突入であります。
そういうことで、ここしばらくはMacと格闘する毎日なのですが、
Adobeがかなり大胆な「料金改定」を発表した。
Adobeというのは、ソフトの会社でPhotoshopなどDTPの世界では
Appleとともに基本を構成する企業です。
その会社が、これからはクラウド上でサービスを提供して
既存のユーザーは毎月5000円の「使用料」を払って、
ソフトを使うようにサービスを根本的に変えていくと発表したのです。
1ユーザーあたり年間で60000円の出費になります。
人数が多くなれば、その倍数というのがかかる経費ということになる。
これまでは、DTPに使用するソフト群がワンパッケージで、
おおむね100000円程度で購入できていた。
アップグレードというのは、バグに遭遇する確率も高いので
すこしずつやっているケースが多く、
まぁ、3年に一度くらいしか、アップグレードはしないので、
単純に言って、この率で計算していくと、
年間に掛かる経費は、場合によっては倍以上になる可能性がある。

きのうも缶詰めで自宅で作業していたので、
きょう会社に出て、いろいろな情報を集めていかなければなりませんが、
なかなか悩ましい発表だと思わされております。
ソフトの会社というのは、事業環境が大きく変わってきているので
やはり経営、かなり難しくはなっていることは理解は出来るのですが、
さりとて受け手側としては、唯々諾々と受け入れられる内容とは言えない。
Windowsにしても、PCメーカーの地盤沈下状況があって、
今後の事業展開は難しい舵取りだろうと思います。
いわんや、各ソフトウェアの企業では、
スマホやタブレット端末などの拡張で、PCの事業分野が小さくなっている。
Adobeのような専門的な領域の企業にとっては、
死活的な事態が進行しているということなんだと思います。
ディファクトスタンダードという言葉が踊っていた頃、
事実上、ひとつの会社が業界標準を握っていく事態が進行した。
その弊害がささやかれてはいましたが、
それが、このような独占的発表というかたちで表面化してきたのではないかと思います。
ユーザー側にどのような対応手段があるのか
ちょっと見通せないのですが、
慎重に対応していきたいと思っております。むむむ・・・。

<写真は、無関係のマンガ文化展示です>

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