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初夏の東京から、地吹雪のわが家へ

きのうは東京で建築研究所の研究発表会を取材。
たいへん面白い発表が続いて、
さすがに国費を傾けた、国を代表する建築知識の数々に
最新知見を得ることが出来て、たいへん有意義に過ごすことが出来ました。
会場では、内田祥哉先生のお姿も見ることができました。
日本を代表する建築の知性にしてご高齢にもかかわらず、
先生にしてなお、こういった機会に知見を新たにされようと務められているのかと
畏敬の念を覚えさせられました次第。
さすがに先生の前には、入れ替わり立ち替わり人波が切れない様子でした。
発表では特に、東大地震研究所から建築研究所の客員研究員になられた方の
東日本大震災からの列島の地震活動調査の最新知見を興味深く拝聴いたしました。
これについては、いずれ、どこかで発表させていただきます。
で、この発表会の前後に、有楽町・銀座周辺という地の利を活かして
ほかの要件もコンパクトにまとまって片付いたので
翌日に予定していた用件も済んだので、1日早く札幌に帰還することに。
きのうの東京は梅も各所で開花しているように
25℃を超える、5月の初夏の陽気。
北海道帯広からの連続移動なので、コートは真冬のダウンジャケット(笑)。
さすがにかなわないので、袋にしまって都内では行動しておりました。
で、予定終了して羽田からの出発便を待っていたら、
「目的地荒天のため、羽田に引き返すこともある条件付きフライト」
という、寝耳に水の案内。
おいおい、であります。
いくらなんでも、25℃の初夏だという一方で、吹雪かよ〜〜であります。
しかし、飛行機は出発が若干遅れましたが、
定刻から約30分遅れで無事に千歳到着。
少しは吹雪いていましたが、まぁ、そうひどくはない状況でした。
で、帰宅後、坊主とWBCの大応援大会! やってくれましたね、男、井端!!
そしてわが中田クン、なんとかチャンスをものに出来ました。
よくやった! 
外の吹雪を気にはしつつも気分良く就寝いたしました。

で、今朝の状況が写真のようなことであります(泣)。
わが家は中学校のグランドに面している立地で、
吹きだまりの出来やすい立地条件ではあるのですが、
それにしても、すごい吹きだまり状況でして、
家の玄関ドアも開かないかも知れない、というあぶない状況。
なんとか、勢いよく開けることは出来ましたが、
吹きだまりの雪は重たくて、しかも30cmくらいの積雪。
カミさんとふたりでたっぷり1時間かけてなんとか、周辺の「啓開」を。
啓開って、軍事用語だそうですが、
道を開く、交信を確保する,というような意味です(笑)。
大袈裟ではありますが、
しかし、わが家前を走行していたクルマはあっという間に
降り積もった雪にタイヤを持って行かれて、たちまち立ち往生。
わが家のクルマは4WDですが、この積雪ではちょっと無理だと思っていたので
無謀なクルマを見ていて、「大丈夫かよ・・・」と思っていたら案の定なのです。
まぁ、今朝の札幌市西区山の手の状況はそんなことで、
本日はわたくし周辺の「啓開」作業で、一日振り回されるのが濃厚な状況です。
事務所までの道、500mほどですが、4WDでも安心できそうもないのです。
あまりの彼我の違いに愕然とさせられますが、しょがない。
考えてみたら、1日早く帰ってきたことで除雪作業ができるのでラッキーでした。
こんな状況ですが、まだ除雪車も来ない。
ふ〜〜〜、やれやれ。

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