本文へジャンプ

断熱技術とアートに触れる

さてきのうは、早朝より東北からのご一行を出迎え。
事前に秋田から前泊された1名を交えて千歳を午前9時過ぎ、予定時間どおりに出発。
広い北海道なので、移動時間が気になるところですが、
まぁ、バス車中でいろいろな情報交換も出来るので
それなりに時間は有効に使うことが出来ます。
高断熱高気密の家づくりは、確実に東北のみなさんにも浸透しており、
前回の5年前のツアー以降、その成果が活かされているとお話しいただけます。
こちらとしても、手応えを感じることが出来て、
本当に、わがことのようにうれしいなぁと思わされます。
ツアー最初の訪問先は道立の住宅研究機構・北総研。
副所長の福島明さんのたいへん興味深い説明に興味津々で聞き入っていただけました。
福島さんの説明って、東北や日本各地で講演ツアーもされる方なので、
その直々のお話しはたいへん貴重。
たとえば「昼光利用」の技術的な詳細説明など、
まさに住宅性能技術の最先端の知見だと思います。
ちょうど、お昼時にもかかわらず、時間をとっていただいて感謝。
その後、福島さんの推薦の旭川ラーメン「ふるき」にて熱い味噌ラーメンを。
続いては、旭川で施工中の300mm断熱住宅〜武部建設さん訪問。
外で30℃超の暑さを体感した後、
まだ十分には断熱工事が完成していない現場内部に入ります。
窓もまだ全部は入れられていないのに、内部はひんやりとクールダウンしている。
その様子に驚きの声が聞こえてきます。
そんな体験に踏まえて、外壁構成などプロ同士、意見交換はきわめて活発。
そこから旭川市内の、建築家・五十嵐淳さんの建築住宅を外観のみですが見学。
で、旭川を後にして、お昼の満腹ラーメンで睡魔に引かれてバス移動で
美唄に到着。
ここでは「アルテピアッツア美唄」にて安田侃さんの野外彫刻美術を堪能。
自然の中に溶け込むようにデザインされた美の世界に癒やしを感じていただけた様子。
旭川市内で時間がオーバーしていたので、時間調整で早めに出発しましたが、
大変名残惜しい時間を過ごすことが出来ました。
美唄からさらに三笠に移動して、こちらでは
廃校になった小学校を利用したアートプロジェクト、
川俣正さんのアート作品を現場鑑賞。
こちらでも武部建設さんが、今度はアートプロデューサー役で説明。
ここで本日のスケジュールはめでたく終了。
一路、札幌市内のホテルに直行〜JIA北海道のみなさんと歓迎の会食。
さすがにわたしは、疲れがどっと押し寄せてきましたが、
中締めあいさつを振られて、まぁいろいろお話を展開。
ようやく自宅に帰れて、爆睡。
なんですが、本日は今度は札幌市内集中で
徹底的に住宅見学が詰め込まれたスケジュールの1日が再開です。
さてもうひとがんばり、楽しい旅になって欲しいものだと思っています。

Comments are closed.