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札幌一周 住宅建築ツアー

つい先日、先週金曜日には関東・中部・新潟などからの建築関係者さまも
夏の北海道を訪れていただき、当社社屋に来社。
住宅に関連した出版活動をしているので、
全国のみなさんとあれこれ交流が盛んに行われます。
今週末、金曜日には東北の建築家ご一行さま全12名が
北海道の住宅・文化に触れるツアーとして来道されます。
以前から言われていたので、そのコーディネートをしております。

住宅をメインに見学の日程を組んでいくと
そのスケジューリングは時間との闘い。
なので、事前に訪問先をまわって、掛かる距離と時間を体験した方がいい。
きのうは午前中の案件を片付けて、午後イチの要件を片付けた後、
札幌をぐるっと1周するくらいのコースを車で走っておりました。
ポイントは全部で9箇所。
市内中心部のホテルを起点に、市内南部の真駒内、円山西町、宮の森
西区西町、モエレ沼公園、西区宮の沢、南区北ノ沢、厚別区上野幌と
総走行距離は120kmくらいに相当しそうな距離を走破。
やはり事前に確認すると、走行時間の見積もりでの凸凹が確認できる。
まぁ、きのうの確認では、最後の移動時間・距離の
ワンポイントだけ、予定とは齟齬があった。
予定の修正を考えていくことになります。
今回のツアーでは、震災後の東北のユーザー動向として、
より省エネルギーな住宅への希望が高まっているということから、
北海道の「高断熱高気密なデザイン住宅」を見学したい、という希望。
単純に「デザイン」性だけであれば関東以南の方が、
参考にはなるのかも知れませんが、その両方を格好良く満たしているのは
北海道の個性的な住宅群だということは、認識が広がってきている。
そういうなかに、札幌を代表するような景観スポットとして
写真のような、イサムノグチ・ガラスのピラミッドなども
コースに組み込んでおります。
まぁ、時間的にはたいへん厳しい状況ではありますが、
ぜひすばらしい体験を得ていただけるように、準備怠りなくお迎えしたいと思います。

それにしても、
札幌もたいへんな大都会になっていて、
これだけクルマで走っても市街地に変化があって、すごいものだと
感心させられます。
なるべく自然に触れられるようなコースを選定していくのですが、
まぁそういう満足感も得られると思われます。
自分たち自身も再発見できる機会だと思いますね。

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