本文へジャンプ

【ニッポンの正月 注連飾りアラカルト】




お正月まであと2日。いよいよ押し迫ってきた年末時期、いかがお過ごしでしょうか?
ことしもコロナウィルス禍の最中ではありましたが、なんとか年中無休でブログ書き。
まぁ、一回書くのを休むとクセになるので継続し続けております。
誰のためと言うよりも、いまや書くこと自体が習慣化。
そのためには健康にも留意しなければならないことから、
自分自身の「長生き」のための大きな手段にもなっている(笑)。
現実的な実利に繋がっているようにも思えております。
書くためには、考える作業が前提になるので頭の体操としても有益。
で、ことしはワケあって複数箇所で年末に大掃除+片付け作業。
片方はようやく一段落が付いて、明日からわが家の方も着手する予定。

写真は日本各地の注連飾りのあれこれが展示されていたもの。
ことしは注連縄についても、いろいろ探究させてもらいました。
いつも見ている北海道神宮の注連縄にふと気付いて、その造形に驚き
しかも古い写真を整理していたら、津軽の岩木山神社の注連縄がクリソツだった。
おいおい、と思い起こして、その北海道神宮の注連縄を作っている
富良野神社社中を訪れたりもしました。
想像したとおり、富良野の周辺には津軽からの移住者が多く、
そのかれらの伝承の注連縄づくりが北海道での最古参級ということで、
晴れて北海道神宮に奉納されるようになったのだという。
米作が民族に根がらみになっている日本人として、
この注連縄、注連飾りというものはルーツを表現するDNA伝承なのでしょう。
いくつものデザインの注連飾りに、その地域固有のアイデンティティが込められている。

現代では、ほぼ一様な注連飾りが大型スーパー、AEONなどに
所狭しと並べられてますが、
上の写真のような個性表現の方が深く染みわたるように思われてなりません。

コメントを投稿

「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」

You must be logged in to post a comment.