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子どものいる暮らし

2125

いま、東京の大学に行っている坊主が帰省しています。
久しぶりに同居家族が1名増えて
3人で家にいる、ということが実感できてたいへん楽しい。
娘は、学生の頃からさっぱり帰省しなかったこともあって
子どもが帰って来てくれるということだけでも、
親にしてみれば生活に張りが出てくる。
新学期も迫っているので、1週間にも満たない帰省なんですが、
あれこれと子どものことを考えるというのは
本当に、幸せを感じられるモノですね。
なんといっても、料理を3度3度作るというのが、より楽しくなる(笑)。
若くて食欲旺盛な食べっぷりを見ているだけでも
なぜかニコニコとしてきてしまう。
なにくれと話ながら、
最近わたしが凝っている、具だくさん鶏肉入り温野菜味噌汁を
たっぷりと大盛りで食べてくれて、
さらにもう1杯、おかわりまでしてくれる。
家にいたときにはあんまり好きではなかったはずなのに
自分で自炊も経験してくると、好き嫌いはほとんどなくなってくるものか、
なにも言わずに、モリモリと食べまくってくれる。

仕事で購入した建築家・伊礼智さんの特集本で
老後の住まいの設計事例のページを読んでいたら
夫婦ふたり暮らしの人たちにとって、
子どもや孫が自分たちの家に「帰ってきてくれる」喜びの大きさは
何物にも代えがたいことが実感できた、
みたいな記述があって、まことに共感できました。
やはり人間が行う仕事でいちばん大きなことは
人間を産み、育てることなのでしょう。
多くの人にとって、このことは一番確度の高い普遍性を持っている。
家は、家族が出来てその安全な成長を願って建てるのが一般的。
本質は、そこにあるのだということが、
ここ数日の暮らしで、今さらながら再認識させられております。
さて、きょうの朝ご飯は・・・・。

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