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秋のオホーツクぶらり

1887

きのうは網走湖のほとりのホテルで1泊。
朝はカミさんと湖畔を散歩。
歩みをすすめるほどに湖畔の草むらからカモたちが湖に向かう。
かれらの朝食を邪魔しているのかも知れませんね。
申し訳ないけれど、そんな風情を楽しんで見ていました。
天気はイマイチで、徐々に雨もポツリポツリ。
ダウンジャケットではちょっとオーバーという気温状況。
ホテルを出てからは、サカナを買いたくて
網走市内を見てみましたが、地元の人に聞いていたとおり
網走市内にはそういう「市場」はないということ。
漁港もあるので、ちょっと腑に落ちないのですが、仕方ない。
観光客向けのカニばっかり扱っている店があるばかり。
北海道の人は、ああいったカニばかり扱っている店って
見る気にもなりません。
たしかにカニは美味しいけれど、ほかにも美味しいサカナはたくさんある。
いかにも観光客にはこれを出しておけばいいんだ、みたいな
そういうぞんざいさを感じて、たまらない。
だんだん恥ずかしいなぁとも思うようになってくる。
ふつうに安価に食べられて美味しいサカナを欲しいので、
ドライブしながら、網走湖〜能取湖〜サロマ湖と
オホーツク海岸を北上致しました。

1886

能取湖では、サンゴ草という植物の群落を見学。Wikipediaでは、

茎は濃緑色で高さ10-35cm、円柱形で節を形成し、節から枝が対生する。
また、退化した燐片状の葉が節部に対生する。8-9月には、茎および枝の
先端部が円柱状の穂状花序をなし、葉腋のくぼみに3個の花が対となり、
1つの節に6個の花器を形成する。
アッケシソウは花器と種子に二形性が認められている。
大粒種子は環境ストレスに強く、小粒種子は休眠期間が長いことから
群落の維持に関与する事が推測される。
この植物の花器の特徴として、花被が退化し、雌ずいや雄ずいを
包み込むようにがく片が非常に発達している。
秋になると茎および枝の濃緑色は紅紫色へ変化する姿からサンゴソウと呼ばれる。

しかしこの自然景観は、悲しいことに失われつつある。
写真のような残念な光景が広がっている。
関係者のみなさんの景観復元への努力に期待したいと思います。

1889
1890

で、サロマ湖まで来て
美しいハマナスの群落に目を奪われたあと、
やっと、美味しそうなオサカナ群と巡り会えました(笑)。
サロマ湖の牡蠣とホッキ貝であります。
黒々と美しく、神々しさも感じられるたたずまいであります。
こういう海の幸が、永続していけるように、環境は保全していきたいですね。

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