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【国際交流と社会発展の古代史 日本列島37,000年史-49】

国立歴史民俗博物館の「古代史」展示ゾーンでの知的興奮体験。 いま書き進めているのはこの体験に添って列島史の再学習と思っています。 昔人を知ることで現代の生きる知恵も湧いてくる。 とくに中国社会からは多くの影響を受けて日本 […]

【古代史と地震噴火・天変地異 日本列島37,000年史-48】

わたしたち現代人も多くの天変地異によって社会変動を経験した。 阪神淡路大震災、東日本大震災などによって社会は深甚な打撃を受けた。 現実の被害を超えて人のこころ、社会そのものにも影響をもたらせた。 国立歴史民俗博物館展示パ […]

【歴史を変える与条件・列島地形変化 日本列島37,000年史-47】

わたしたち現代人はいま見えている地形環境で歴史も想像する。 しかし、東京の地は家康の入部以来、旺盛な土木改編が加えられてきている。 水田農耕とは土地を人為的に改造することが基礎技術。 そしてその技術発展は人類史の中でも日 […]

【最初期前方後円墳「箸墓古墳」 日本列島37,000年史-46】

纏向遺跡は3世紀の頃のヤマト王権の姿を伝えているけれど、 この三輪山を仰ぎ見る王権の地にはほど近くに箸墓古墳が造営されている。 行ってみると宮内庁によって陵墓管理されていることがわかる。 〜箸墓古墳は奈良県桜井市箸中にあ […]

【卑弥呼=日の巫女「アマテラス」論 日本列島37,000年史-45】

卑弥呼と魏志倭人伝の条にこのブログ連載として突入しております(笑)。 国立歴史民俗博物館の大リニューアルでもこの条については扱いは小さい。 むしろ考古発掘の方に淡々と展開しているようにみられます。 それが現代としてのたぶ […]

【魏志倭人伝・卑弥呼伝説 日本列島37,000年史-44】

国立歴史民俗博物館の展示再構成に目を見張らされてのブログシリーズですが、 古代史探究の最大のナゾ、魏志倭人伝についてはごく控えめ。 というか、動画的なスライド映像で写真のような紹介。 考古的な実証資料がないポイントなので […]

【関東中部東海 1-2世紀の世界 日本列島37,000年史-43】

国立歴史民俗博物館の1-2世紀の日本列島の状況解析パネル群。 北部九州が大陸・半島との文化の導入口である一方、 水田農耕の東進に伴って人口増加が各地で発生して在来の縄文文化と あるいは対立したり混淆したりして独自の文化圏 […]

【出雲王権か?1-2世紀日本海沿岸 日本列島37,000年史-42】

九州北部は日本列島のなかでは大陸・半島の文化流入の入口。 とはいえ、列島社会全体からすれば西のはずれに属する。 水田農耕がどんどんと東進していくことでその「適地」で人口増加が起こり 列島社会の中では多様な地域社会が形成さ […]

【1世紀の半島地域「三韓」 とは? 日本列島37,000年史-41】

古代の「国際関係」にとって非常に重要な半島地域。 日本列島社会にとってもっとも身近な地域として日本の王権の誕生に 大きな関わりを持っていたに違いないと思うけれど、 そうした関係論の解剖はあまり聞かない。 神武東征の時期が […]

【国家創成=経済発展と神武東征 日本列島37,000年史-40】

きのう皇學館大学・岡田登名誉教授の説をご紹介しました。 日本政治の初源期においての最大のポイントが「外交」であったという考え。 経済としての日本社会の発展は弥生の水田農耕が列島に拡散していったことで その農耕最適地がどん […]