
先日の北総研研究発表会の報告から。
国の省エネルギー基準を定める審議会には、北総研の代表者が
主導的な立場で関与していることは、先日書きましたが、
そうした報告から、面白いデータ報告がありました。
全国の地域別の住宅用暖冷房エネルギーを比較したデータです。
って、そういうようなデータもちゃんと国は把握しているのですね。
国、あるいは中央省庁というシンクタンクは、
実にさまざまなデータを持っていると思いますが、
まぁ、当然といえば当然か。
で、やはり面白かったのが、
北海道の地域的先導性。
他の地域は1970年を起点とした家庭内エネルギー使用が
一貫して上昇曲線を描いているのに対して、
床面積の拡大がありながら、
北海道では、一貫して下降カーブを描き続けていると言うこと。
まぁ、ごく最近についてはやや上昇曲線を見せていますが、
他との比較ではやはり特異的といえます。
寒冷という条件から、道民意識としてエネルギーにたいして敏感であり、
そして、その削減方法、基本的には断熱についての理解が
全国で飛び抜けて高いと言うことを表していると思います。
個別の関与事業者のレベルであるとか、
そういうことを超えて、
やはりユーザーが断熱についての基本的知識を持っていることが
一番大きいのではないかと思われます。
確かに、グラスウールだとか、気密だとか、
こういった業界的専門知識に対して
一定の理解力を持っているから、合理的でない工法宣伝に惑わされない
賢明なユーザーが多いと言うことは実感できる部分。
全国を席巻してきた○○ホームが、まったく振るわないということには
そういうユーザーの目線の確かさがあるかもしれません。
さて今週は土曜日に建築家住宅バス見学会が予定されています。
定員20名で募集したところ
なんと倍以上の申込みが来て、バスを2台に増やしたイベントです。
その反動からか、先週土日のイベントはイマイチでしたが、
そういったこともユーザー動向のアンテナではあります。
賢明なユーザーにより豊かな情報を提供するのが
わたしたちの基本的な役割と考え、頑張りたいと思います。
北のくらしデザインセンター
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Posted on 6月 15th, 2009 by replanmin
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京都が日本の首都であった歴史年代って、
実に永く、京都で観光バスがアナウンスする「千年の都」というフレーズは
誇張でもなんでもないのですね。
その国の首都の雰囲気が作り出す感覚のようなものってあると思うのですが、
いまは東京が首都になっての時代が140年近く続いている。
東京という土地は、京都とはまったく違う気質を持った都市ですから
きっとそのような違いが歴史に反映した部分も多いと思います。
京都から東京への遷都って、
それまでのアジア中心の世界観から脱却させる、というのが
一番大きかったような気がする。
世界に対して開港した横浜から上がってくる欧米世界の雰囲気に対して
敏感に反応して、それを前提条件なく摂取すること。
そういう意味で、京都ではあまりにもアジア的な蓄積、
仏教権威から政治的なシステムすべてまで
ごっそりと残ってしまっていて、
大きな振幅に耐えられない文化性を持っていたのではないでしょうか。
一方で、京都が中心であった時代の感覚って、
通り過ぎてしまった過去であって、皮膚的な感覚を持てない。
写真は戦国期の京都の街のジオラマ接写。
たぶん、地方から京都に用事があって出張してきた
地方政権の中堅幹部クラスが用事を片付けたあと、
国元に帰還するような様子が感じられる風景。
信長の逸話に若い時期、京都に上京し、堺に遊んだ下りが出てきますが、
そんな様子を想起させる気がします。
たぶん、戦国末期の当時で言えば、
混乱した中央政権、足利将軍家は実体を持っておらず、
形式的な追認行為くらいしかなかったでしょうが、
それでも地方政権に対してのなんらかの表面的な政治行為はあった。
それと、経済の中心としての堺の町は独自の自衛装置も持つほどに
独立的な経済権力を構成していた。
若い日の信長は、そういう時代の雰囲気の真ん中で自由を感受したと思います。
また、この時代には種子島からの鉄砲伝来以降、
ヨーロッパ世界の文化進出もめざましかった。
たいへんな大航海時代の息吹が京都にも充満していたことでしょう。
後の「琳派」の源流的位置を占める俵屋宗達が表現したような
開放的で自由な都市文化が自由闊達に勃興していたに違いありません。
こういう空気感は、たとえば「琳派」の絵画などから思い起こすしかないのですが、
階級的にも固定的でなく、自由に各人が「天下」を目指す雰囲気があったと思うのです。
こういう自由さのゆりかごであったような京都文化って、
なんとか追体験してみたいものだと想いつづけています。
北のくらしデザインセンター
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Posted on 6月 14th, 2009 by replanmin
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写真はある日のわが家の朝食であります。
こどもとはいろいろな話をするけれど、
でも結局、かれらが自ら道を切り開いていくしかない。
親が出来ることは、見守っていくことくらい。
そんななかで、親子のコミュニケーションって、
いちばん大切なことってなんだろうと考えて、
できるだけ手作りで朝食を作っています。
父親がいそいそと子どものために朝食を作っているって
世代によっては、拒否反応があるかも知れませんが、
夫婦で働いているわが家では、ずっとやってきた守りごと。
自宅にいるときはほとんどわたしが朝食担当であります。
そんなことで続けていますが、
やっていると料理ってたいへん楽しい。
わたしは自慢じゃありませんが、小学校で「家庭科」が5だったのです(笑)。
それと男が5人、女がひとりという兄弟の末っ子だったもので、
バランス的に、ぜひ女の子が欲しいと親は思っていた。
それが残念ながら男として生まれてきてしまって(笑)
小さいときから「女だったら良かったのになぁ」って言われ続けてきていました。
素直な性格なので(笑)、そういう声にも応えたいと思っていました(笑)。
そんなこんながありまして、どうも料理が面白い。
とはいってもきわめて実用的な家庭料理だけですけど。
だんだん、シンプルな料理が楽しくなってくる。
朝だし、そんなに手を掛けられるわけではない。
でもそういうなかでも、色取りやらでバランスは取りたいと考えています。
人間1日、30品目を食べるといい、と言われて信じていまして、
なるべく朝ご飯でも数多く食品を取りたいのですが、
まぁ、限られては来ますね。
この日の献立だと、あさで10品目程度だと思います。
でもまぁ、坊主は中学校でバランスのいい給食を食べさせてもらっているので、
家庭側では、これくらいでもたぶん、いいのではないかと思っています。
母親的に、子どもの食べっぷりが気になりまして、
いつも見ているのですが、大体は全部平らげてくれるようになってきた。
小学校のころには主食を残すことが多かったのですが、
最近はさすがに中2、食べ盛りでおかわりも多くなってきた。
食べることを通じての親子の対話、楽しんでいる次第です。
北のくらしデザインセンター
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Posted on 6月 13th, 2009 by replanmin
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きのう朝、事務所の女性社員用の洗面から水が流れない、という申し出。
洗面は2つボウルがあるのですが、
片方だけが水が流れなくなっている。
経年的には同じ時期に設置したので、ちょっとおかしい。
また、他の場所の洗面でも特段、詰まりの症状はない。
いろいろ配管掃除の家庭用薬剤とか使ってみるけれど、
さっぱり効果が出ない。
やむなく、工務店さんに連絡、ほんの1時間かからずに来ていただけました、詰まり屋さん。
って、そんな名前ではないでしょうが、
名刺ももらうことなく、だったので、工事種別も聞きませんでした(笑)。
ただし、詰まりの原因についてはしっかり取材。
原因はどうやらセンサー付きの蛇口にあるようなのです。
もうひとつの蛇口は使用するたびに蛇口を操作するタイプ。
こちらの場合には、一般的に水量が大きくなるので、
石けん垢や細かいゴミなども一気に排出されて詰まらないけれど、
手を蛇口にかざして、そのセンサーで水が出てくるタイプの場合、
水道水使用量が抑えられる利点がある一方で、
一般家庭のような使用回数で納まっている場合、
総体の水量が不足して、ゴミが溜まりやすくなるのだそうです。
高速道のパーキングなどのトイレでは
ほとんどこのタイプですが、
あのような使用状況の場合には、トータルでの使用料は抑えられ、
しかも多人数の使用があるので、詰まることも少なくなる。
というようなことだそうです。
管の中のことなので、さすがに奥が深い(笑)。
水量を抑える効果はあるけれど、
トータルの使用総量とのバランスで考えなければならないのですね。
写真下は、こんなことになって初めてしげしげと見た配管部分。
奥にあるのがセンサー装置なのだそうです。
水道を止めて、管の詰まりも除去してもらいましたが、
大変勉強になりましたね。
で、やはり、こういうメンテナンスにすぐ人が来てくれる安心感って、
深く感謝したくなりますね。
わが社では、地域の工務店さんにずっとお願いしているのですが、
大手ハウスメーカーではこのあたりどうなっているのか、
建ててしまえばあとは知らんぷりというケースも聞きます。
建物とは長い付き合いになっていくわけで、
そういう専門家と、いい関係を築いておくというのは
大変大切な部分だと思いますね。
困った、が、ありがたい、で終われた一騒動でした。
北のくらしデザインセンター
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Posted on 6月 12th, 2009 by replanmin
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ちょうど1年前のころにも書いているのを見てびっくり。
やっぱりこの時期になると、クルマを走らせながら
うっとりとしているのは、この花のお陰なんですね。
日本の在来種ではなくて、明治以降、寒冷地に似合う
土壌改善効果のある植物として北海道に植生されたお花なのだそうです。
北海道以外の東北や関東など、
いろんな地域を巡り歩く仕事生活をしていますが、
そんななかで、北海道を巡り歩いていて
いちばん、北海道を意識させてくれる代表選手のような花。
昔取材したお宅で、園芸の専門家がいらしたのですが、
その方が札幌の百合が原公演の植栽を担当されていて、
その百合が原公演で、このルピナスの大群生をみたとき、
「あぁ、北海道らしい」って、感激した記憶があります。
きっと、その方もわたしたちと同年代で、
こどものときの野遊びの記憶の中に
このルピナスの花への愛着が残っていて、
初夏の季節感を彩ってくれる花として採用したものと思います。
写真は、おとといの旭川からの帰路、
普通に高速を利用しないで、富良野まわりで帰ろうと思って
旭川空港付近で、路傍に咲き乱れていた群生を見て、思わずクルマを止めて
撮影してしまっていたものです。
色合いは、その土地の土壌の状態にもよるという話を聞いたことがあります。
さまざまな色のルピナスが咲き乱れていて、色を楽しむことが出来る。
元気に上を向いて、まっすぐに凛としている様にも心引かれる。
この時期には、富良野や美瑛の美しい花畑もいいですが、
でもこういう路傍に元気いっぱい咲き誇っているルピナスって
北海道の透明な季節感に似合っていると思います。
さて、昨日はいろいろな要件が一気に進行。
忙しくあちこちと飛び回っておりました。
で、本日は本州地区からの北海道住宅視察のみなさんが来訪予定。
主に札幌市内の見学なのですが、
ご案内したりする予定です。
近日発売の「200年住宅への挑戦」という特別号も印刷アップしてきました。
こちらのご案内は、明日以降、させていただきます! 乞うご期待!
北のくらしデザインセンター
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Posted on 6月 11th, 2009 by replanmin
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きのうは毎年この時期に行われている
北総研(北方建築総合研究所)の研究発表会。
北総研は北海道の外郭組織ですが、
やがては独立行政法人に組織替えすることになっています。
道庁の予算削減などもあって、
組織としての存続の行方は、どのようになっていくのか。
そういうなかで、しかし、北方圏住宅の研究開発で果たしてきた役割は
きわめて大きなものがある。
今回の発表会でも、北総研が大きな役割を担った報告が前段で2つ報告。
ひとつは、長期優良住宅先導的モデル事業の大きな成果となった
「北方型ECO」の北海道の取り組みで中核的な役割を担った報告。
まさに地方自治体でありながら、この北総研のような
研究開発組織を持っていて、地域工務店に対しても指導力を持っている、
という立場を十分に発揮した結果が、
補助金を北海道にもたらした原動力になったものと思います。
もうひとつの報告は、北総研の鈴木大隆さんが中心メンバーになってまとめた
国の新省エネ基準作りの経過報告。
この基準の改定については、わかりにくいと言われていて、
そのことも自身から何度も繰り返されていましたが、
ことし1年間掛けて、全国に普及させていく予定であると語っていました。
現状では、IBECに問い合わせても、担当者ごとで説明が違ったりする(笑)
場合もあり得る、っていうことだそうですが、
まぁ、確かに説明をいろいろ聞いていてもわからないことが多い。
しかし、こうした国レベルの基準作りにも
北総研が大きな役割を果たしている事実は明確。
今後の省エネ推進のためにも、寒冷地建築についての豊かで実証的な
北総研の研究成果は大きな存在になっていくと思います。
こういった研究開発型組織の発表会なのに、
結構大人数の参加がありまして、
会場は7割方は埋まっておりました。
最新の研究開発の事情を把握したいと、全国から逃さず見に来ている、
っていうようなみなさんも多く、全国レベルでの関心の高まりを実感します。
一方で地元の工務店さんも何軒か、社員が参加というケースもあり、
地域性と、全国的な広がりの両方を感じることが出来ました。
研究のテーマも多く、発表会は実は2日間連続開催でした。
まぁ、さすがに両日参加は困難ですが、
大きな成果はあったものと感じました。
それぞれのテーマについては、CDなどに詳しくまとめられてもいますので、
今後、じっくりと確認してみたいと思います。
なかには、たとえば「耐震性と断熱性の両方を一気に解決する手法」研究など、
これからの既存住宅性能向上のベースになる技術なども
北総研の大きな役割が発揮されたものとして発表されています。
追って、それぞれ取り上げてみたいと考えています。
北のくらしデザインセンター
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Posted on 6月 10th, 2009 by replanmin
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室蘭工大の鎌田先生研究室でのアイデアから生まれた
既存建物の断熱気密改修用の「圧縮グラスウール」。
いろいろな実証実験を経て、もう少しで完成と言うところまで来ているようです。
写真のような形状で、これに梱包と気密材を兼ねるビニールを
もう一工夫して、完成という形なのだそうです。
で、こういう形状で現場に運ばれて、
現場備え付けの「掃除機」で内部の空気を脱気して
土台と壁の突き合わせ部分に挿入し、
その後、ビニールをカットして既存の壁の中で膨らませ
断熱層・気密層を構成しようという材料。
ことしから北海道で取り組む、断熱性向上型リフォーム「R住宅」の
大きな技術的なバックボーンになっていく期待が膨らみます。
確かに、今回のR住宅が性能基準として求めている
気密性能2.0cm/m2という数値は、達成が難しいと言われていますが、
ぜひ、こういった技術を活用して、
多くのみなさんが取り組んでいただきたいと考えています。
既存の建物の状態にもよるわけですが
この技術、大いに広まっていって欲しいものだと思います。
しかも、新住協で発表される技術は基本的にオープン技術として
公開されています。
きのうは先週の会議づくめの間に溜まっていた
整理作業、対応作業が山積み。
ちょっと対応しないでいると、あれやこれや、
段取りが進んでいかない仕事がたくさんある。
机の上はそういう書類やら、資料やら、連絡メモやらで一杯になってしまう。
そういうのに対応するのにきのうは1日かかったのですから、
4〜5日程度で、1日かかるって、
こういうのは確実にしとめ続けないと、
なかなか、手強いゴミの山になってしまうのですね。
既存に対応する、って結構、根気はいる次第ですけれど・・・。
北のくらしデザインセンター
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Posted on 6月 9th, 2009 by replanmin
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呉服といわれる服飾は
相当長きにわたって日本人の美的感受性の中心にあったと思います。
そういう衣装を「仕立てる」道具って、でもあんまり見たことがなかった。
写真は先日、上ノ国の旧家で見かけた道具類。
で、なんとも面白かったのが
写真左下にあるもの。
これって昔の「アイロン」なんだそうです。
アイロンって、大体その語源からして、アイアンでしょうから
その言葉を独占的にひとつの器具が独占したこと自体
いかに服飾、とくに和服仕立てにおいて
日本人の暮らしに根付いたものだったことを表している。
で、この器具は先っぽの円筒状部分に炭火を入れて
熱を伝えやすい鉄の性質を活かして
それで衣服のシワを伸ばしたりする用途に使われたそうです。
また、右側のコテのような形状のものは
直接暖めて、より細かい部分を仕立てるものなんだそうです。
両方で、現代の「アイロン」の役割を果たしていたものだそうです。
興味があったので、Wikipediaで調べてみると
炭火アイロン
日本では金属製の片手鍋のような容器に炭火を入れ、この熱と容器の重みで布の皺をのばす火のしが 中国から伝わり江戸時代中頃から昭和30年頃まで使われていた。
明治時代になると、西洋より炭火アイロンが入ってきて広く普及した。 炭火アイロン、あるいは火のしは中の炭がはじけて火の粉が飛び散り、布を焦がす心配があるが、日本では良質の木炭が生産されていたので、さほど問題にならなかった。
西洋では布を焦がす問題から、中に炭を入れないこて(鏝)形のアイロンも広く使われた。 これは、石、鉄、銅等で制作され、使用する時はアイロンストーブと言われる専用のストーブの上及び周囲に乗せて加熱するもので、火の粉の心配は無い。
後に、電気式のアイロンに移行する。なお、現在では家庭用にはコードレス方式やスチーム機能付のものも多い。
っていうような説明なのだそうです。
こんなふうに「仕立てる」というような技術も
それこそ、日本中に職人的な手業として継承されてきていたものでしょう。
いまの時代、このような手業の文化は否定される方向が明確ですね。
で、一度文化が消滅すると、
二度とその技術が復元されることが少ない。
手間暇を掛けてきたこういう手業の文化、
たとえば建築の世界でも消滅しそうな分野って多い。
こういう道具ひとつ見ても味わい深い文化が
綺麗さっぱりと消えていることに、ため息が出る思いですね。
北のくらしデザインセンター
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Posted on 6月 8th, 2009 by replanmin
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きのうは札幌市内では小学校の運動会の特異日。
半数くらいの小学校では行われていたと思います。
運動会とは、孫の参加まで待たなければならなくなりました(笑)が
カミさんと坊主は元気に運動系のお出かけへ。
わたしは今週の会議漬けの毎日からどっぷりとした疲労感のなか・・・。
で、夕刻になってようやく元気が出てきて
前から気になっていた音楽CDを求めたいと考えました。
っていうか、坊主の体育館送迎の合間に
ちょっと時間が出来たので、少し回復した体力で
お店を覗きに行ったのですね。
わが家の近くには、スーパーが多いのですが
そのなかで2軒ほど、子どもと付き合って行った記憶のある店に
出かけてみました。
最近は、音楽というとiPodでダウンロード販売を購入するケースが多くて
なかなか「レコード屋さん」という存在に出かける機会がない。
で、記憶を頼りに行ってみたら、なんと2軒ともなくなっておりました。
ニュースなんかでCDが売れない、っていうような情報は聞いたことがありましたが
わが家の近くでそういう存在が消えているというのはびっくり。
で、やむなくその2軒目のスーパーの方に聞いて、
教えてもらったのが近隣にある「TSUTAYA」さん。
こっちのほうは、すごい立派な店構えと広大さで販売しておりました。
「これじゃね」と納得させられる圧倒的な品揃えであります。
しかし、たまに聞きたくなるくらいの
「今度のカラオケ機会にみなをびっくりさせるため」の歌の仕入(?)程度の動機ですので
高額の金額を払うような考えもない。
って、ようするにカラオケで歌っている人がいて
「それいいね、今度歌いたいなぁ」というのが動機なのですね。
そこで、「RENTAL」という看板に釣られて行ってみたら、
訪ね当たった次第。
買うと、結構するものが300円くらいで借りられるのですね。
そのうえ入会金がかからないという「カードタイプ」の会員登録を勧められまして
「またカードかぁ」と思いつつ、金額の誘惑には勝てませんでした(笑)。
っていうことで、レンタルしてきて聞いております。
1週間で覚えられるのか、さてどうでしょうか?
しかし、iPodではまだ、ソフト提供側で契約していない部分が多いのですね。
いろいろ歩き回ってこういうことになったのですが、
たまにこういう生きたマーケット状況を体験するのは興味深い。
ビジネスもどんどん変化してきていると感じますね。
スーパーは一軒のほうが閉店セールをやっていましたが、
書店とCD、DVDを販売している「TSUTAYA」のほうは
面積も広大だし、サービスも充実している。
店内の各所にレストスペースがあり、コーヒーカウンターもあって
たいへんアメニティが高くなっている。
なのに、わたしが使ったお金は300円で、駐車場代金は
スーパーの方に留めたので無料。
まぁ、300円也で、いろいろ勉強になった次第。
ビジネスの厳しい時代だと痛感いたしました。
とりとめのない話題で恐縮です。
<写真はおととい3日酔いで酔っぱらっての帰路、出ていた「おぼろ月」>
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Posted on 6月 7th, 2009 by replanmin
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きのうは新住協の年に一度の総会。
朝9時からスタートして、午前中に組織としての総会を終わって
基調講演、午後からは研究発表などが相次ぎ、
終了したのが午後5時半。
そこから会場を変えて懇親会も行われました。
写真は、懇親会の会場の様子。
新住協って、これまでの総会でも
いわゆる来賓祝辞というようなものってなかった。
それだけ実質的な住宅技術研究開発型の組織だったのですが、
運動の広がりが大きくなってきて、
今回は4名の来賓が来られていました。
とはいっても、住宅に関連する組織からの公務として参加のような方たち。
そんななかで、来賓あいさつにも立たず、
その後の懇親の席であいさつされて初めて来場を知ったのが、
参議院議員の中村てつじさん。
民主党の所属で、奈良県選出の議員さんです。
中村さんは、全国発売されたわたしどもの「エコ住宅Q1.0」などの
雑誌を知っていただいて、数十冊単位で購入され、
国会議員さん仲間や、中央省庁などに「北海道ではこんなにいい住宅を建てている」
と、大いに住宅政策的な立場から活動いただいています。
そんなことで、いろいろにお話しさせていただきました。
いま進めている「北海道R住宅」についても、
わたしどもの雑誌をごらんいただいていて、
「大変わかりやすかったので、利用させてもらいました(笑)」
と、おっしゃっていました(笑)。
新住協の進めている地域工務店の技術向上、地域活性化の努力に
賛同していただいていて、大いに共感できた次第。
その後、「地域工務店さんの声をもっと聞きたい」と
2次会でも多くのメンバーと活発に意見交換されていました。
国会議員さんの議員連盟も最近、超党派で組織されています。
地域工務店の立場に立って活動してきた新住協の運動が
このような国会議員さんたちのレベルでも広がりつつあるのです。
工務店メンバーのみなさんとも、現状の国の住宅政策について
忌憚なく意見を話し合って、いろいろに認識を深めていただけたようです。
しかしそれよりなにより、
国会議員という立場でありながら、
一市民の立場として、このような民間団体の総会に出てくるという
姿勢に大きく感銘を受けました。
国の住宅政策の進み方に
わたしどもの雑誌が志向している「地域で暮らす工務店」の立場が
すこしでも反映されるような方向になっていって欲しいものだと
強く念願する次第です。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
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Posted on 6月 6th, 2009 by replanmin
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