
写真は東京国立博物館の考古展示から。
ここはフラッシュを焚かなければ撮影が可能です。
歴史を見ていると面白いのだけれど、
人類って、農耕が広がってから急激に人口が拡大して、
何十万年もそう大きく変わらなかったのが、
急に激変しているのだと言うことがわかる。
たかだか、2千年くらいのことがピンナップされているのが博物館なんですね。
現生人類のホモ・サピエンス(サピエンスは賢い、知的を意味する)は
25万年前から現在まで生きている。
そう考えると、農耕という「産業革命」がいかに巨大な変化だったか、
まざまざと思い知らされる部分がある。
縄文の頃のこういう土器も
食物をこの中に入れて貯蔵したり、煮込んだりして
食べるものに徹底的にこだわってきた営みなんでしょう。
しかし、25万年と2千年では、全然違うし、
DNAは2千年くらいではそんなには変わらないのかとも思う。
世代更新で計算すれば
まぁ、30年と計算したとしても、
8300世代:66世代という比較で、
ちょっと比較するのも気が引けるくらいの話だ。
百分の一にも満たないのが今日までの「歴史」ということになる。
農耕が始まってはじめて文字の必要が生まれたというのが定説だけれど
歴史という概念も、それからしか始まらないのですね。
わが家の家系伝説をつなぎ合わせていって、まぁ、
国造くらいまでたどったわけですが、
それすら、夢のまた夢のような気の遠くなるひとの命の連なり。
こういう変化の中で、しかし今日の変化がやっぱり一番激しい。
歴史が始まってから、きっと毎日がどんどん早く過ぎていくということが
ずーっと続いているんだろうと思えます。
っていうようなおかしな思いに駆られております。歳なんでしょうか(笑)。
さて、きのうは多くの建築家のみなさんと懇談。
建築家との家づくり、北のくらしデザインセンターの経過報告と
今後の運営について話し合った次第です。
大変多くの意見をいただき、深く感謝申し上げる次第。
みなさん、温かく見ていただいていて
いっしょに育てていこうと思っていただいていると実感できた次第。
じっくり耕していきたいと考えています。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 6月 8th, 2010 by replanmin
Filed under: 歴史探訪 | No Comments »

先週はめまぐるしい政治的変化がありました。
鳩山さんは辞めたのですが、
その辞め方が、まことに「戦略的」な辞め方であって、
久しぶりに政治家らしい出処進退の形を目にした思いがしました。
人間、「なる」ときは勢いとか、
いろいろな条件が揃って「なる」ものでしょうが、
辞めるときと言うのは、まさに自分で決断する以外にはなく、
タイミングを計りに計って、矢を撃つように一挙にすべきなのですね。
まことに、自死をもってなにごとかをなそうとするその決意に
尋常ならざる政治的素質を見た気がいたしました。
その鳩山さんの言葉の中で
「変えようとすると、変えたくないと考える圧力がすごい。」
という言葉がありました。
鳩山さんは、普天間の件が大きな政治的失点になり、
プラス、お金の問題も抱えて、
「世論」の圧力がかれに決断を迫ったと言うことでしょう。
わたしには「かれが変えようとしたこと」のほうを
もっと大きく論議されるべきだと思われます。
それの核心は、日米関係なのではないかと思います。
アメリカ側からの反応で、
興味深い反応があり、オバマ政権が鳩山政権を追い込みすぎたのではないか
という論調が出ている。
鳩山さんは、一生懸命に沖縄の現実を「すこしでも」
変えたいと思って努力してきたことが、
アメリカ側からの過剰な対応を引き出してしまった。
このような対米交渉を持ちだしたのは、戦後以降の日本の政権では
ありえなかった、という事実です。
アメリカ側からすれば、日本の政権というのは
基本的に自分たちが一度、征服した国家の政権であり、
それが自立的に、とくに安保の問題で、対米交渉を仕掛けてくる、
ということは許さないとする基本認識があるのではないか。
鳩山政権は、アジア重視への方向転換と合わせて、
それに果敢にチャレンジし、大きく挫折したのだと言えます。
この安保の問題での対米交渉というのは
アメリカの一方的イニシアティブしかあり得ない、とするのか、
いやそうではなく、今後の日本の政権が
繰り返し追求しなければならない問題なのか、
そこの認識を国民の側にしっかりと提起する必要がある。
たぶん、この交渉は、明治初年の「不平等条約」改定なみに
日本の難しい問題なのだと思います。
自民党や、保守系のメディアは、
本来、このような自立的独立的な動きに対して
党派性から言えば、
むしろそれを支援するような方向で対応すべきなのだと思います。
場合によっては、アメリカ側から日米安保が破棄される場合だってある
そのような認識を持って、日本の基本戦略を考える必要がある。
ただ、今日の状況で言えば、
あまりにも目先的な問題ばかりに世論誘導されるので、
(誰がそうしているのかは別として)
このような大きな問題整理が、行われにくい状況になっている。
どうもわたしには、こういう「アンタッチャブル」に触れた場合の
アメリカ側の対応策が、ここ数ヶ月間見せられてきたように思われる。
その日本社会ハンドリングについては、
「そうか、アメリカというのはこのように日本を支配しているのか」
っていうように、深く認識させられる部分がありました。
まぁ、具体的事実を検証する方法はわたしにはないので、
メディアや、ジャーナリストのみなさんの努力に期待したいのですが、
大状況としては、鳩山政権の「追い詰め方」は、
官からも、マスコミからも、すごいものがあった。
対米関係を悪化させずに、自立的な外交姿勢に転換する、
言葉で言えば、簡単なことですが、
それを今日実現するためには、長い時間を掛けて忍耐強く
やり続けていく必要がある。
第2の沖縄返還交渉、あるいはもっと根底的な問題解決なのですね。
こういう認識を日本の社会は、もっと明確に持たなければならない。
沖縄の問題を解決するためには、
相当長期にわたる、忍耐強い交渉力を日本が持たねばならない。
そういう自立的な国家戦略を、国民が認識できるのかどうか、
今回の件では、そういう本質問題が露出したと思っています。
そして、そのことに基本的には日本の世論も勘付きはじめている、
そんな思いがしてきています。
とりあえず、V字的に回復してきた支持率を
菅直人さんは、大いに活用して、政治運営して欲しいと期待します。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 6月 7th, 2010 by replanmin
Filed under: 状況・政治への発言 | 1 Comment »

さて、本日早朝息子が中学校の修学旅行に出発です。
なぜかわからないのだけれど
「明日は朝早く起きなきゃいけないから、
友だちとわが家で前泊して、いっしょに起きようと約束しているんだよ」
っていう言葉に、大して考えもせず
「そっかぁ、まぁいっか」
と軽く承諾してしまって、わが家にはもうひとり
中学生を預かっておりました。
考えてみると、なにそれ、というところですが、
まぁ、様子を見ていると早くに寝ているし、
修学旅行前の高揚して楽しい気持ちを折ってはかわいそうと
先方の親御さんとも連絡を取り合って
一晩お預かりしていた次第です。
で、朝、自分たちで起きて、
寝具も一応は片付けてあって、
洗髪して、洗面しておりました。
持参する昼食は「使い切り容器」入りのお弁当という学校の指定。
希望を聞いたら「明太子いりおにぎり3個」という
ことでしたので、昼食と兼用での朝食。
4時半に起きて、おにぎりを大量12個作成。
味噌汁とおつけもの、オレンジ、というような副食で済まさせて
さきほど6時頃、出発していきました。
親になって、ほんとうにこういう体験はありがたい。
子どもの時は自分が行くという楽しみですが、
親にしてみても、わがことのように浮き浮きさせられる。
わたしの頃は、北海道内・道東一週というのが定番でしたが、
娘のときもそうだったのですが、
目的先は北東北であります。
なかなか見せてくれない「旅程」をようやく確認すると(笑)
鹿角に2泊して、その後、青森県の日本海側沿岸・鰺ヶ沢で1泊ということ。
クラス単位で出掛ける自由日程は遠野に行くようです。
普段、わたしもよく回っているような地域。
小坂では古くからある芝居小屋で
伝統的な演劇も観劇するという断片的な(笑)情報を得ています。
あれって、わたしも行ったことがありまして、
なかなか面白いんですよね。
舞台の下には、「舞台回しの仕掛け」も見ることができて
ひとの「工夫」というものの実際にも触れられる。
できれば青森か弘前でも津軽三味線のナマでも聴かせてやりたい、
みたいに、夢が膨らみます。
こどものやわらかい感受性でどんなふうに見てくれるのか、
楽しみですね。
帰ってくる日が、わたしの出張と重なっているので
顔を見られるのは、6日後。
どんな表情で帰ってきてくれるか、ワクワクしております。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 6月 6th, 2010 by replanmin
Filed under: こちら発行人です | No Comments »

AppleのCEO・スティーブジョブスさんが
インタビューに答えて、こんな発言をしている。
アイパッドは、コンテンツ作成者の救世主となり得るかとの質問については、
「わたしは米国がブロガー王国に成り下がるのは見たくない。
わたしは、今こそ、これまで以上に編集面の監視が必要だと思っている。
メディアが利益を上げられる新たな表現方法を見つけるために、
われわれができることがあるのなら、
わたしは全面的に支援するつもりだ」と述べた。
という発言なんだそうです。
最近のAppleの動きを見ていると、
どうもHTMLのインターネットの世界には未来がないと
そう見定めている気がする。
一番のターニングポイントは、楽曲配信事業に乗り出したとき、
それまでインターネット上でフリーに流通しようとしていた
音楽に対して、明確にiTunesStoreから、「買ってもらう」
方法を選択して、それを成功させてから、
無料があたり前のインターネット、
HTMLの世界を見捨てはじめているのではないかと感じています。
だから、課金が明確なiPhoneに進出し、今度も
その通信事業との連携で明確に課金システムが存在している世界に
iPadという、たぶん「歴史的」な端末を出荷開始した。
どう考えても、無料というインターネットは存続し得ないのだ。
FREEという概念が、さも未来予見的に語られたけれど、
やはりそんなことで、人間文化は存続できない。
コストを払わない、という世界がどんな終末になるのかは明確で、
だれもまじめにやらなくなる、いややれなくなるという世界ではないか。
きちんとコストを払ってもいいと思えるサービスにしか
ひとは金を払わない。
そういうレベルまで、自分の仕事のサービスの質を上げるしか、
やはりないのではないかと思われるのですね。
どうもMicrosoftの世界が終わって、
AppleがNO1の世界って、そういうことになっていく予感がする。
身近な例でも、
無料雑誌と有料雑誌の両方を作っているところでは
無料のほうでは「どうせタダなんだから」という認識が蔓延し、
それが有料の方にも伝染していく、という現実があるのだそうです。
総体としてのコンテンツレベルの弛緩が起こっていく。
スティーブジョブスさんの発言には、
そういった認識がはらまれているように思われるのですね。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 6月 5th, 2010 by replanmin
Filed under: Mac.PC&DTP | No Comments »

さて、きのうはお医者さんから「血圧高いよ」と言われまして、
「血圧計買って、自分でチェックするといいですよ」と
勧められました。
「え、血圧計って、高いんじゃないの」
「そんなことないですよ、5千円しないんじゃないかなぁ」
ということ。
で、あんまり高いのじゃなくて、ごく廉価なものでもいいですから
ということだった次第。
ちょこちょこと気をつけてチェックさせることに意義があるので
まぁ、それくらいは投資しなさい、って聞こえる。
そんなことで、さっそく昼休みに近くのヤマダ電機へ。
すると、あるんですね、安いものも。
で、一番安価なタイプを購入。2980円とかだった気がする。
さっそく計測してみました。
すると、やり方・要領がわかって計りはじめたら、
みんな正常値の範囲にすべて収まっている。
おおむね、120-80程度の幅になっていまして、何年か続けている
健康診断での数値ともほぼ変わりない。
ようするに、前日のお医者さんの所での数値が特異的なもの。
っていうように思われました。
まぁでも、お医者さんの思惑通り、
すっかり健康フリークに陥りまして、
ルンルン、と血圧を測っております。
機械で出来るのって、何となくうれしい。
具体的な数字になって評価が出るのって、
仕事の結果と同じで、やはり励みになりますね。
最初は使い方が間違っていたようで、
「げげ」っていうような数値が出まして、顔まっ青。
なにごともきちんと説明書を読まなければなりませんが、
どうもダメなんですよね、まずちゃんと見ない。
っていうか、図解とかは、昔から読み取る力がないのだと思います。
少年マンガ雑誌って、わたしたちの年代の頃には
「別冊組み立て付録」というのが定番だったのですが、
(って、いかにも古いですね)
こういうの、まずきちんと出来たためしがない。
マニュアルとか、説明書というのは本当にわかりづらいですね。
体験する部分を、書物で伝えるというのは至難だと思います。
たとえば、「ズボンの正しい履き方」なんて、
文章できっちりと跡づけていくって言うのは難しいだろうと思います。
まぁその類ですね。
おっと、ずいぶん無駄に書き続けてしまった(笑)。
ということで、不安一掃の一日でありました。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 6月 4th, 2010 by replanmin
Filed under: こちら発行人です | No Comments »

わたしは、睡眠時無呼吸症候群、という名前の疾患で
定期的に病院に行かなければならないことになっています。
ってまぁ、別に命に関わるほどのものではまったくなく、
カミさんから心配されて、その治療のための
睡眠状態の時に使う機械がありまして、
定期的にその機械の装着時のデータを医師に診せて
経過を観察すると言うことにしているわけです。
まぁ、こうやっていれば、定期的に医師から
チェックを受けざるを得ないわけで、
定期検診を毎月やっているように思えば、
「一病息災」というような意味合いになると思って通っています。
で、きのうも時間を見つけて行ったのですが・・・
先生の時間が空くよ、と言ってくれていた午後3時過ぎに行って、
一応、医療行為と言うことで
血圧をチェックされたのですが、
人生、生まれて初めて「血圧すこし高くなっていますね」とのご託宣。
これまでは、上で110、下で70というような具合だったのですが、
若干、数値が上昇しておりました。
一回だけ、一日だけという数値では気にすることはない、
っていうように言われたのですが、
血圧計を買って、ちょこちょこチェックしたら、
と勧められました次第であります。
これまで、血圧だけは自信満々だったのですが、
ありゃりゃ、という心境です。
遺伝的気質としては両親ともそういう傾向はなく、
比較的に安心していた部分なのですね。
やはり年齢的にいろいろ注意信号が出てくるのでしょうね。
インターネットで見てみたら、血圧計って
そんなには高額ではないみたいなので、
さっそく購入して、血圧チェック、始めたいと思っています。
原因って、考えられるのは塩分の取りすぎとか
生活習慣的なものが大きいのでしょうから
食生活の改善なども必要かも知れませんね。
写真は、わたしが作ったサラダですが、
こういうのでも塩分はやや多めに取っているかも知れない。
よく、ストレス、とかって言いますけれど、
あれは言われてもしょうがないなぁといつも思いますね。
ストレスなんて、仕事をやっていれば
そこから逃れるなんて無理に決まっている。
ストレスは、正面から向き合って立ち向かうしかないでしょう。
「一病息災」が「二病息災」にちょっと変わったくらいに思って
付き合っていきたいと考えております。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 6月 3rd, 2010 by replanmin
Filed under: こちら発行人です | No Comments »

シロアリ問題って、
高断熱高気密を基本とする寒冷地住宅にとっては
なかなか実感の持てない問題です。
とくに北海道ではあまり聞くことはなく、
どうもイマイチの問題意識であることは否めません。
しかし、北海道発の住宅研究組織ながら、
最近の新住協大会では、このテーマで研究が行われてきています。
特に基礎断熱材をシロアリが食害するという結果が見えてきて
どのように対策すべきか、真剣に討論してきています。
昨年は、自らシロアリを飼って、その生態を研究するという
強者も現れて、盛り上がっていました(笑)。
建物へのシロアリの食害をストップさせた上で
写真のようなシステムを敷設するのが基本と言うことになります。
以下、HPからの抜粋
セントリコン・システム
習性を利用した新発想の防除工法。巣ごと退治するシステムです。
いままでの工法は対症療法。根本的な防除はできません。
床下に防蟻剤を散布するのがいままでの防除工法。シロアリが家屋に侵入しないようバリアをつくる工法で、根本的な防除法ではありません。地中のコロニー は温存され、防蟻剤のバリアに隙間ができると再び侵入する危険性があります。そんな従来工法の問題点をクリアしたのが、セントリコン・システム。シロアリの習性を利用して巣ごと退治する防除法です。
ということなんですが、
問題は建物の方の防蟻対策です。
断熱素材を防湿をしっかり考えグラスウールに替える、というのが基本対策。
基礎の作り方については、ことしも大変重厚な対策が検討されていました。
その上、京都大学との産学共同研究実験も取り組まれていて
その実験結果なども発表されていました。
しかし、相手は先史時代から生き残ってきたという強者。
また、木で家を造るという人間にとって
いわば最強の敵であります。
対策はそれこそ、人類共通の戦いだと思います。
心して、掛かっていかなければならない重要テーマだと思います。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 6月 2nd, 2010 by replanmin
Filed under: 住宅性能・設備 | No Comments »

最近の調査でも家づくりを考えている世代の
一番の希望はやはり、戸建て住宅だと言うことです。
どんなにきびしい経済情勢であろうが、
家を持ちたいという希望は、当たり前の欲求としてあり、
そうした世代にとって、
やはり一番大きなポイントが「子育ての巣」であることは変わらない。
子どもという存在にはそれだけのパワーがある。
何物にも代え難い宝物であり、
自分のDNAを受け継いだ存在への愛おしさは、本然の姿なのでしょう。
マンションは、やはり仮の住まいという気持ちが強く
しかも、騒音問題など、気兼ねが必要という気分が大きい。
なんですが、こういういわばDNAに刷り込まれたような
欲求というのは、この長寿命社会でどう変化していくでしょうか?
わが家の例で行くと、まぁ、もう少しは3〜4年くらいは
下の子がわが家にいるわけですが、
その後は、場合によっては出て行くことになる。
まぁ、そうなると、夫婦ふたりだけの住まいになっていく。
で、子育て期間って、どれくらいなんだろうか、と
考えてみるとわが家では、26〜7年くらいということになりそうです。
長いと考えれば確かに長いけれど、
昔に比べて、寿命は格段に延びている。
子育てが終わってからでも30年くらいは住宅に住み続けていく。
たぶん、子育て期間と、その後の期間はほぼ同じくらいはありそう。
2世帯住宅という事もあり得るけれど、
普通は、やはり独立していくという形になるのが一般的。
同居というのは、社会的に考えて、経済的基盤が同一である以外は
なかなか、ライフスタイルも違いが出来て
そうはうまくいかないのが現実ではないかと思われるのですね。
ただ、これまでのようにひたすら新築住宅をもとめる
というようにはならない可能性が高い。
世帯数を上回る既存住宅があるのですね。
すでに10%を超える剰余があり、
今後の人口減少を考えたら、加速度的に変化が訪れることは間違いがない。
でもわが家は、職住一体の時期があって、
そのときに床面積を大きくしてしまっていて、
少人数で住んで行くには、ちょっと広すぎる。
夫婦ふたりで、この家って、ちょっと困るんですね。
全室暖房を基本に考えると、効率は決して良くない。
考えてみれば、「欧米からウサギ小屋と言われている」という
大量宣伝が行き渡っていた時代があったけれど、
あれってなんだったんだろうかと、深く考え込んでしまいます(笑)。
こういう悩みを抱えているお宅も多いだろうなと思います。
まぁ、ライフスタイルとか、社会状況だとか、
どんどん変化していくものだと言うことだけは確かですね。
さて、どんなふうに変化していくものか、
とくに社会の変化というのは、常人にはなかなか見えにくい。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 6月 1st, 2010 by replanmin
Filed under: 住宅取材&ウラ話 | No Comments »

わたしはこれで記者を堕落させた
「機密費」で接待、「女」も用意 平野貞夫・元参院議員に聞く
というニュースがYahooニュースで流れている。
出自はJ-CASTニュースというところ。
見てみたら、どうも最近のインターネット系のメディアのようです。
官房機密費については、これまでもその使途について
さまざまな憶測とかが出ていましたが、
具体的にその内容を公開したインタビューというのは
あまり見られなかった。
最近、引退した自民党政治家・野中広務もこの件でインタビューに応じ
「政治評論家対策」に使ったと語ったということですが、
その記事には目を通していませんでした。
要点は、官房機密費がマスコミ対策として使われ、
記者クラブ所属のかれらに対して、
さまざまな接待攻勢が行われていた実態があきらかにされている。
一番最初の行に記したような内容まで赤裸々に証言されている。
こういうことが、政治家から語られると言うことには
そこに「現在時点での政治的な意味合い」が、込められているだろうという
そういうことへの注意は必要だと思うけれど、
しかし、書かれている内容は、
やはりそういう部分があるのかなぁと
強く感じざるを得ない。
「現在時点での政治的な意味合い」と書いたけれど、
これ自体も、民主党側からの世論への働きかけの一種ではあると思う。
たぶん、こういうリークがあるというのは、
今の政権側には、この機会にマスコミの問題を俎上に載せようという
そういう意志が感じられる。
普天間の問題が一段落し、その政治的失態を
こういう形の問題をターゲットにすることで、目をそらそうという、
そういう部分は、あるだろうと思う。
野中にせよ、平野にせよ、
ある人脈的なつながりは感じられる。
まぁ、しかし、そういう思惑はあっても、
この問題、どうなるのでしょうね。
マスコミの側では、これを大きな問題にするのかどうか、
小沢に対して疑惑、疑惑と書き立ててきて、
その問題では、立件は不可能という結論が出てもなお、
推定真っ黒、という印象だけをまき散らしてきたマスコミとして、
自分たちの臭いものには蓋、という態度を取るのかどうか、
非常に難しいテーマだと思うところです。
今日以降の、マスメディアの扱いが、注目されます。
<写真は隅田川河畔>
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 5月 31st, 2010 by replanmin
Filed under: 状況・政治への発言 | No Comments »

今回の総会では、冷房負荷への
熱計算ソフトQPexの対応が大きなポイントだったわけですが、
会場での協賛メーカの展示でも
そういった商品が見られました。
これまでも「ハニカムサーモスクリーン」で
よく利用されてきているセイキから出荷された
「外付けロールスクリーン」です。
窓から太陽光が熱となって室内に取り込まれる部分は、
室内側で遮断しようとするよりも
外側で遮断した方が遙かに効率がいい。
ヨーロッパでは、そういうことから「オーニング」が
デザインもバリエーション豊かに採用されている例が多い。
それに対して、日本は伝統的には屋根の軒の出が
建築装置として、そういう役割を担ってきたと言えるのですが、
敷地の狭小化がどんどん進行し、
そもそも軒の出が省略されるような方向に進展してしまって
そういった「日射遮蔽」手法が日本の建築から失われてしまった。
なので、いまや、庇もない窓からどんどん日射が室内に入り込み、
たとえカーテンで遮蔽しても、カーテンと窓面との間に
高熱の熱空気だまりが出来て
カーテンの開放とともに、室内気温を上昇させる。
仕方なく、冷房をガンガン使用する。
っていうような住宅がたくさん建てられているわけですね。
そういう状況に対して、
素材を考え、ローコストで室外側で遮蔽できるように工夫したのが
この外付けロールスクリーンということです。
内部遮蔽では45%の日射熱カットなのに対して
この方式だと、70%のカットが可能というように表記されています。
本来であれば、各窓の上部に庇が付けられるのがいいのでしょうが、
ひとつのアイデアとしては、いいのではと思いました。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 5月 30th, 2010 by replanmin
Filed under: 住宅性能・設備 | No Comments »