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PCバッグ決定版か?

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さて先日触れたPCバッグですが、
ついいろいろと物色するウチに、またいいの発見しちゃいました。
なんか、こういうのって、一回物欲に火がつくと止まりにくい。
写真のヤツなんですが、インターネットのApplestoreで、
「アクセサリー」コーナーで発見したもの。
以下、HPの宣伝文句。
Kensington Saddle Bag ¥8,190
Kensington独自の「イージーグリップ」を装備したノートパソコン用バッグ。
大型の収納スペースや小物収納用のポケットにより、
多くの周辺機器や書類も収納できます。Appleロゴ付き。
独自の「イージーグリップ」で、持っても背負っても負担がかからない設計。
大型の収納スペースや小物収納用のポケットを装備し、
多くの周辺機器やケーブルも一緒に収納できます。
また、ノートブックPCを衝撃から守るクッションにより、十分な衝撃吸収性。
サイズ:153x340x355mm(LxWxH)
重さ :1620g
材質 :ナイロン/合成皮革
色  :黒
っていうモノです。実はおととい届いたので
さっそく、きのうからの仙台出張に使っております。いまは仙台から、です。
リュックにもできるし、肩掛けにもできる。
また通常の鞄として使うときの取っ手が、スポンジ製でこれもグッド。
TPOに合わせて、いろいろ使い分けられる、っていうのが出張時に大変有効。
サドルバッグの大容量もいい。
どうもこれが、決定版の感じがしております。
値段も、ヨドバシで物色したときに調べた一般的なヤツの価格とほぼいっしょ。
ということで、喜んでいたら、
先日紹介したリュック、さっそくカミさんがなんと
「わたし、これ使うからね」って、持っていっちゃいました。
女性はリュックスタイル、似合う、似合わないがありますが、
デザインがいいから、片方のベルトで肩掛けすれば
まぁ、かっこいい。 しょがない。
ということで、PCバッグ、物欲盛り上がり編は、一件落着のようです。
って、まだインターネットで、「お、これ、なかなか・・・」とか
懲りずにまた、ハマり続けている、ところです(笑)。
みなさん、ネット通販、便利さにはご注意下さい、って
まったく説得力のない忠告ですね。
どっかで、このバッグ背負ってる中年おじさんがいたら、お笑いください。

スティーブジョブスのプレゼン術

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アップルコンピュータの株価が高騰している。
一昨日か、アップルとチップメーカーのインテルが手を結んで
新しいコンピュータを発表した。新iMacとモバイル用のMacBook Pro。
写真は、そのプレゼンテーションの様子。
年に一度のMacWorldEXPOでの基調キーノートスピーチです。
いつもいわれて注目されていることだけれど、
アップルのCEO・スティーブジョブスっていうひとは
天才的にプレゼンテーションがうまいのだそうですね。
わたしは直接聞いたことはありませんが、それこそ観客の心を「鷲づかみ」するそうだ。
いつもかれは、重要な発表を、独演会で、ひとりきりで世界中にメッセージしてきた。
その胆力は、すごい。ビジネスマンとして、尊敬できる。
初代Macintoshの誕生からiMacの衝撃的なデビュー、MacOSXの発表、
デジタル音楽というジャンルを切り開いたiPodの発表など
かれのキーノートスピーチがパソコン業界を常に揺り動かし、引っ張ってきた。
圧倒的なWindows勢の包囲状況の中で
少数ではあれ、確実にシェアを維持し、いまふたたびiPodで革命を起こしつつある。
その戦略性に満ちた事業の構想力は
必ず未来に語り継がれていくだろう、生きている伝説、的な事業家を見る思いがする。
こんなかれがやることなので、まわりの連中も
どんなことでも付き合っちゃうんでしょうね。
写真右側の変な格好のおじさんは、インテルのCEOだそうで、
Macにいま、インテルのチップができましたよ〜、って、
クリーンルームから出来たてのチップを届けに来たという寸劇をやっているんですね。
笑える、っていうか、こういうわかりやすくて、直接的な演出って、
やっぱ、すごいよね。やる方も、頼むほうも。
こういう世界中に向けたわかりやすいメッセージが、かれのプレゼンの真骨頂なんでしょう。
普通の、パーツを組み立ててWindowsOS乗っけて、まぁ安くつくる
っていう、誰でも考えられるビジネスをやっているPC会社とは、やっぱ違う。
中小企業っていうか、パーソナルな部分を大切にしたメーカーなんでしょうね。
こういう創業者の魂・生き様を、思いっきりさらしているのって珍しい。
まぁそんなことで、つい衝動買い、じゃないのですが
新しいMacBook Proっていうノートパソコン、さっそく注文した次第。
今使っているのが、その前のモデルでチップの性能進化が止まっていたのです。
HDもこころもとない残量になってきたし・・・
とか、言い訳しておりますが、まぁはっきり衝動買い、ですね、やっぱ。
さらに面白いんですけど、発表はしたんだけれど、発売は「2月」。
としかアナウンスもされていない。 いったい何日なんだよ、オイ(笑)。
それなのに、さっそく購入注文しちゃうんですね(汗)。
受注を先に集めてから、生産するわけですから、効率は最高。
すんげ〜商売うまい、とも言えますね(笑)。 

年始め健康診断

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きょうは閑話休題。
ウチの会社では年の始め、この時期に健康診断を実施しています。
他の時期に比べて一番時間調整が付きやすい
という意味合いが一番強いのですが、
まぁ、気分も一新して、同時に健康もリフレッシュして
仕事に集中しよう、という作戦なワケですね。
いつも同じ施設にお願いしておりまして、毎年の変化もわかりやすい。
折からの大雪を押して行って参りました。
最初がなんと最悪の体重測定。やっぱこのブログでもときどき触れるように
食いしん坊は、歳とともに純化してきているもので、・・・
心配していたのですが、昨年対比、1kg程度の微増、ほっ。
流れ作業で、いろいろな検査を行ってくれます。
昨年はこの健康診断を受けた1ヶ月後に、胆石症を発症。
結果、手術で胆嚢を除去しました。
健康診断で、どうして発見できなかったんだ、という考えもあるところですが、
わたしは割り切って考えておりまして
健康診断は、その時点の健康をチェックするもの。
けっして完璧に発見するなんて、期待しすぎない方がいい、ってね。
年に1回、こうやって年の初めに固定していると
ことしも健康に留意しながら、仕事頑張ろう、という気持ちになります。
そういうのが最大のメリット。
それとデータに基づいて健康についてのアドバイスをいただけるというのも
大きいポイントだと思います。
検査が進んでいくと、だんだん結果を聞くのが不安になっても来ますね。
ということですが、命惜しさも最近すこし薄らいできているのか
のんびりしているのでしょうかね? 結果を聴きに行ったら、わたしは一番最後。
データシート(写真)を見せてもらいながら神妙に聞いておりました。
たぶん肥満と、それにともなう肝機能あたり、不安だったのですが
なんと、太鼓判に近い健康のお墨付き!
まぁ、若干太り気味ではありますが、肥満も一番最低レベル。
肝機能は、すべて正常の範囲。
心肺・消化器系統も健康そのもの。
肝臓の脂肪はやや高いものの、ほんの1〜2ポイント正常を上回る程度なので
日常の運動を心がければ、大丈夫。とのご託宣でした。
まぁ、心理的には年始めの健康チェックって
初詣でと、おみくじみたいなものでしょうかね。
おみくじでいえば、末吉を引いたようなものなのでしょうか?
なんか、医学という科学と、占いを一緒くたにしているようで恐縮ですが
でもおみくじよりももっと直接的に元気が出る。
そんな意味で、なかなかおすすめだよなぁ、と思っている次第。
間違っても「大凶」なんて当たりたくない、ですよね。

木漏れ陽の家

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数年前、親しくさせていただいている建築家・圓山彬雄さんから
面白い家があるから見に来ないかい、というお誘いを受けました。
こういう場合、あんまり期待を裏切られたことはないので、
速攻で見に行ったのが、この家。
非常にわかりやすい、コンセプトの明快な家で
いきなり階段を上って、2階になっている玄関を入り
まっすぐ居間にはいると、写真右側の丸窓。
昔からわたし、木の上で暮らすというのは夢でした。
小さいとき、原始の札幌の自然景観をそのまま遺す北大植物園に面した家で
毎日林を見ながら育ったことが関係しているのか、と。
でもこういう願望って、けっこう普遍的なんだそうで
類人猿以来、人間の本能に近い願望なのかも知れません。
な、ものですから、この光景を見て
そのまんま、やんけ〜
って、あっけにとられてしばし呆然とたたずんでおりました。
この丸窓、大きくて通常の床から天井までの
まるで「生活のスクリーン」とでも呼べる大迫力の大きさ。
丸窓から、隣接して繁茂する木々の四季変化が居間に写り込むんですね。
まるで、本当に木の上で暮らし続けている気分。
って、本当に木の上で暮らすのは、大変ですよね(笑)。だから
木の上で暮らす喜びプラス、現代的生活の快適さもあるんですね。
この家、明快なコンセプトを実現するために
居間の大空間すっぽり、コルゲートパイプと呼ばれる
まるでトンネルの中にいるような感じで構成しています。
で、天井には一面に吹きつけの断熱材が施されて、そのまま素地あらわし。
丸窓とこの丸天井で、より求心的に木々の移ろいに視線が向かいます・・・。
若葉の頃には、まさに耐えられない美しい光景を
日々、居間から楽しめるのだそうです。
もちろん葉の落ちた冬枯れから、夏の圧倒的な緑まで
四季折々、木の表情とともに暮らせます。
よく建築家のみなさんから聞きますが、
人工的な風景って、3日見続けると飽きます、
一方で、自然の変化は絶対に飽きが来ることはありませんよ、ってね。
まぁ当たり前だと思います。
むかし植物園の木々を一日中、見続けてきたわたし、激しく同感。
ちなみにこの家は、市街化調整区域に面して建てられているので、
この丸窓からの景色は変わることがないのだそうです。
すっごい、ぜいたくだなぁ、って羨ましかった家です。
みなさん、どうですかね?

リプラン東北版 最新号もうすぐ発売

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お待たせいたしました。
今週15日には、最新号のリプラン東北版が発売です。
今回の特集は「キッチン・水回り」。
最新のステキなライフサポートゾーンにスポットを当てています。
キッチン・水回りは、住まいの快適、の基本要素。
デザインもいろいろ、配置計画もいろいろ
家族とその暮らしにぴったり似合ったキッチン・水回り、考えましょう。
そのほかにも、面白住宅探訪として、ここでも紹介した「亜鉛閣」のルポルタージュなど
東北全域のステキな住宅がぎっしり満載です。
写真は、青森県三沢市に建てられたツーバイフォー住宅。
リプランを徹底的に研究した読者の方が選んだ建築会社(ビルドライフ)といっしょに
高性能で、しかもデザインもこだわりに満ちた家を新築したもの。
まさに見応えもたっぷりなのですが、
ここは居間。2層吹き抜けの開放的な空間に、いろいろ楽しい演出。
モダンデザインの暮らしの楽しさを満喫されています。
居間のソファから室内の全景をすこし見上げの角度で
写真に納めてみましたけれど、ここちよさ、伝わるでしょうか?
それと、もうすでに仙台の方から注文もいただいたのですが
今回の号から、リプランHPの「家づくりwebセンター」で、東北からも
家づくり相談の申し込みを受け付けられることになりました。
リプラン東北版に掲載された個性的なビルダーさんからプランの提案が
インターネットで受けられるようになります。
誌面を見て気に入ったビルダーさんと、気軽にコミュニケーション。
誌面とwebで多面的にあなたの家づくりを応援していきます。
アドレスは http://www.replan.ne.jp/
リプラン東北版、今週末には有名書店・コンビニで
一斉に発売です。600円。
どうぞよろしく、って、きょうは完全にPRモードです(笑)。 お許しください。

自由研究

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自由研究、ってみんな、どうしていましたか?
深刻そうに悩んでいた、息子から相談されまして・・・
小学校4年生、いろいろ悩んでも、なかなか思い浮かばなかったようで。
嘆かわしいなぁ、とは思いつつ、じゃ自分はどうだったかなぁ
と、思い起こしても、あんまり記憶もない。
ということで、これを機会に何十年間、放って置いた宿題に取り組む気分で
いっしょに考え始めたのですが・・・
なかなかないよね〜。
息子の希望としては、「研究、っていうかんじがするもの」。
とりあえずふたりでいろいろ候補を挙げていって、
「あ、それ、無理」「そんなの、ダメにきまってるべや」
とか、言い合っておりまして、難航。
やっぱこういうのは、小学生らしく身近で、継続してやれるもの
というように考えました。
で、そのうえ父親としては、いい習慣づけに繋がりますように、と願うわけですね。
というわけで、完全に反則ですが、
まぁ、悩んだ末に父に相談してきて、かれなりに考えた上なんだから、
と理由付けを考えまして、相談の上、写真のようなことに決定しました。
とりあえず、今年は寒さが厳しいということから、
天気予報と、その結果の新聞記事をならべてスクラップしていこう、と。
見開き2ページに、予報と結果を貼って
それで、あとはその記事からかれが感じることを、余白部分に書き込ませようというもの。
これだと、毎日すこしづつ何かを積み重ねることにつながる、
そのうえ、新聞記事に興味を持てるんじゃないか、
なんて、もくろみをもったのです。
さて、どうなるものやら、
多かれ少なかれ、みんな同じようなことだろうと思うのですが
まぁ、要はこどもたちが、継続してなにかに取り組む、
ということの習慣づけになればいいと思うので、あとはかれのがんばり次第。
余白部分にどんな感想や、意見、感じたことが書き込まれるものか、
毎日、たのしく親子の対話ができたらいいなぁ、と妄想しております。
間違っても、息子は三日坊主、
父は急性アルツハイマーにならないように
頑張りたいと考えています。
あ、これ、絶対まねしないでくださいね(笑)。 お願いです、よろしく。

お気に入りのPCリュック

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出張がちの関係から、とくにノートパソコンPowerBook G4、Macですけど、
を保護しながら気軽に移動する、そのお供のバッグには
おのずとこだわっちゃいます。
いろいろなのを使ってみたのですが、
最終的にたどりついて、気に入っていたのが リュックスタイル。
お、これいいじゃん、と軽い気持ちで選んだのが
写真左側のヤツ。
ところが、約2年以上かな、酷使(毎日通勤に使用。出張年50回超)の結果、
ついに左側背持ちのバンド部分がはがれちゃったのですね。
気に入っていた、ということも考えないくらいに身近に思っていたモノなので
「さてどうしようかな」と考えて、困っていました。
それで休日の昨日、パソコン収納がメイン機能なので、ヨドバシカメラに行って
探してみたのですが、どれもこれも、
「なんだこれは」というゴテゴテ、モタモタの絶望的ダサダサばっかり。
メーカーとか見てみると、PC系のメーカーが多くて
「あれもできる、これもOK」みたいに、
多機能を謳うのがいいと考えているようですね。
もうちょっと、使って移動する人の気持ちを楽しませるようなデザインのモノ
考えられないものなんでしょうかね。
で、灯台もと暗し。結局インターネットで、いま使っているリュックを
調べて、札幌で扱っているデパート(なんですね、これが)に行ってきました。
行ってみたら、なんと売り場は1階で、周りは化粧品のブランドショップばっかり。
まったく不似合いなおじさんが徘徊するような場所じゃありません。
でもまぁ、勇気を奮い起こして、入ってみると
これもきれいな女性店員さんばかり。
もうこの時点で、かなり楽しい買い物気分に浸っておりまして(?)
以前のリュックよりも、もうすこしよさげなモノを
選んで来ちゃいました。 それが、写真右側のモノ。
すこしユニセックスで、たぶん女性が持ち歩いてもおしゃれそう。
値段もまぁまぁ、高かったのですが、(ヨドバシで見ていたモノから約3倍超)
毎日使うモノだし、気に入ったモノがいいと、購入しました。
年甲斐もなく、って、気持ちは若いつもりなものですから。
前から、年をとってきたら、若めのモノや、色を選べ、ということを
聞いたことがあります。ようするに気持ちを若々しく保つというのが目的。
必ずしもそこまで考える必要はないとは思うのですが
ただ、PC系のファッションセンスのなさには、本当に絶句ですね。
なんとかもう少しまともなデザイン、考えて欲しいと感じます。
って、こういうの、住宅でも同じようなことがいえるのかも知れませんね。
機能を追求すればするほど、それを形にまとめ上げるための
デザインを研究していかなければ、顧客満足はありえない、ってね。
<追伸  ほころびた以前のリュック、このショップに話したら、メーカーに問い合わせて、縫子の職人さんに補修させられるかどうか、聞いてくれることになりました。いい対応だなぁ、と関心もした次第。このあたりも、住宅関係者、大いに参考にすべき対応ですよね。>

凍えあがる日本

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寒い。  日本全域、記録的な寒さが続いているんだそうだ。
5、6日と仙台にいました。
いま賃貸で借りている部屋。新築でここ1〜2年のもの。
きれいな女優さんがさかんに宣伝している全国企業の物件。
窓は床までの掃き出し・ガラスは1枚。
年末29日に出てくるとき、水道は水を落としてきた。
5日の夜、室内にはいると室内気温は3度。
暖房設備はエアコンのみだったのを、100Vの電気暖房も追加しておいた。
両方、フルで稼働し続けて3時間近く。
ようやく室内気温が15〜6度。でもそこから上昇しない。
結局、夜通し暖房を切ることができない。
そのうえ、寝具の中でなお、寒さに耐え続けなければならなかった。
あさ、風呂に入って凍えた体を温めてから仕事に向かった。
事務所は現在、仮住まいの老朽化したビル。
築30年近くの軽量鉄骨造。ちょっとした地震でも激しく揺れる。
ここもデフォルトでは暖房設備がなかった。
しかたがないので、ポット式の石油ヒーターを使っている。
ここでも室内気温が、3度ほど。辛いので、電気ヒーターも持ち込んで運転。
2時間ほど掛けてようやく室内気温が18度になったが、
それ以上は上昇させられない。
トイレへ行こうとして、・・・びっくり。
凍上してしまっている。
水落としをしていなかったらしく、完璧に水道管が凍結してしまっている。
大家さんに連絡したら、ヤカンを持って登場してくれた。
思わず、笑ってしまった。大家さんも笑っているが
どうもふたりのこの苦笑には違いがあると感じた。
「いや、すごい寒さですね(笑)」というのと、「いや、すごい建物ですね(笑)」という違い。
それはまだいい。 なんと、それから数時間後、
日中に用を足そうとしたら、また凍結してしまっていた。 って、オイ・・・。
紺屋の白袴、って言葉があるけれど
しみじみとわが身を反省させられた。住宅性能とか書いているけれど
自分自身では、仙台ではあんまり顧慮していなかった。
この街は、寒さに対して、ほとんど地域の常識としても、無防備に近いのだ。
まさか、という現実を体で経験させられたこの2日間でした。
・・って、実は1日予定を早めて、最終便で札幌に戻ってきた次第。
北国育ちのわたし、寒さに弱いんですね(笑)。
ほうほうの体で、札幌の暖かいわが家に逃げ帰ったというのが実態に近い。
それと、水道を落とす、という習慣は何十年もしたことがないので、
実はやり方もほとんど忘れていたし、凍結した水道管の復旧方法も
すっかり忘れているんです。 ヤカンなんて、気づかなかった(笑)。
そうか、その手があったのか、ってね(笑)。
断熱・気密がしっかり行われて、暖房計画がきちんとなされ、
そのうえ計画的に換気も行っている、という建物の素晴らしさをしみじみと、体感。
こういうことって、進化をさかのぼることは絶対にできません。
地域全体として、ウォームビズ、
本当に取り組んでいかなければなりませんね、ニッポン。

若い建築家

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五十嵐淳さんという北海道の建築家が旬になってきた感じです。
2〜3年前、吉岡賞という建築家の新人賞とも呼ぶべき賞をかれは取った。
最近は北海道内での建築で、イタリアの建築国際賞も受賞したということ。
リプランとかれはゆかりが深い。
札幌で建築を学んだあと、郷里の佐呂間町にもどってから
実家の建築会社の社屋を設計。
その作品の写真をリプランに投稿してきた。
佐呂間というのは、北海道北見市の北・1時間くらいの小さな街です。
常識的に考えて、設計で身を立てていくほど仕事があるとは思えない土地柄。
誰もがそう考える街から、かれはわたしたちにメッセージを送ってきたのですね。
その建物の写真には、でもやっぱり若い創造意欲がビシビシと感じられて
こっちの取材日程の都合が付いた時期に行きますよ、撮影に。
と、返事することにした。
なんか、久しぶりに元気のいい若いひとを見る感じがしたのですね。
建物は白の内装を基調として、光と陰の陰影感を体感するような建物でしたが
たいへん清々しい印象を持ったのを覚えています。
それ以来、こちらも積極的に北海道内の地方取材を活発化させたこともあって
ちょこちょこと取材する機会が増えました。
地方でもがんばって自分の思う道で活躍の場を作り出そうという、かれの意欲を
多くの人が共有できれば、いいことじゃないかと考えたのです。
建築による、地域おこしとまではいえないまでも
そうした活動を応援したい、ということですね。
しかし、こっちをそういう気持ちにさせるだけの熱さが、かれにはあったと思います。
吉岡賞を受賞したあと、会う機会があって話したら
東京での授賞式で、同年代の設計者から言われたというある言葉を聞きました。
若い人らしい、強い向上心をその言葉のやりとりから感じたものです。
いま、かれが札幌などで講演すると、わかい設計希望のひとが
たくさん集まってくるのだそうです。会場がフルハウスになった、と聞きました。
さらに、すこしずつ発表してきた住宅の作品性の高さが多くのユーザーの
注文を呼んできているようで、各地でかれの設計した建物が建ってきています。
写真の住宅は、最近リプランで掲載された釧路市近郊の住宅。
地域に根ざしたメディアって、こういう楽しい出会いがありますね。
これからも、こっちもワクワクするような、若い人、
こころざしを感じるような人と、出会いたいものだと思っています。

減築の事例紹介

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おととい、きのうと触れた「減築」。
具体的な秋田県での事例を写真で紹介します。
写真はphotoshop使って、1枚にしているんですが、
(問い合わせいただいたんで種明かし)
外観写真はこの家、ほとんどまったく以前と変わっていません。
断熱がまったく施されていない築40年の住宅。
これを本来、外断熱で施工したい建築会社なのですが、敷地にまったく余裕がなく
仮設足場も掛けられないことから、板状断熱材で「充填断熱」したものです。
だから外壁材が更新されたくらいで、形は変更なし。
内部も、写真で見るような間取りが前からあったのです。
だから、年をとった高齢者にとっては、使い勝手もほとんど変わらず、
そういう部分のストレスは感じません。
まぁ、電化になったので暖房器やクッキングヒーターなど
変わったのはあるんですが、あんまり生活ストレスはないようですね、そんなのでは。
断面図で表記しましたが、ごらんのように生活する1階の主要部分だけ
断熱したのです。玄関は無断熱で、大変開放的な作りですが
居間との扉から断熱ゾーンになるわけです。この扉が断熱ドア。
本来の断熱気密の考え方からすれば、ちょっと変わったスタイルなんですが
そこそこ、という考え方から断熱を向上させる、という考えもあってしかるべき。
現にこの高齢者夫婦にとっては、無上の快適空間なのだそうです。
それまでは、無断熱状態だったのですから、
はじめて「暖かい家」、というか、暖房が効果をきちんと発揮できる家
というものを経験しているに等しいのですね。
青森の旧家でも、こうした断熱向上型のリフォームを見ましたが
そこそこでも、基本的な部分をわきまえた業者さんが断熱改修すると
大きな効果がある、暖かい家が実現できるものです。
費用との見合いで、すこしでも暖かく改修する、っていう選択肢もあっていいと思います。
このブログでも何回か紹介している、新住協を指導する室蘭工大・鎌田教授は
圧縮GWによる断熱改修を提案されています。
これだと、大変合理的な範囲のコストで断熱改修できます。
平均的な床面積の住宅で100万円前後で断熱改修が行われている事例もありました。
このように家の一部分だけを断熱改修して、現代的な暮らし装置に
リフォームして、住宅機能の再生・延命を図るというのも
これからの建築業界に求められる大きな社会的な要請になってくるかも知れませんね。