
きのうは青森県六戸町にある「小松ヶ丘」ニュータウンでの取材。
この住宅地は、郊外型の典型的なモダン住宅地で、
100坪を超えるゆったりとした敷地の広さが特徴。
三沢の米軍キャンプなどで、アメリカナイズされた住宅を望むニーズがあり、
そうした住宅が似合うニュータウンとして、
建築会社も、地元のビルダーが頑張って、面白いデザイン住宅が
軒を競っています。
ごらんの住宅は、十和田市を初め、青森県東南部地域をテリトリーとした
Jホームさんの最新モデル住宅。
ツーバイフォーフォー工法ながら、
ジャパンデザインをコンセプトとした家づくり、
そして外張り断熱とオール電化の設備仕様が特徴です。
暖房方式は、土間床全面にヒーティングしての床暖房。
そこで暖めた空気を一階床面のスリットから上昇させます。
2階は補助するように蓄熱暖房を設置しています。
内部で面白かったのは、ユニバーサルデザインを表現したような
1階玄関から土間を大きく取って、もう1室、土間付きの部屋としている点。
将来的に傾斜アプローチを考えた、玄関への取り付きとあわせ
介助の必要になった方の居住性も考えられています。
同時に、そうではない場合でも、この土間付きの部屋って
楽しく使えそうです。
でも、いちばん面白かったのは、
こうした新興住宅地の家にありがちなそっけなさに
坪庭などのエクステリアの仕掛けで変化を作り出していること。
新興住宅地って、土地に起伏があるわけでもなく、
当然、近隣の歴史的な関係性というのも希薄。
緑などの環境にも乏しいというのが一般的。
そうなると、室内からの眺望など、内外部の関係性が乏しくなるんですよね。
言ってみれば、「広場の孤独」みたいな感じ、といえばわかりやすいか。
それに対して、たとえば外観写真の右手に目隠しのような
坪庭が配置されていて、
これが室内側からの生活上のきわめてポイントになる、安心感を生み出すのです。
このあたり意識的に仕掛けられていて、
玄関からのまっすぐ正面にも、低い位置の坪庭が
目に飛び込んでくるようになっていますので、周辺の所在なげな地域性を
打ち消してくれています。
けっこう大切なポイントだと思いますよ。このあたりって。
Posted on 11月 10th, 2006 by replanmin
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きのうからふたたび東北地区取材出張の行脚へ。
で、本日は朝、青森県六戸町が目的地ということなのですが、
仙台から青森県東部というと、約300km超の距離。
その後、秋田県でも取材予定があるので、東北のなかであっちこっち移動するワケ。
いろいろ交通手段を考えるのですが、やっぱり移動に便利な車を
仙台に置いているので、仙台への飛行機往復で入ることになります。
時間に追われての移動なものですから、
食事はどうしても、パーキングエリアのレストランを利用することが多くなる。
そんなみなさん向けに、B級グルメ・高速PAの名物料理シリーズ。
って、どうかなぁと、考えた次第なんですが、さて。
ということで、本日ご紹介するのは、前から気になっていた北海道内の
輪厚(わっつ、と読む)PAの定食メニュー。
ここのレストラン、いろいろ工夫していて面白い。
以前、味噌ラーメンを食べて、けっこう懐かしの味でよかった。
ご存知、北海道日本ハムファイターズを応援する「ハムカツ定食」なんてのもある。
でもねぇ、ハムのカツって、そりゃ語呂はわかるけど、ちょっとね。
札幌ドームでも、この手の弁当はありますが、敬遠しております。
なので、そのほかの名物として、
ごらんの「かにめし丼」。
名前はかにめしとなっていますが、いくらと毛ガニの2色丼といったところかな。
桃色の紅ショウガ、って、へんだな、でも桃色ショウガってもいわないし、
の下は、かには詰まっておりませんでした。(がっかり)
でも、まぁ、許せましたね。
ダイエットにはちょっと、ってこんなの食べて何がだぁ、という声が聞こえますが、
飯の量が多いのが困るところなんですが、
まずまずの食事を楽しめました。
定食・880円也。高いか安いか、評価は個人の趣味によりますが、
わたしとしては、合格点のランチ定食。
ダイエット、ここんとこ、あんまり天気も良くないので、
散歩は出来ていないのですが、それほど、体重変化はありません。
とにかく、食事の時間、とくに夕食を食べるのを早くするといいようですね。
寝る3時間くらい前までには、食事を終えているのが
いいんだそうで、そのとおり気をつけているわけですが、
どうも、正解のようですね。
おかげさまで、すっきり気分で、B級グルメ楽しめております(笑)。
でもね、やっぱり美味いもの、食べたいんですよね、本当は、もっとたくさん。
ってところから、ダイエットは破綻する、気をつけねば。
きょうは、しょうもないブログですが、お許しを。
Posted on 11月 9th, 2006 by replanmin
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写真は先日取材した仙台の住宅の居間の様子。
施主さんが、無機的な空間へ、強いこだわりを持っていたという。
年代的には団塊の世代よりも少し若いくらい、
50歳前後という年代なのですが、こういう
コンクリートと金属、ガラスという素材に対して、
ある意味では感受性が芽生えてきたビジュアル世代ということなのか?
やっぱり団塊以上の年代では、こういう志向性は少ないと思います。
なぜなんでしょうか?
まぁ、空間としては、こういう背景のなかに点景のように
緑が、観葉植物であったり、借景としての隣家のみごとな庭木であったり、
強い存在感で、あしらわれているので、
正しく言えば、自分たちも含めて、有機的なものを
際だたせてくれるようなインテリア空間、ということなのかもしれません。
それをもっとも、感じさせるような背景として無機的な素材を
生かして使っていると言うこと。
でも、そうであっても、やはりこういう無機的な素材に対する
親和感というのは、この年代くらいから、ハッキリと出てくるのでしょうか。
わたしなんかも、そうした年代に属していて、
自分のこととして考えてみると、やっぱり、近未来的な都市感という
そういうような感覚がベースにあるのだと思います。
無機的な素材の冷たさが、なにか心地よいシャープさに見える、みたいな。
もっといえば、全部木を使ったような空間の持つ、
重さに対してみれば、軽快感に満ちているような感覚を持ちます。
それでいて、こういう無機的な空間は
光とか、陰影感、自然の移ろいとかもシャープに感じられる部分があります。
そういうことからすれば、素肌にそういう変化が直に伝わってくる感覚もありますね。
この家でも、一般的な家よりも、つよく日射感を感覚させられたものです。
ただし、こういう空間のなかで、暮らし続けるとなったら、
さて、どういう心理になるのか、すこし不安感を抱くかも知れません。
ちょうど現代の時間感覚そのもののようでもあるかも知れませんね。
などと、いろいろな想念を呼び起こさせてくれる家でした。
そういう意味からすれば、インテリアとしては、ある種、完成されたようなものとも言えます。
ミスマッチであったり、不釣り合いであると、
なんとはなく、居心地の悪さばかりがこころに残る場合もありますからね。
いろいろな素材を使って家って、形作られていくわけですが、
それらのハーモニーって、実に大切です。
インテリアは、それを毎日使う人の、こころのバックグラウンドなんですよね。
それを論議しないで、住宅は考えられません。
みなさん、どんな感想をお持ちでしょうか?
Posted on 11月 8th, 2006 by replanmin
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札幌という街は、不思議な街でして、
方位学的には千年の都、京都とちょうど正反対だといわれます。
南側を山地が囲んでいて、北側に平野が開いている、
川も南東から北西の方角に流れて行っている。
地盤面の傾斜も、山側から平野側になっているので、
基本的にはやや北傾斜した敷地だらけという、
人間生活で考えれば、まったくふさわしくない地相の街と言われます。
逆に言うと、京都という街は画に描いたほどの「千年の都」であって、
ほんとうに千年以上、日本の首都でありつづけ、
いまでも、京都の街にとっては、天皇さんは
「ちょっと、武蔵野の方に、行ってきている」状態なんだとか。
一方の札幌ですが、これほど風水的にはまったく正反対になると
それはそれで、吉兆ともいえるのだ、なんていう説もあるそうです、が。
ということで、世界のどの都市でも、って、もちろん全部行っているワケじゃありませんが
一般的に都市の風上・西側にあって、高台、それで、南斜面という土地に
高級住宅街が成立するケースが多いと言われています。
この家は、札幌では希有と言ってもいい、
こうした条件を満たした立地にある住宅です。
ただし、札幌の中心市街地に対して、ひとつ山を越した位置にあるという点は
ちょっと違いがあると思いますが。
こうした敷地って、札幌では得難いので、よく建築家の人が
このあたりに自宅を構えている人が多い。
訪問したのは、つい先日の夕方4時頃。
つるべ落としの秋の日が、夕焼けに変わるような時間だったのですが、
見事な自然の変化の様子が、室内から我がものにできます。
ずっと見渡す視界には、札幌の南部市街地が広がり、
また、右手には定山渓から中山峠に至る、山並みが眺望されます。
日中の陽光は、ほぼ一日中室内に取り込まれています。
南側には、眺望と日射取得の用をなす2階分の大開口が取られていますが、
日射の過取得を制御するために、屋根から張り出すように
遮光用のルーバーが設置されています。
夏至の日射角度に合わせて、室内への日射を制限させている工夫。
こうした好立地の建物なので、
室内の壁・天井とも白に彩色して、四季や一日の時間などの
外界の変化による色合いの変化も室内に取り込ませています。
見事な夕焼け時間には、その見事さが室内を染め上げていくわけですね。
いや、実にうらやましい、暮らしのイレモノですね。
Posted on 11月 7th, 2006 by replanmin
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っていう住宅紹介シリーズがあった。
ドーナツ化する都市の趨勢に反発して、
「意地でも住んでいてやる」みたいな住宅を見ていくものでした。
でも最近はマンションが都心では一般的になってきて
そういう意味で言えば、「意地の都心戸建て住宅」ってところでしょうかね。
ご紹介する住宅も、札幌の中央区の一角にある家。
周辺はどんどんマンション化していって、ほとんど戸建てはなくなっていくなかで、
鉄骨造4階建てという住宅を建てたものです。
主な居住スペースを4階に配置することで、劣化する眺望条件などから
自分自身を守ろうとする意志が明確なフォルム。
やぐら構造に近い構造になっていて、
1〜3階の4隅に太い鉄骨が入っているのです。
内部にはエレベーターが仕掛けられ、まぁ、ミニマンション的なもの。
しかし、こういう建て方をすることで、小さい敷地スペースでも
駐車スペースが見た感じでは3台程度確保されていて、
現代の車社会での利便性は十分です。
設計者に聞くと、この建物の建築中、周囲に建てられるマンション購入を
検討していた人たちの訪問が集中し、
完成後に開いた現場見学会では、実に300人もの人が訪れたのだそうです。
しかも、こうした奇抜な外観にもかかわらず、興味を持った人たちの多くが
けっこうな年配のみなさんだったということ。
老後の交通的な利便性からマンションを選択したいけれど、
マンションでは駐車場は1台しか確保できない、というのが大きなポイント。
それがこうしたプランならば、都心立地の狭小地でも
暮らし続けることが出来る、という夢が広がるんですね。
市街地の隙間にはこういう狭小敷地って、けっこう残っているもので、
この家を見に来た人たちが、この家のコンセプトを受け継いだ
その2,その3という家を続々、建築中なんだとか。
なんか、外観からして、
安易なマンション暮らしという「長いもの」には巻かれないぞ、
という団塊の世代らしい意気込みが伝わってくるようで、
都市のなかの点景としてもたいへんおもしろい景観を作っていきそうです。
ゆたかな暮らしへの想像力がふくらむ住まいですね。
Posted on 11月 6th, 2006 by replanmin
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きのうは十勝幕別から地元建築士会のみなさんが
札幌の建築家住宅見学会に見えられて、ご案内役をやっておりました。
最近、札幌地区の建築家の活動ぶりについて関心が高まっていると思います。
2〜3年前から、こういう見学会を主に建築のプロのみなさん向けに
ときどき行っていますが、こういう住宅って、
実際に目にする機会というのはなかなかないので、
みなさん、いろいろな意味で刺激になるようです。
建築のディテールで気に付いたポイントなどをきっかけに
いろいろな面白い情報や考え方が浮き上がってきて、楽しいものです。
わたし自身、全国各地の住宅建築を目にする機会が増えていますが、
いっぽうで、この札幌地区の建築家のみなさんの住宅デザインのレベルの高さ、
それは、性能をわきまえながら、果敢に新しい空間性に挑戦している
という部分が強く感じられ、フロンティアスピリットみたいな部分でも
北海道らしさを実感できる、ということなのかも知れないと思っています。
いまは、どんどんと新しい個性が、新たな住宅を生み出し続けています。
という前置きは、まぁ、別の機会にまた・・・、
で、写真なんですが、ヒココニシさんという建築家の自邸にある食卓テーブル。
卵を半分に切ったようなかたちで、上部には換気扇。
テーブル面には炉が切ってあって、右側写真のようにコンロが仕込まれている。
さてこういうの、なんていったらいいのでしょうか?
機能としては昔の「いろり」そのものですね。
まぁ、自在鉤は付いていないけれど、付けようと考えればすぐできそう。
室内置きのバーベキューコンロ。
遠赤外線の炭火で、お肉を網焼きするとか、魚の串焼きなんかも楽しそうです。
そして、その焼き加減を楽しみながら、円形のテーブルで
会話も楽しく盛り上がりそうですね。
椅子も長時間座っていても楽なインターナショナルデザインなもの。
そのうえ、このコンロ、よっこいしょと移動させることも出来るので、
外に出て使うことも出来ます。まぁ、排煙の換気扇は持って行けませんけど(笑)。
なんでも、ヒココニシさんのおとうさんは金物職人さんだそうで、
卵形の部分はおとうさんの手作り作品なんだそうです。
この食卓テーブルで、住宅希望の施主さんと打ち合わせると、
「これいい!」というリクエストをしてくれる人も多いのだとか。
わかりますよね、その気持ち。
機能性とデザイン性、たいへん調和も取れていて、
とても楽しい生活装置、仕掛けだなぁと思います。 いかがでしょうか?
Posted on 11月 5th, 2006 by replanmin
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他の人が運転してくれているというのは、いいですね。
車を走らせているなかでも、こんな風景の写真を納められます。
石北峠を抜けると、左右になだらかな山地が広がる光景。
なんども取材などで行っている風景ですが、
北海道内、いろんな土地土地で、その風景に思い入れがあります。
ちょうど今の時期だと、山にはカラマツ(落葉松とも書く)の色づきが広がります。
以前、網走近郊の山のなかに暮らしている
絵描きさんの家を取材したことがあります。
ご主人は画を描かれるのですが、
奥さんも、植物細密画を書かれる方。
衛星テレビの電波も届かないほどの緑豊かな森の中に住んでいるワケなんですが、
どうしてこの森に家を建てられたのですか、
と聞いたら、このオホーツクの自然林は北半球でも最高に
植生の種類が豊富な森なんですよ、と教えられたものです。
落葉する、ほぼ北限に使い広葉樹たちと、
常緑の緑をたたえる針葉樹たち、そのどちらもが
豊かに息づいていて、奇跡的な「混淆林」を形成しているのです。
毎朝、森を散歩していると、その豊かな植物たちの
百花繚乱が広がって、本当にその豊かさに圧倒されるのだそうです。
奥さんの描かれた細密画は、実にさまざまな植物たちが描かれていて
その繊細さと、力強い自然力に感銘を覚えたものでした。
一方で、この写真のようになぜ、落葉松の風景が広がったのか、
それは、戦前の国策の結果、落葉松が大量に植林されたものなのだ、
ということも聞きました。
多くは鉄道の枕木などに使われ、有用資源とされたそうなのですね。
ほうっておけば豊かな混淆林が広がっていたものを
北海道の大地をそのように人為的に変えてきたのが、この開拓だったのですね。
しかし、今となってはこういう落葉松の森もどうすべきなのか、
樹種としては建築材料にそう使われないものなので、
そうなれば勢い、営林という観点からは困ったことになっています。
林業としての経済性が破綻しているので、
必要な手入れも行われないまま、森が荒れていく結果になるわけです。
そんな背景のなかにある風景ですが、
個人的にも、亡くなった叔父はこの地で林業経営を夢見ていて、
いろいろな活動をしていたと、聞いています。
開拓期以来、北海道にも積層された人間の思いや営みが積み重なってきて
いろいろな想念が浮かんでは消えていきます。
と、なにか詠嘆的なブログですね、(笑)
3連休と言うことですが、きょうは十勝からお客様が
札幌の住宅を見学に見えられます。わたしも見ていない住宅があり、楽しみにして、
きょうは頑張って仕事ということですね。
Posted on 11月 4th, 2006 by replanmin
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取材日程が過密になってきまして、きのうは
片道350kmの北見へ日帰り出張して参りました。
スタッフ4人での移動なので、車で運転を交代しながら。
ということで、わたしはめでたく運転を免除していただきまして、
ひたすら車窓からの眺めに感嘆いたしておりました。
普段、自分で車を運転していたら、絶対カメラは向けられませんが、
誰かが運転してくれるってのは、ほんとうにありがたいことです。
以前だと、高速のネットワークが整っていなかったので、
北海道内で取材移動するって、宿泊が当たり前でしたが、
各方面ともアクセスが本当に良くなって、便利になってきています。
札幌周辺から空知平野まではまだ紅葉も楽しめる状態ですが、
って、ことしは赤い葉っぱが見事だと思います、どうなんでしょう?
上川盆地に入る山地くらいから、
ほぼ、冬色の森林風景一色になります。
高速は現在、旭川を超えて、上川くらいまで伸びているので、
ほぼ、北見までノンストップ。
もっとも標高の高い層雲峡、石北峠では道端に雪も見られました。
北見市内に近づいて昼食後、取材が2件。
インタビュアー役で、いろいろなお話を聞いたり、突っ込みを入れたり
最近は、それの様子を自分でまとめるのではなく、
ライターさんがまとめてくれるので、気が楽。
ちょうど次号では、オホーツク地区の特集を企画しているので、
当地の先進的なビルダーさんや技術研究開発の大学の先生など、
たいへん興味深いお話をたくさんうかがうことが出来ました。
みなさん、大変ありがとうございました。
ということで、早めに夕食後、帰り道に付いたのが夕方、
とは言ってもとっぷり日の暮れた6時前。
やっぱり帰り道は、経験的に行きよりも早く帰れるもので、
22時には札幌の事務所に帰還いたしました。
時間にして、朝8時前からですから、14時間ほど。
年末、11月の時期はこれから追い込みで、また日がどんどん短くなるので、
スケジュールがけっこう厳しくなってきます。
体力勝負になっても来るのですが、がんばりどころです。
写真は、高速パーキング、岩見沢にある階段を上るお馬さんの像。
そういえば、往復路でキツネやシカ、リスなど、
野生動物とも数多く出会いました。
かれらも、冬を前に準備に忙しい時期なんでしょうね。
人間様も、ふ〜、がんばるぞ、ということで。
Posted on 11月 3rd, 2006 by replanmin
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あんまり悪口は言いたくはないんですけど・・・。
娘が沖縄に住んでおりまして、3月から賃貸MSを借りています。
地元ではいちばん大手といわれる建築会社がやっている賃貸MSです。
遠距離になるので、ぜひテレビ電話などのインフラを作っておきたいと考えて
その会社が運営しているというインターネット常時接続サービスを頼みました。
レオパレスなどでもそういうサービスがあるので、検討時間も取れないし、
直接、接続のNTTなどと契約するよりもスムーズに行くだろうと考えたのです。
当初の3月時点でのお話では、NTTの工事がまだで、開通していないが、
6月ころまでには大丈夫でしょうという話でした。
札幌や仙台での経験からすると、ずいぶん時間がかかるな、とは思ったのですが・・・。
ちなみに、仙台ではBフレッツMSタイプで、建物側に対応がされていれば、
この間1月と8月の経験では、待たされる時間は最大2週間程度でした。
それも、こちらの移転日にあわせて工事をやっていただけました。
きちんとお願いすればその程度には対応してくれます。
まぁ、沖縄でのことなので、現地の状況は、NTTの対応も悪いのかなぁ、
と、娘との家族のコミュニケーション用で、仕事のように急ぐ、
というものでもないし、しょうがないかなぁと思っておりました。
ところが、これがその後、さっぱり進まない。
約束の6月にも、全然連絡もない。
夏休み帰省時期には当然、家を空けるので、
その間の工事の心配をしていたくらいなのですが、
連絡はそこでも、なしのつぶて。
とうとう、きのう、娘から連絡があって、
さすがにしびれを切らしてわたしに連絡してきたという次第。
で、わたしが、先方の建築&不動産管理会社に連絡したワケなのですね。
いやいや、参りました。
かれこれ、8ヶ月になるのに、なぜ繋がらないか、
明確な説明が出来ないということだそうです。
というよりも、イマイチ明確ではないのですが、
どうやら契約申し込みの仕方で変なことを考えていて
誰か住人代表者を契約主体にして、そこからLAN接続でやろうと考えているようなんです。
で、どうもNTT側から、その契約方法がハネられているようです。
本来はそういう建築会社側の手違い・理解不足が原因なのに、
それをNTTの工事に責任転嫁して、
8ヶ月間、時間を浪費してきた、ということのようです。
そのうえ、8ヶ月も経っているから、まだ何人契約してくれるか不安なので
再度、契約書類を郵送して、確認してから「正式に」
NTTに申し込む、などというお笑い話。
信じて8ヶ月待っている人が、そういう対応をされたらどう思うのか、
そういうことにどうも、神経が行っていない様子です。
ちょっと信じられない無責任と、段取りの悪さに絶句いたしました。
まぁ、仕事ではないのが幸いですが、
あちらで仕事しようとすると、こういう経験で挫折する人が多い、ということも聞きます。
もちろん、こういうことばかりなワケはないと信じていますが、
それにしても、ちょっと、困ったし、信じられない。
こういうていたらくでは、いつになるかわからないので、
直接NTTと連絡を取らせようかと考えています。
この会社、沖縄では有数の成長企業で、
日本全国に支店を開設しているという元気印企業と評判なんですけれど・・・。
どうも、申し訳ありません、愚痴のたぐいは好きではないのですが、
あまりにも閉口したので、みなさんにも情報提供と考えた次第。
あしたはまた、前向きなテーマで書きたいと思っています(笑)。
Posted on 11月 2nd, 2006 by replanmin
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新宿の南口を出て、代々木方面に徒歩6分、という案内地図を受け取って
気軽にアポを決めて、先日出張で、うかがった。
考えてみれば、仕事で新宿に行くのはたぶん20年以上前のことになるし、
そもそも、東京に行くと言っても、銀座や新橋、まぁ渋谷近辺がせいぜいで、
しばらく新宿の街には行っていなかったのをすっかり忘れていました。
まず、ホームを降りてから、どこでも南口の案内くらいはすぐに出ているはずだと、
軽く考えてしまっていたが、・・・ない。
しばし、探してみるが西口から、南口方面への行き方を忘れている。
というより、風景がまったく変わっていて、記憶の痕跡も見つからない。
ようやく小さな「南口方向」という案内を見つけて
頼りなげに道を進んでみる。
細い連絡通路を抜けて、ようやく南口方面に出るが、
甲州街道の様子も一変しているので、にわかにはわからない。
地図を確認するが、そもそも「南口」も表記されていないのに、そのとき気づく。
ただし、言葉としては「JR新宿南口から6分」と書いてある。
JRの鉄路が発見できないまま、甲州街道の位置関係も把握できず、
ついにやむなく道を尋ねることにした。
それでようやく現在位置を把握できて、おおまかな甲州街道との目的地の
配置関係が理解できた。
ただし今度は、その目的地への道路が明確に記載されていないことに気づく。
一応、道路には面しているが、えらく曲がりくねっていて、見当も付かない。
大きなビルの位置を確認しながら、目指してみる。
地図に空隙があり、そこに地図には表記されていない「通路」がある。
考えてみるとわたしが歩いている道には人がいなくて、
そういう地図にない「通路」をみんな歩いているようなのだ。
どうもその通路は、目的地にもごく近づけそうな雰囲気。
で、行ってみたら、大正解で、目的地へのアクセスは一発で発見。
うろうろしていた時間を総計してみると、約20分。
まぁ、なんとか約束時間には間に合ったのですが、
この経験で、面白いことを発見できた次第。
というのは、東京には地図が追いつかないような「通路」が網の目のように
張り巡らされてきているという現実。
こういう通路というのが、なぜ、地図に表記されないのか?
どうもそれは、こうした通路が「公共」のものではないからなんですね。
大きなビルが出来ると、空地をその周囲に作ることになる。
それを、ビルを使用する人のために、一般に開放するようになる。
そうしたビルの通路が連続してくると、みんなこの「ビルの谷間のけものみち」を利用する。
たまの訪問者は、正規の「公共道路地図」を頼るが、
いつもその街を利用している人たちは、まったく違うルートを歩く。
どうも、そのようなことなんですね。・・・う〜む。
そのうえ、こうした連続した「通路」は
それを説明することも出来にくい、ということになっている。
目的地の住人に聞いても、的確な案内の仕方をイメージできないようなんですね。
やろうとすれば、正確なビル位置関係を表記した地図に、通行ルート矢印ででも、
表記する以外にはないでしょうね。
さらに発見したのですが、こうした通路には法律的にもややこしい問題が出るので、
「道路管理者」みたいな責任からは逃れています、
というような案内表記まで置いてありました。
そりゃぁそうでしょうね。なにか事件があったとき、そのビル敷地の管理者に
いちいち確認を取ったり、責任を取らせたりはできないでしょう。
ま、いずれにせよ、どんどんと新しいビルが建つという現実が生み出すことですね。
仕事の訪問を終え、写真のような、そのけものみちを歩いていくと、本当に近い。
途中随所に、エスカレーターまで設置してあるんですよね、ラクチン(笑)。
帰りは、時間通り、6分で南口に着きました。
甲州街道を見渡す跨線橋上から見てみても、JR鉄路はそこからすら
見渡すことが出来なくなっていました。
街が、記憶を超えて成長していくので、記録も出来にくくなっていっている。
さてさて、東京一極大集中って、どこまで行き着くものなんでしょうかね?
Posted on 11月 1st, 2006 by replanmin
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