本文へジャンプ

「めざまし」大塚さん、急性リンパ性白血病

「めざまし」大塚キャスター、急性リンパ性白血病
っていうことだそうですね。
この病気、私の母親も似たような病気で逝ったのですが、
20数年前には、なかなか治療法がなかったと記憶しています。
たぶん、自分もこれには注意していかなければならない、と思っています。
で、そんな話を朝食のときに坊主にしたら、
無言で食事を終わった坊主が、急にわたしの首筋を触ってきた。
あっけに取られた次第ですが、
親としては、・・・であります。

父親や母親の死に方、
死の訪れ方って、やはり強く心に残り続ける。
親が子どもにできる大きな仕事として
「死んでみせる」ということは、やはりあるでしょうね。
結局最後は、たったひとりで、死に立ち向かっていかなければならない。
そういう最後の大仕事の先に、
死は待っている。
そして、死んでしまえば、時間のなかで記憶がピンナップされたまま、
静かに残り続けていく。
だんだん、親の生き様が相対的に把握できるような年齢に差し掛かってきます。
病気は、逃れがたくそのひとのDNAのなかに刷り込まれている。
血の宿命というか、そういうものなのでしょうね。
そういう病気に気をつけながら、
1日でも長く命を大切に使っていくことが大事なのでしょう。
そんなことで、大塚さん、なんとか頑張って欲しいなぁと、
急に親近感が倍増してしまいました。

高校同窓会

きのうは仕事の合間を縫って
高校の同窓会に出席してきました。
わたしは札幌西高の卒業でして、毎年やっている同窓会。
ここ2〜3年は仕事が忙しくて行けませんでしたが、
あんまり間隔が空くと行きづらくなるので、
なんとか、今回はということであります。
この同窓会総会では、幹事の期というのを設定しておりまして、
わたしたちも14年前にやったわけですが、
そのころは一生懸命やっているだけで、右も左もよくわかりませんでした。
ようやくいい歳になってきて、
そういう年代も客観視できるようになってきました。
って、まぁこちらが還暦寸前まで来ているということですね(笑)。
同期会というのは積極的にやっておりまして、
それこそ毎年欠かさずに出席していますが、
こっちの同窓会は、この「幹事期」を経験して初めて親しく感じる。
来年は、母校生誕100年になるということで、
その準備やらなにやら、いろいろ大変なようです。
「西誕100年」というキャッチフレーズを掲げておりましたが、
まんまで、わかりやすい。
しかし、学校の歴史というのはみんなそうでしょうが、
母校も設立初期からは、その雰囲気もずいぶん変わっているようです。
わたしたちの頃には、まだそんなにすごい進学校ではなかったと思うのですが、
すっかり難関高校になってしまっているようです。
劣等生代表のようなわたしにしてみると、
年々、敷居が高くなっているようで、気が引けますね。
でも一方で、わたしたちの年代の時は学園紛争華やかだったので
そういう意味では先輩のみなさんたちに
大いに心配を掛けたと思うのですが、
それは元気の表現でもあったと思うので、
そういった部分では、お行儀が良くなりすぎていないかと
心配も起こって参りますね。
日本の学校が、いま少なからず抱えてきている現実であるのかも知れません。

さて、本日も休日ですが、
仕事であります、がんばるぞ、っと。

資本主義の行く末

TPP参加問題というのが進行している。
また、一方でギリシャの問題から欧州全体の金融システムが揺れている。
どうも資本主義の現代的な問題の表面化が進行している。

クリントン政権以来、
アメリカは、財政的な危機に当たって、
主に、金融を商品化する方向で打開策を行ってきた。
モノや消費の新しい展開というのが数少なくなるなか、
AppleやMicrosoftといった新興IT関連企業を成長させるのに、
主に、金融の操作で資本集中を生み出してきた。
いま、読み進めているAppleのスティーブジョブスさんなんていうのは、
そういうアメリカの政策の結果、生み出された稀有の産業勃興だったのだろう。
しかしその後、拡大された金融は、
自己増殖というか、自己破綻というか、
それ自身のメカニズムから、暴走を始めるようになってきていると思う。
現代を覆っている出口なしは、
どうもそのあたりの問題点の露出ではないのだろうか。
実体経済は確かに存在し、それ自体は拡大しているとは思うけれど、
金融のレバレッジの力が過剰に市場に影響を与えて、
世界中が、いわば思惑で右往左往せざるを得なくなっている。
禁断の麻薬を使った結果、一時的に改善したように見えたけれど、
実は、もっと深刻な病理がすすんだのではないか。
アメリカで、それもウォール街で現代社会へのデモが起きているのは
そのことを、多くの人々が認識し始めていることを表している。
いま、世界の危機の本質的なありかは、そのあたりに存在すると
そのような直感は、正しいと思う。
しかし、この危機を人類は乗り越えられるのか、
という点では、本当にわからない。
日本も地方を切り捨てながら、必死にその世界システムに追随してきたけれど、
どうもその先に、未来があるのかどうか疑わしい。

忙しさや気ぜわしさばかりは倍増以上なのに、さっぱり、状況は改善されない。
こういう社会状況を見るに付け、危機の深さに思いを致さざるを得ませんね。

<写真は、仙台市内の風景。円と三角と四角形体の建築群集合>

Appleはテレビを変えるか?

なかなか読み進められない、スティーブジョブスさんの伝記。
先日来た「上巻」のほうの半分くらいまでは読んだのですが、
時間が全くないので、まぁペースでいえば1日5〜6ページくらい。
アメリカ人のジャーナリストが書いたワケですが、
どうもイマイチ、整理されていないのではないか。
ジョブスさんの伝記物なので、その複雑な人間性を表すように、
登場人物が多くて、明快に読み進んでいけない部分がある。
しかし、人間のやったことなので、確かにスッキリと整理統合された
目的性の明快な人生っていうのも、そうはないでしょうね。
まぁ、そんな状況でございます。
で、わたしのほうも、ここのところ、超の字がつくような忙しさなので、
アウトプットのほうにほぼ時間が取られて、
受動的に情報を受け取るような読書時間が、なかなか取れない。

なんですが、いくつか断片的に
興味深いことも、現在進行形で展開してきている。
どうもAppleが、テレビにすこぶる興味を持っているということですね。
それこそジョブスさんの遺言のような言葉で
Appleの事業領域をテレビにまで拡張させるという宣言が
伝記の「下巻」のほうで語られているのだそうであります。
<残念ながら、上記のようなのろのろ読書なので確認していません。って、
まだ、手元に下巻は届いていない>
現状でも、Appleテレビという商品は存在しているのですが、
決してうまくいっているビジネスではない。
しかし、電話をこうまで革新してしまった事業遂行力を見せつけられると
こりゃぁ、Appleならば、やるんじゃないか、
という予測が力を得るというのも、自然な流れ。
死せる孔明、生ける(司馬)仲達を走らす、みたいなものですが、
どうもそんな予感が強まってきている。
一方で、日本の代表的製造業であるパナソニックは減益、赤字転落だというし、
SONYはテレビ事業を事業規模半減させてリストラしようとしている。
テレビについては、わたしも一言ある。
だいたい、現状のテレビってスマートでない。
なにより配線がごちゃごちゃで、見るも無惨な統合されていないツールになっている。
面倒でバカバカしいので、わたしは録画の機能程度さえ
覚えることまで放棄している。
リモコンはなにをみても直感的になっていないし、
それにすぐに行方不明になる(笑)。
ぜひAppleに革新して欲しい、と1ユーザーとして期待してしまっている。
でも考えてみれば、こういうテレビの状況に
これまで製造業として大きなマーケット支配力を持っていたのは
日本の家電メーカーだったはずですね。
そういう企業には、山のように優秀な人間が集まっているはずなんです。
もしAppleに、日本の電話製造業界が全敗しているようなことが
テレビで再度見られるとしたら、それは日本の製造業全体にとっての敗戦ではないのか。
そして、ハードばかりではなく、
ソフトにおいても、日本のメディアのコンテンツのバカバカしさも
相当に重症ではないのかと、疑っている。
録画機能を覚えようとも思わないのは、そういう事情も大きい。
このように考えているユーザーは多いのではないかと思っていますが、
さてどうなんでしょうか?

詐欺の手口

いやはや、あきれますね。
きのうは遅くの便で仙台から札幌へ帰還。
11時過ぎにわが家にたどりつきまして、
何本か、仕事の進行のメールをチェックしておりました。
で、なにげに来ていたのが上のメールです。
<注意喚起のために白黒反転しております>

「銀行からのお知らせ」って、
まず銀行からメールで重要な要件が来るというのはありえない。
「なにこれ」と、まぁ、一発で不審なメールであることは明瞭。
新手のフィッシング詐欺なんでしょうね。
悪徳も詐欺も、人間の営為には違いがないので、
こういうのに欺されることもあるとは思うのですが、
本当に、その品性の下劣さに呆然とさせられますね。
名前をかたられた三井住友銀行のHPに見に行ったら、案の定、
これは良く出回っているタイプのフィッシング詐欺と判明いたしました。
疲れ切って家に帰り着いて
その上でこういうメールに遭遇するって、疲れが倍増します(笑)。
ほぼ気絶寸前の睡魔にアタマがほぼ占領されている中、
でも、こういう手合いには、みんなの情報公開で闘わなければ、
っていうような戦闘意欲が盛り上がっておりました。
しかしまぁ、寝床に入ったら、2秒以内で夢の中に突入。
が、どうも夢見が良くなくて、
あんまりスッキリした目覚めにはなりませんでした(笑)。
あ〜〜〜、精神衛生上、よくないですね。

読まれているみなさん、
念のため、こういう手合いが出回っているようですので
ご注意くださいね。

NEXTTOWN(準備会)発足

きのうは仙台にて、
東北地域で建材流通や、建材商社として活動されているみなさんが
東北の住宅復興を支援するための組織、
NEXTTOWN(東北住宅復興協議会)、準備会を立ち上げての
初めての会合が開かれました。
設立の経緯にも関わっておりましたので、
そこで講演を依頼されて、お話しもした次第です。

なんですが、
きのうは時間がよく読めない展開で、
わたしにお鉢が回ってきたのが、時間よりやや早め。
当初、30分の予定がどうも40分くらいに。
ということで、始めましたが、
でも話し始めると、自己紹介〜導入部と
必要な部分もあって、時間はあっという間に過ぎていく(汗)。
用意したスライドは、合計で100枚を越えていたのですが、
あと5分くらいになっても、進行していたスライドは50数枚。
まぁ、そういう事態も想定して、終わる場所を考えてはいましたが、
その場でのノリや、空気というのもあるので
やや時間を5分ほどオーバー。
結局、40枚以上のスライドが日の目を見ませんでした。
時間的には、45分くらいの講演会ということでしょうか。
さすがに建築のプロのみなさんばかりなので、
けっこうディープな話題にも知識があるので
話しやすいという部分を感じました。
終了後、懇親会もあって、大変多くのみなさんと
親しくよもやまの話をさせていただき、面白く勉強になりました。
少しでも東北の住宅復興の役に立てられれば、
という思いは、みなさん深く共有されていることを実感。
今後、この会がひとつの触媒役になって、
民間からの復興への息吹になっていってくれたらと、
深く期待していきたいと思います。
わたし自身も大いにコミットしていきたいと考えています。

被災3県の住宅被害データ

きのうは朝からずっと会議やら、編集業務処理作業が延々と。
で、本日は仙台に移動してある会合で、若干の講演など。
先日の福島市での講演内容の一部修正で、データを確認できたのが
本日の深夜、というか、ひと眠りして起き上がった2時過ぎでした。
やはり年齢的に夜は弱くなって、10時くらいには厳しい。
その分、朝は相当早くてもいい。
なので、きのうは10時くらいに寝て、1時には起床した次第。
まったく連絡などが来ない時間帯なので、自宅書斎での作業ですが
こういうほうが、大変作業がはかどります。

まぁそういうことなんですが、
日本建築学会のまとめた速報版・東日本大震災調査概要から、
今回の主要な被災3県の住宅被害実態をまとめたデータです。
総数をまとめるのを忘れたのですが、計算すると
岩手は、27,670戸。
宮城は、190,931戸。
福島は、138.160戸。
っていう総数になりますね。
で、全壊・半壊・一部破損をそれぞれ%で表すと
岩手 76% 11.5% 12.5%
宮城 34% 25.5% 40.5%
福島 11.5% 21.5% 67%
ということになります。
傾向として、南に行くほど被災戸数が増え、
一部損壊の割合が高まり、一方、岩手では被害は集中的であり
全壊の割合がきわめて高い。
地形的な問題と、人口集積分布などが関係しているのでしょう。
しかしこうした被害概要を見るだけでも
それぞれで抱えている問題には違いもあるということがわかる。
特に福島では、リフォームがニーズが高そうだ、という傾向が見える。
いろいろ分析が必要なのだなと思い知らされます。

さてそろそろ出掛ける準備に入りますので
きょうはここまで。ではでは。

日ハム2011シーズン終了

こういう終わり方だったか・・・(泣)。
っていう見事に、やられたという感じでの敗戦で、
サドンデス、終わってしまいました。

最後、監督選手全員で札幌ドームのお客さんに
一周してのあいさつをしていました。
梨田さんは当然として、それ以外でやや特殊な動きを見せていたのは
やはりダルビッシュ選手でした。
他の、チームの全員はホーム、レフト側だけに挨拶に行ったのですが、
かれだけは、何を感じて、なにを思ったのか、
ライト側にも走っていってサインボールを投げ込んでいました。
そして、目に焼き付けたいというような表情で、場内の観客席を見回していました。
噂は、決して根拠のないことではないだろうし、
まぁこれがかれをこの札幌ドームで、ファイターズの闘っているユニフォームで見る
最後になる可能性は高い。
そんなような思いで見ておりました。

さて、記録的に勝ち進んでいた前半戦、
そしてこれも記録的に失速した後半戦、という両極端のシーズンでした。
田中賢介選手の故障というアクシデントはあったのですが、
どうしてここまで失速したのかは、
見ているファンにはわからないことだらけでしたね。
きのうの戦いの後、西武の渡辺監督が、
「野球には流れというものが確かにある」と言っていましたが、
梨田監督の退陣表明後、目に見えて大失速が始まった。
闘う軍団の態を失っていったような戦いぶりでした。
なぜこうまで失速していったのか、本当に不可解だったと思います。
そのうち、軍内部の情報が出てきて、明らかになるものなのか、
今後のためにも知っておきたいとも思っています。
まぁ、秘して語らず、軍の機密ということでもやむを得ませんが・・・。

ということでしたが、
まず、梨田監督、お疲れさまでした。
この監督さん、シーズンを闘って行くにはいい監督さんでしたね。
ダルビッシュというスペードのエースを大事に使って
無理をせずに選手を大切に使って、いろいろな選手に役割を果たさせる、
そういったオーケストラの指揮者としては
相当に有能だと感じました。
最後の戦略、ダルビッシュを初戦、7回で降板させて
日本シリーズまで行くんだ、という采配を見せていたのには、
このあたりの長期的展望力で、この監督は闘ってきたんだなと、
そう思わせるものがありました。
こういう戦い方には必然的に、短期的な部分での目先的な脆さは
出てこざるを得ない。
今回のCSの敗戦は、端的にそれが出てしまった。
でもまぁ、やむを得ない。負けちゃった。
さて、こういった形で、わがチームの今シーズンは終了です。
ポストシーズンゲーム、残った6チームから最初に消えました。
切り替えて、来シーズンであります。
さて、ここでダルビッシュ。
まぁ、いくんでしょうね、大リーグ。
行くとすれば、頑張って欲しいと思います。
札幌ドームの熱い応援を誇りとして、彼の地で闘って欲しいと思います。

で、残って闘うわがチーム、どうやっていくか?
ここが知恵と勇気のふるいどころ・・・。
うううう〜〜〜〜むむむ。 みんなで頑張りましょう!

時間尺度の大転換

きのうはわが社の2階の公開スペースで
「近自然学講演」を中心としたイベントが行われました。
スイスに在住される研究者・山脇正俊さんをお迎えしてのもの。
建築家の宮島豊さんのプロデュースによるイベントです。
講演会後、よもやまの懇談会に突入いたしまして、
活発に論議が交わされておりました。
大震災とエネルギー問題が中心的なテーマでしたが、
その論議の中で気付いてきたこと。

わたしたちは、歴史時間はホモサピエンスとしては4〜5百万年なのだそうですが、
認識できうる日本列島社会での営為の堆積でも
まぁ、縄文の三内丸山の5000年くらいということになる。
通常的な時間認識から言えば、現代では戦後の60数年というのが一般的。
そういった時間感覚の中で、古いとか新しいとか、
すすんでいるだの、遅れているだの、言い合っている。
しかし、今回の震災を経て、この歴史時間の認識が
大きくパラダイムシフトしてきている。
1000年に1度の大地震や大津波が現に起こり、
そして気の遠くなるような原子力の時間尺度、万年単位のそれまで
現実に直面することになった。
しかし、一方で経済は常に単年度決算がどうしたこうした、
あるいは国会の判断も含めて、政治はあくまでも1年単位の予算執行になっている。
世界の時間経済単位も、1年間あるいは、四半期ごとというのが
震災後も継続している考え方。
構想も、基本的には短期的な1年間単位のことでの
整合性を担保することが基本的に求められる。
どんなに状況が厳しくとも、単年度決算での考えに即して行かなければならない。
超短期の「成果」への強迫観念が、社会全体の閉塞心理を加速させる。
すべてが短いサイクルでの成功を、超目先的に追求しなければならない。
それはいい。
しかしそれで、本当に骨太な社会の骨格形成ができるのか?
どうもいまの時代の行き詰まりは、このことが大きな問題点ではないのか。
1000年とか、万の年単位で考えなければならないことについて、
単年度で道筋を見通すことなど可能なのか?
マスメディアのヒステリックな些細なことへの攻撃姿勢を見るに付け、
今の社会に、この危機を本当に乗り越える方策が
短期間に創造されてくるとは到底考えがたい、と思う。
もっと、腰を据えた論議をしなければならないのではないか。
そんな思いが日増しに強まってきます。

<写真は宮城県亘理荒浜地区にて>

日ハムドラフト菅野・原監督

さて本日はクライマックスシリーズの開幕です。
シーズン終盤、さっぱり打てなくなって終戦を迎えながら、
かろうじて、前半戦の貯金が効いて
わがファイターズは、本拠地で西武ライオンズを迎え撃ちます。
一方で、話題の巨人・原監督は神宮でヤクルトと決戦に。
いよいよ、ポストシーズンのスタートであります。

なんですが、一昨日のドラフトのドラマが話題沸騰であります。
どちらかというと、わがチームは伝統的に
読売巨人軍とは仲良くやってきておりまして、
友好的な関係を築いてきておりました。
小笠原のFA移籍などでは、あうんの呼吸もかいま見えた部分がありました。
そういったなか、敢然と菅野選手の指名では
満天下にはっきりと、ドラフトの筋を通して
「もっともいい選手を指名する」という当然の選択を行いました。
今回の選手指名では、巨人の原・現監督の甥という関係性もあって、
なんとなく他チームが指名に行きにくい雰囲気が漂っていました。
しかも、その巨人軍の親会社は情報産業であって、
それと真っ向から衝突せざるを得ない以上、
戦いには秘をもって臨むしかない。
たとえば、正直に「指名しますからどうぞよろしく」と挨拶したら、
親族に巨人軍監督がいる以上、その内容は筒抜けになることは明白。
しかも、ドラフトの戦略上、いたずらに敵チームを増やすのも得策ではない。
そのように考えれば、わがチームの作戦はまさにそれしかないだろうと思われる作戦。
結果として、他チームを尻目に巨人軍との
2チームによるクジに持ち込んだまでで、戦略はまさにツボにはまった。
あとは、天の声に委ねて、天命を待った。
そしてそれは、多くのプロ野球ファンの歓声とともに
わがチームの方に、野球の神さまは降臨してくれた。
まさに日頃から言っている通りの「ドラフトと育成で闘う」という
チーム方針どおりの戦い方で、なんら非難されるいわれはない。
少なくとも、多くの野球ファンの正論を味方にした、という意味では
たとえ、菅野選手が入団を拒否したとしても
プロ野球界で、わがチームへの支持が大いに高まったという点で
プロの興行性という部分では、決して損の少ない作戦だったと思います。

きちんとルールどおりに闘っているわがチームですが、
さて、クジという決定的な戦いで敗北した読売巨人軍。
今後の展開のボールは、大変申し訳ないが、
WBCオールジャパン軍指揮官でもある、巨人軍現監督原さんに行っている。
個人としては原さん、けっこう好きな監督さんなので、
こういった境遇に置かれざるを得なかったことについては
大変お気の毒としか申し上げられません。
一般社会であれば、このような多少のコネ入社は目こぼしの対象でしょうが、
やはり公平性を前提としたルールスポーツ競争社会ではやむを得ない事態。
満天下の注目の中で、
しかも現に、一球団の所属であるという立場もありながらではありますが、
しかし、冷静に、前途ある若者の判断の助けになっていただきたいと思います。
大変難しいと思うのですが、
ここは日本人全体にとって、固唾を飲む大きなドラマだと思うのです。
わがチームは、ドラフトという場で多くの巨人ファンと
正面から敵となる道を選択しました。
しかし正義と道義・ルールに、決して反してはいない。
ここで、わが甥ではあるが正々堂々と敵となってこい、闘ってたたきつぶしてやると
満天下に宣言するくらいの、
「巨人の星」を越えるようなマンガのようなドラマ性を作って欲しい。
読売巨人軍と、原監督にとって、
突然、真っ正面からの正念場が来ていると思います。
やや、申し訳ない気もしてはおります。しかし、これこそ
プロスポーツに国民大衆一般が面白がる核心的な「興行」部分でもあると思います。
英断ある対応を切に希望いたします。

<写真はたそがれの東京ドーム>