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雪国の冬の終わり

さて、札幌の街、
ここんところ、ようやくにして暖気が強まってきております。
冬は強勢で猛威をふるい続けてきたのですが、
まぁ、峠はすっかり越えて
春に向かっての坂道を下りていくような感覚とでも言えましょう。
しかし、梅が咲き、サクラがほころぶ本州南西部地域とは違って、
豪雪の名残が写真のように家の前を占領しています。
わが家前は中学校の通学路なので
比較的に公的除雪が活発に行われる場所ですが、
そういう道路でも、堆積し押しつけられた雪の塊が多量です。
たぶん、50cm以上の氷状の雪の堆積層が路上に積層しています。
その雪の堆積層が徐々に暖気で表層から融け、
クルマのわだちにそって、日中グシャグシャになってしまう。
あまりにひどくなるので、みなさん家の前の道路も雪かきするのですが、
融けて重たい雪にはどうにも敵わない。
そんな一進一退の状況が続くのです。
それがひどくなるとスリップして立ち往生するクルマが出てきたりする。
ことしは、そうなりそうな寸前で、先日、公的な除排雪が入ってくれました。
で、こうした大量に水分を含んだ重い雪や氷を中学校敷地側に積み上げてくれます。
それから排雪車両が入って、地層断面を見せるように
「雪の壁」を作っていってくれる。
まことに北国らしい,冬の終わりの光景であります。

でも、やっぱり季節は行ったり来たり。
本日は朝方は冷え込んでいて、日中の屋根からの融雪水が
雪の表面で凍り付いて、ツルツル路面。
家の前でカミさんは転んでしまいました。
「気をつけろよ」と言ったのですが、想像以上の滑り具合なんですね。
そんな春分の日であります。
きょうは、デスクワークがんばるぞ!

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