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福島県太平洋岸北部地域

東日本大震災発生以降、おおむねの地域はこの目で見ているのですが、
原発事故の地域の北部側はまだみることが出来ませんでした。
南側、いわき市などの応急仮設住宅などは見ているのですが、
なかなか機会がなくて確認できなかったのです。
福島県などから情報もいただき、
昨日、ようやく見ることができました。
一応、国道6号線を南下して、
「ここからは通行止め」というところまでは行ってみた次第。
南相馬市は、月曜日から一時避難が解除されたという地域。
写真は、道脇に津波の被害の状況がそのまま残されている様子です。
他の被災地は、がれきの一時保管場所への集積などの作業が進んでいますが、
この周辺は、まったく手つかずであり、
これから徐々に行われていくのでしょう。
1年以上、ひとびとの暮らしが途絶えていた地域というのを見るのは
初めての経験ですが、
独特の真空感覚が襲ってくるものですね。
虚無感の中を巡り歩いていました。

新地町でも、海岸地域はまだ手が付けられていません。
いたるところに応急仮設住宅の団地が点在しており、
極限的現実の中で、ようやく小康を保っている
っていうような状況がこちらに伝わってきます。
これからも息の長い戦いがあるということを、思い知らされる現実でした。

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