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【動物界は通常営業中 カモさん「婦唱夫随」@札幌】


人間界は新型コロナ禍で世界中で非常事態が継続中。
そういうなかでは日本は「自粛」程度でゆるい社会閉鎖ですね。
一例ではイタリアなどでは自宅から半径200m以内でしか散歩も許されず
違反すると罰則があるとされていますが、
それに比べたら日本はかなりゆるくわたしも自宅から往復6km以上の散歩を継続中。
日本は死者数も世界とは隔絶しているけれど、
社会の緊張感はかなり高く、ストレスはどうしても高まる。
そういった情報の大洪水とヒステリーっぽい反応も見聞きすると「疲れる」。
心頭滅却にはやはり自然の変わらない様子が「癒やされる」。
昨日は自宅から1kmほどの琴似発寒川にかかる橋の上を歩いていたら
カモさんとおぼしき「つがい」の鳥さんと出会った。
こちらが、その動画撮影Youtube。こちらが、その動画撮影Youtube。
<リンクをクリックしていただくと動画画面に>

カモさんはいま「繁殖期」なのではないかと推察しております。
近縁種の「オシドリ」はあちこちで雌雄のランデブーが目撃され、
ときどき人間たちに直撃撮影されたり(笑)していますが、
カモもまた繁殖期のようで「雌雄のつがい」が目撃されます。
カモもオシドリ同様この時期メスは目立たない色彩の毛色でオスの方が派手。
この動画でも最初画面左側のやや色合いの強い方がオスであります。
様子を観察していると、メスの方が非常に活動的で好奇心も強そう。
夫唱婦随というコトバがありますが、
やはり様子からはむしろ「婦唱夫随」という印象を強く受ける。
このあたり、オスの様子を見ていてどうも身につまされる(笑)。
「おい、もっとオスの威厳を見せたらどうなんだ」とツッコみたくなる。
しかし現実はきびしく、メスが「わたし飛ぶからね」と先に行くと
「おい、オレも連れてってくれよ」みたいに追随している。
オレについてこい的な雄の威厳期待はあわく、もろくも潰えさる。
しかし、平和の時代というのはだいたいこういう婦唱夫随だそうなので、
このあたりは動物の世界に学んでいる人間界なのかも知れませんね。
きのう書いた「春雪融け時期の水音」も全編にこだましている。

1日も早い人間界の平常回復を期待して
それまでは、みごとに通常営業中の自然界の様子に学ばせていただきたい。

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