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本の未来は?

きのうは東京のビッグサイトで、
「東京国際ブックフェア」という催事に行ってきました。
予備知識があったのは、「デジタルパブリッシングフェア」のほうだったのですが、こちらも併設されていたのですね。
ブックフェアの方は、出版社や関連事業者、
海外の印刷会社や出版社などが出展していて
いろいろなひとと話し合えて楽しかったです。
韓国がけっこう積極的に出展していて、
ハングルの出版物とか、興味深く拝見。
最近、北海道に韓国から「高断熱高気密住宅」の視察団がきたり、
ちょっと興味がある動きだなと、思っています。
北東アジアというのは、中国の東北地方やロシア、
韓国東北部、北朝鮮東部など
北海道型の住宅づくりが求められるケースがありえるでしょうね。

っていうような部分から、
最近の「デジタル書籍・雑誌」の急な動きから
そういったコーナーは相当の活気ある状況。
Googleが大きな展示を行っていて、
GoogleBooksのデモンストレーションを行っていましたね。
出版社の囲い込みを戦略的に仕掛けてきている。
AppleのiPadがブレークして、
「やられた」というような雰囲気から、各社一斉に
この領域に手を出してきているという印象があります。
一様に、Appleへの対抗意識が感じられたのですが、
来場者はわかりやすく、展示されているiPad端末にみんなが手を出す。
やっぱりどう考えても、
iPadが火を点け、その動きが決定的なのだと
感じられる雰囲気であります。
現時点では、Appleの事前検閲(まぁ、そうではないというでしょうが)
による、多様性のある出版世界の閉塞感が感じられるところ。
日本の週刊誌の中には、エログロとしか
世界的には認定できないような雑誌も存在するので
かれら的な価値観と、日本的なありようが摩擦を生んでいるのか。
そういうなかで、
さてどんな風に進展していくのか、
まだ先行きは不透明ななかにみんながいる、という感じ。
ブースによっては、「やりますよ」という決意表明だけっていう
そういう会社も存在していました(笑)。

さて、以下は迫ってきたイベントのご紹介です。
Replanがプロデュースする、実際に建っている建築家関与の住宅を見学できるバスツアーの企画です。
今回は、3事例ほどのご紹介で、
宮島豊さん、遠藤謙一良さん、平尾稔幸さんの事例。
参加費は無料。詳しくは、
北のくらしデザインセンターイベントのご案内
で、ご確認ください。以下、案内文の抜粋です。

「北のくらしデザインセンター」フェア 2010夏 開催!
〜建築家に「なんでも聞ける」家づくり相談会
「北のくらしデザインセンター」フェア 2010夏 〜
◎ 開催日時 :2010年7月24日(土)10:00〜17:00
◎ 開催場所 :パナソニックリビングショウルーム札幌(札幌市北区北9条西2丁目1) 3階ショウルーム・6階会議室・7階ラウンジ
◎開催内容
 ●建築家住宅・バス見学会
 ●建築家と一緒にまわるショウルームツアー
 ●家づくりの相談コーナー
 (セミナー/スライド上映/パネル&模型展示/ワークショップなど)
◎参加費用 :無料

北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び

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