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国家の意思決定

きのうは選挙でしたね。
まぁ、事前の大方の予想よりも民主党が負けて
自民党が比較第1党になって、
「みんなの党」が躍進した、という結果。
選挙直前での、菅直人の消費税発言とその迷走が、
そのまま、選挙結果に出たようなものでしょうか。
この結果を受けて、普通に考えれば
民主党政権の基盤が大きく崩れ、
参議院での少数与党という、
ちょっと前に自民党政権が倒れたのと同じ状況になった。
結局、強いリーダーシップは発揮できず、
漂流するように、その時そのときの
民意のぶれによって、たゆとうように世界の中で、
羅針盤のない航海をしなければならないのが日本、となりそうです。
国家戦略とか、大方針という論議や政策方向がなかなか打ち出せない。

まぁ、たしかに国家戦略などというのは、
後進国とか発展途上国レベルくらいでしかわかりやすく発揮できないのかも知れない。
明治のスタートの時の日本は、まさにそういう状況で
だからこそ、「改革」を、「富国強兵」という明瞭なかたちで進められた。
大戦での敗北後も、「経済大国」というかたちを変えた戦略で
世界の中で明確な羅針盤を持っていたと言えるでしょう。
今日の世界で言えば、中国が取っている「国家独占資本主義」的な
政治運営であれば、機動的に国家戦略を運んでいける。
しかし、ある程度成熟した民主主義を持っている国では
常に選挙という国内動向あるいは国民感情に配慮しながら
国家戦略として、大方針を進めていかなければならない。
で、問題はいまの時代で言えば、そういう運営者政治家にはお金の問題でも
完全無謬であることが求められ、しかも
カリスマ性が必要であって、なにより経済運営についての
明瞭なリーダーシップが求められている。
そんな完全無欠な「与党」など、求めるのは無理ではないか。
もし、このような基準を現代の世界のリーダーシップに求めたら
どれだけの国家が生き残れるのか、あまりにも難しい。
で、結果としては、
常にポピュリズムが定見なく、右往左往する。
世界の中で、表情の見えない国として、
徐々にパスされていく国になるしかない。

しかし、この結果を受けて
自民党や、みんなの党がどういう政治選択をしてくるのか、
それと民主党がどのように対応していくのか、
混沌とした政治に期待しているのは、
そういった成熟した論議が起こると言うことではないのか。
そういうふうに期待しながら、
見ていきたいと思います。
知人の徳永エリさん、
厳しい戦いの中、当選おめでとうございます。期待しています。

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