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行ってみたい街・・・

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仕事の関係で、日本国内は比較的たくさんの場所に行っていると思うのですが、
わたし、海外はそれほど行ったことはありません。
仕事的にもせいぜい北ヨーロッパが多く、ほかでは北米くらいでしょうか。
たまにBSやCSのチャンネルを見ていると、
海外探訪ものなどに目が行くことが多いのですが、
そういう願望がもともと強いのかも知れません。
で、不思議とそういう番組でよく出会う都市がありまして、
すっかり、わたしのなかで夢の街と化しております(笑)。
写真はWikkipediaにあったもので、使用許諾されたものですが、
街の名前はフェズという街でして、アフリカ大陸の北西岸、
モロッコ北部の街です。その旧市街なんですが、世界遺産にも登録されているそうです。
イスラム教圏の都市、という意味でも知りたいなぁと思うのですが、
この街の様子を、画像で見ていて驚嘆させられるのは
道路が非常に狭くて、まるで迷宮になっているようなのです。
住居は、外側に閉じられていて内部には開放的な天窓というか、
大きな中庭のような空間がしつらえられている。
屋上は「女の空間」だそうで、洗濯物を干したり、
家事作業をする空間になっていて、丸天井のもと、
隣近所のひとと、「井戸端会議」する場所になっているのだそうです。
なかなか、この街の住宅の平面図のようなものがインターネットではわからなくて、
いったいどういう暮らし方をしているのか、
興味がムクムク状態になっているのです(笑)。
砂漠のような気候に対して、
どのような住宅を造ってきているのか、
単純にそういう部分が興味を引かされるのですね。
それと、イスラムの社会の生活習慣とか、知りたいなぁと。
先日見た番組では、水道のことにも触れられていて、
昔から地下水を汲み上げて、土地の高低差を利用して
各家庭に水路を順繰りに回して行っているさまが見られました。
自分の家の分を大きな水瓶に貯水するわけですが、
伝統的な絶対のマナーとして、次のお宅への清潔の配慮が考えられていました。
また、旅人から求められれば水を供給するのはイスラムの最大のマナーなのだそうです。
街の端々に、馬などの動物への水場も確保されていました。
そういう全体としての街のありように強く惹かれたのです。
しかし、この街でも旧市街とは別に新市街が造成されていて、
若い世代の人たちは、現代的なマンションでの生活に憧れているのだそうです。
エトランゼとしてみれば、なんとも暮らし方の豊かさを感じさせてくれる
旧市街なのですが、やはりわかりやすい「快適性」の部分で
そういうものに飛びつきたいのが人間なのでしょうか。
番組では、フランス人のリタイアした学者さんがこの街に惹かれて
終の棲家として購入し、昔ながらの職人を捜して、
いわば「古民家再生」的な住まいを作って住んでいるのも紹介されていました。
その両方の志向性が理解できるなぁと。
まぁ、あまりにも遠すぎるし、
それに短期間ではちょっと雰囲気も掴めなさそう。
住宅と文化の取材くらいしかテーマはないので
リタイアしたあとの楽しみとして、カミさんに希望を伝えても
旅行願いは却下されるのは間違いないだろうなぁ・・・(笑)。
北のくらしデザインセンター
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