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エネルギー問題と大不況

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長期優良住宅先導的モデル事業、って、
何回書いても、見ても、どうも食欲のそそる言語ではない(笑)。
まぁ、国の政策方針のことですから、
やむを得ないのですが、意味の正確さだけで概念を確定させる
いかにも、役所的な言語感覚で辛いものがある。
そうかと思えば突然「見える化」する、なんていう概念も登場したりする。
そういえば、何LDKという概念も日本発の概念だそうですが、
これもお役所仕事の産物だと聞きました。
その後の日本の住宅表記で、ここまで普及したのですから、
やはり、日本は役人の権力をありがたがる国民性なのか、
それと同時に公務員さんがきわめて優秀なのか。
さて、未曾有の大不況という状況から、
政策的な投資がたいへん大きくなってきている昨今、
住宅の関係でも、政府の「補助金」がいろいろに交付されています。
「長期優良先導的モデル事業」という施策が行われているわけですが、
それにようやく対応できるかどうかの段階になって、
さらにこれとは別に、より簡易な認定で
1戸あたり100万円までの補助金の出る施策も実施されることになっています。
モデル事業(便宜上、このように呼びます)への対応でも
実にさまざまな役所的制約があるわけなんですが、
それにヘトヘトになって、更にこの上、っていうところ。
第3者的に政治や行政に批判をしていればいいのなら、気楽ですが(笑)
なかなかそうはさせてくれない。
役所が想定しているような手続きをきちんとこなすというのは、
かなりの労力や、根気を込めた忍耐力が必要になってくる。
法治社会、という体制ではやむを得ない部分があるのですが、
こういう部分に対応することが、本来的な意味での仕事とは言えないわけで、
どうにもやりきれないと感じる部分があります。
一方で、グラフのようなエネルギー問題は
霞ヶ関や国会などの舞台ではかなり認識が低下してきているようです。
最近になって、こういった風潮への反省やら、警鐘も
一部の世論には出てきているようですが、
「百年に一度の大不況」という大きな波に飲み込まれていますね、完全に。
どうにも、例のインフルエンザ問題といい、
この国の「集中豪雨」的なやりかたというのは、どんどん拡大しているのではないか、
そんな危惧の念を持たざるを得ない。
なんですが、本日は長期優良住宅モデル事業についての
説明会・会合が相次いで開かれることになっています。
頑張らねば、というところであります。
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