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ちょっと変わった「窓」が好き

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すっかり暑くなってきた今日この頃、
1日活動した後は、1日たっぷり休みたいということでぼーっと。
なんですが、本日のブログのお題は「窓」ということで。
2日間にわたって取材した「板金屋さんのイベント」ネタから、
もうひとつ、面白かったのが上の窓。
といっても、この窓は、「壁の穴」と言った方が正確なのかも。
いわゆる「サッシ」ではなく、現場造作的につくった窓なのです。
ポリカーボネートという素材は、その透光性と断熱性で、
主に、北海道で「面白そうだよね」と話題になっていった素材。
そうなんです、断熱性を基準にして、独自の素材発見があるというのが
北海道の住宅マーケットの面白さの一断面でしょうね。
この略称「ポリカ」も、その住宅建材としての利用は、
たぶん北海道が初めてではないかと。
北海道の設計者たちは、断熱性能が高くて、という素材の性能に
きわめて敏感に反応する「風土性」を持っている。
で、その断熱性と透光性に着目して
開口部素材として使ってみたくなるものなのです。
この樋口板金さんの太陽光発電屋根の実験建物は
通常は車庫として利用しているのだそうで、
ごらんのように横長に開口部を取っています。
たぶん、面材として使った建材の長さがこの高さに必然的になるので、
その上の位置で、ぐるりと横長窓が構想されたものでしょう。
でも車庫だし、ちゃんとしたサッシを設置するほど余裕はない。
そこでポリカで開口部を作ったのでしょうね、・・・わかる。
そうなると、今度はサッシ並みにさせるにはどうしたらいいかなと、工夫する。
ポリカの連続部を重ね張りして、山の部分でネジで建築木部に接合させていた。
「接着材で、接合後、透明化するヤツがあるから・・・」
と妄想が膨らんでくる。
ネジと透明化接着材で接合部分を構成すると、そこそこの気密ができないか。
うまくやれれば、ポリカ窓ができるのではないか。
そんな雑談を交わしておりました。
たぶん、多くの現場でそんな工夫はされてきていると思うのですが、
まだ、公的認証レベルのものは不勉強で知らない。
でも、こうやってみると、デザイン的にはなかなかに魅力的だと思われます。

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っていうことを妄想して帰ってきてわが家を見たら、
そういえば、わが家のファサード部分に45度回転させて設置した窓が。
リフォームしたときに、遊びで、こんな設置をしてみたんです。
実用的には玄関窓なので、そうは開け閉め頻度は高くはならないし、
他の部位に利用していて、余った木製サッシだったので、
こんなふうに使ってみたのであります。
3重ガラス入りなので、性能面は心配はないし、
実用としてはそう開閉しなくてもいいので、思い切って斜めにしたのです。
あれ以来、20年近くなっているけれど、別段の問題もなく持ってきています。
こういうファサードにしたのには、もうひとつ理由もあった。
それは、角地に位置しているので、カーブを切りきれずに
クルマがわが家に接触事故してきたことがあったのです。
なんとなくそんな不安心理から、レンガで花壇を作っていたのが幸いして
それが建物を守ってくれていた。
そのときに、この窓が「注意サイン」としても機能したような気がします。
年取ってくると、こういう窓の話題から、違うことも思い出すようになる。
なにやら、考えたことの備忘録のようになってきたブログであります(笑)。
今後とも、お付き合いいただければ幸いです。

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