熊野に残る精神文化空間のひとつの象徴がこの花の窟神社。やはり一番奇異を感じるのは、本殿建築のかわりに巨石、露頭岩石をそのままイザナミのご神体としているポイントだろうか。 熊野本宮大社の古社があったとされる所在地・現大斎原 […]
Posted on 1月 27th, 2024 by 三木 奎吾
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熊野に残る精神文化空間のひとつの象徴がこの花の窟神社。やはり一番奇異を感じるのは、本殿建築のかわりに巨石、露頭岩石をそのままイザナミのご神体としているポイントだろうか。 熊野本宮大社の古社があったとされる所在地・現大斎原 […]
Posted on 1月 27th, 2024 by 三木 奎吾
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上の図は江戸期のものと思われる木版画。熊野の旅では熊野三山が象徴的なスポットとされているけれど、本宮の祭神はイザナギ・イザナミ夫婦の御子であるスサノオであり、この花の窟神社はその母親であるイザナミを祀っているワケで、いわ […]
Posted on 1月 26th, 2024 by 三木 奎吾
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日本の神社信仰では必ず「注連縄」という習俗を持っている。この注連縄というものは稲作と非常に強い関連性を持っていると思われる。稲ワラを手作業で作り上げていく作業には合掌のポーズが必然化する。そういう体動作と造作物との間に直 […]
Posted on 1月 25th, 2024 by 三木 奎吾
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歳を取ってくるとカラダのあちこちから「痛み」が盛り上がってくる(泣)。わたしの場合、50代くらいからときどき、2−3ヶ月に1回程度の頻度で便利のいいマッサージさんのお店に行ってモミモミしてもらっておりました。ホンネで言え […]
Posted on 1月 24th, 2024 by 三木 奎吾
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みなさんどなたも「憧れの土地」みたいな感傷はあるでしょう。実際にそこに行った体験は徐々に風化したり、逆に美化されたりして、あんまり「まんま」感はないのでは。 わたしは一区切りついた感はあるのですが、仕事への意欲もまた盛り […]
Posted on 1月 23rd, 2024 by 三木 奎吾
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日本列島での人びとの「精神史」のなかで自然造形は、非常に大きいパーツを占めたに違いない。そういう「現場検証」的な意味合いで熊野・紀伊・南紀と歩いてみると、きのうも紹介した鬼ヶ城と比肩できる写真のようなスポットが散在してい […]
Posted on 1月 22nd, 2024 by 三木 奎吾
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熊野探訪に復帰致します。 熊野詣といわれたような古代から中世、江戸期などの地域ブームはやはりカルデラが生み出した奇岩が織りなす「この世と思われない」地域景観が人びとの神秘志向を刺激した側面があるのでしょう。 そういう奇岩 […]
Posted on 1月 21st, 2024 by 三木 奎吾
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熊野探訪篇から本筋の「神武東征」篇への岐路にはヤタガラスという重要キャラ。 わたしは率直に言って、カラスに対して好印象を持つということはありません。最近のヤツらは子育て時期の凶暴なふるまいが問題視されてきている。札幌の市 […]
Posted on 1月 19th, 2024 by 三木 奎吾
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昨日、素戔嗚尊(スサノオ)のことを書きましたが読者の方からご意見もいただきました。その内容に触発されて「日本語の書き言葉」について少し触れたいと思います。 わたしは「芥川荘」の取材時に自分は日本のコトバ表現にメッチャ思い […]
Posted on 1月 18th, 2024 by 三木 奎吾
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熊野を歩き始めたわたしの動機は、生来の歴史好きが高じて「皇統」について、その起源とされる初代の神武帝の「行軍路」についての身体的体験を得たいということ。また日本の建築文化というものを総合的に理解するためにもこうした知見は […]
Posted on 1月 17th, 2024 by 三木 奎吾
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