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【見える製造業「木工屋-1」 江戸期・房総町家の賑わい-2】

江戸期の千葉県、房総での商家の街並み「見える化」野外博物館探訪。 現代と江戸期のいちばん大きな違いは、現代では日本の基本的な「ものづくり」の実相を日常生活的にこどもたちが体感する機会が失せていること。江戸期までの社会では […]

【古墳「土木」から仏教「建築」へ大転換 (列島37,000年史 第60回)】

国立歴史民俗博物館での旧石器・縄文・弥生・古代までの展示大革新。 その興奮の余韻冷めやらず都合60回もブログを書き連ねてきた。通常の「住宅ブログ」テーマからはかなり飛躍かも知れませんが、住宅取材していると必然的に現代人の […]

【鳥居と結界 日本人の精神史 (列島37,000年史 第59回)】

さて本日は古代史の巨大なテーマである自然崇拝から宗教への流れについてであります。いちばん上の写真は奈良県・明日香の「飛鳥坐(あすかにいます)神社」参道の小さな岩にまるで鳥居のような結界マークが施されていて、いかにも始原的 […]

【薄化粧も香しい飛鳥白鳳の仏像たち (列島37,000年史 第58回)】

仏像に興味を持ち始めるというのは高齢化の進展なのでしょうか(笑)。 歴史の古道を訪ね歩くようになると徐々にその魅力に引き込まれるのかなぁ。 写真の石像と銅造はそれぞれ奈良県桜井市・石位寺の「薬師三尊石仏」と、奈良県明日香 […]

【ヤタガラスは「高鴨族」の逆・擬人化? (列島37,000年史 第56回)】

神話と建国経緯事実とが混在する日本書紀・古事記の記紀の世界。 この個人的な歴史探訪「列島37,000年史」でその時代に差し掛かるのが、年末年始という特別な時期なのは天佑かもしれない。今回は少し妄想を膨らむ内容となっている […]

【八ツ房杉はヤマタノオロチ!?神武東征最初の勝利(列島37,000年史 第55回)】

さて本日はついに大みそかであります。 「住宅探訪」をメインテーマとしている当ブログで書き始めた「日本列島史」についてのシリーズ記事も今回で55回目となりました。 わたしは住宅が専門のメディア情報人ではありますが、家と人を […]

【地政学で大和を都に選択 by神武帝 (列島37,000年史 第54回)】

きのうは日本国家成立の頃の海の交通路を再探訪。 古代史を考えるようになっていつも不思議だったのはどうして倭国はあんなにも朝鮮半島にこだわっていたのか、ということ。 半島最南端の多島海地域に任那という「衛星国家」も存在して […]

【玄海灘と瀬戸内を越える櫓櫂船(日本列島37,000年史 第53回)】

今回は古代日本と朝鮮半島を結ぶ重要な交通手段であった「櫓櫂船(ろかいせん)」について。 画像1枚目は国立歴史民俗博物館で展示されていたおおむね3世紀頃と思われる古代の移動の様子。 この画像からは魏志倭人伝が表現した倭国と […]

【最初期戸籍に見る「家族=共同体」 日本列島37,000年史-52】

現代の暮らしは核家族化が進み、しかもその収入源は企業勤務なので、 農耕を基盤とした社会経済構造とはまったく変わってしまった。 家という財産が全国各地域に広く拡散して大都市化が進展している。 そういう現代的常識はしかし、歴 […]

【日本国家創成期の北海道島 日本列島37,000年史-50】

国立歴史民俗博物館の古代史展示の大革新に刺激されるブログシリーズですが、 やはり時系列でときどき触れられている北縁世界、北海道島と東北北部社会に 北海道人としては強く惹かれざるを得ない。 「古墳をつくらない境界世界」とい […]