

行動抑制が要請される非常事態宣言下の日常でありますが、
やはり家に閉じこもってばかりでは健康によろしくない。
ということで、日常の「散歩」はだんだんと時間距離を伸ばしております。
最近はわが家周辺の発寒川緑地〜西野緑地などのコースが多く、
毎日1万歩越えくらいのコースになっておりましたが、
昨日久しぶりに北海道神宮コースに気まぐれ変更しました。
って言ってもたぶん10日ぶりくらいだろうと思うのですが、
いきなり参道に白いコーン列が並んで据えられている光景が。
ふだんは特に右側左側通行というのは意識していませんでしたが、
矢印方向を見るとどうやら神さまのご推奨は「左側通行」と判明(笑)。
え〜、であります。
普通交通規則では「人は右、クルマは左」と教えられてきた。
それから武士が往来で争いごとになっても、
すぐに抜刀、斬り付けたりしないように右側通行だと大丈夫、
みたいな「都市伝説レベル」の刷り込みを持っていた。
また敬神の念はそこそこ人並みにはあるとは思ってきたのですが、
まさかその神さまから「いや実は左側通行が正解なのさ」と
突き放されたような、やや奇異の念を抱かされた次第。
これが神社の総意であるのかどうか、ちょっと確認したいと思いました。
ま、しかし、決められていることには素直に従って参拝。
いつもの「家内安全・商売繁盛」のほかに「コロナ退散」も祈願。
神殿に近づくにつれて、いまスーパーのレジなどで見慣れてきた
「距離空け」の停止線が地面に記されてもいました。
ただ、北海道神宮は大社なので拝殿では4列のライン表示。
ブログを見ていただいているみなさんの地方の有力神社でも、
たぶんこのような導線表示がされていると思いますが、
さて神社本庁全体として「左側通行」奨励になっているのかどうか、
素朴な疑問マックス。まぁ大勢に影響はないけれど(笑)・・・。
さらに手水場所でもご覧のような「模様替え」。
たしか正調としては柄杓で「口すすぎ」も必須と思っていたのですが、
やむなくその「伝統」も一時停止のようで、手洗いオンリーに変更。
「行動変容」の心がけはこういった風習制御にまで及ばざるを得ない。
より長期にわたっての「新型コロナとの戦い」を覚悟せねばなりませんね。
まことに「コロナ退散」の思い強く感じさせられる次第。
昨日また、住まいと環境 東北フォーラムから新型コロナと住宅の
情報発信がありました。室内環境学会学術委員会
篠原直秀(国立研究開発法人産業技術総合研究所)氏発信の
「新型コロナウイルスの感染対策に有用な室内環境に関連する研究事例の紹介」
ふたたびじっくり読み込んで、早めに情報配信したいと思います。
科学的態度でこの疫病と冷静沈着に戦う。
わたしたちの行動戦略は、この一点に絞られるのだと思います。
Posted on 5月 1st, 2020 by 三木 奎吾
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UFO現象というのは現実に存在はしているのでしょう。
数日前に突然、アメリカ国防省が公式にUFO映像を公開した。
不可解な動き方をしたり、突然スピードを上げたりする。
まさに「未確認飛行物体」。
ただ、これが宇宙人由来かどうかはまったくわからない。
そして地球社会に対して、なにかの動因を形成しているかを考えてみて
この現象がただちに大きな影響力を持っているとも思われない。
差し迫ったなにごとかが人類に迫られているというものでもない。
そうである以上、社会に対して大きな影響力のあることがらとは言えない。
状況的に言えるのは世界最高の宇宙軍事技術、航空機技術を持っている
アメリカで相対的多数の情報が集積され、流出情報数も多いこと。
たぶんその結果、このような「未確認」な現象が確認されるようになった。
映像を見るとUFOはレーダー補足されていて、
それを一種のゲーム的感覚で同僚と談笑しながら行った様子がわかる。
レーダー補足しているのだからミサイル攻撃も可能なハズだけれど、
こういう状況は日常茶飯的に生起していることが見て取れて
少なくとも軍事的脅威対象としている強い緊迫感は感じない。
しかし長く「国防総省」はこのUFO情報を公開禁忌対象にしてきた。
アメリカ大統領選挙で、今回も退出を迫られたサンダース候補は
当選したら「UFO情報をすべて公開する」という訴えを行ってきたそうだ。
このテーマはひとつの根強い国民的興味分野ではあるのだろう。
それが今回、ごく自然に情報公開された。
やはり新型コロナパニックとの連関性においてとらえる方がわかりやすい。
差し迫った危機が地獄のように展開している状況下、
多くの国民が「Stay Home」を強いられている中で、
一種のファンタジーとして、公開されたと取る方が自然だろう。
そういえばいま猛威をふるっている「武漢ウィルス」新型コロナも
まったく未解明な存在であり、その挙動、影響力の総体は不明。
そうした不安のなかでは、いまのところ危機を呼んではいない
UFO現象の方がむしろ「安全」な情報対象とみなされて
トランプ政権は情報公開に踏み切った、という見立ての方がわかりやすい。
逆に言うと、そういういくつかの「情報操作」手段として
このタイミングで情報公開されたことの意味合いの方に深く興味を持つ。
この情報公開が次のステップに進むことがあるのかどうか、
ちょっとした興味を持っている次第です。
Posted on 4月 30th, 2020 by 三木 奎吾
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全国の働くみなさん、中小零細事業者のみなさんお疲れさまです。
未曾有の事態の中で仕事を守り雇用を維持し奮闘されていることに
熱いエールを送りたいと思います。
わたしどもでも政府や自治体からの「非常事態宣言」の趣旨に沿って
いろいろな対応を考えながら仕事を継続させてやってきております。
テレワークはこれまでも拠点間での遠距離会議などで
経験済みだったのですが、今回は顧客先でもこれへの「経験知」バリアが
一気に払拭されたこともあり活発なコミュニケーションが可能になっている。
顧客先側の環境がまだフルには整っていないけれど、
パソコンベースでの仕事環境から対応は比較的にスムーズといえますね。
そういうなかですが、より中長期的対応として
オフィス環境についての「防菌化」も避けては通れない課題。
小売店舗などでは、各社ともいろいろ対策を講じられていますね。
で、わが社でもスタッフと来訪者の業務環境のなかで
可能な限りの「安全安心」に取り組みたいと考えています。
テレワークでの執務が基本で出社人数自体制御するのですが、
さらにスタッフ間の相対距離確保として透明バリアを考えています。
昨日より、静かにこのプロジェクトをひとりで始動。
基本的イメージは小売店舗でのレジカウンター周囲のようなヤツ。
ということで、WEBで情報収集してから近隣のDIYショップに。
楽天通販では写真みたいなバリア装置1個で15,000円くらいで販売してる。
<ちなみに写真上の「原価」は1000円未満>
なんですがあれでは各スペースに柔軟に対応させることは出来ない。
既製品対応では難しいし、仮に20コ程度購入すると30万円も超える。
第一、この通販配送状況では時間的にもムリがある。
安全確保は待ったなしの時間との勝負。
いろいろな情報を総合するとアクリルもしくは塩ビのスクリーンを
どうやって自立化させるかがポイントだと思われました。
WEBで見る範囲では、この脚部の自立装置がキモのようだと推定。
で、いちばん合理的と思われた自立装置に目星をつけてDIYショップへ。
そのスクリーンショットをスマホで見せて示すのですが店員さんも
どうにも推測が効かない様子であります。
そもそもこういった装置の名称自体も一般語化されていない。
写真を見せても「はてさて????」という反応なのです(泣)。
スクリーンになるアクリルもしくは塩ビは3×6板で写真程度の価格。
1820×910のサイズをどのように効率よく切断するかは現場次第。
上の写真の「テストケース」では800×450サイズのモノを利用。
この脚部はご覧のような仕様を考えて造作してみた。
今回のウィルス対応というのはどう考えても臨時的な対応であって、
恒久的な建築的装置化対応ではないのであくまで「仮設的」。
できれば金物ビスなどでの固定ではなく、仮置き的な対応にしたい。
このテストでは脚部の木材は底面を両面テープ止めとした。
テーブル面の作業性をあまり犠牲にはしたくないので、
店舗で見かけた安定性の高い仕様(下写真)まではしたくない。

でもより安定性が高いのは、こういう脚部だろうとも思われます。
だいたい、この程度の基本知識に踏まえ、各所で工夫を組み合わせ
本日からの「巣ごもり」連休期間、DIYを頑張りたいと思っています。
人間考えることは同じ。店舗では来店の同憂の客同士で情報交換も(笑)。
このDIY最適解へのアイデアなどありましたら、
とくに建築関係のみなさん(笑)からのあたたかい情報を熱く期待!
Posted on 4月 29th, 2020 by 三木 奎吾
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毎年の降雪状況は千変万化する。
北国の雪は、その年の季節風と気温などの条件から常に違いがある。
それに対して屋根は戦うことが宿命づけられている。
札幌市内の住宅の屋根は敷地の狭小化から「無落雪」化が進んでいる。
この無落雪化への移行初期には、屋根面から熱が「漏れる」ことを
半ばは前提として、スノーダクト方式という「集中雨樋」で
その融雪水を室内を通して排水させるタイプの屋根が主流だった。
しかしそれはやがて屋根面の断熱強化が進んで、
「雪を乗せたままにする」フラットルーフ形式に換わったいった。
その場合、若干の「水勾配」をつけて融雪水を屋根から落としていた。
わが家の屋根のつくりようは、そういった考え方の時期に建築した。
ほぼフラットなのだけれど、ほんの少し角度が付いていて
片側に融雪水を落としていく考えで作られていました。
ただ、この作りようではその年の雪の降り方によっては
大きな「雪庇」が出来てしまうことが徐々に明らかになってきた。
ことしの冬にはこうした雪庇をときどき「割り落とす」作業をしていました。
家のメンテナンスとして雪国の住宅にはやむない作業ではあるけれど、
できればそうした作業からは解放されたい。
温暖地のみなさんには考えられないような「雪庇落とし」という
ほぼ長刀状の製品もホームセンターなどでポピュラーに売られている。
それはそれで「オモシロい」作業ではあります。
今年の場合は都合4−5回はやりましたが、雪を落とす瞬間の
得も言われぬ爽快感は、一種の風物詩というようにもいえる。
しかし寄る年波には逆らえないので、やはり雪庇発生を除去することに。
昨日、懇意の工務店さんのスタッフの方が屋根に上って
ものの数分の作業で「雪止め」を施工していただけた。
ごらんのように落雪方向に90度の角度で据え付けて
雪庇の移動を受け止めるように施工した。
雪庇移動の「圧力」はそう強烈ではなく、ゆったりとした移動圧なので、
雪止めはいわば「移動させない」程度で十分に効果が期待できる。
・・・という「知見」もいわば北海道札幌的気候条件での平準知。
他地域の雪の降り方、温度条件などとまったく同じではないだろうと思います。
最近のこの地の対応法としてはほぼ万全が期待できるようです。
ということですが、この効果のほどはまた冬にならないとわからない(笑)。
人間の時間とその知恵は、季節という大きな時間の中では
受け身的にしかあり得ません。効果を期待して楽しみ(?)に待ちたい。
本日は新型コロナ大暴風、しばし閑話休題であります。
Posted on 4月 28th, 2020 by 三木 奎吾
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業種や企業によってはいまは休暇に入っているケースもあるのでしょうか?
ほとんど外出を控える日々が続いていますので、休日という意識がない。
上の図表は東京都と北海道の感染者数推移を比較対照したもの。
きのう日曜日の東京都の発表では2週間ぶりくらいに3ケタを切って
72人という発表でしたが、検査判明にはタイムラグがあるので
当然ながら警戒を緩めるような段階ではないというアナウンス。
きょうあすの発表を待たなければ、趨勢の判断はつきにくい。
ただ、懸念されていた感染爆発までは至っていないとは言えるのか。
いろいろ夜の街とかパチンコ店とかバッシングが騒動も呼んでいたけれど、
多くの一般人が地道に「3密を避ける」行動変容を心がけることで
一定の「抑止効果」が得られるのだという実感は共有されてきたように思います。
一時期の他責的なヒステリーの蔓延は現実のなかで無意味だと気付き
わたしたち自身の自制行動こそがすべてのカギを握っていると学習した。
ただ、ここから日常の開始タイミングと方法が非常に難しい。
図の下は北海道の推移ですが、全国に先駆けて学校の休止など
知事さんが「非常事態」を宣言することで広く道民に訴えかけ、
一時期はずっと「抑え込んだ」ように見えた。
その後、感染抑止しながら徐々に経済活動再開を図ろうとしたけれど
残念ながら「第2波」の猖獗を招いてしまった。
悲しいけれどいまは医療機関などでの「院内感染」が多発している。
要因はたくさんあるだろうけれど、北海道庁の動きを見ていると
千歳など「国内移動」での感染波及に警戒し続けていたので
そういった要因が起動力としてあり、医療現場での防護服不足などで
スタッフの感染を招きクラスター化が進行したように思われる。
この北海道の「第2波」の現状は、東京がここから感染低減したとしても、
「課題の先進地」からの強い警告ではないかと思う。
海外でもこうした経済活動再開と感染抑止の「折り合いをつける」と
コトバでは報道されているけれど実際どうすべきか、非常に対応が難しい。
非常時に「入る」のは容易いけれど、離陸するのは至難の業。
まだ「予見」のいま段階でこそ、立法府・国会議員たちは「責任を持って」
この経済活動再開ガイドラインを知恵を絞って論議し国民に示して欲しい。
他者の責任がどうこうと揚げ足を取ることは一時休止して、
どう行動すべきか国民に具体的指針を示して欲しい。時間は全くない。
5/6までと期限を切っているのでそれまでに具体策を論議して欲しい。
現状では結局は国民自身が「自己責任」で行動せざるを得ず、
なにかあれば批判だけは大威張りの上から目線で飛ばしてくるのでしょう。
迫ってきた期限を前に「出口」について党派を超えて国民のために働いて欲しい。
結果が出てからの「後出しじゃんけん」批判だけは止めて欲しい。
税金は有為に使うべき、いま仕事しないでどうするのか?・・・。

下の図はNHKのまとめた感染者のデータから。
メディアもまた近視眼的な政権批判ばかりが目立っていたのですが、
海外のAFPなど、冷静なデータ分析記事も目に付くようになってきた。
遅ればせながら国内でNHKが始めていたのですが、まだ海外メディアとは差がある。
国民のため有為な情報をどう提供していくべきか、知恵を絞って欲しい。
Posted on 4月 27th, 2020 by 三木 奎吾
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先週末の過ごし方で首都圏地域では湘南海岸へのラッシュが報道された。
ふつうに考えて家の中に閉じこもり続けていてストレスが溜まる。
子どもたちと「密を避ける」行動としてクルマで「自然に親しむ」という
志向が多くのみなさんに行動欲求を起こさせたことは想像に難くない。
その志向性がフライングして、サーフィン仲間が大量集結したりして
「自然の中での密」を生み出したことで批判を呼んでしまった。
きのうの土曜日には一転して、湘南海岸は静寂に包まれたとの報道。
これまで「どうして早く緊急事態宣言しないのか」と煽る風潮があったけれど、
それって「休みになる=遊べる」ということへの「期待」だったのかと
その底意について大きな疑問も生み出したかも知れない。
底堅い「行動原理」に基づいているならばそう安直にブレーキは掛からないだろう。
翌週一気に終息したと言うことは、刹那的動機だったことが明らか。
そういう単純な「ストレス発散」では危機対応できないことが理解された。
もっともパチンコは相当「依存症」的な消費欲求が存在することも見える。
どんなに社会的抑制要求があっても抑止されない層が実存する。
期せずして生起した「社会収縮」のなかで現代消費のトレンドが試される。
ひとびとの「行動変容」が具体的にどのように推移するのか。
一方で、大型インテリアショップなどの繁盛ぶりが報道されている。
これはこれで「密」を生み出すという危惧も言われているけれど、
こと「消費」動向という意味合いからは非常に興味深い。
テレワークなどが推奨される社会的背景があって、
家の中でのあらたな「消費欲求」が生まれてきていることが明らか。
わが社スタッフからも、まずは座る椅子の「作業快適性」への気付きがあった。
テレワークが長期化することで家の中での「空間仕切り」が不可欠になり、
期せずして「インテリア」的解決が当面のテーマとして浮上した可能性。
日本人は「カタチから入る」面も強いので「テレワーク映え」ということも、
消費の動機になってくる可能性も高いのではないか。
場合によっては社内会議ばかりではなく社外の人とも話すことが増える。
いわばプレゼン装置としての「テレワーク映え」はビジネス要素にもなる。
またこのことは、家の設計面でも「どこでテレワークするか」という
機能面からも長期的な変化を促す要因にもなってくる。
これからの住宅設計では、そういった空間への配慮が欠かせなくなると思う。
また同時にそういう機能性空間とはまったく別にいわば
「わが家らしさの実質」としての「不要不急」の価値も見直されていくだろう。
機能性を超えたわが家らしさとはなにか、も重要なテーマ。
緊急的に試行して見たテレワークが案外「案ずるよりも産むは易し」との気付きから
東京一極集中的な「過密」需要が淘汰される可能性も言われ始めた。
ただし通信データ量が4割以上増加したということなので、
そのインフラへの圧力がどのような推移になっていくのかは要注目。
たぶんこの「巣ごもり期間」は
あたらしい日本人のライフスタイル変化の揺りかごになる予感が強い。
どうも「住む」こと総体の環境変化が再起動したのでは?
<写真は時計台の「裏側」方向ショットです。>
Posted on 4月 26th, 2020 by 三木 奎吾
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わが社には毎日のように宅配便の人たちが来てくれます。
外部接触を極力避けるべくテレワークを導入して、
そういう環境にも慣れてくるようにはなるのですが、
やはり物流を支えてくれるみなさんが、基本的なコミュニケーションを
下支えしてくれていることをいつも感じております。
きのう、来てくれていた運送の方に「お疲れさま」と声掛けしたけれど、
ボディアクションの表情が瞬間ゆるんだように感じられた。
非常時に社会を支えてくれていることに深く感謝の意を持ちたい。
食品を扱ってくれているスーパーなどの店舗や物流を担っているみなさん、
マスクや除菌のためのアルコール類など入手困難なモノもあるけれど、
いま北海道札幌にいて特段生活必需品での不足は感じない。
そういうモノも高額ではあるけれど通販で購入も可能で配送もされる。
政変を望んでヒステリックに批判を煽りたてるメディア報道に疲れるが、
こうしたみなさんの奮闘で日常生活の基盤は維持されている。
極限的な過労状態であることは察せられるけれど、がんばってくれている。
そういう社会のなかでも医療関係のみなさんは特に過酷だと思います。
先日もブログで書いたけれど北海道では「院内感染」が急増してきている。
一昨日23日には北海道内での新規感染者が最大の45人に達していた。
その内訳を見ていて「院内感染」が多数を占めていることが悲しい。
最前線で新型コロナ禍と戦っている現場であり防護服などが不足する中
次々とスタッフが感染して倒れられている状況はまことにつらい。
本当にこのウィルスが憎い。感染者の多くは無症状、軽症。
「無症状・軽症」という仮面を装って襲撃する卑劣極まりないテロ。
日本のどこの医療機関でも無症状、軽症の感染者が新型コロナとわからずに
病院に受診してその医療関係者を感染させてしまう。
症状の重症度と感染性(感染させやすさ)は必ずしも比例しない。
むしろ軽症の感染者の方が発症直後のウイルス量は高いことが見えてきたと。
だからこそ気づかないうちに感染連鎖が医療機関で起きてしまう。
感染が疑われないまま医療機関や高齢者施設や障害者施設に入院した
感染者により感染が広がるケースも確認されている。
大きな集団感染はその多くが医療機関や福祉施設で起きている。
まことに悲痛だ。わたしたちは8割の接触削減でせめても、
こうしたみなさんの労苦を加重させないよう努めるしかない。
きのう24日の新規感染者発表は全道で22人。
この過酷な「第2波」の沈静化、さらなる低減を切に祈りたい。
Posted on 4月 25th, 2020 by 三木 奎吾
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先日ご紹介した空気調和・衛生工学会の「換気」4/8付情報発信資料
新型コロナウイルス感染対策としての空調設備を中心とした設備の運用について
<リンク先からダウンロードいただけます。>
ようやく読み込みできました。で、いくつか興味深い点に気付かされた。
新型コロナウイルスの感染経路は,飛沫感染と接触感染とされるのですが、
一方これまで得られた知見から感染者からのウイルスを含むエアロゾル粒子は
気中を浮遊した状態で3時間以上活性を保つ可能性があること。
換気回数が多い室空気中では活性のあるウイルスが容易に観測されない。
従って換気を確実に実施し可能であればできるだけ換気量を多く保つことが、
感染リスクの低減につながる可能性がある、としています。
図は今年1月〜2月にかけシンガポール新型コロナ患者収容施設に収容された
3名の患者の隔離室を対象としたウイルス活性に関する調査状況。
隔離室の換気回数は12回/h、室の殺菌クリーニングは毎日実施され
1人のサンプルはクリーニング前、2人のサンプルはクリーニング後に採取され,
表面サンプルと空気サンプル収集。前者患者の症状には上気道病変はあるが
発熱・下痢はなく、後者の患者は中程度の症状でせきと発熱があった。
クリーニング前の患者の隔離室から採取した表面サンプルの多くには
トイレで採取のサンプルを含め活性があり患者の便からも活性ウイルスが検出。
空気サンプルの活性はなかったが排気口表面からのサンプルには活性があった。
クリーニング作業後の隔離室からのサンプルには活性を示すものはなかった。
この調査結果により、
●新型コロナウイルスの感染者が居住する室内表面は広範に汚染されるが、
適切な消毒クリーニングによって汚染は除去されること,
●ウイルスを含むエアロゾル粒子は活性を維持した状況で排気口まで移動するが、
十分な換気を行うとその気中のウイルス濃度は効果的に希釈されること,
●また感染者の排便が感染経路となる可能性のあることが分かる。
さらに興味深い調査結果が以下のように記述されています。
〜研究チームはSARSウイルスと新型コロナウイルスの
●エアロゾル粒子中●プラスチック●ステンレス鋼●銅●段ボール上での
活性度の維持に関する比較実験を行った。その結果
●5μm未満のエアロゾル粒子は実験時間3時間を通して活性維持され、
●ステンレス鋼とプラスチックでは3日間、
●段ボールでは1日未満、●銅では4時間未満維持されることが分かった。
この調査により新型コロナウイルスの感染経路としてウイルスを含む
エアロゾル粒子による感染とモノ表面からの接触感染の可能性が示唆された。
〜とのこと。
接触感染は飛沫と並んで最大要因と思われますが、そのモノの上での
ウィルスの「活性維持」について注目すべき知見ではないかと思いました。
段ボールより化成品のプラスチックの方が長期に活性維持されることは、意外。
一般的に「容器」などはプラスチック製品が多いので、
安全側で注意した「除菌」習慣が望まれるということは言えますね。
防疫・除菌の際の参考になる知見と思われました。
わからないことの多い新型コロナウィルス、
これからも科学のメスに大いに期待したいと思います。
Posted on 4月 24th, 2020 by 三木 奎吾
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本日はトピズレ世界情勢ネタ。最近の深く憂慮されるニュースから。
新型コロナ禍で世界が大混乱する中、中国は太平洋の「領土化」を進めている。
「中国、南シナ海に新行政区を設置 ベトナムは反発」
<日経新聞:2020/4/20 9:29>【北京=羽田野主、ハノイ=大西智也】
〜中国政府は19日までに、各国が領有権を主張する南シナ海に新たな
行政区を設置すると発表した。中国民政省が海南省三沙市に行政区の
「西沙区」と「南沙区」を新たに設けることを承認した。
南シナ海の実効支配を強める中国にベトナムが反発し緊張が高まっている。
南シナ海の諸島について、中国政府はこれまで海南省三沙市が管轄すると
主張してきた。今後は三沙市に、南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島と
その海域を管轄する「西沙区」、南沙(同スプラトリー)諸島と
その海域を管轄する「南沙区」を新設する。行政組織も設ける。
中国は南シナ海の軍事拠点化を進めてきた
西沙区政府の所在地は永興(英語名ウッディー)島、南沙区政府の所在地は永暑
(英語名ファイアリクロス)礁となる。いずれも中国が軍事拠点化を進めている。
両諸島の領有権を中国と争うベトナムの外務省報道官は19日、地元メディアに
「ベトナムの主権に対する侵害で強く反対する。間違った決定を取り消すべきだ」
とコメントし、中国側の行為を非難した。
南シナ海を巡っては4月に入り中国海警局船がベトナム漁船に体当たりし沈没させた。
トランプ米政権は「深刻な懸念」を表明した。
中国国営の新華社によると4月中旬に中国の空母「遼寧」をはじめとする艦艇が
沖縄本島と宮古島の間を通過し台湾とフィリピン間のバシー海峡を経て南シナ海に。
周辺国からは「新型コロナウイルスへの対応に各国が追われる中で、
中国がすきを突く形で実効支配を強めている」との指摘が出ている。〜
アメリカの空母から感染者が続出していることは既報されている。
遠洋航海する各国軍艦艇では新型コロナが猛威をふるい
事実上作戦計画が遂行されにくいこの時期を狙って「領土拡張」の既成事実化。
中国から見た太平洋の見方というのは上の図のようになる。
かれらからすれば、日本列島〜フィリピンというような海洋国家群は
自国の原子力空母打撃群を世界展開するのに邪魔でしょうがないだろう。
とくに日本列島は台湾まで至る長大な「不沈空母」として
中国を包囲しているというようにとらえているのだろう。
この列島線に風穴を開けそこまでの海域を「内海」化したいのが戦略目標。
今回設置した「行政区」の位置は、ベトナムの南方に位置する。
世界的な常識から言ってありえない荒唐無稽ぶり。
しかしひたすらに力のリアリズムで硬軟取り混ぜ、脅したりすかしたり、
あの手この手の圧力で侵略的現実を進めていこうとするしたたかさ。
尖閣列島に対しても、この混乱期にも150回の自衛隊機スクランブル出動を
強制するような拡張主義・帝国主義をあからさまにしている。
先日は香港のデモ中心人物を逮捕拘禁したというニュースもある。
世界はどういう方向に向かっているのか、懸念が強まる。
Posted on 4月 23rd, 2020 by 三木 奎吾
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昨日の北海道のPCR陽性反応者22名のうち、実に17名が「院内感染者」。
ここ数日の感染者数低減傾向にブレーキが掛かってしまった。
命を救う最前線現場でのきびしい状況が伝わってくる。
その現状について、厚労省副大臣の橋本岳氏のFacebookに以下の要旨発言。
<4月18日 3:43記述>
〜(国会での)答弁が辛いのは、医療現場におけるPPE(マスクを始めとする
個人防護具)不足についてのご質問をいただく時。安倍総理もこのことに関し、
医療現場の方々へのお詫びの言葉を述べていました。
必要な防護具が無い中で誰が新型コロナウイルスに感染しているかわからず、
或いは感染していることを知りながら診察や看護をしなければならない状況は、
医療者であってもさぞかし恐怖なことでしょう。見捨てられているような感覚も、
怒りも、覚えることでしょう。そして実際に医療施設内感染に歯止めをかけることが
できていません。〜と政策当局者としての悔悟を語っている。
〜もちろん生産や調達に政府も企業の方々も努力しています。しかし肝心の
PPEの実物が現場に届くには今少し時間を要します。医療関係者の皆さまに
ぜひ多くの方々から感謝の気持ちを表していただきたい。昨日までのところ
爆発的増加とまでにはなっていませんが新規感染確認者数は予断を許さぬ状況。
当面この状況を改善するために「感染しない/感染させない」ことが最重要。
◯お家でお過ごしください。
◯特に風邪っぽい症状があったら、軽くても休んでください。
◯密閉空間・密集場所・密接会話を避けマメな石鹸手洗い・換気を。
◯医療関係者はじめ現場に立っておられる皆さまにわずかな時間でよいので、
思いを致してください。
◯心ならずも感染してしまった方々に暖かく接してください。〜要旨引用以上。
現行憲法や法的枠では私権も制限できず、状況の完全国家管理などできない。
厚労省のスタッフには知人もいるけれど、その激務はハンパない様子。
とくに医療現場に感染防護用具が徹底的に不足してきている状況。
いままさにギリギリの状況であることがわかります。
こういう状況の中で、やむを得ざるカタチで「院内感染」が多発している。
北海道でも多くの病院でこういう極限状況が発生している。
最前線のこの状況の中、わたしたちに今できることはやはり行動抑制によって
人的接触を可能な限り低減させることに尽きるのだと思います。
国民の行動抑制によって感染爆発はいま起こってはいない。
ここ1−2週間が決定的な局面だろうと思われます。
Posted on 4月 22nd, 2020 by 三木 奎吾
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