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正法寺本堂内部

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きのうの「正法寺」の続きです。
この茅葺き屋根日本一、の本堂の改修は
鹿島建設の施工、ということで、工事関係者の方も
見学の建築関係者を案内していました。
写真は、広大な本堂内部の様子です。
広さももちろんですが、圧倒されるのはその高さ。
大きな寄せ棟造りの屋根なのですが、
その内部に、通常で言えば4階ほどの高さの大空間が作られています。
それが、このような大きな吹き抜けで構成されているのです。
内部にそびえている柱や力量感のある梁は、
樹齢で言えば数百年の材ばかり。
野太い力強さで、見るものに感動的な空間体験を与えます。
「日本一の茅葺き屋根」は、こうした大空間に掛けられているわけで、
建築デザインのバランスから言っても、ものすごい量のカヤが
使用されているわけですね。
施工した鹿島建設にとっても、その力量を総動員するような工事だったろうと推測します。
基本的には大空間木造の迫力を再現させながら、
やや控えめに、ところどころ、太い鉄骨柱、梁が補強されていました。
耐震性も考えて、傾斜する地盤面に対して
補強材が据えられて、建物を引っ張るようにも考えられているようです。
伝統工法を研究しながら、そのデザインを尊重し、
一方でまた、現代的な技術も投入する、そういう工事ですね。
それにしても、800年近い昔に、こういう木造大空間を造り上げた
先人たちの営為に、深い畏敬の念を抱きます。
ひとびとに新奇性と建築的迫力で、宗教的体験を与える、という目的に向かって、
人里離れたこの地で、たぶん数十年掛けての建築工事。
改修工事を手がけながら、きっとこうした建築技術者としての
思いを追体験しただろうと思います。
やっぱり、リフォームというのは面白いものですね。

奥の正法寺

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昨日は奥州市水沢で東北電力さん主催の講演会。
約2時間の長い時間でしたが、ちょっと用意した写真データなど
多すぎたかなぁ、という大急ぎの顛末でした。
で、終了後、ねぎらいのご配慮なのか、
水沢営業所・阿部所長さまから、
「茅葺き屋根日本一のお寺があるので、見に行きませんか?」
という何ともありがたいお誘い。
たいへん歴史へのご興味に満ちたお話を楽しく車中、伺いながら、
市街地から約15分ほど、山道をドライブして
到着したのが、ごらんのような偉容の大伽藍寺院。
正法寺、というのは永平寺、総持寺と並ぶ曹洞宗の本山寺院ということ。
創建は南北朝期で、奥羽2州の武家の尊崇を集めた大寺院です。
ことし、屋根の葺き替え工事が完成して、
一般に公開が始められています。
いやぁ、さすがに「日本一の茅葺き屋根」といわれるだけあって、
ものすごい迫力です。
本堂伽藍自体、たいへんな広大さの面積、高さを誇っていますが、
その大建築を覆い尽くす圧倒的な茅葺きの重量感が迫ってくる。
市街地から遠く離れた山中に、忽然とこの大屋根が現れる様は、圧巻。
周囲は深い緑に抱かれていて、
武家の尊崇を集めるにふさわしいたたずまいを見せておりました。
たいへんな目の保養をさせていただいてありがたく、
ふと見ると、茅葺き屋根補修への浄財賽銭箱を発見。
わずかな感謝の気持ちを差し上げましたが、
なんと、そのお礼と言うことで、
立派な木札がいただけました。
この木札も、工事中に出た杉の古木から作られたものと言うことで、
これも香しい、ありがたいものでした。
けっして、この木札が欲しくてお布施したのではありません(笑)。
ですが、なんともありがたい気持ちに満たされた次第です。
きちんとわが家で大切にしたいと思います。

JIA東北住宅大賞授賞式

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先週18日は、以前から触れてきた
「東北住宅大賞」の表彰式典が仙台で行われました。
写真はJIAの仙田満会長による講演の様子。
地球環境問題を正面から考える建築的取り組みについて、触れられていました。
まさに言われるとおりと思いました。
そして、こういう時代であるからこそ、
とくに寒冷気候の東北で始められたこの賞が、
暖房冷房のエネルギー削減努力、CO2削減の具体的追求などの
まさにそういう時代の大きな志向性に対して、その最先端で、
エコロジカルで、高品質なデザインを考える
まさに地域建築家の答えを示すものになって欲しいと思います。
引き続き行われた住宅建築のフォーラムでも、
審査員としてのまとめ的な仕事としてコメンテーターを務めました。
今回の住宅賞では、わたしは「北方圏住宅」としての視点、
というものを審査の中に反映させていく役割が求められていたものと考えています。
そしてそのことと同時に、それはユーザー視線での住宅評価にも繋がるのでは、
とも考えながら、勤めさせていただきました。
このふたつの役割、果たして思ったようにできたのか、
いろいろな思いがありますが、
しかし、古谷審査委員長を始め、多くのみなさんのサポートをいただき、
無事に役を終えることが出来ました。
ほっと、ひと安心と思っているのですが、
第2回となることしの審査委員もひきつづき、やれとのこと。
まぁ、乗りかかった船なので、
前記したようなスタンスで、ことしも勤めさせていただこうと考えております。
本日は、岩手県奥州市水沢で住宅ビルダーさん向けの講演。
東北電力さんの主催でのもの。
で、昨日千歳空港から飛行機に乗り込もうとしたら、
なんと、JIA東北支部のみなさんとバッタリ遭遇。
聞いたら、台湾の建築家グループとの交流からの帰りと言うこと。
時間的に成田よりも、千歳の方が都合が良かったと言うことで、
台湾〜千歳〜仙台、というルートだったのだとか。
つい先日、この授賞式で顔を合わせたみなさんだったもので、
そういえば、この授賞式について書いていなかったのを思いだした次第です。
それにしても、人間、動き回っていると、思わぬところで出会うものですね(笑)。

土地の値上がり

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写真はなにげなく仙台の定宿から外を見ていたら、
目に飛び込んできた空地を見たもの。
市内中心部なので、いろいろに思惑が動いているんだろうな、と
想像させるような光景です。
最近、札幌市内では土地の高騰ぶりが話題になってきていますね。
知人の経営者からよく耳にします。
地元の中小企業に手が届く、
ほんとうの中心部地域とは言えない、やや縁辺地域ですが、
5〜6年前購入した土地が、5倍・6倍といった勢いで
主に、ファンド系の資金で買いが大きく入っているようです。
札幌市中央区の場合は、マンション利用のケースが多い。
やはり、中心地回帰かと思いきや、どうもマンション購入の主体は、
セカンドハウスとしての本州の方も多いようですね。
しかしそれにしても、坪あたり25万円前後だった土地、
それも裁判所の競売などで市場に出されていたものが、
いまは140〜150万円にもなろうという状況。
中心街地でも全然、買いが入っていなかった時期から考えると
ちょっと、びっくりするような高騰ぶりですね。
実際にそうして値上がりすると、固定資産税など、大きく上昇するので、
良い面もあるけれど、そうでない面もある。
しかし、銀行借入などが容易になって、
その分、企業の設備投資意欲を呼び覚ます効果は大きい。
今回の土地価格上昇は、以前のように住宅地まで巻き込むようには
なっていないけれど、この先は、商業地の近接地域まで
広がっていくのでしょう。
有効求人倍率が、北海道は0.5程度で、
もっとも人手不足感が高い東海地区では2倍前後。
経済は、確かに自立的に動くものなので、
そういう現実に踏まえながら考えていかなければならないけれど、
住宅取得意欲を持てる層というのが、
地方ではだんだん限られてきているのも事実。
こういう土地の値上がりなどで、活発になる投資が、
現実的な雇用の上昇にまで高まってくれることを期待したいですね。

ほっとする小さな街路

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先日の仙台での街並みのワンショットです。
っていうか、ふだんちょっと足が向かない小路を抜けていったら、
突然発見したスポットなんです。
場所は仙台市の駅東口側、ガーデンパレスホテルの裏手の小路。
あるマンションとおぼしき下駄履きビル、1階がちょっとした商店街になっています。
歩道の路面にはインターロッキングが敷き込まれていて、
周囲のアスファルトに対して、雰囲気を変えてある。
その歩道部分に対しては屋根がさしかけられている。
そして、ところどころには、お店前に木製ベンチが置かれています。
そして、その歩道を決定的に一種独特に感じさせているのは、
街路樹なんです。
気がつかなければ通り過ぎてしまうかも知れませんが、
4〜5mくらいごとに植え込まれている街路樹は、
その1本1本が種類の違う木なんですね。
なかには少し南国風の植物もあり、バラエティに富んでいる。
それぞれがちょうど新緑の季節の中で、あざやかな彩りをみせている。
そうした街路樹が、表情豊かな歩道に
さらにその印象を深めるように、陰影を与えているのです。
イベント会場に向かう急ぎ足だったのですが、
思わずシャッターを切ってしまった次第。
お店群も、食べ物屋さんなど、ちょっと覗いてみたくなるような、
庶民的なたたずまいを感じさせてくれています。
はじめて通りかかったのは明らかなんだけれど、
思いっきり郷愁を誘い出すような仕掛けに満ちた小路になっている。
こういう感覚は、気取りに満ちた現代的なショッピングアーケードとはちょっと違っていて、
また、雑多なにぎわいの市場のようなものとも違う。
こういう街路が連続していると、
絶対に名所に育っていくのでは、と思われましたが、
残念ながら、こうした試みは、この建物だけに終わっていて、
ほんの街の一隅の雰囲気にとどまってしまっている。
まぁ、周囲はショッピングゾーンというわけでもないので、
街並みの育成とか、個性ある発展などという考えはないようです。
でも、こういうタネのように置かれたものを活かしていくという考えも、
なにか面白いものを生み出していくのではないか、
そんな思いを抱いた街角、ワンシーンでした。

休日の昼は、わが家ラーメン

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帯広、仙台と続いた出張から帰ってきて
日曜日はゆったりと体を休めておりました。
さすがに1日はゆっくりなにもしない日を作らないと堪えるようになっています。
なんですが、ゆっくりする、ということのなかに
どうも、「自分で食事を作る」という要素があるようなんです(笑)。
出張なんかに行くと、この部分は、満足不能。
食事自体は好きなものを食べることが出来ますが、
お店の料理はやはり出来合いで、好みを反映させるものでもない。
まぁ、物見遊山の楽しみは満足できても、ちょっと・・・。
そんなことで、きのう朝は、わたしの疲れを気遣って
自分でも仕事が入っていたのに、カミさんが作ってくれたんですが、
昼からは、わたしが担当いたしました。
出張中はラーメンを食べることが出来なかったので、
昼食は、坊主とふたり、意見が一致してのメニューです。
最近は、外で食べると、さっぽろのラーメン店の味は、ちょっと閉口気味。
なんていうのか、すべて「濃すぎ」。
味が濃い、というのでもないのですが、
コテコテの背脂なんていうような、どうも進化の方向を間違えていると思われるのが多い。
なので、めったにおいしいと思える店がありません。
こういう感じ、わたしだけなのか、どうなんでしょうか?
昔は、実家のもやし製造販売のアルバイト・配達業務担当で、ラーメン店には詳しく、
ときどき、それらの店の味もチェックしていたラーメン青年だったのです。
いちおう「うまい」と言われる店を歩いたりしますが、・・・ね。
で、結局、わが家で作るのが楽しい。
坊主とふたりでハマっているのは、辛味噌とふつうの味噌の
中間的な味のもの。
これは、麺の老舗、西山さんが家庭用に出荷しているタレをブレンドするのです。
辛味噌のライト版とも言えるかなぁ、はてさて。
汁の方は、出汁として煮干し・カツオ・こんぶを使用しています。
なぜか、こういうブレンドがいちばん、似合っています。
動物性のとんこつとか、鶏ガラとかは
たまにお店で食べる分にはいいけれど、わが家で食べるには
手間が掛かりすぎるのもあるけれど、ちょっと「濃すぎ」。
麺はやはり、西山さんの5食入り。冷蔵庫から切らしたことはありません。
わが家は、麺はやや柔らかめが好みです。
麺をゆであげて、即座に汁で満たすのが、段取りで考えるところ。
このタイミングから逆算して、麺のゆで時間と、
汁・具材の調理進行を考えますね。
具材はふつうはもやしとピーマン、挽肉などの炒め物を入れることも多いのですが、
きのうはあっさりと、メンマとわかめで。
まぁ、作るのが楽しいっていうわが家ラーメンです。
人それぞれの好みですが、みなさんはどんなのがお好きでしょうか?

バッテリーで、またまたJAF頼み

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仙台には車を置いてあります。
いつも常時、東北出張するので、公共交通機関を使うのは面倒。
やはりどうしても、自由の利く車が便利なんですね。
もう3年近く置いてあるワケなんですが、
今回は、出張の間隔が長くなって、3週間ほど経っておりました。
で、駐車場に行ってみたら、ドアが遠隔操作ボタンではロック解除しない。
「あれ、ヤバ・・・」と、内心おそれが広がり、
車に手動で入って、セルを回したら、起動しない。カシャ、とむなしい音。
あんまり予定まで時間がない、ってことで、大急ぎで近くのGSへ。
お願いしてバッテリーチャージしてもらって、
無事起動。エアコンなどの電力消費が激しいものは使用せず、だましながら走行。
なのに、当日の仙台は最高気温26度という暑さ。
北海道から移動してくると、ちょっとこたえる暑さなんですけど・・・。
仙台市内での用事を片付けてから、走行1時間くらいでホテルの駐車場に到着。
普通はこれくらい走行すれば、充電も充分だろうと思って、
心配することもなく、仕事を片付け、その後の会食、2次会と
ご主人様は、楽しく過ごしておりました。
ということで、翌朝、ややお酒の元気が残る頭で、
この件は、すっかり忘れていたほどだったのですが、車に荷物を取りに行くと、
症状が再発しておりました。
こんども、うんともすんとも言わない。
どうやら、バッテリーがへたっているのですね。
また、GSまでと、考えたのですが、ここでようやく自分がJAF会員であることを思い出しました。
「そうだよ、こういう時のために会員になっているんだった」
なんですよね、なかなか、思い出さないものなんですよ。
こういうのんびり屋さんがいるから、JAFって、儲かるのでしょうか?
という次第で、会員になって5年くらいで2回目のレスキュー依頼。
バッテリのトラブルは、JAFの超定番サービスなんだそうですね。
連絡してから待つこと35分、仙台市内中心部のホテルまで駆けつけてくれました。
HONDAのフィットを社用車では使っているのですが、
まぁね、車は走ればいいので、あんまり詳しくもないし、フリークじゃない。
こういうことになって初めて、部品を知ることになります。
聞いたら、やはりパワー不足のバッテリーを使っているのだそうで、
個体差もあるけれど、3〜4年程度で交換時期になるものもあるとか。
性能チャックをしてもらったら、かなりくたびれている感じ。
長距離移動と、長い休暇とを繰り返すうちに早めの寿命を迎えたのか?
しばし、バッテリーの知識を得た次第なのですが、
交換用のバッテリーで、いまのよりもややパワーが大きいものを持参している。
値段は、と聞いたら8500円。
車専門量販店などでは、安いのだと4000円くらいからあるそうですが、
専門に見ているので、性能は最適のもの、と太鼓判を押します。
ちょうど、持ってきてくれているのなら、手間も省けるし、
「じゃ、それに交換してください」とお願いしました。
この段取りの良さは、JAFの基本的マニュアル通りの展開なのでしょうね。(笑)
しかしまぁ、助けに来てもらっているので、
まぁ、しょがないし、またそれで買い物に行くのも面倒ですよね。
交換バッテリーは充電も十分のものなので、
作業は点検も含めて、十分程度で完了。
セルも一発起動で、無事甦ってくれました。
写真は、新旧のバッテリーを並べたもの。
やや大きめのものに交換したわけです。
時間的には仕事にも支障は出ず、大きなトラブルにならずに済んだ次第です。
まぁ、いちばん気をつけなければならないのは、
自分がJAF会員であることを忘れないで、思い出すことですね(笑)。

換気装置の防虫ネット

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今週は業界のいろいろな組織の総会がありました。
ちょうど3日間に4つほどの総会があったのですが、とても無理。
参加は、2つだけといたしました。
それにしても札幌から帯広に移動し、
翌日車でトンボ帰りで千歳から仙台へ移動。
そのまま、総会に参加して、コメンテーターも勤めました。
ということで、本日朝はやや、おつかれ気味です。ふ〜っ、と。
ひとつはこのブログでも何回も紹介している新住協総会。
木曜日に帯広で開催されていました。
全国から230名を越す参加者があり、なんと広島県から8人もの参加がありました。
地球温暖化問題への意識の高まりからか、
どうすれば、暖房や冷房の負荷を削減できるのか、
温暖な地域からの住宅性能向上への意識の高まりが感じられます。
鎌田紀彦室蘭工業大学教授による基調講演でも、
冷房負荷削減のための温暖地域対策が大きく触れられていました。
講演では、暖冷房エネルギー消費に直接関連する
換気装置に大きなテーマが当てられていました。
さらに窓の問題、そして最後に壁の断熱厚みのアップ方法などが
展望されていました。本日は、そのなかの換気装置がテーマ。
写真は、会場周囲に展示された換気装置を見せてもらったところ。
最近、高性能住宅では、排気のみ機械を使用して行う第3種換気から、
吸気も排気も、機械を使って熱交換させて換気する
第1種換気装置に関心が大きく向かっています。
そうすると、従来以上に虫の問題が大きくなるのだそうです。
「最近、世界的に細かい虫が増えているんですよ」と
開発されたメーカーの方が言っていました。
こういう虫が機械の中に入り込んで、性能を劣化させる問題が
開発者のみなさんの悩みの種なんだとか。
話を聞いていると、ウィルスの進化を連想させるようで、
「虫は、無視できないんだ」などとダジャレでは済まされない状況。
それで、作ったのが写真でごらんのような防虫ネット。
素材は化繊で出来ているように見えましたが、
虫が溜まってくれば水洗いできるように工夫されています。
この換気装置の熱交換システムって、
日本メーカーの特許技術が期限切れして、それ以来
ヨーロッパで研究開発がずっと先行してきたのですね。
新住協が、より高性能住宅へのアプローチを高めてきて、
Q1.0住宅においては第1種換気を主に採用。
ドイツのメーカーのものが熱交換効率90%という売り込みもあって、
ほぼ独占のように、販売を伸ばしたのですが
ようやく日本メーカーも追撃作戦をはじめているようです。
やはり技術進歩は、競争を刺激しなければならない部分がありますね。
そのほかにも、いろいろに興味深いテーマもありましたので、
気がついたときに、またそれらにも触れたいと思います。

夫婦一緒に使えるキッチン

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さて、きのうからの続きです。
情けなくも、TOSTEMさんのPR作戦に乗っかっちゃっています。
で、アンケート調査のなかで一番聞きたかったであろう項目。
「どのようなキッチンだったらいいですか?」
という質問に対しては、
1 収納の充実。 36.6%
2 広い作業スペース 32,1%
3 使い勝手のよさ 12.7%
というような結果でした。
やはりこの質問から浮かび上がってくるのは、現代の夫婦像。
夫婦とも仕事を持って働いていて、
こどもも塾通いや、クラブ活動などで忙しくて、
その分、家族でいる時間をなんとか充実させたいということ。
ようするに、料理を作るのも夫婦でいっしょに
そういう時間をも大切な家族コミュニケーションに活用したい、
というような欲求が感じられます。
広い作業平面スペースへのリクエストが高いということに
そんな思いが読み取れます。
これは、わが家でもいつも感じていること。
わが家は新築時、キッチン選びではこういう考えには至らず、
一般的な、壁に向かって立つ、I型キッチンにしました。
これはひとりで料理を作るには問題はありませんが、
時間がない中、ふたりで作る、となったら、
さっそく夫婦でぶつかり合ってしまうんです。
ようするに作業スペース平面が全然足りなくなっている。
仕方ないので、台所に面している食卓テーブル平面も、
臨時の作業ワークトップに変化して使うことになります。
「今度、リフォームするときには、絶対ここがポイントだね」
と、話し合っているところ。
それと、子育てのあいだ中、ふたりとも料理をしてきたので、
もしも、子育てが一段落したら、こんどは友人たちと
夫婦で料理を造りながら、いっしょに酒を飲んだりしながら、パーティが出来るような
そんな空間が、いちばん欲しいね、と話している次第です。
理想としては、大きな作業平面があって、
シンクが大きめのものがふたつ、コンロも2方向に。
そしてそういうキッチンが、食卓に向き合っていて、
座っている友人をもてなしながら、自分たちで楽しく料理を作って、
出来た先から、そのまま、味わってもらい、自分たちもワインをやりながら食べる。
いくつかの料理を夫婦で役割分担しながら、
次々に作っていく、というようなイメージですね。
食事の最後は、そばをゆでて締めようか、などと
作りながら、楽しみながら、食べながら、
そのまま、パーティになっているようなスペースがいいと思うんです。
こんなささやかなリフォームの夢を見ながら、
日々に追いまくられている生活でございます。
われながら、あんまり大きな夢ではありませんね。(笑)

意外に多い「お父さんの味」

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「ほぼ毎日、自分で料理を手作りしている」男性4割強。
〜TOSTEM全国既婚男性80人調査結果〜
というように銘打たれたマスコミ向け情報が、送られてきた。
この手のたぐいは、大体、採用しないことが多いのだけれど、
つい、タイトルに引かれてしまって、こうしてパブリシティ作戦に乗ってしまった(笑)。
素性を最初に明かしておくと、
これはTOSTEMの企業広報であって、自社のメールマガジンに登録した
インターネットユーザーに対してのアンケート調査結果。
男女をそれぞれ、80人に設定し、20歳代以上既婚者限定としたもの。
ということでの調査結果、であることをまず、認識してください。
まぁ、そもそも160名の調査では、限界はありますね。
で、主な結果では、
1 意外に多い「お父さんの味」4割強!
ほぼ毎日、自分で料理(朝食・昼食・夕食のいずれか1つ以上)を、手作りしている男性が
全体の42.5%を占め、その半数は子どものいる家庭。
2 お父さんの味はおいしいのか?
料理をする理由を聞いたところ、「そのほうがおいしいから」と答えたのは、
女性約25%に対して、男性は8.3%と、低い答えだった。
3 食事は、家族団らんがいちばん
家族全員での食事は、朝食で35,6%、夕食で46,3%。「理想は?」に対する答えは
夕食を家族全員で取りたい人が、9割以上。
というようなポイントが上げられておりました。
わが家のケースのようなのが、案外多いのかなぁ、というのが素朴な印象。
わが家みたいなのが、確実に増えつつあるんだなぁ、と納得。
子どもがいて、夫婦とも仕事をしている、というケースが増えてきている、
というような社会状況を表しているかも知れませんね。
インターネットを積極的に活用しているひと、というのは
年代的には、20、30〜40代の方が多いでしょうから、
これから家を建てたい、と考えれば(TOSTEMの情報会員ですから)
いきおい、夫婦とも仕事を持っていることになるのではと思います。
こういう家庭で、男性が食事を作らない、というのでは、確かに済まされないでしょう。
もし、作らないでいたら、確実に奥さんへのシワ寄せはきつい。
まぁ、わが家では、このような傾向をそのまんま表したような生活。
ただ、わたしの出張が多いので、そうするとカミさんの苦労は・・・
やっぱり、母の日に、なにかしてやればよかったなぁ(笑)。
わが家の場合は、朝、わたしが作ることが多い。
で、大体、男が作ると、すこし量を多く作るので、タッパーに保存して、
夕食でもサイドメニューを固める食材として、再活用している。
大体、3品くらいのおかずを考えています。
魚は焼き魚、玉子料理は目玉焼きにベーコンか、玉子焼き、プレーンオムレツ。
それらに野菜中心のサラダとか、酢の物で野菜の量の多い料理など。
サラダのバラエティには気を使います。いろいろなバリエーションで、
子どもと家族の健康を考え、色取りに注意を払う。
何かの本でだったか、母親から言われたからか忘れましたが、
栄養バランス良く作るために、野菜の色が豊かになるように、って考えています。
朝から、肉じゃがなんかを作ることも多い。
それに、煮干しで出汁を取る味噌汁。
これには、ほぼ絶対の確率で、ワカメが大量に入れられる。
ワカメは、わが家では健康も考えて大量に摂取いたします。
というような朝食メニューを、作っていますね。
なもので、よく帰省する娘から、
「お父さん、あれ、作って・・・」と言われることがあります。
そういうときには、ちょっと幸せを感じたりもいたします。
なんか、変なヤツだとお笑いください(笑)。
こういう調査データ、どうも、こんなツボに効いたみたいなんですね。
ということで、意味不明のブログでした、失礼いたしました。
<写真は本日、朝のポテトサラダです。野菜はきゅうり、ニンジン。ハムと残り物のサケ切り身ほぐしをマヨネーズであえました。盛りつけ前です>