
きのうは、すっかりいじけたようなブログの書き方になって、
反省いたしております。
写真は、昨日も触れました、上野の国立博物館常設展示の土偶です。
まじまじと見ることができた上に、写真撮影してもよい、ということでした。
ということで、謹んで撮影いたしました。
にしても、凄い迫力です。
こういう生命力そのものの造形を、縄文の日本人は生み出していたのですね。
これがいったい何をあらわし、なにを訴えたかったものであるのか、
それは不明であり、なぞのままなのでしょうが、
そういうことはあまり関係がありませんね。
縄文の日本というのは、世界でも有数の豊かな環境であった、
という説が最近、たいへん有力になってきています。
あまりにもその暮らしぶりが心地よいものだったので、
ながく、その最適地、関東から東北・北海道は、
西日本地域とは別の社会を形成してきたのだ、という説です。
もっといえば、この列島にはいくつかの社会が形成され、
その後、日本国家を形成した弥生の日本と、
縄文的な価値観をふかく残してきた関東圏、
さらに、北方で蝦夷としてながく同化を拒んできた地域と、
南方で、荒々しく剽悍な生活文化様式を持っていた九州南部の社会というように
別れた価値観が併存してきたのが、ベーシックな歴史だという考えもあります。
基本的に東西の社会は明確に別れて発展してきたのは間違いがありません。
たまたま、ヤマト朝廷のスタイルが東アジア世界のなかでの
この列島の生存手段として、選択されてきたというのが実体に近いのではないか。
きのうもふれたように、仏教がヤマト政権によって、アジア世界から導入され、
しかしそれが東国的な価値観と巡り会って、
さまざまな日本独自のかたちに変化していった、
というプロセスが明確に見える気がいたします。
なぜ、ヤマト政権が仏教を導入したのか、というのが
大変面白いのだけれど、やはり外圧というものが基本因子だったのではないかと。
中国にどんどんと強大な軍事力を持つ国家が形成され、
漢字を中心とする文明が進化していくことが、
地域的にその強い影響を受けざるを得ないこの列島社会に
自然に外圧として働いてきた結果なのでしょうか。
たとえば戦後日本が導入した「民主主義社会」というものと
この仏教の日本導入という現象は比肩しうるようなことであったのかも知れません。
そのときの権力、ちょうど自民党保守権力と、
聖徳太子を中心としたヤマト政権とは似たような政策を行ったのかも知れません。
って、ちょっと類推飛躍が行き過ぎかなぁ(笑)。
でも、わかりやすく解釈すれば、そんなところなのかも知れません。
あ、土偶の写真なんですけれど、
ついつい、そういった悠久な思念を思わず思い起こさせるような、
そういう強いインパクトが、対面することで感じられた次第。
調べてみたら、国立博物館って、
およそ、日本と列島社会にとっての基本的な遺産が、
それこそ、すべてといっていいくらい集中して保存されているのですね。
こりゃぁ、何ヶ月も滞在しても、見尽くすことが不可能なくらい、
いろいろな歴史の証拠物件を発見できるでしょう。
死ぬまでに、どれくらい目にし、
さまざまな古人の思いを追体験できるか、わくわくしてきました。
これからも、浸り尽くす時間を味わいたいと思いました。
にしても、東京にいる人たちはいいよなぁ・・・はぁ。
Posted on 10月 17th, 2006 by replanmin
Filed under: 歴史探訪 | No Comments »

ときどき東京に行くと、うらやましくって、悶えてしまうようなことがあります。
上野の国立博物館に行くと、その思いが強く感じられますね。
今回も時間を縫って、いま開催中の「仏像展」を見て参りました。
というか、あんまり予備知識はなかったのですが、
だいたい、ここでの展示に外れはあり得ないので、楽しんで参りました。
いやぁ、こんな展示会を企画したり、調査したりする仕事って、
いいよなぁ、と心の底から、羨望の思いを強く持ちましたね。
さすが、「国立博物館」なので、予算もしっかりあるのだろうし、
展示に協力を依頼する場合も、たぶん、ノープロブレムでオッケーしてもらえるだろうし、
などなど、企画屋の部分で、興奮するようなイベントの仕掛けです。
日本の仏像というテーマに絞って、歴史的に意味の高い作品を
ほぼ網羅してしまえるんですね。
そういうことで、観に行く人たちにとっては満足感の高い展示を構成できる。
日本の仏像って、仏教以前の自然信仰、霊力を感じるような一本の樹木から
「一木彫」というかたちで造形されるのが圧倒的だと言うことです。
他の国のように、石を使ったりすることは少ないのだそうですね。
さまざまな歴史的経緯をたどるような展示になっていて、
日本人と宗教体験、というわたしのいまの大きな興味分野について
たいへん強い、示唆性を与えてくれたような気がしました。
国家の権力維持や、民衆圧伏のための精神的な道具として
大陸先進文化から輸入されてきた流れ。
さらにそれがこの列島社会のなかで、
古来からの自然崇拝と習合しながら、独自の発展を遂げていく様子。
さらには、江戸期の民衆のなかに飛び込んでいった円空と木喰の
味わい深い、民間信仰の世界の展示など、
ふかく心が打ちのめされるような、印象を持ちました。
日本畸人伝、という江戸期に出版された冊子に挿絵入りで
紹介されている円空のイラストなんて、小品ながら、
まさにいまそこに、円空そのひとの実在を感じさせるようなリアリティを
こちら側に伝えてくれます。
柔和にほほえみかけてくる、木喰上人の仏像作品の数々からのメッセージを
受け止めていると、時間をまったく超越して、
ものをつくっていく情熱や、人間が生き抜こうとする力としての信仰の世界を
まじまじと感じてしまいました。
いいですよね、東京の人は。
こんな展示に、毎日でも触れることが出来るんですよね。
そんな思いをしていて、なにげに常設の展示の方を見ていたら、
なんと、縄文日本の最高傑作芸術・遮光土偶が目に飛び込んできました!
こんな日本民族の宝物が、まじまじと現物展示されているんですよ!
はぁ、と、深く思い至りました。
やっぱ、東京は恵まれすぎている・・・、かないません、と。
みなさん、こういう文化の不公平感って、感じる方がおかしいのでしょうかね。
写真は、撮影可能だった一木彫りの製作工程展示です。
きちんと撮影の確認を撮ってからデジカメで撮ってきたものです。
Posted on 10月 16th, 2006 by replanmin
Filed under: 歴史探訪 | No Comments »

いやぁ、東京はまだまだ、暑いんですね。
日射しが強くて、パンフレット配り、上着を着ていたら汗だくでした。
きのうは東京大手町のサンケイと日経の間にある全農のビル周辺で、
「ふるさと回帰フェア」の一般向けイベントが開催されていました。
俳優の菅原文太の講演などがあって、どこにこんなに人がいるんだろう、っていうくらい。
やっぱ、すごいですよね、首都圏でのイベントって、
とにかく集客力が圧倒的に違うものです。
写真のように、北海道のブースや、伊達市、NPOの野外ブースなどで
特別に制作した冊子を、移住希望のみなさんに一生懸命に配布しました。
最初のうちは、北海道から持参したおいも、500kgほどを小分けして
手渡したりしながらでしたが、それはまぁ、あっという間で終了。
北海道から、沖縄まで移住受け入れ先の自治体などが
相談ブースを連ねて、多くの移住希望者の相談対応に当たっておりました。
ほかにも行くところがあったので、午前中だけでしたが、
十分に、首都圏居住者のみなさんの思いも伝わってくるものがありました。
また、逆に移住して欲しいという、各地の熱意も伝わってきましたね。
リプラン誌面で、北海道以外の地域から移住してきたみなさんのことを
取材した記事を連載しているので、それをまとめた冊子を作成したのですが、
けっこう、会場のあちこちで記事に見入っていただいている方を見かけることが出来ました。
実際に移住したみなさんの声や、家づくりの様子など、
実例で、ご紹介するのがやっぱりいちばん、伝わっていくのではないかと思います。
わたしたちも、取材してみて、こういう移住してきたみなさんの家って、
みんな思いが実現できた喜びがストレートに伝わってきて、
家づくりの原点的な部分で、大いに共感を覚えるものです。
今回は都合、3000部ほどの制作で、会場で実際どれくらいの配布が出来たかは
まだ不明ですけれど、北海道への移住の促進に少しでも役立てればうれしいです。
しかし、地方への移住促進も、やはり首都のどまんなかが、その会場なんですよね。(笑)
まぁ、確かに当たり前ではあるんですが、こういう便利さは、
田舎にはない、という当たり前のことに、こちらとしては気づかされます。
でも、ことしは北海道日本ハムファイターズがパリーグ優勝したし、
北の果てでも、元気いっぱいに新しい第2のスタートを切れるものなんですよね。
考えてみれば、そういうパブリシティ的な意味合いも、野球にはあるものです。
って、こじつけっぽいかなぁ(笑)。
でも、みなさん、たくさん来てくださいね。
Posted on 10月 15th, 2006 by replanmin
Filed under: 「都市の快適」研究, こちら発行人です | No Comments »

きのうから東京に来ておりまして、なにかというと、
「ふるさと回帰支援センター」 http://www.furusatokaiki.net/
というところが行うイベントに参加するためです。
団塊世代の定年退職が07年から本格的に始まりますが、
それに向けてのひとつの運動なんですね。
政府機関や、地方自治体など、公共性の高い機関が注目している運動。
きのうは前夜祭ということで、作家・猪瀬直樹さんの基調講演、
さらには、前・宮城県知事の浅野史郎さんや、見城美枝子さんなどが
参加するパネル討論などが行われていました。
「ふるさと回帰」って、どういうコンセプトで行っているのかなぁ、と興味があったのですが、
全農がバックに付いているという側面もあって、どちらかというと、
団塊世代に新規就農や、「土に触れる暮らし」というメッセージを送っている、
そんな感じが強かったです。
そんななかでは、浅野史郎さんからの
地域の実体験メッセージがいちばんリアリティを持って感じられましたね。
どうも、多くの意見は移住する人への呼びかけが情緒的側面のみで、
それはまぁ、いいから、実際問題、直面するいろいろなことがらを
どう、乗り越えるべきなのか、というような問題提起に乏しかったように感じます。
確かに、東京的な無機的な現実生活から、
土に触れる暮らしというのは、説得力はあるだろうけれど、
そういうことだけでは、都市的な無名性などの魅力の側面などに簡単にひっくり返される部分もある。
猪瀬直樹さんの講演でも、どうも政府側的な発想での移住のススメのようで、
なかなかピンと来ませんでした。
論旨が、良い環境や、子孫に残すべき地方をあなたたちが作ってください、
という、ちょっとある意味、突き放したような言い方だった気がします。
もうちょっと、いろいろな経験や、職業的先端ノウハウを蓄積している
団塊世代の心理を鼓舞するような方向からのアプローチが必要のような気がします。
けっして農業だけではないと思うのですよ、
団塊世代のみなさんの、誇りを持った老後の暮らしって。
先日も、定年後ただただ、遊び暮らしているようなひとたちを紹介するような
興味本位そのもののテレビ番組があって、やれやれと思っていたのですが、
それと本質的にたいして変わらないかなぁ、と。
確かに、人間、らくに楽しく暮らしたいとは思うけれど、
やっぱり「誇りを持って生きられる」ということのほうが、大切なんではないでしょうか。
で、そういうことは、やっぱり、行政的・役所的な視点からは
出てこない部分なのかなぁ、というのが正直な実感ですね。
さて、どうなんでしょうか、ね。
Posted on 10月 14th, 2006 by replanmin
Filed under: 「都市の快適」研究, こちら発行人です | No Comments »

最後は、まわりのみんなが立ち上がっちゃって、
ゲームを見るのも、立って見なきゃならなくなってしまいました。(笑)
もう、最後の決勝シーンは
小笠原選手のスライディング場面、
森本選手の果敢な本塁突入、
稲葉選手のサヨナラヒット、
それがすべて一瞬に起こったので、
「勝った、勝った、勝った」
ということだけが、身体中に押し寄せてきた感じでした。
最後は、やっぱりホームで、裏の攻撃権を持っていることと
札幌ドームに集まった大部分のファンの思いが、
夢が現実を追い詰めて、追い詰めて、とうとう張り裂けるように、
夢が現実になっちゃった、という感じだったです。
冷静に考えてみて、きのうのゲームはほんとうに全員での守り勝ち。
八木君の攻撃的な果敢なピッチングは圧巻。
バックの野手陣の守りは、ほぼ全イニングで、凄いプレーが続出。
息詰まるような戦いでしたが、
途中からは、守りには絶対に不調はない、という確信を持てる戦いでした。
だから、こうなったら、延長12回まで、全部ゼロでも、守りきって引き分けでの
優勝でもいいや、と思っていました。(きのうは引き分けても優勝)
それが本当のファイターズの、ことしの強さだった気がします。
緊迫した投手戦の結末って、
誰かが持っている、試合を決めるなにか、を探させる推理小説のような楽しみがあります。
きのうの場合は、やっぱり森本君だったのでしょうね。
最終回、全部のホークスのアウトは森本君のミットに収まり、
直後、森本君が、このゲーム初めての四球を斉藤投手から選んで、
決勝のホームベースを踏んだのですからね。
途中までは、でも、この試合3塁を守っていた稲田選手が
運を持っているのかと思ってみていました。
でも、やっぱ、ドームを埋め尽くしたファンの思いの総量が、
現実を作ってしまった、というのがいちばんの感じなんでしょうか。
誰も帰ろうとしないなか、息子の明日の学校もあるし、
セレモニーはテレビで見ればいいや、と早く帰りました。
さすがに帰り道、楽勝に空いていて、よかった。
途中、テレビのレポーターさんからマイクを向けられたので、
どこかで、わたしの顔が写っているかも知れません。(汗)
でも、よかった、移転から3年で優勝なんて、
ちょっとできすぎで、もっと辛い思いをたくさんしている、他球団のファンのみなさんから
きっとうらやましがられると思います。
ほんとうに感謝の気持ちが自然に出てきます。
野球は、勝つ人もいれば、負ける人もいる、
そのみんながやっているから、喜びも悔しさも印象が濃くなるんですよね。
にわかの、たった3年のファンなのに、こんな思いを味わえて、幸せです。
ありがとう、北海道日本ハムファイターズ!
Posted on 10月 13th, 2006 by replanmin
Filed under: 北海道日本ハムファイターズ | No Comments »

いやぁ、力が入りました!
プレーオフ第2ステージ、札幌ドームで開幕。
ゲットしたチケットを大事に抱いて、応援に参戦して参りました。
やっぱりプレーオフの緊張感に満ちた雰囲気は独特。
ついこの間、戦ったソフトバンクが、なんか違うチームに感じる。
初回、第1ステージからの余韻そのままに、ソフトバンクのプレッシャーが来る。
いきなりの逆らわないヒット2本。
川崎君は元気ですね。松中選手の犠牲フライで、1点は取られましたが、
ズレータ選手を初回から、敬遠するなど、慎重な作戦も実って、
ダルビッシュ君、このピンチを最少失点でしのぎきりました。
球速は、きのうは最初から150kmこえを連発。
ピンチはやってくるけれど、ここぞ、という場面ではきっちり三振で締めてくれました。
この若いエースの力投に、久しぶりの実戦ながら、
野手陣も必死に食らいついて、少ないチャンスで逆転。
下位打線が作ったチャンスで、欲しかった追加点も7回にとって
ダルビッシュ君が、マウンドで雄叫びを上げるラストでフィニッシュ。
よく勝った! えらい、ダルビッシュ!
しかし、ソフトバンクも強いです。
確かにあとがない局面とはいえ、先発杉内投手を早々と見切って、
毎回のように中継ぎ陣が力投。
さすがに、こまめに目先を変えられて、攻撃に勢いをつけさせてもらえませんでした。
守りでも、多少のミスは出してくれたけれど、
って、変化球が力んでのパスボール程度。こっちもほとんどミスがなかったので、
ゲームとしては、まさに僅少得点を争うナイスゲームでした。
しかし、だからこそ、こういうゲームをものに出来るチームに手応えを感じます。
第1ステージの激闘を、ただ見ていなければならないという
待つ側の1位チームの苦しさを乗り切っての勝利です。
こういうゲームをきっちり、普段通りの野球でやれるという力強さ。
さぁ、きょうはソフトバンクもあとがない、剣が峰でのギリギリ勝負。
ですが、相手はなんといっても、ここ数年、パリーグを引っ張ってきた強豪チーム。
全力で、その懐に飛び込んで、胸にぶつかっていって欲しいです。
そして、この時期までプロ野球を楽しめる幸せを噛みしめ、
札幌ドームのすべてのファンと一緒に、力一杯の応援で戦いたいと思います。
きょうも、がんばれ、北海道日本ハムファイターズ!
Posted on 10月 12th, 2006 by replanmin
Filed under: 北海道日本ハムファイターズ | No Comments »

ここのところ、いろいろとやりきれない思いがしています。
会社法というのが変わってきて、どうも霞ヶ関の官僚さんたちは
中小零細企業というのは、存続に値しない存在で、
徴税の立場からは、市場からなくしてしまっても構わないと
考えているのではないかと思えるのです。
とくに一般的に多い、同族企業に対する偏見としか思えない税制の変更には
本当に憤りを感じます。
役員給与と会社利益を合計して800万円から3000万円の場合、
同族企業に限って、厳しい税法を適用するというのです。
たぶん、この網で、ほとんどの同族中小企業が入ってしまいます。
あまりマスコミも取り上げませんが、実質的な大増税です。
役人さんたちは、自分たちの頭だけで世間の仕事のことを考え、理解しているのでしょう。
会社とか仕事とかは、ただひたすら金だけのことを考えてやっている行為であって、
社会的な役割とか、技術の育成・存続を
個人が、知り得た技術をいろいろな従業員教育などを通して
存続させてきているのが、中小企業の役割の大きな部分だ、などとは考えもしないのでしょう。
もちろん中小零細企業の経営者にも、個人としての欲得は当然、あることでしょう。
しかし、現在進められている、中小企業への攻撃を考えると
中小企業の存続や、従業員の雇用の確保、技術の延命、発展、
さらには、社会存在としての役割を果たすための事業継承の円滑な仕組み作りなど、
まじめに経営として考えることが、だんだんバカらしく思えてきます。
ようするに、そういうように考えるよりも、
資本主義的に、会社を「売りやすくして」、本当に「高値で」売り払って、
しまったほうが、苦しい思いをして存続させるよりも
国の経済政策の方向性としては、理にかなっているというワケなんですね。
結果として、技術は存続せず、志よりも目先の欲得が優先し、
さらには、永年その道一筋に努力する、ということをバカにする社会を作り、
安定した雇用についての、中小零細企業経営者の努力をあざ笑うかのようです。
どんな仕事にも、こういう個人の思いがあって、はじめて社会的に存続している、
というようなことについて、霞ヶ関の役人さんたちには
なんの痛痒もないのでしょう。
ちょっと前の、バカバカしい法律・電気製品のリサイクルに関してのもの、
あれはマスコミがこぞって話題にしたことで、お蔵入りしましたけれど、
今回の中小零細企業いじめは、歴史に残るくらいの
官僚機構の独善性の表れだと思います。
ほんとうに同族企業はなくなった方がいいのでしょうか?
なぜ、資本構成のことだけをもって、会社に差別をつけるのでしょうか?
一般的にいえば、他人には迷惑をかけられないから、同族で資本を作って
世間に迷惑をかけないように、個人が考えた事業領域の社会的発展を
世に問う、というのが資本主義・企業家精神の本質だと思うのです。
一方で、大企業への優遇は、あらゆる局面でまかり通っているのが現実です。
たぶん、官僚のみなさんは、中小零細同族企業は、
その存在自体が、脱税の温床なのだ、それが日本の99%の企業の実体なのだ、
という風に思っているのでしょう。
この税法では、日本の企業活力を削ぐことは間違いありません。
まじめな個人創業など、バカの骨頂ということになってしまいます。
はたして、それで、いいのでしょうか?
Posted on 10月 11th, 2006 by replanmin
Filed under: 状況・政治への発言 | No Comments »

北朝鮮が核実験を行ったと発表した。
実験は実際にはどうであったのかは不明だけれど、
あの国のなかで、大きな危機が進行しているのは間違いがない。
先日の報道で、金正日の妹婿が「交通事故」に遭った、という報道があった。
「軍の車両に衝突して、車が大破した」というほどと報道されていたから、
たぶん、権力内部での抗争が進行しているのは間違いがない。
以前も、金正日が中国を訪問した折、帰路に
鉄道の大規模爆発が仕掛けられていた事実がある。
内政と外交とは、絡み合いながら進行していくケースが多いので、
こうした国内情勢と、対外的な姿勢はあわせて考えるべきなのではないだろうか。
どうも、あの国のなかでは、いま相当の権力内部矛盾が起こっていて、
その「危機」が、対外的な関係でも発露せざるを得ない、
ということと、今回の核実験はリンクしたことなのだと思う。
まったく、常軌を逸した行動に走っていて、
国際社会での認知のための努力を行うというような、
普通、国家が存在していくための基本的な事項についても、
ほぼ、放棄してしまっているのが現実だ。
危機はかなりのレベルなのだと思う。
それと、こうした北朝鮮の動きを把握しながら、
日本との関係で、8日に日中首脳会談をセットしてきた中国。
この時点で、日中の手打ち式を仕掛けたのはどういう意味合いがあったのか、
日程は中国側からの申し出だったということだ。
中朝関係で、いろいろな動きがあっただろうことだけは確かだ。
北東アジアで、大きな歴史的な節目が訪れるのは近いのかも知れない。
「イチかバチか」という国家運営を行っている隣国、という存在は、
大変困ったものなのだけれど、
なんとか事態が、危険な方向には行かないように、願うばかり・・・。
しかし、隣国ですが、いまあの国で進行している事態について、
つまびらかにされるような日は来てくれるのでしょうか?
Posted on 10月 10th, 2006 by replanmin
Filed under: 状況・政治への発言 | No Comments »

以前、北米や北欧の住宅を見学しに行ったとき、
あちらでは、住宅はデベロッパーが開発したニュータウンの住まいを
購入する、いわゆる建て売りが基本的な流通スタイルでした。
日本のような注文住宅もあるけれど、住宅というものの価値感のなかで、
「周辺環境」というものを含めたトータルで、判断していることが明確でした。
このことは日本での場合、いわゆる土地ブランド、ということになるのでしょうかね。
土地の価格が、飛び離れている日本なので、
「周辺環境」とはいっても、とにかく、ブランドとしての「土地の名前」に
すべてが収斂されていると感じます。
その点、海外ではそこまでのブランド信仰はなく、
新興住宅地でも、そのコンセプトや、めざすターゲットゾーンに対して
わかりやすい「周辺環境」で勝負できるところがあります。
写真は日本で撮った水辺の建物の例ですが、
洋の東西を問わず、水のたもとでは、建物のシルエットが美しく、
また、建物内部から得られる眺望も、大変優美なものが得られるので、
高級住宅のひとつの典型的な「周辺環境」と見なされるのですね。
海外では、高級住宅地というのは、きちんとゾーンの仕切が明確になされていて、
一般的には、緑などで結界が設けられて、
外界とも遮断されているケースが多く、そのさらに中心側に、
水辺を持っているケースが多い。極端に言えば、わざわざ、池を造成することも
決して少なくはない。その周囲にいちばんの高額物件が張り付いています。
ビルゲイツの自邸は、湖周辺の敷地を全部買い上げて、
その畔に建てられているんだそうです。
わかりやすい価値観、まさにインターナショナルですね。
こんにちの日本の高級住宅地、って、
そこまでの徹底性や、わかりやすさはないですね。
むしろ、歴史的に積み上げられてきた、たとえば田園調布、といった土地ブランド性が大きい。
札幌では宮ノ森や、円山という地域が、相当するのですが、
どうも、「周辺環境」という言葉自体の実体が、不明確になっている。
土地割りが細々となりすぎて、ゾーンとしての地域の雰囲気というものが
どんどん希薄になっていっているのが現状なのでしょうね。
まぁ、このことは相続とかの税制も絡んでくる問題なのでもありますが・・・。
さて、さて。
パリーグプレーオフ、だいぶ盛り上がってきましたね。
わが日ハム、ただ待っているというのも、なかなか、厳しいものなのですね。
きのうは無料開放の紅白戦に、なんと30,000人を越す観客が詰めかけたのだとか。
もうちょっとで、本番の西武ドームを超える人数だったようです。
って、きのうは札幌、凄い天気も悪かったんで、
外に出るのもおっくうになるほどだったのですが、ね。
みんなの期待感も、どんどん膨らんできています。
このたまってきた思いを、一気に、きょう決まる相手にぶつけていって欲しいです。
1位だけれど、まだまだ、わたしたちはファンも含めてチャレンジャーなんです。
がんばれ、北海道日本ハムファイターズ!
Posted on 10月 9th, 2006 by replanmin
Filed under: 住宅取材&ウラ話 | No Comments »

先日、北海道電力札幌支店管内でのオール電化住宅が
トータルで30,000戸を突破したというお祝いがありました。
ここにきての石油先行き不安から、電化を選択する建て主さんが増えているようです。
石油は一時期の高値がやや落ち着いてきたところで、
アメリカでは石油に投資していたヘッジファンドが倒産したりして、
その分の行き場を失ったマネーが株高を支えているという説もあります。
ま、しかし、そういう短期的な変動要因は繰り返されるにせよ、
長期的に見てみれば、さまざまなエネルギー源に分散的に依拠する
電気エネルギーの優位性は高いものがあると思われます。
電気は基本的に深夜には利用が落ちるものであり、
それにもかかわらず、電力は供給され続けねばならないなかで、
無駄にならないように、深夜電力を活用するオール電化は
社会全体のエネルギー活用で考えれば、意味は深いものだと思います。
とくに北海道で一番最初に取り組みはじめたことであり、
他の地域よりも、いわゆる暖房用の熱源としての部分がポイントだったわけです。
いまは電気による温水セントラルヒーティングに流れが行っていますが、
蓄熱暖房器が基本的な暖房装置。
一日の暖房用エネルギーを、蓄熱するということで、
必然的に、建物それ自体の住宅性能というものに、より関心が強まらざるを得ない、
という熱源システムでもあるわけですね。
その結果、オール電化と、住宅性能向上はいわば一体的に
捉えられるべきものとして、認識が深まってきた側面があります。
住宅性能の向上というものを、電力会社という地域のインフラ的な
企業が、先頭に立って推進してきたということ。
このことの意味合いは、決して小さくはないのではないかと思います。
さて、ことしは北海道もまだまだ暖かくて、
石油の出荷が全然なのだそうです。以前は10月の声を聞くと
朝晩の冷え込みが来て、あわただしく冬装備したものなのですが、
ことしは、まだまだ、と思っていたら、きのうもきょうも、長雨で、日射しがなくなって
暖房が恋しくなってきました。
ということで、わが家では昨晩から蓄熱暖房器に通電させていまして、
本日から、暖房を入れてみました。
あぁ、いよいよ、また冬になるんですね。季節変化が早い、はやい。
Posted on 10月 8th, 2006 by replanmin
Filed under: 住宅性能・設備 | No Comments »