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寒さに震える開花

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さてすっかりブログの更新時間が遅れました。
きのう、沖縄から札幌まで帰って来て、
その後、いろいろな整理整頓作業があって、その上、来客もあって、
なかなか時間が取れませんでした。
さすがに5日間札幌を離れ、東京・沖縄と歩いていた感覚からすると
札幌との気候格差に愕然と致しますね。
沖縄では新たな発見で、沖縄に自生している植物、木のお話を伺っていて
どうも本土とは、樹種が違うし、種類も聞いたことがない木が多いなぁという
そういう漠然とした印象だったのですが、
これも、沖縄には明確な四季変化がなく、年輪ができないのだと聞かされて
今更ながら、驚愕させられたりしておりました。
そうなんですね。
で、やたり樹種が多くて、
紅葉もしないのだとか、まぁ当たり前のようなことを知らされる。
だから、広葉樹か針葉樹か、という
わたしたち北海道を含めた本土の人が持つ木への感覚が通じない。
広葉樹が年中、緑を絶やさないのですね。
まぁ、言われてみれば当然なのですが・・・。

で、札幌に一気に帰ってくると、
その彼我の違いに、これも圧倒される思いが致します。
極彩色とまでは言わないけれど、
豊かな緑と、花の色のグラデーションの世界が
一気にくすんだ色合いの世界になる。
飛行機に乗る前に購入した「さんぴん茶」の味も
こころなしか、淡泊に感じられてくるほどです。
でもまぁ、ようやくにして、サクラは開花したようです。
しかし、遅れたせいで、花と葉がいっしょになってしまっています。
曇りがちで、しかもまだ肌寒い気候もあって、
サクラの色合いも、全体として輝きが感じられない。
そんななか、もう雪解けから1ヶ月半ほど経って、
ようやく庭の花が開花いたしました。
このブログでも芽吹きだした頃に写真掲載しましたが、
ようやく開花であります。
北国の遅すぎる春に、なんともため息の出るような気分でいます。
せめて、ここまで遅れたのなら、
もっと美しい姿を見たかったサクラであります。
でも、こんなことを言っていたら、罰があたるかなぁ・・・。

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