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【北海道には「梅雨」はないの、ホント?】


もうカレンダーは7月に入っているのですが、
北海道地方は6月からずっと雨模様の天気の日々が続いております。
忙しいのと、出張が重なっていることもありますが、
最近、さっぱり早朝の散歩に行けておりません。
これは朝、雨で天気が良くなく、行く気にならないのもある。
北海道には梅雨はない、と耳にたこができるくらいに聞かされてきましたが、
とくに今年は、異常に雨が多いと思います。
きのうなどは、いかにも「梅雨末期」みたいな豪雨が北海道を襲っていて
石狩川などで氾濫箇所がいくつか出ている。
土砂崩れなどの情報も各地からもたらされている。

公式的な梅雨はないけれど、エゾ梅雨というのはあるとされている。
公式というのは、いわゆる「梅雨前線」の活動によるということのようですが、
きょうの天気図を見ると、梅雨前線っぽいのが北海道に掛かっている。
で、下の写真はわが家の室内の温湿度計ですが、
湿度の方が60%を超えてきています。
札幌のこの時期6月の外気湿度は平均的には72%程度と
湿度は意外に低くなく東京より高いくらいです。
ただし、気温との相関での「不快指数」はまったく違いがある。
外気に対して室内は、家電や人体などの発熱でやや高温になることもあって
相対的に湿度は下がるのですが、4月頃には40%程度で推移していた。
わが家は3種換気なのですが、それでも連続運転はしている。
ここ数年の間、長期間ずっと開閉させなかった場所にしまっていた衣類の一部で
カビの被害があった。こういうのは27年間住んでいてこれまでなかった。
わが家の工事を依頼している吉田建産さんに聞いてみると、
多くのご家庭で、冬ではなく夏型の結露被害が広がっている実感ということ。
やはり北海道でも、外気の湿度環境が大きく変わってきているのではないか。
北海道の生活文化として洗濯物は室内乾燥が多いということも関係するかも。
そろそろ北海道でも、夏型の湿気対策が本格的に必要になってくるのではと
住宅建築でも対策が考えなければならないかも知れません。
それにしても、この上、台風が北海道を狙って日本海を北上してきている。
長雨で地盤が緩んだりしているところに台風だと、
被害が拡大する恐れもあろうかと思います。充分注意していたいですね。

ブログで長年情報発信をしてきていますが、
わたしとして気付かなかった、至らない点について知人から意見を承りました。
ありがたい気付きの機会を得られたこと、感謝したいと思います。

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