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道東・野付半島でシカとたわむる

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みなさんシルバーウィークいかがお過ごしでしょうか?
わたしは、カミさんとクルマで足を伸ばして道東へ。
一気に根室半島と知床半島にはさまれた野付半島まで。
ちょうどエビがカラダを丸めているような
形状の半島で、日本最大の砂嘴(さし)なんだそうです。

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ということで、前に道東を走ったときには、
「あそこまで行っていたら、時間が足りなくなるよね」
ということで、先っぽの方まで行くのは断念していた場所。
今回は、時間にゆとりのあるシルバーウィークということで、
走ってみた次第であります。
天気もこっちの方に来るほど回復してくれて
雄渾な雲と青空というダイナミックな構成で楽しませてくれます。
やはり道東の魅力は、シンプルな天地のおおらかさ。
単純に雲のうつろいや形状の変化に驚くみたいな部分。
で、道路もどんどん走って行くと左右に海が見えるという
「海の中道」状態が眼前に展開致します。
で、ネイチャーセンターをさらに奥に走ったのですが、
いわゆる半島本体部に差し掛かるあたりからは
一般は通行できなくなっています。
ラムサール条約での自然保護という観点からの処置なのかなぁ。
で、ネイチャーセンターに戻って、ひと休みした後、
今度は、砂嘴の先端部分の「トドワラ」に向かって徒歩での散策。
往復にはたっぷり1時間はかかりますが、
その上、絶景が広がっていて、いくらいても楽しい。
広大な海の中のプールの中を歩いて行くようです。
広い天地にのんびりと癒されます。
そこからの帰り道、途中には野生のシカさんたちが草を食んでいる。
あんまり人間から危害を加えられることがなく、
またエサを与えるようなひとも少ないからなのか、
こっちを警戒する風もなく、また媚びるようでもなく、
ごく自然な様子で、周辺の植物をゆったりと食み続けておりました。
よく、野生動物との共有の時間は、
なにか、生き物としての原初的な脳の部分が働いて、
人間の意識を支配してくれるので、無上に癒されると聞きます。
時間的には10分程度の遭遇なのでしょうが、
そんなことを想起させてくれる時間を過ごすことができました。
シカさんたち、ありがとう。

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