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【モナリザを越える高松塚古墳「飛鳥美人」 奈良・飛鳥探索-3】

高松塚古墳壁画の発見は1972年のこと。 写真は橿原考古博物館展示パネルの写真をPhotoshopで自分で加工した。 わたしは当時20才という若い男性であり描かれた宮廷女子に独特の感情を持った。 なんというか、自分がこの […]

【国と社会の実相「弥生〜飛鳥」 奈良・飛鳥探索-2】

飛鳥板蓋宮の時代とはどのような社会の実相の時代なのか? 現代のこの明日香村地域は過去に都城が作られた首都地域であったのに その後、そういう王権機能が他所へ移転していって 都城建設に不可欠な土木改編が農村的風景でみごとに被 […]

【大阪・堺という立地・地政学への興味】

関西圏に数日滞在するときに行動拠点はどこがいいかと考える。 数回、関西を訪れた結果としてだんだん「大阪府堺市」に収斂している。 関西圏は、東京と関東広域との関係のように一極集中はない。 大阪は一応中心的とは言えるけれど、 […]

【北海道の工務店グループ・アース21例会開催】

感染症による社会の大変動はまだまだ終息のきざしが見えませんね。 ただ、欧米社会ではこれは既存のインフルエンザ並みとの判断から 社会経済活動の全面的な復元を志向してきていると思います。 岸田政権でも「2類から5類へ」とアド […]

【和のインテリア空間・上芳我家⑧ 四国住空間-46】

長く続けてしまった四国愛媛・内子の上芳我家住宅探訪記、最終回です。 写真は上芳我家の離れの縁空間と座敷空間の様子。 中庭との関係性・調和が主旋律を構成している様子がわかる。 床の間が付いていることで「格調」が高まり庭の風 […]

【野太い材による正直な架構・上芳我家⑦ 四国住空間-45】

未造作の2階からさらに豪快な架構が露わになった3階へ。 上芳我家住宅では和小屋の小屋組で構造されている。 松の丸太の水平材・小屋梁をタテヨコで組み合わせ要所に小屋束を垂直に立て 屋根下地を支える屋根面と直角方向に置く水平 […]

【上芳我家・構造素地表しの主屋2階⑥ 四国住空間-44】

上芳我家の主屋には2階がありますが、未造作の構造現わし。 小屋裏の木組み・野太い梁材などが豪快な空間を見せています。 一見、豪放な大広間を構想したのかと思われたのですが、 2番目の図面のように6つの座敷を計画していたとさ […]

【豊かなデザインの日本住宅開口部⑤ 四国住空間-43】

住宅には「開口部」が決定的な意味を持つ。 現代住宅はガラスという素材が窓やドアの決定的な因子になっている。 ガラス自体は日本でも相当古くから、 それこそ古代の時代から数多く存在しているけれど、 装身具やガラス玉のように装 […]

【製造商工業者の古民家・オモテ空間④ 四国住空間-42】

江戸期からこの上芳我家は愛媛県・内子で木蝋生産で栄えてきた。 白蝋の大量生産・技術革新がこの家系によって確立したからとされる。 栃木県に芳賀という地名があるが、そもそもはその地から精蝋の技術をもって この地に移住してきた […]

【明治有数の輸出産業を支えた食空間③ 四国住空間-41】

この上芳我家、現在価値にして45億円という明治の輸出産品製造業では おおむね30人程度の雇用を生み出していたとされている。 蝋生産の職人やかれらをサポートする女中さんたちなど。 外観写真左側の主屋から右手に接続した棟がこ […]