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【鹿島・武甕槌大神と出雲、ヤマト王権 東国三社探訪-2】

日本書紀の記述では、葦原の中つ国の支配権をヤマト王権が確立する過程は紆余曲折を辿り、出雲王権の大国主は最終的に鹿島の祭神・武甕槌大神(たけいかずちおおかみ)の遠征軍によって「国譲り」したことになっている。上の絵は越の国・ […]

【関東の地形変化と鹿島神宮の位置 東国三社探訪-1】

さて、昨日友人からの連絡で、無事に鹿島神宮にて紛失のSUICAカードの手続き関係が完了し、北海道札幌のわたしのもとまで郵送される手配が終わったと知らせを受けました。段々加齢と共に、こういう機縁でいただく人からの情に深く癒 […]

【ありがたい神恩か? 鹿島神宮SUICA紛失事件-2】

写真は鹿島神宮の「シカ園」のシカ君であります。紀元前の時代に起源を持つとされる伝承説話の類がロマンチックに残っているのが日本列島社会。もちろん真偽は定かではないけれどこの鹿島神宮でも、シカとの逸話が語られている。面白いの […]

【鹿島神宮の霊験、落とし物SUICAリターン篇-1】

先週には日曜日をまたいで、東京・関東に滞在していました。また再び東京ビッグサイトでのイベントにも参加してきたのですが、時間を見つけて休日にはこのブログの取材も兼ねて「鹿島神宮」と香取神宮、息栖神社の東国三社をライフワーク […]

【利根川東遷痕跡から鹿島神宮・東国三社地域探訪へ】

さてきのうまでで浦和の古民家園シリーズを終えました。 で、関東の古代の姿を再確認していくと、利根川の東遷という巨大自然改造が江戸時代初期に行われて、その結果として首都地域・江戸東京の地域的安定性が高まった様子がわかってき […]

【神仏信仰と日本人の倫理感 氷川神社末社・安楽寺庫裡-6】

さて日本人の倫理感の一断面として「落とし物が帰ってくる」確率が異常に高いということと、そういう日本の社会性はどのように育てられてきたかについて考えて見た。 ちょうど浦和の古民家群取材で神社の神職にしてお寺の住職でもあった […]

【囲炉裏火力調節のお魚デザイン 氷川神社末社・安楽寺庫裡-4】

現代生活で失われた日本人のライフデザイン要素として囲炉裏がある。囲炉裏は日常食の食卓であり、家族の中での自然な「座り位置」関係の表現まで含めて日本人の意識を潜在的に規定してきた。 最上位の位置は、土間方向に向かっていちば […]

【ひとをやさしく迎える食の空間 氷川神社末社・安楽寺庫裡-3】

日本的伝統である神仏習合の寺院の庫裡住宅訪問その3であります。 こうした寺院併設の集会機能空間は、日本人の精神性に於いては地域社会の「公民館・会所」的な役割を果たし続けてきたと思われる。公的な性格を濃厚に持った地域の「寄 […]

【端正なフォルムと陰影感 氷川神社末社・安楽寺庫裡-2】

この家はさいたま市南区大谷口にあった安楽寺で庫裏として使用されていた住宅。建築年代としては1858年の墨書が確認されているので、165年前のもの。江戸時代の末期に建てられたけれど、その後の明治維新によって「王政復古」され […]

【日本人の宗教実態とは? 氷川神社末社と安楽寺庫裡-1】

日本社会というのは本当に不思議な社会だと痛感する。先週末から一昨日まで東京・関東にいたのですが、実はSUICAカードを紛失してしまっていた(泣)。で、移動交通にさっそく支障が出るので善後処置としてすぐに紛失を届け出て、使 […]