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【生き方といのち 北海道先住民の家焼き風習】

日本社会では家は「永続」的な概念が強い。 「一所懸命」というコトバが示すとおり、家族がその私有の拡大を 長い年月を掛けて追究する社会を作ってきた。 親から子、孫へと資産を受け継がせることが正義。 家は家系の永続基盤の財で […]

【天皇巡幸路 in 明治14年・東北北海道】

きょうはどっちかというと、歴史断片篇。 近現代史というのは日本ではホント、きちんと教育されていないと実感。 明治にどっぷりとハマり込んで開拓使の建築事跡の掘り起こしを 最近の大きなテーマにしているけれど、高々150年前の […]

【明治日本 ガラスによる住宅意匠・性能革命】

さて明治14年の「清華亭」追撃であります。 とくにわたし的に和室の障子に嵌め込まれたガラスに惹かれた。 ガラスは建材として江戸期まで日本では発達することはなく、 明治の開国以降、異人館建築で開口部の建材の主役として 最重 […]

【地元産材が彩る和洋混淆の調和「清華亭」】

きのうの続き、明治13年建築の開拓使建築の華「清華亭」。 この建物は周囲を偕楽園庭園が囲み、さらに造園設計としてドイツ系米人 ルイス・ベーマーが和洋調和した庭園を造作したとされます。 かれは札幌地域名産とされた「りんご栽 […]

【明治14年 天皇北海道行幸と「清華亭」】

近代国家に至るにはいろいろなプロセスがあるだろうけれど、 有色人種国で日本だけがなぜ明治維新からの急激な近代化を成し遂げ得たか、 もと左翼少年であるわたしには、よく理解出来ない部分があった。 もちろんいろいろな要因がある […]

【零下10度前後の朝、氷結美を観劇する】

どうもことしは小雪傾向の札幌であります。 しかし寒さはこの時期の平年並みには推移しているのでしょうか。 早朝散歩時にはだいたい零下10度くらいにはなっている。 気合いを入れて出掛けますが、首回りには重厚な「襟巻き」をする […]

【島義勇の最初期開拓使本府「金銭出納簿」】

北海道住宅始原期への旅、というシリーズ展開。 すっかり明治初年の北海道探偵団のようなブログになってきた(笑)。 こういうディープラーニングというのも楽しいものだと実感しています。 というのは、その時代の空気感がさまざまに […]

【明治ニッポンの「東アジア言語」文化大革命】

わたしは高校生時代に新左翼系学生運動に没入経験があります。 その後、その思考の呪縛から逃れられたのは、 政治での「革命」よりも人間の生き方を変革することの方が はるかに意味がある、政治権力闘争で解決できる事なんてたいした […]

【昭和初期・中卒の叔父の書】

ことし96歳になる叔父が健在です。 大正12年・1923年生まれ。学校には16歳まで通ったことになる。 教育を受けたのは約10年間。 しかし、家族や学校からは厳しい教育を受けて育ったのだという。 教員免許を持って数年間は […]

【皇居という特異な日本の「文化資産」】

写真は大嘗祭の皇居・竹橋から見たお濠。 江戸という街は人工的に作られた都市。 マザーになった集落というのは、太田道灌という武家が その前身を形作ったと言われているけれど、徳川家康が入地して 関東全域の支配を固めるために都 […]