
北海道にいると、まず考えられないのが高速道路での「渋滞」。
まぁ、東京とか出張しているだけなら、
まず車を使って移動すると言うことがないので、
渋滞に巻き込まれることはありませんね。
なおかつ、首都圏ではなく、中部圏に移動と言うことではまず考えておりませんでした。
が・・・、やられましたね。
先週の23日、高崎から長野を経由して岐阜まで移動いたしました。
全行程は350kmくらいなので、
北海道で言えば、まぁ、毎日でもある移動距離。
昼2時前後に出発したので、道中は中央アルプスの山々を
「おお、スゲー」とか歓声を上げながらのドライブ。
カメラマンさんと同行なので、まぁ、馬鹿話で盛り上がりながら、
楽しくドライブしておりました。
ところが、道が中央道に入って、名古屋まで60kmくらいの距離案内板あたりから
徐々に混み始めたかと思うまもなく、
なんと、高速道路で停車せざるを得なくなった。
中部圏から、日帰りでの行楽客の帰宅ラッシュに、もろに遭遇。
さてさて、というところ。
幸い、のんびりPAで休み休みきたので、トイレなどの心配は
当面大丈夫ということでしたが、
はじめて走る道で、推測も付かないので、不安になりますね。
チョーのろのろ運転で、途中、一般道に降りるかどうか
決断を迫られますが、そういうときに限って行列が走り出したりする。
ということで、ずっと渋滞に付き合ってしまいました。
どうも、中央道と何本か交差する高速道路合流地点がネックのようで
そういう箇所を抜けると、しばらくは快調な運転。
ということで、60km地点から2時間半くらいはかかりました。
こういう経験をすると、今度は慎重というか、
疑心暗鬼に駆られるようになる。
翌日は東名を通って、首都高速を突破して、
大洗まで走破する予定でしたが
すっかり、首都の渋滞に尻込みせざるを得なくなりました。
やむなく首都高を回避して、北関東目指して
岐阜から長野経由、前橋から北関東道へ走りました。
総行程は700km超でしょうが、渋滞よりはいいだろう・・・。
ところが、PAで入手した高速マップでつながっていると表記されている
「北関東道」って、行ってみると道がなくなっている・・・。
夜の10時頃に、まったく見知らぬ土地で、古いカーナビでのドライブは
なんとも、疲れの溜まる行程でした・・・。
つながっていないなら、予定路線のところには
「開通予定時期」の表記があってもいいのではないでしょうか。
ふ〜〜〜、ということで参った次第です。
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 11月 29th, 2008 by replanmin
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写真は、関東高崎市郊外の家。
関東は4地域。
風を考慮すると、体感的な冬の寒さは2地域くらいとも思える。
でも、やはり冬以上に考えなければならないのが夏。
冬の関東に行くと、その日射しの暑さに驚く。
緯度は北海道とは比較にならない低緯度。
そこに晴天の続く日射しなので、
太陽光利用には最適だと考えられます。
しかし、太陽光は夏場は室温の過上昇を招きます。
そうした対策として、伝統的な家屋では
深い軒の出が活用されてきた。
さらに夏の日射遮蔽技術として
葦簀やすだれが多いに活躍してきたけれど、
住宅が密集するようになり、セキュリティの面からも
夜間に窓を開放して寝ることが出来なくなってきた。
こうした条件に合致する「地域らしい」家づくりの
デザイン的なアプローチはあまり見られませんね。
土地の確保、という、より社会性の強い要因の方が大きくて、
住宅としての性能的要件まで認識が深まっていかないと言うことでしょうか?
そんななかで、
この家では、深い庇が特徴的に取り入れられています。
庇のメリットで大きいのは日射の制御と、窓面の保護。
窓や壁面を保護することは長期的な住宅の寿命を左右する。
手間はかかるけれど、それほど大きな金額の工事ではない。
でも、ほとんど行われることはない。
こういう性能要件に十分な配慮をせず、
社会的要件の方に価値観を大きくしてしまうと
住宅の本来的な進化にはつながっていかないのではないでしょうか?
土地の値段という、経済要因の方が大きすぎて
「家は土地のおまけ」的な住宅文化が、後の世になって、
さて、どのように受け止められるか、
豊かな経済力の時代だったが、
住宅文化という面では、見るべきものが乏しい地域・時代だった、
というように言われるかも知れません。
そうでなくても、住宅金融公庫システムという
国民皆建築とでもいえるような住宅システムは生み出されたのに、
残り続けるような住宅文化、という点では
きわめてあやしいのが、現代の住宅。
もう少し、目的的に取り組まなければ、
このような危惧が現実になってしまうものかも知れません。
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Posted on 11月 28th, 2008 by replanmin
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だんだんと「心に迫ってくる」美しさ、というものはあるようで・・・。
写真は先日、釧路湿原の「北斗遺跡」で見た竪穴住居群。
人間の暮らしの痕跡って、竪穴の場合、
それこそ言葉通り、穴が残っていくものなんだそうですね。
この遺跡は、縄文から続縄文、檫文、さらにアイヌ期という
連続した歴史が重なっている遺跡。
現在では、釧路湿原の中の高台に位置しています。
しかし、昔は海水面が上下していたので、
海面上昇期には、この高台の少し下まで海が迫っていたようです。
ようするに、狩猟採集を基本とした生活様式からすると、
この立地条件は、たいへん居住環境に優れていた地域だったのですね。
なので、集落が永続してきていた。
たぶん、2千年くらいは継続して人間の暮らしが営まれてきた。
そういう痕跡が、点々とした穴に残されている、というわけ。
写真は1200年前、平安時代北海道での竪穴住居を5軒復元させた「集落」。
すべてがアースカラーで、質朴な美しさが迫ってくる。
形は、やはりユーモラスで、自然動物がうずくまっているかのようで、
適度な距離感で営まれている。
それぞれの住居同士が対話しあっているような印象も受ける。
ミニピラミッドのようなたたずまいも感じます。
現代都市としての釧路から、ほんの指呼の間にありながら、
ラムサール条約によって、悠久の時間を感じさせるこういう住居群を見ることができる。
なんともカルチャーショック的で、たぶん、あまり観光的には
寄与はしていないだろうと思うのですが、
価値は高いものがあると思いますね。
そしてやはりなんと言っても、「美しい」・・・。
利休さんの師匠、武野紹鴎さんという方が、
「わび」ということについて、
「正直で慎み深く,おごらぬさまを言う」と規定されているのだそうですが、
北の果て、それもいまから1200年前くらいの
こういう建築からは、まさにそういう美しさを感じます。
まぁ、文化性を表す言葉には、ある種の韜晦がそこに含まれているのでしょうが、
その言葉を胸にしまい込みながら、この建物群と向き合っていると、
なんとも痛切な思いが起こってくることを抑えられません。
きっと、これから機会があれば、
繰り返し、訪れることになるような、そんな、
不思議なタイプの美しさに、惹かれる思いが募っております。
どうなんでしょうか、わたしやはり少し、偏っているでしょうか?
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北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 11月 27th, 2008 by replanmin
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さて、全国を旅すると、地域の疲弊ぶりを実感させられます。
地域経済、地域の中小企業が雇用活力も小さくなり、
若年層の仕事がないという実態が強く感じられる。
こういう時代で、地方で唯一、元気そうなのが、
「地域ラーメン」ブームの健闘ぶり。
これって、たぶん、可処分所得が大きく落ち込んできて、
そういうなかで低価格に楽しめる地域グルメ欲求が、吹き出しているのではないでしょうか?
って、飛躍しすぎかなぁ。
でも、こういう競争は多いに結構なことではないかと思います。
高いお金を出して、バブリーな食事を楽しむよりも、知恵と工夫が感じられて健全かも知れない。
前振りはこれくらいで、
出張で、群馬県高崎市から長野方面〜中部地方に移動途中、
いくつかの高速道を乗り換えながら、「上信越道」に乗って、やれやれ、
というところに、そういう心理に応えるかのような店構えのPA。
「甘楽」と書いて、かんら、と読むのだそうです。
名前からは、なにやら甘いものが名物かなと、類推しましたが、
特段そういうものはなく、
逆にいろいろなラーメンメニューが花盛り。
まぁ、定番のセットメニューが多い。
そういうなかにひっそりと、書かれていたのが、「あぶり焼鳥ラーメン」600円なり。
ありそうだけど、あまりないかなぁ、という取り合わせですね。
でもチャーシュー、あんまり、っていうわたしには、いいツボ。
ちょうど昼時とはいえ、朝はビジネスホテルでしっかり取っているので、
まぁ、小腹の空いた、っていう程度にはぴったり。
そういう客をつかまえそうな頃合いのメニューとはいえる(笑)。
一気に、いった。
いや、不意打ちを食らったようなうまさ。
具材は、まっとうにやきとりが2本分くらいでしょうか。
別に串は付いていなくて、食べやすくスープに絡んでいる。
焼き鳥とはいえ、タテに捌いていて、食べやすい工夫も見られる。
それと若干の、ネギ、シナチク程度。
スープは、ごくあっさりとした和風しょうゆ。
麺はやや細めでしょうか。
でもなんといっても、やきとりがいい。
歯ごたえ、食感、肉汁の具合など、ぴったり嵌っている。
量も、ふむふむと、ちょうど頃合いの良い分量で、いい。
麺と、スープ、やきとりの順繰りに襲ってくるそれぞれの食味が、
心地よいハーモニーを奏でている。
やきとりは、ややうすくタレ付けしたものですから、
塩が好みの方は、よくわかりませんが、
わたしはタレ派なので、まさに好みにはぴったりときましたね。
カメラマンとふたり、まぁ、半信半疑で食べたのですが、
顔を見合わせて、「いけるね、これ・・・」
久しぶりの、走者一掃、満塁3ベースヒットくらいの快感。
っていうし次第だったのですが、
帰りに「上り」のSAに入ったら、これはありませんでした・・・。
「下り」専用メニューって、あるんですね、こういうの。
ということで、近くに行ったら、ぜひまた行くのは間違いなさそうです。
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北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 11月 26th, 2008 by replanmin
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今回の本州地域中北部縦断の旅程もようやく終了。
きのうおそく、大洗港からフェリーに乗船しております。
5年前くらいには、東北北海道の間をよくフェリーで往復していましたが、
久しぶりのことです。
今回は東北はごく一部だけで、関東・信越・中部という地域がエリア。
取材日程調整とカメラマンの手配にいろいろ苦労したので、
移動手段は、仙台で空いていた車両を使って移動した次第。
そうすると、また仙台に持っていくのも面倒だし、
ちょうど帰るのなら、フェリーで車と人間、いっしょにとなったワケなんです。
ということで、はじめて「大洗」<って、つい大笑いと入力間違える(笑)>
からのフェリーを利用してみています。
前日の取材の関係で、乗船が深夜01:45発にしか間に合わなかったので、
疲れ切っていて、乗船したら即、バタンキューと就寝。
多少、低気圧の関係で揺れていたようですが、
無神経にぐっすりと休むことが出来まして、ようやく7時過ぎに目覚めました。
さすがに船の上、AIR-H’でもネット接続は出来ませんね(笑)。
ということで、きょうは苫小牧到着の夜8時くらいまで、更新が出来ません。
住宅取材の日程って、
建て主さんの都合と、こちら側の都合がなかなかマッチしません。
当たり前ですが、どうしても休日や土日が多くなります。
それで、広域にまたがるので、移動は超ハード。
それも休日にかかるので、観光地からの帰宅渋滞とバッティングする。
なるべく渋滞から逃げようとするのですが、
しょうがありませんね。
おとといは、関東から岐阜への移動で
天候がいいなぁと、景色を眺めていたりしたのですが、
夕方から、名古屋に中央道、近づくに連れて渋滞が始まってしまった・・・。
岐阜県各務原市に向かったのですが、
名古屋環状線と、中央道、東名・名神などの高速交差ジャンクション付近が
どうしてもスムーズに走りません。
流れに任せ、観念しておりましたら、都合、渋滞に2時間は巻き込まれましたね。
車ではなく、公共交通利用という手もありますが、
撮影機材と旅行バッグなど、どうしても荷物が増えてしまう。
やむなく車、ということで、移動ハードスケジュールに渋滞。
まぁ、仕事上やむを得ない、罰ゲームのようなものでしょうか(笑)。
また、札幌で体調を整えてからすぐに
ふたたび、日程が組まれそうです、頑張らねば・・・。
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
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Posted on 11月 25th, 2008 by replanmin
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きのうは榛名山のふもとに建つ、ウッディハウスを取材。
敷地に比較的ゆとりがあるので、真っ正直に真南に大きな開口面を見せた家です。
で、こちら側にはそれぞれデッキやベランダが配されていて
ちょうど伺ったときには、いい天気のもと、洗濯物干しを。
開けられた窓からは、たまたま親戚のこどもさんたちも合わせて5〜6人の
にぎやかな笑い声、歓声が上がっている楽しい雰囲気でした。
こっちは、家を離れて1週間を超えてきたので
そろそろ、子どもの顔でも見たい頃合いでして、なんともかわいらしい・・・。
おっと、脱線。
南面からは明るい陽光が室内に導き入れられますが、
温熱環境的には、いろいろなコントロールを考えなければならない。
冬場にはなるべく室内に無料の暖房エネルギー、
太陽光日射を導入したい。
けれど、夏場は、きびしい低緯度の日本のきびしい日射しは遮り気味にしたい。
そういう役割の一端を果たす装置が、2階ベランダなんですね。
スノコ状の床面が、1階の大開口部に対して適度な角度で
日射をコントロールしてくれる。
冬場には太陽角度が下がってくるので日脚が延びて
室内の奥まで陽光が入ってくる。
一方、夏場の高い日射は、これが庇がわりになってくれる。
こういう工夫が基本的な建築要素で、
しかもこの家では、こちらに面している開口部すべてに
白い、カーテン状のものが見られます。
これは「ハニカムサーモスクリーン」。
これは断熱性に優れたもので、夏の日射を遮り、冬の室内の熱が逃げるのを防ぐ。
室内側からは、ちょうど障子のような風合いがあって
インテリア的に、他の素材とケンカするようにはなっていない。
さらに、日射対策として、
夏場には、葦簀を立てかけようと考えているそうです。
ただし、ことし3月の竣工でしたが、
基本的な断熱性能がQ値1.3レベルであり、夏場も室内温度がそう上昇しなかったので、
そこまでの装置利用の必要性がなかったということです。
太陽光という、わたしたちが得られる基本エネルギーを
どのように建築的に利用したり、遮ったりするか、
今世紀の住宅づくりが、いままさに直面しているテーマ。
いろいろに地域性に配慮しながら、いい暮らし方を見つけていきたいものですね。
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 11月 24th, 2008 by replanmin
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きのうは仙台まで北上して、
近郊・秋保温泉街の中のある設計者の住宅を取材。
もうこの地に住み暮らして4代目だという「地域住民」の方でした。
お父さんの代から、設計事務所を始められていますが、
長年暮らしてきているので、建物を複合的に利用していて、
1階は一部で酒店を経営し、他のお店に貸してもいる。
2階はペンションホテルも経営。
そして、その上に今回、住居部分を造作して住もうという計画。
ということなのですが、
計画道路の拡幅で、建物が半分以上削り取られることになって、
それにともなう一大リフォーム工事だったのですね。
元々の建物は、お父さんの設計になるモダンデザイン建築で、鉄骨造。
その基本を踏襲しながら、周囲の自然豊かな環境の中で、
それをすべて取り込むような開放的な建物を志向されていました。
熱損失係数は、さてどの程度になるものか、
ちょっと、想像できないだろうと思います。
設計者の自己責任での住宅づくりであり、体験的な部分での
「こういう建物でも、そこそこ住み続けてこられた(笑)」という住宅でした。
正面側は南に面しており、裏側北側は緑たっぷりの針葉樹の森。
谷間に位置していて、冬場の季節風などはそれほど感じられない。
逆に太陽光日射は、冬でもたっぷりと室内に導入されていて、
それが、床面や天井面のコンクリートスラブに「蓄熱」される効果はありそう。
今回は、ヒートポンプ床暖房を居住スペースの3階床面に敷設しています。
さて、ほぼ前面開放的なデザインで、
太陽日射取得蓄熱と、これも自然エネルギー活用である
ヒートポンプ暖房で、宮城県中部地区の自然環境の中、
どういう生活温熱環境になるか、
ちょっと興味深い部分もありました。
体感的には、きのうは床面に敷き込まれた毛足の長いカーペットが
蓄熱した暖かさを足下に伝えてくれていて、
ほんわかと、心地よさも感じられた次第です。
ただし、日射が期待できない天候条件では、ヒートポンプ暖房が
はたして、足りるだけのエネルギー取得できるものかどうか、
いろいろ、実験的な数字を今後、計測確認していきたいと思いました。
ペンションの方は、1泊3000円で、
隣接する温泉ホテルのお風呂が無料で利用できるそうで、
そう考えると、たいへんリーズナブルに秋保で宿泊できる。
今度、一回、体験宿泊してみようかなぁ・・・。
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 11月 23rd, 2008 by replanmin
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さて、今回の出張行脚も中間地点を過ぎたあたりでしょうか。
最終的には岐阜県にも行くことになりました。
本州各地をあちこちと巡り歩くことになる次第です。
写真は、ずっと若い頃に乗った記憶があるか、なしかの、
中央線の奥地、上諏訪駅を通り過ぎようとしたときのもの。
この時の目的地は松本。松本空港は、新千歳と定期便があったのですが、
最近の原油価格の高騰で、廃止を余儀なくされたのですね。
3年前くらいには直行便があったのですが、つくづく世の無常を感じます・・・。
北海道と信州松本、やはり定期的なビジネス客はそうはいるわけもなく、
観光客だけの需要では、定期便を維持できるだけの顧客数は獲得できないのでしょう。
で、やむなく移動手段をいろいろ考えた結果、
飛行機で羽田へ。そこから新宿から松本までの中央線特急列車を利用したのです。
やっぱり、日本の交通システム、東京からの放射状経路が便利に出来ている。
まぁ、ひがみごとを言ってもしょうがない。
便利のいい移動手段が出来れば出来るほど、
むしろ過疎化が進行して、便利のいいところは加速度的に便利になる。
効率化を優先して考えていく当然の帰結でしょうか?
便利のいいところは放っておいてもそうなるのだから、
なので、全体として考えるべきなのは、
やはり効率ではすくい取ることが出来ない地方などの部分なのでしょう。
小泉さんの「改革」以来、すっかり効率がすべて、という風潮が定着しましたが、
しかし、その本家で効率最優先だったはずの米国流が金融破綻を招いた。
小泉さん、いいときに引退しましたね。あるいはかくあるを見越したのか?
汗して働くよりも稼げていた、お金がお金を生むような「ビジネス」が
自分自身の毒で、今回悶絶死したような気がします。
ついこの間まで、勇ましく解散を言っていた新任の総理大臣さん、
どうやら、気絶しそうな世論調査結果に直面して
これなら、まだ、先に行っての人気浮揚にかけた方が得策と判断したようですね。
本来の景気浮揚策は、やっぱり解散総選挙しかないのですが・・・。
どうなるのでしょうか?
って、すっかり床屋政治談義になってしまった(汗)。
で、のんびり行こうという、
足湯ですね。
いいなぁ、入りたい、と思ったら出発の合図。
風情を感じるまもなく、停車駅でのワンスナップになりました。
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 11月 22nd, 2008 by replanmin
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きのうは上越市で取材でした。
寒波が押し寄せてきていますが、新潟県は日本海の横幅が
もっとも大きい地域なので、降雪量が大きくなる、
という説があるそうで、積雪が心配されましたが、
なんとか、峠を越えて、青空も望むほどに回復。
でも、たいへん天気の変化が激しい状況でした。
写真は、久しぶりに見た「ガスコンロのあるキッチン」。
お施主さんが料理にこだわりがあって、
絶対に譲れないポイントだったのだそうです。
中華料理などで、よく油炒めをするときなど、
やはり瞬間的な火力ではガスが効率がいい。
とくにわたしも、もやし炒めをラーメンの具として入れたい方なんですが、
もやし炒めは、強い火力で一気に炒めてさっと止めるのがおいしい。
シャキシャキとした食感が歯ごたえとして残る、
こういう料理のツボでは、やはりガスに軍配が上がるように思われます。
で、そういうこだわりのある人は、
同時にキッチンの仕上げもステンレスを好むようです。
モノトーンの質感が、知らず知らず、料理への集中力を高めるのか、
機能性にシンプルに訴求するものがあるのか、
こうした雰囲気のものが人気がある気がします。
まぁ、あんまり普段は見ることがなかったのですが、
シンクまわりのこだわりのある設計仕様は、なかなか考えられていました。
とくに魚を捌くことにこだわった機能は、なかなか考えられています。
日本の食事では、やはり魚料理の比率が高い。
大量の水を使いながら、使いやすく捌いていくには、
シンクへの工夫が欠かせないポイントだとも思います。
日本語で「流し」というくらい、大量の水を流しながら作業するので、
感心させられる機能性でした。
メーカーキッチン、なかなか油断できませんね(笑)。
写真の中にあるパソコンは、
カメラマンの確認用のもの。
キッチンにパソコンが付属していると言うことではありません(笑)、
念のため(笑)。
さて、全国行脚、まだ、札幌への帰還のメドが立ちません。
予定は未定の出張が、しばらく続きそうです。頑張らねば!
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 11月 21st, 2008 by replanmin
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こういう空間にたたずむと、なじむ・・・。
写真はきのう取材してきた長野県岡谷市の住宅。
和風住宅の楽しさをたっぷりと味わえる家です。
そのなかでも、北海道に暮らすわたしとしては、こういう広縁に強い憧れを抱く。
床板のヒノキはどこまでも清浄感をたたえています。
庭に面して開放されたこういう場所は、
日本的な自然観や、感覚の大きい部分に色濃く影響を及ぼしていると感じるのです。
こういう空間から、庭を眺めるわけですが、
場合によっては、こういう空間から庭の白砂上で腹を切るシーンを
「見届け」たりすることすらあったでしょう。
死生を分ける結界的な空間でもあったのだと思うのです。
こういう広縁に込められた民族的な感覚って
たぶん、完全には説明できない、さまざまな精神文化につながる部分がある。
正面には円窓が開けられています。
ここからは、梅が眺められる、というか一幅の絵として
梅の花の咲く様が、室内に円窓を額縁として切り取られている。
右側の横長の大開口は、日本人が感覚してきた寸法の原点的なもののような気がする。
よく、左右の黄金比率というようなことを聞きますが、
こういう日本建築の寸法は、さてどうなのでしょうね。
日本の屏風絵という絵画形式がありますが
あれも、こういう寸法が基準になっているものだと思う。
こういう伝統的な空間にペアガラスの樹脂窓が嵌め込まれ、
しかも重厚な気密断熱性が施工で確保され、
冬の厳しさの中でも、むしろ古人達が楽しむことが出来なかった
雪の降りしきるようなさまも、楽しく感受することが出来る。
わたしたちは、伝統に育まれながら、
こういう進化した住宅性能で、まったく新たな体験も感覚できるようになってきている。
利休さんが、いま生きていたら、
こういう性能を獲得した住宅建築から、
いったいどのような「わびさび」精神文化を紡ぎ出すのだろうか?
北海道から長野に来て、
そんな思いがふとしてくるような空間を体験しました。
楽しい取材でした。ありがとうございました。
<来年早々に出版予定の「エコ住宅Q1.0」第2号掲載の予定です。>
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
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Posted on 11月 20th, 2008 by replanmin
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