
きのうは朝、三沢を出て盛岡に移動して取材を1件。
その後、新幹線ー津軽海峡線ー函館〜札幌と帰還の旅路であります。
で、軽い雪が降ったりやんだりの三沢のホテルを、用心して
1本早めの汽車にしてタクシーで出発。
なのですが、青い森鉄道、なかなかの難物であります。
1時間に2本くらいの路線なのですが、
その汽車が遅れていて、23分遅れで運航中、というさっそくの案内。
「やっぱりか」であります。
これは定刻を前提に時間組をしていたら、即アウトだった。
三沢周辺、太平洋側はそれほど雪は降らないけれど、
往来している津軽側は、この時期、どういうふうになるか、
まったく予断を許さないのですね。
天気の状況を見たら、朝方まではけっこうな降雪ぶりだったようです。
結局、八戸にたどりついたら、当初予定の便にぴったりの到着時間。
そこからは快適な新幹線であります。
前々日にチケットを購入したときに駅の係員さんが
「あ、この区間は指定席の必要はありません。立ち乗りでいいです」
と、親切にアドバイスしてくれましたが、
なかなかの混み具合で、途中、席を交代したりしました。
時間ぴったりに盛岡に到着して、カメラマンのSさんの車に同乗。
カーナビからかなりマニアックなルートを指示されて往生しましたが、
なんとか着いて、無事取材終了。
トンボ帰りで盛岡から新幹線に乗車。
いやぁ、新青森までの新幹線開通は、たいへん素晴らしいですね。
ノンストップでは、50分ほどで到着する。
在来線では考えられない安心感で移動できますね。
やっぱり本当に役に立つなぁと実感させられます。
で、新青森から、函館までのスーパー白鳥に乗り換え。
こちらは、寒風吹きすさぶホームで待たされて時間遅れ。
津軽弁の声の大きな団体旅行のような一団のみなさんから
「え〜、ここから、万が一、汽車が来たら乗って下さい(笑)」という
声が聞こえていましたが、こちらは吹き出すゆとりもない寒さ。
ようやく汽車が着いたら、その一団のみなさんと席が同席。
都合7人くらいで、どうも津軽の大工さんたちで
函館まで遊びに行く、ということのようなんですね。
そこからたっぷり2時間、コテコテの津軽弁世界で
天国のような心地に浮遊しておりました(笑)。
まぁ、別に聞き入っているわけでもないのですが、
なんといっても声が大きくて、無言のこちらの耳にはどんどん飛び込んでくる。
なんですが、9割方は意味不明なんですね。
でもたいへん、ユーモラスで楽しそうなのです。
入りたいけれど、まぁ迷惑だろうし、話したくてもなかなか理解までは・・・。
興味津々ではあるけれど、意味不明という
なんとも、もだしがたいモヤモヤの時間を過ごさせていただきました。
どうも話の中では、パチンコ屋さんのことは大きく取り上げられていたようでした。
で、時折、北海道に入ってからは
「家の作りが違うよな」
っていうような大工さんらしい話題も聞こえてきた。
実は前日は南部訛りのみなさんと
たいへんな盛り上がりで会食させていただいていたので、
二日間にわたって、たっぷりと青森を満喫させていただいたワケです。
関西に行くと、短時間で関西弁って話せる気がするのですが、
津軽弁は、どうあがいても無理なような気がします。
現に南部のみなさんでも歯が立たない、と言われる。
まぁしかし、話されている雰囲気はまことに楽しげで、うらやましい。
釣り込まれるんだけど、わからないという不可思議な世界であります。
ふ〜、やれやれ、やっと札幌帰還であります。
<写真は、線路の安全を守っているみなさんの様子。お疲れさまです。>
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Posted on 2月 12th, 2012 by replanmin
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きのうは、青森県三沢市で地域の工務店さん向けの講演会。
なかなか講演Powerpointに着手することが出来ず
前日、前々日にホテルに缶詰めに追い込んでから、ようやく完成した次第。
なんですがわたし、講演データはお話しの直前まで
あれこれと手を入れて参ります。
で、そんな直前作業の最中に主催者のSさんから朝イチのコール。
実は、事前に配布用のデータを欲しいという要請をしていた、
というご案内であります。
あ、あれはそういうことだったのですか、という不覚な事態。
それから大急ぎでデータを軽くしたPDFにして
メールで送りますが、エラーが続出。
どうも、セキュリティが厳しい会社のようで、
なかなか外部からのデータが送りにくいのです。
やむなくあれこれ、手を尽くしてみたのですが、汽車の時間も迫ってくる。
ありゃりゃ、というタイムアウト寸前、なんとか、方法を編み出して
送信完了。まぁ、完了報告は出発後の電話連絡でようやく確認しました。
で、はじめて乗車した「青い森鉄道」。
待てど暮らせど汽車が到着しない。
でも大勢待っているみなさん、それほどのザワザワとした雰囲気はない。
どうやら慣れっこのようなのです。
で、10分ほど遅れて、到着したときには
乗車すべき汽車の名前ではない案内が告知されている。
エトランゼのわたしには、ちょっと理解しがたい光景。
多くの人波に押されるように乗り込んでから、
「これは、三沢に行く汽車ですよね」
と、乗客の人に確認したところ、そうですよ、という返答。
ややキツネにつままれたようなことでしたが、
郷に入らば、郷に従えでありまして、ようやく三沢駅に到着。
無事合流後、くだんのデータが小さすぎて使えないというご託宣。
で、メモリースティックからデータを渡して
ようやく用を足せました。
やれやれ、っていう状況の中、
会場に到着して、わたしの前のIさんの発表の時間中にも
いろいろとデータを調整させていただいて、
発表5分前に、ようやく完成いたしまして、無事講演終了。
で、写真は直来での豪華「ぼたん鍋」であります。
なんでもむつの方で自社牧場で飼育しているイノシシを使っているそうで、
これが素晴らしい食感のおいしいお肉でありました。
その他出てくる魚料理がどれも素晴らしい。
堪能させていただきました。
ひと仕事終わった安心感で、ダイエット食をしばし忘却して
至福の時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。
Posted on 2月 11th, 2012 by replanmin
Filed under: こちら発行人です | No Comments »

きのうは、本日の三沢での講演会のデータ作成が
出来上がらない焦りを抱えながら、
早朝から、ホテルで作業に没頭。
ようやくあらすじが固まって、やや落ち着いてきました。
でも仕上げの作業はまだまだ残っているので、
早めに青森県まで移動して、ホテルに早く入って続きを片付けようと
ちょうど、八戸まで向かうスタッフに同乗してクルマで出発。
順調に仙台から高速で走っておりましたが、
途中に不審な標識が・・・。
なになに、え、なにそれ・・・。
「平泉前沢〜水沢通行止め」。
っておい、この天気のいいのに、なんなのさいったい???
雪が局地的に、とか妄想していましたが、どうも合点がいかない。
でもまぁ、仙台からは1時間くらい先だから、
そのころには通れるだろうと走っていました。で、昼飯を済ませたPAで聞いたら
朝の5時からずっと事故処理が続いている。
どうもトラックが横転して、それと同時に多重事故も起こっている。
っていう情報。でも平泉前沢出口での渋滞はない、っていうこと。
むむむ、まぁやむを得ないなぁと思っていたら、
平泉出口手前2kmから渋滞発生に遭遇。
むむむむむ。
なので、ちょうどいい、時間早く着きたいし、
水沢江刺の新幹線駅でわたしはクルマを降りて新幹線で移動を選択。
スタッフと別れて駅で窓口に行ったら、
なんと、今度は新幹線の架線事故で、ダイヤ大幅の乱れということ。
おいおい、であります。
北海道では大雪で岩見沢周辺は鉄道もズタズタという悲惨な状況ですが、
雪もないのにかよ〜〜、であります。
まぁ、その後、大幅遅れは徐々に解消され、ホテルにも
早めに到着し、なんとか間に合わせられた次第。ほっとひと安心であります。
写真は、そんなことでにらめっこしていたカーナビ。
スタッフが喫煙者でして、
クルマの中でもたばこを吸う。
そうすると、どうしてもカーナビ、弱いのですね。
回転するディスクまわりにヤニが付着して、寿命が早い。
ということで、買い換えしてきたカーナビなのですが、
キャンペーン価格で店頭では「一番安いものより2番目の安さで高性能」というヤツ。
メーカー名、GALMINって、まったく聞いたことがない。
どうもイマイチ使い勝手が違って、扱いにくそう。
外国製のようだ、ということで
日本の道をまだよく知らないんだ、カーナビのくせに、
って、ほかにすることのない渋滞中に、ひとしきり笑いのネタになっておりました。
渋滞のストレス発散には格好の自虐系の話ネタ。
調べてみたら、アメリカ製だそうで、Googleと仲がいい新興企業のようでした。
ごめんなさいね、思いっきりギャグネタにしてしまって。
でもだんだん、使い勝手も向上してはきているようです(笑)。
これからは、大いに実力発揮を期待しております、GALMIN君。
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Posted on 2月 10th, 2012 by replanmin
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きのうは山形で2箇所訪問、
午後から仙台市内2箇所で打合せ訪問。
その後、夜には地元のスタッフのみなさんと遅い新年会会食。
ちょっとスケジュール詰め込みすぎたかな、という次第。
でもまぁ、集中的に人と会うと、
現在という状況がいっぺんに理解できるというか、
向こうの方から生きた人間情報がどんどんと飛び込んでくるので、
たいへん豊かな情報が得られますね。
っていうことなんですが、
その短い合間を縫って、困り果てていた「スケジュール表」の消失〜復活について
Appleのサポートとやり取りしておりました。
Macの機器更新が1月5日に発生して、その後、
その入れ替えたマシンの初期不良による製品交換をお願いして
こころよく交換してもらったのですが、
2回の「更新」に伴って、環境の移行がいろいろに影響しているようなのです。
これまでは、OSのディスクが梱包されてきたので、
こちら、ユーザー側で自力でシステムメンテナンスをしてきていたのですが、
今回のOSアップグレードでは、ディスクメディアがなくなっているので、
ほぼユーザー側での対応、自力更生は不可能なんですね。
不具合が出ても、再インストールが難しいので、
システム本体にからむような部分について、
Appleのサポートを受けなければ、ラチが開かなくなっている。
USBメモリーなどにOSを入れることは出来るそうなのですが、
時間にゆとりがなくて、仕事中にはそういうことを思い出す時間もない。
で、そんな中でも困っていたのが、
スケジュールを全部入れている「iCal」のデータをMacとiPhoneの間で同期させたときに
iPhone側のデータが消えてしまっていたのです。
iCloudという「いつでも、どこでも」サービスがあって、
それ自体は便利なのですが、
Appleではこれまでも「MobileMe」というサービスを提供していた。
しかしこれが、あんまりうまくいっていなかった。
わたしも使っていたのですが、どうも不具合が多くて、
その残骸データが山ほどになって、結局あんまり活用できない状態になっていたのです。
で、このiCloudは、この「MobileMe」を継承するサービス。
コンセプトはいいし、活用したいのですが、
これもうまくいったり、いかなかったり・・・というか、前述のように
カレンダーデータが消失してしまったのですね。
ということで、待ったなしということで、
きのう夕方からサポートさんとあれこれやり取り。
途中にはけっこう熱くなったりもしましたが(笑)、
めでたく都合1時間くらいでデータが回復し、きれいに統合され
iCloudでのMac-iPhone同期もなめらかに実現いたしましたです。
カレンダーデータがきれいに同期されていると、本当に安心。
仕事生活の心強い味方復活、ということでまことに頼もしい。
いろいろありましたが(笑)
Appleのサポートのみなさん、ありがとうございまいた。
Macユーザーには心強い存在だと思いますね。
Posted on 2月 9th, 2012 by replanmin
Filed under: Mac.PC&DTP | No Comments »

国の2012年度の住宅政策の大きな柱になっているのが
「地域型住宅ブランド化事業」。
その事業の先鞭を付けるような形で
被災3県では、復興住宅の推進ということが行われています。
きのうは岩手県盛岡市での、復興住宅に向けた事業の説明会が開かれました。
被災者の住宅再建への最大565万円の手厚い補助が
そのバックグラウンドを形成していて、
設計事務所、工務店、林業事業者による「地域連携」で、
地域における事業の受け皿を形成していこうということです。
この受け皿について、国の側からいろいろな条件が付与されており、
それをクリアさせることを、岩手の場合には最優先している印象を受けました。
事業の推進母体自体が、3セクとしての建築士事務所協会であり、
さまざまな応募主体に対して、門戸を広く開放したいという雰囲気。
250名を越える参加者があり、
作り手側の期待感を強く感じました。
さて、会場に向かおうとしたら、
さっそく旧知のNさんとバッタリ。
会場は盛岡駅前のアイーナで、わたしはちょっと早く到着したので
3階の図書館でデスクワークを片付けていたのですが、
そこに借りた本を返しにきたというNさん。
地域の高性能住宅の作り手たちの指導的立場・情報センター的な方なので、
めったに岩手には来ないわたしには、たいへんもっけの幸い。
つかまえて、ずっと会の間も情報を聞き出しておりました。
建築士事務所協会のトップのみなさんも旧知の方たちのようで
さっそく紹介してもらい、すっかりお世話になった次第であります。
なのにその上、その後さまざまな情報交換を兼ねて
昼食もごいっしょできまして、たいへんありがたかったです。
会場が広すぎて、どこにどなたがいるかわからず、
お会いできたのは少数でしたが、中身が濃くてラッキー。
やはり情報は、人間から聞くのがいちばんリアルに理解できる。
ジャーナリズムの基本なんでしょうね。
その後、取材に岩手まで来ていた東北のスタッフと合流して
地元の顧客企業を訪問して、こちらも中身の濃いお話し。
ううむ、最近、人についている感じがいたしますね。
しかし、こういう仕事が多くて
まとめたり、整理整頓する仕事がなかなか時間配分できない。
なんとか早くホテルに入ってやらねばならないことがあるのですが、
さすがに盛岡ー仙台はクルマで2時間半くらいかかる。
ようやくホテルについて、早く寝て早く起きて、夜なべ仕事。
本日から2日間、こっちにいるので整理仕事、頑張らねば、であります。
なんですが、きょうもあちこちアポがあって、片付けてから。
さてさて、むむむ・・・。
Posted on 2月 8th, 2012 by replanmin
Filed under: 住宅取材&ウラ話 | No Comments »

函館、という街は
江戸時代までは蝦夷地であって、そう人口が多くはなかったのに
維新前にすでに「開港」していた。
日米和親条約によって、下田とともに箱館が開港したのは
なぜなんだろう、という疑問が子どもの頃からあった。
日本の歴史では単に「開港した」としか書かれていない。
「のために」開港した、という表記ではないのだ。
これはやはり日本側が主体的に「開港した」のではなく、
欧米の側で必要性が高かったから、というのが事実なのだろうと思う。
明治期になってきた外国の港湾技術官が
「ジブラルタルと似ている」と言ったそうですが、
やはり「天然の良港」というそのものだったのでしょう。
だから榎本武揚は、独立共和国の拠点として構想しただろうし、
海軍や侵略戦争の時代に、日本列島の中で、
戦略的にもきわめて重要な地理的位置を占めていたのでしょう。
その理由は目にも明白で、ごらんのような箱館山の存在ですね。
あの岩と土の塊が、港を守ってくれている。
最近、鉄道で北東北と札幌を行き来しているので、
否応なくこのような光景を見続けております。
本当に「奇観」という印象が強まってくる。
箱館はこういった歴史のなかで光芒を放ち、
その残影が色濃く残った歴史的市街として、北海道の中で
きわめて特異な存在としてあり続けてきた。
東北以南の日本の人たちと、
わたしのような北海道の人間から見る立場に違いがあって
その微妙な目線のズレを感じることが多い。
日本の側は、北の大地の玄関口という意識が強いだろうし、
逆に私たち北海道人には、望郷の念を強く意識させるなにものかを持っている。
考えてみたら、明治からこっちの時代にももうすでに
誰かが書き残すべき多くの要素があるものなのだなぁと
こんな風景を見ながら感じることが多い。
しかし、神さま、
よくもこんな面白い地形を造形したものですね。
Posted on 2月 7th, 2012 by replanmin
Filed under: 出張&旅先にて | No Comments »

きのうは久しぶりに家事をいそいそと(笑)。
先週は月曜日に札幌に戻って来て、すぐに火曜日から出張。
で、土曜日夜遅くに帰ってきたので、
丸1週間いなかったのですが、幸い札幌、それほどの積雪がなかった。
土曜日に多少あった程度で、容易に家のまわりを片付けられました。
それでも朝1番でたっぷり1時間半くらい。
事務所のまわりも片付けて、気分もすっきり致しました。
坊主が歯の治療で食事に気を使わなければならず、
麺類がいい、できればスープスパゲッティというリクエストだったので
これはわが家ではわたしの得意料理。
ちょっと多めに作って休日の朝、昼兼用であります。
カミさんはここんところ取材日程がたて込んでいて
昼過ぎから仕事。
で、夕食の方も担当いたしまして、こちらはあり合わせの食材で
「夕ごはん」っていう食膳を作った次第。
まぁ、書くとなんとも恥ずかしい家事労働なんですが(笑)
こういう風にしているのも、たいへん楽しいですね。
なんにも考えないというか、きわめて日常的で精神衛生がここちよい。
合間に温泉にも行けたので、またきょうからの出張のオアシスになりました。
さて頑張るぞ、というところであります。
写真は、先日はじめて通った「札幌駅ー大通り」間の地下歩道。
北海道のような積雪寒冷地には
地下空間というのは、大きな公共資産になると思います。
出来上がってからもう1年近いようなのですが、
きょうから始まる札幌雪まつりを札幌の人はほとんど見に行かないと同様に
地元人ほど、地域のことに興味が薄くなっているのが現実。
長く続いた「中央集中」の現実がこうした精神生活を結果させているのか、
われながら、やや恥ずかしいかなぁとも思っております。
でもまぁ、忙しいし、
札幌っていう街は、いまや200万人近い巨大都市。
考えてみたら、青森県と岩手県を併せてそれくらいですから、
大変な多様性があるほうが自然だとも言えるのですね。
で、地下街ですが、
いまのところ、写真のように歩いている人が希薄という印象。
やたら通路面積が広くて、寒々しい雰囲気です。
街、というのは界隈性が重要な要素で、
何があるかわからない、っていうような猥雑性が人を惹き付けるのだ、
っていうような文化構築がまったく感じられない。
やはり商業施設が入ってきて、賑わいを作っていかないと
文化的発信性に欠けるでしょうね。
このままでは仏作って魂入れず、っていうようになりそうな予感です。
Posted on 2月 6th, 2012 by replanmin
Filed under: 「都市の快適」研究 | No Comments »

忙しい日程の合間に、気がついたら土曜日ということで、
仙台から札幌に帰還する寸暇を突いて
ふと迷い込んだ、仙台市内の高速・仙台南インター近く。
道路脇に、「旧伊達家住宅」という案内看板。
こういう一瞬のこころのスキにはまり込んでおりました(笑)。
古民家、というにはやや由緒正しすぎて
身構えるような感じが否めませんが、
まぁ目の保養と言うことで、見て参りました。
由緒書きによると
明治になって、旧大名たちは「華族」という身分になったわけですが、
その一族が購入した邸宅なのだそうであります。
その後、仙台市が譲り受けたのですが、
そこからさらに、株式会社金魂というすごい名前の会社が
料理屋さんの建物として利用しているのだそうです。
お昼の会席コースとして3000円前後の値段で
ちょうど行っていたときは、配膳にてんやわんやの時間でした。
建物の由緒は以下の通り。
鍾景閣その誕生と歩み
旧伊達邸鍾景閣は明治時代後期仙台市一本杉に建造された住宅建築です。
江戸時代は大名であった伊達家が明治時代に伯爵家の邸宅として創建され
戦後まで屋敷として使用されました。
伊達家は藩祖政宗以降13代にわたり仙台藩主としての地位にあった家系で、
明治維新後の版籍奉還によって華族の身分となり、
明治17年伯爵の位を授けられました。
大名であった江戸時代は仙台城が住まいでしたが、明治になって
一本杉にあった家臣佐々氏の下屋敷を買収して邸宅とし、
14代当主伊達宗基氏の時代に、後に15代当主となった伊達邦宗氏が建て直しました。
それがこの屋敷です。
昭和22年、昭和天皇が東北地方を行幸された際には
その第一夜の御泊所となり、一時知事公館ともなりましたが、
後に聖ウルスラ学院へ譲渡され、学校施設として利用されてきました。
昭和55年聖ウルスラ学院より仙台市に寄与され、昭和56年に解体後、
現在地に復元されました。
平成9年、今上天皇・皇后両陛下が、第48回全国植樹祭に行幸啓されたみぎり
ご休息御座所となりました。
っていうことのようです。
旧跡とはいっても
やはり使い続けていかないと、
建築はあんまり意味がない。
まぁよろしいのではないかと思っておりました。
しかし、株式会社金魂というのは
返す返すも、ものすごい名前で、仙台らしいというか、
あるいは、伊達家らしいというか、
ちょっと圧倒されてしまっておりました(笑)。
Posted on 2月 5th, 2012 by replanmin
Filed under: 古民家シリーズ | No Comments »

きのうは以前から注目していた
「ふくしまの家プロポーザル」コンペの最終ヒアリング、審査日。
最近の公共の仕事らしく、すべて公開されて実施されました。
なぜ注目してきたかというと、
国の住宅政策がことしから大きく転換し「地域連携型」に移行していく流れを
このコンペは、災害からの復興という意味もあって、全国を先導するような形で
福島県としての独自性を持って事業に取り組んできていたからです。
そういうことでは、国の事業の形に方向性を与えたり、示唆を与えたりもする。
全国での今後の動向を占う意味でも興味深いものでした。
この内容については、今後折を見て触れていきたいと思います。
なんですが、
審査委員長・三井所清典先生はじめ、5人の審査員のみなさんは
早朝9時前から打合せがあったうえ、
選考作業が終了したのが午後5時前まで、まぁご苦労様でした。
わたし自身も経験があるのですが、
建築のコンペ審査って、気苦労は計り知れないものがある。
公共団体からの報酬というのはおおむね決まっていて
まぁ、気苦労に比較して必ずしも高額ではない。
そういう社会的な公平性を期待されてのことなので、
公職であって、割りに見合うことではない。
それなのに、ひとの恨みを買う方が(笑)はるかに多い仕事。
これは、喜ぶ人より悲しむ人の方が多いので、やむを得ませんね。
きのうは、5人の審査員で事前に56の提案から19まで絞り込んだものを
さらに8つに絞り込む選定作業。
とりあえず、5人中4人の推奨があった4件は早々に決まり、
一方で、無得票と1票だけの提案は、おおむね平穏に候補から除外。
しかし、ここから2票と3票の提案8つから4つに絞り込むのが大変でした。
で、会場からそれぞれの提案者の痛いほどの期待と怨嗟の視線が来る。
ここらへんから薄氷を踏むような思いが募ってくるのでしょう。
わたしの経験では、完全公開というのはないのですが、
非公開でも、いろいろなことが頭のなかに浮かんできてやるせない。
こころなしか、先生たちの声もややトーンダウンしていく。
「・・・」「・・・」・・・、聞き取れない(笑)。
まぁ察するに余りありますね。
写真のように第1回と第2回の投票とやはりそう大差のない選定で
結果が決まっていきました。
まぁ、決める方としてはほぼ常識的なプロセスだっただろうと思います。
こういう「納得」というのが大切なんですよね。
本当にお疲れ様でした、と申し上げたいと思います。
さて、この結果を踏まえて
いろいろな動きが展開していくと思います。
また、岩手や宮城などの県の動きもどうなっていくか、
しばらくは注目が高まっていくでしょうね。
Posted on 2月 4th, 2012 by replanmin
Filed under: 住宅取材&ウラ話 | No Comments »

やられました!
きのうは午前中で会議が2本あって、
それがようやく終わった後、
スタッフと合流したら、
「東北道、止まってますね」の無情のお知らせ。
そうなんです、きのうは仙台から東北南部地域に本格的な降雪。
東北ながら、関東よりも雪が見られなかった仙台に
数センチの積雪だったので、心配はしていましたが、
それにしても、この程度でかよ〜〜〜、であります。
北海道の高速であればちょっと考えられないのですが、
ちょっと降ったら、すぐ通行止め、なんですね(泣)。
しかし、泣く子と天気には勝てない。
小食を心がけている昼飯を済ませた後、
ふと、新幹線で・・・とも心をよぎったのですが・・・、
まぁやむを得ない、ということで国道4号線をクルマで南下開始。
カーナビでは福島まで80kmくらいなんですが、
仙台市内のバイパスを抜けるまでは順調にスイスイ。
まったく意識せずに走行しておりましたが、
名取川を超える橋のあたりで渋滞に。
まぁ覚悟はしていたのですが、このあたりは「あれどうしたのかな・・・」
っていう気楽な思いでおりました。
ところがここから、待てど暮らせど、さっぱり走れない。
時間的にはこの渋滞突入が午後1時半くらい。
カーナビでは高速利用から切り替えて一般道通行では残り71kmという表示。
そこから午後4時直前まで、およそ2時間半かけて
走行できたのは「残り68km」であります(泣)。
おい、2時間半かけて3kmかよ〜〜。
ノロノロ、停車・・・・・、ノロノロ、停車・・・の繰り返し。
ようやく高速開通を知らせるiPhoneでの表示を確認して
国道を離脱して、獣道のような間道を抜けてなんとか
「村田インター」まで到着。
なんですが、途中では降雪状態では危険、という道路も多く、
起伏の激しい道路で、ツルツル路面なので、時間がかかる、かかる。
高速入り口直前でも大渋滞に巻き込まれ、結局、時間は5時直前。
そこから福島市内のアポイント先に到着したのは5時45分でした。
トータルで、抜け道を通ったので大きく距離オーバーでおおむね90kmを
4時間以上かかったわけですね。
まぁそれでもアポイント先で暖かく迎えていただいたので、
涙が出るほど、感謝感謝であります。
難所は国見峠あたりのようなんですね。
それと、宮城県南部の仙台までの高速は、カーブが多すぎます。
あれでは冬の降雪には弱いのは道理ですね。
地形的な問題なのか、用地取得上の問題だったのか、
まぁ、泣けてきますね。
高速に乗ったら、走っているのは半数以上が大型トラック。
無料ということもあるけれど、
やはり復興関連による資材の物流が旺盛なことが実感されますね。
さてきょうは、福島でがんばるぞ、っと。
<写真は一昨日見た、仙台駅での気温・太陽光発電だかなんだかの装置。寒い!>
Posted on 2月 3rd, 2012 by replanmin
Filed under: 出張&旅先にて | No Comments »