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050グリーンFAX〜2

2日連載するほどのネタではなかったのですが(笑)
たまっていた原稿仕事が、いよいよ締め切り間際になってきて
片付けなければ、スタッフの苦労が倍加しそう。
っていうことで、いろいろ作業をしておりまして、忙しくって
つい、1回分にまとめる手間をかけられなかった次第。
お許しください。

で、きのうの続きですが、今日はじめて読む人にはなんのことか不明。
簡単に言うと、NTTの新サービスのファックスをデータとして
受け取ってファックス機器が不要になる、というサービスの申込みの件です。
その後、NTTコミュニケーションズさんの方が来てくれまして、
いろいろ説明をしてくれました。

まず、この050グリーンFAXというのは
一種のクラウド型のサービスであって、
サーバー上にファックスデータが蓄積される、ということ。
で、そのサーバに対して同一のゲートから
各クライアントマシンでアクセスすることで、
ひとつのファックスデータに複数からアクセスできる。
「その手段というか、見る画面は簡単に言ってブラウザなんですか、HTMLの?」
「まぁそうらしいんですが、確認しておきますね」
「そうだとすると、わたしの会社はMacが多数派なんですが、
このサービスは、Win専用ではないですよね」
「そうなるはずですね。一応、当方として動作確認しているのは、Winだと・・・」
「じゃぁ、その専用ブラウザがあるのですね」
「ええ、各パソコンにインストールしていただくことになるようです・・・」
「そのソフトの情報はないのですか?」
「ええ、まだよくわからないんです」
???、この方は説明に来ているはずだが、どうもわかりにくい。
「それと既存のファックス電話番号を、このサービスに移行させることは可能?」
「え〜〜、それはあくまでも別個のサービスになるので不可能ですね。」
「よく、メールアドレスにはこのアドレスに来たメールを別のアドレスに送付する、っていう機能がありますが、それを使えれば可能なんじゃない?」
「はぁ、確認してご連絡します」
「それと、PCデータをそのまま、送信可能となっていますが、そうすると、たとえば、Wordで作ったデータをそのまま送れるんですよね。」
「はい、そうです」
「じゃぁ、PDFも同様ですよね」
「そうなるはずです」
「そうだとすると、カラーのデータを送ることは可能?」
「あ、それはあくまでもファックスなのでできません」
「え、なぜ?」
と、ここはこれでストップ。
「料金は、どうして3分間8.4円通信料としてかかるのですか?」
「これもファックスなので、かかるのですね」

っていうようなやり取りを続けておりました。
いくつか、疑問点が未解決で、説明の方もわからない。
まだ、未消化のまま実験的に売り出したサービスなのか、
末端まで情報が正確には行き渡っていないようです。
でも、けっこう誠意を持って取り組んでいただけそうなので、期待しています。
一番肝心なのは、各クライアントから直接、サーバに繋がって
ある一定のブラウザで閲覧できるのかどうか、ですね。
これができるのであれば、有用性は高いと思います。
さて、どういう返事が来るのか、っていう次第。
さてさて、原稿作業、原稿作業・・・。

<写真はまったく無関係。岩見沢付近の国道沿い積雪状況>

050グリーンファクス

かねがね、ファックスの非効率さにはあきれております。
基本的に画像がモノクロでしか表示されない。
細かい部分が不鮮明で判読しにくい。
迷惑ファックスが多い。紙を損させられる。
機器のリース料金などなど、不満点は多い。
通常ビジネスは、いまはほとんど電子メールの添付ファイルが増えてきたけれど、
そういった環境の中では、いかにも過去の遺物的存在。
なのに、基本料金は月々2500円ほどかかっている。

っていうような思いを持っていたときに
インターネットでのバナー広告を発見。
それも水島新治さんのマンガのキャラによる広告です。
一般にWEB広告では表現にあんまりお金をかけないのが多い中、
そうか、こういうコミュニケーション作戦はありかな、と
新鮮に頭に叩き込まれたのですが、まぁそれは別にして
「あんたら、まだ紙のファックスかい!」
っていうキャッチコピーは、まことに直球で受けた。
で、さっそくそのHPに記載されている
「いますぐ申し込む」ボタンをクリックした。
そうしたら、2営業日中に担当者がお伺いします、みたいなことが書いてあった。
まぁいろいろ確認してみたいことはあるけれど、
説明に来てくれるものと思っていました。
ところが、翌々日に来たのは電話。
で、HPでの「申込み」はすぐに契約するということを表しているそうで、
了解いただければ、契約書類PDFをお送りしますから、署名捺印して
すぐにファックスしていただければ結構です、という案内。
なんですが、そうはいわれても既存のファックスはどうするのかとか、
電話の工事会社との連絡は、とか、料金体系は、とか、
疑問点が山ほどある。
電話工事屋さんのように説明をしてくれるというわけではないようです。
なんといっても、東京で電話対応だけしているようで
早く次の案件に移らなければ、という相手方の心理が明瞭に伝わってくる。
で、電話での問い合わせというか説明が終わって
PDFがメールに添付されて送られてきた。
これは、「契約書」と、その書き方説明のA4書類が2枚と、
そして、小さい字でたくさん書かれた「契約書詳細」3枚。
説明の一々に注釈がそれぞれついていて、全体を把握することが困難な
「もともと知っている」人の確認用文書、とでもいえるもの。
この「もともと知っている」というレベルが、
その後判明するように、NTT担当職員でもわからない、というレベルなんですね。
やむなく、これではラチがあかないと観念して
いつも電話工事をお願いしている会社にヘルプコール。
そうしたら、その会社ではこのNTTの新サービスは扱えないのだそうです。
「親しくしているNTTコミュニケーションズのひとを説明に行かせます」
ということになった次第であります。
ううむ、なかなかに手強い。
<長くなるので、また明日続けます。>

住宅リフォーム講演

きのうも札幌市内、パナソニック電工さんショールームで
住宅リフォームの講演を行っていました。
20人くらいの方たちへのお話しでしたが、
リフォームについて、わかりやすかったという感想をいただきました。
去年からことしと、長期優良住宅先導事業で
新住協の「断熱耐震同時改修」プロジェクトと
北海道R住宅という2つの選択肢が提供されていて
北海道内では、たいへんリフォームに有利な状況になっていることが
まだまだ十分には知られていない。

で、講演では、なるべくわかりやすく
いま住んでいる住宅の現状の問題点の具体的な提示と、
それをどのようにしたら解決できるのかの、住宅性能向上の方法と、
それへの国の補助の動きなどをお伝えした次第。
講演が終わってから相談を受けたりしていまして、
だいぶ、わかりやすかった、ということでした。
こういう講演会で、一般のみなさんにわかりやすく伝えるというのは
大変、自分自身も参考になる発見があって
勉強になりました。
いつも、全体の構成とかいろいろ考えながら、試行錯誤ですが、
「どう伝えるか」というのはなかなかに奥行きの深い世界。
そういう意味では、今回ひとつの方向性が見えた感じがしまして
個人的にたいへん、有意義だったと思います。
先日の「建築家住宅バス見学会&セミナー」でも感じたのですが、
やはり、ユーザー目線で、どうしたら住まいが幸せになるか、
っていうようなアプローチが不可欠。
まぁ、当たり前ですが、
そのためにはどうすればいいのかは、大いに知恵を絞らなければならない。
そういう部分で、自分的には大きな発見があったと思います。
これからいろいろなことに生かしていきたいと思うところです。

写真は、講演でお見せした富良野の
「北の国から」の舞台になった住宅内部の様子。
観光用に公開されている、黒板五郎一家、最初の家です。
ドラマで、寒くて寝られない純くんと蛍ちゃんが
小屋の内側にビニールで「気密層」を作った様子が展示されている。
一般のみなさんには、こういったわかりやすさが必要不可欠なんですね。
気密の必要性は、こういった展示を利用した方が
一般の人には、格段にわかりやすいのだなぁと
改めて実感した次第です。こういうことはもっともっとたくさんある、と思います。

高齢化の新文化

きのう、きょうと、
札幌市内で講演を頼まれまして、頑張っております。
リフォームの講演なんですが、
きのうの会場では、やはり高齢の方が多い。
自分の住んでいる家が、これからも安心して住んでいけるんだろうか
そういうことから関心を持っているのだと思います。

っていう仕事上のこともあるわけですが、
自分自身もだんだん友人たちが病に倒れたり
訃報が届くようになってきて
いよいよ、高齢化を実感するようになります。
きのうの新聞でも、やや捨て身の政治判断で閣僚になった
与謝野さんが、年金受給年齢の引き上げに言及するなど
この問題が正面から、論議されるのだろうか、と期待されます。
まぁあわてて影響の拡大に釘を刺していたようですが。
いいじゃないですか、内閣の一つや二つ吹っ飛んだって、
国家国民にとって、この問題は目先の政治的人気取りで論議すべきじゃない。
あえて、不人気になることを避けて通らずに
真っ正面から、こうしましょうと提案した姿勢は評価できる。
自分が創った政党から除名され、裏切り者と呼ばれ、
それでもなった以上は、与謝野さん、覚悟を決めて
日本のいま抱えている、最難関の問題にぶつかっていって欲しい。
与謝野さんを政権に取り込んだ以上、
菅直人さんも腹をくくって、
消費税導入で支持率が3%を切った竹下さんくらいの覚悟で
不人気になる政策に勇気を持って取り組んで欲しい。
右顧左眄せず、どうせこのままなら、民主党政権はのたれ死に間違いなし。
だったら、国家百年のために身を捨てて欲しい。
昔と違って、命を取られたりはしないだろうから、
勇気をふるって取り組んで欲しい。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、であります。

で、高齢化と少子化で
日本人はこれでもかというくらい、萎縮し続けている。
国内マーケットには未来はなく、
企業も国内に投資をすることに、ヘタをすれば
株主代表訴訟を起こされるような不安も抱えているのではないか。
問題の所在はハッキリしていて
それに着手すれば、大嵐も避けられない。
そういう風に考えるのではなく、
高齢化社会は先進国、そしてやがて中国も大雪崩を打って突入する
不可避の未来社会なのだと見切って、
そういう社会構造の中で、なにを「生み出す」のか、を考えたい。
出版の関係では、すでにその萌芽が出ていて
空前の「歴史ブーム」が来ている。
ただしコンテンツは、まだまだ未成熟だと思う。
大学卒の高齢者が増えていっている中で、
そうしたみなさんが興味を持てるようなコンテンツがまだ少ない。
観光という事業分野でも、
そのコンテンツとして、日本の歴史というものを
中国やアジアのマーケットに売り込んでいくような方向性を持っていない。
マーケットはやはり拡大していく分野があるのだと思う。
まだ、多くの人が気づいていないだけだと思う。

UIA世界大会

おとといからきのうにかけて、
夜なべ作業をしておりまして、あんまり寝ていない。
で、昨日夕方からJIA北海道支部の新年会というのがあり、
最初、なにやらバルセロナ展報告会、というのを聞いていた。
北海道支部でスペインバルセロナで、建築家展をやったということ。
イマイチ、内容がわからなかったのですが、
どうも、現地に稚内出身のガウディ研究者・建築家が在住していて
その線でつながりが出来て、
北海道の建築家たちがバルセロナで展覧会を開いていたのだそうです。
なんとなく聞いてはいたけれど、
ふ〜む、そういうことか、とようやく理解できた次第。えらい。
そして今度は、バルセロナから今秋、30人くらいの人たちが
北海道を訪れるのだということ。
国際的な交流が行われるのだそうです。
で、こういう動きは、ことし東京で開催予定の
「UIA世界大会」の一環としての動きでもあるそうで、
JIA北海道支部としては、たいへん名誉なスタンスを得ているようです。
その報告のパワーポイントを見させていただいていたのですが、
不覚にも、会場の照明が暗くなったあたりから
どんどん睡魔に襲われ、一瞬、
ここはどこ、わたしは誰?状態に。
気がついたら、写真のバッチがなぜかわたしの胸についていた(笑)。
なんとなく、ヒココニシさんがにこやかに近づいてきたのは覚えている。
近くにいたみなさんが、たいへんあいまいな微笑もされていた。
あぁぁ、思い出せない・・・。
そのうえ、回覧で回されてきた署名簿のようなものがあり、
「きょう来た記念に、軽くサインしてくださいよ」
とか、いやわたしはそんな有名人じゃありませんから、
とか、軽く言い争っていた記憶もかすかに・・・。
あぁぁ、思い出せない・・・。

まぁようするに、
わたしは「あいつは軽いだろう」とみなされて、
この秋の世界大会に「登録参加者」としてブッキングされたのです。
睡眠不足のやわらかい物腰が、
承諾のサインと受け取られていたのですね。
9ヶ月ほど先のことですが、そこだけはスケジュールが決定いたしました。
その後、ホテル会場でおいしい料理をいただき、
いろんな人と話をして、
さっぱり当たらないビンゴのはずれ景品の500円クオカードを
手にして、ようやくわが家にたどりついておりました。

で、やっぱり、このバッチはこうして手元にあるわけです。

幾春別、という地名

このタイトル、みなさん読めるでしょうか?
きのうもこの文字を書いたのですが、
わたしはずっと前から知っているので、
なんどかパソコンでも書いたことがある地名。
幾春別、と書いて「いくしゅんべつ」というふうに読みます。
北海道空知郡三笠市の一地名です。
きのう書いたとおり、石炭が産出して
炭坑が開かれ、一時は多くの人が住みついた集落だった。

わたしの母親は、この付近の生まれで、
聞くともなく聞かされた言葉の端に、この幾春別という地名が
散りばめられていた。
幼い頃、この地名を母の口から聞いていたとき、
なんというステキな語感の町なのだろうと
まるで宮沢賢治の小説のなかの地名のように感じて
ロマンチックな思いを抱いていた記憶があります。
やがてそれが、アイヌ語に起源を持ち、
「イク・シュン・ペツ」というように分節されて
意味をなしているというところまでは、わかっているのですが、
しかし、それ以上に語感のすばらしさに酔っていた自分がいます。
そしてそれと同等の思いとして、
その読みに、「幾春別」という漢字を当てたセンスに打たれます。
いくつもの春の別れ、っていうように意味をなしたとき、
もうそれだけで一編の詩のごときものではないか。
明治の開拓期に、この地を開拓した人たちが
アイヌの人々に地名を問い、
答えられたコトバに、このような韻のある字を当てたものでしょう。
いまとなっては、その地名を書いた人の名もわからないのでしょうが、
いつもこの地名を口ずさむ度、
ある熱さを感じている自分がおります。

この近くには芦別があり、
そこ出身の建築家・石出和博さんの集落地名「野花南」もすばらしい。
こう書いて、「のかなん」という風に読む。
どう考えてみても、フランスの綺麗な田舎を想像できるような語感。
そして、当てた字もすばらしい。
野の花の南、なんとも物語性が一気に情景として浮かんでくる。
明治の人たちの感受性の美しさに深く打たれる思いがします。

遙かな後年になって、
昭和の札幌オリンピックの頃に開通した地下鉄駅に
「平岸霊園」という駅名がありました。
札幌市営だったので、命名者は札幌市の交通局あたりなのでしょうが
こういう名前を平気で付けて疑問とも感じなかったひとがいたのですね。
札幌の人間として、ひそかに恥と感じていたものです。
その後、住民からの苦情からか、
「南平岸」と名称変更になったのですが、
日本人の言語感覚の鈍磨ぶりは、
時代とともに激しくなっていっているものかも知れません。
明治初年の頃、この地域で義務教育はそれほど普及していたのかどうか、
はるかに教育レベルが上がり、そこそこの教育も受けた人間が
名付けたに違いないのに、
この彼我の落差は、いったいなんなのでしょうか?
やや、進歩と教育の方向性に、不安な気持ちが湧いてきます。

幾春別・炭坑住宅

昨年から何回か、札幌ー富良野の間を往復して
その道すがら、いつも気になっていた建物があります。
写真なんですが、三笠市から山道に入る直前の集落・幾春別にある建物。
四季折々にその表情を見てきて
やはり強く気になってくる。
ということで、今回ついに写真に収めてみた次第です。
川の畔で、背景に山地が迫っているという
そういった配置だけでも物語性が感じられ、
さらに、規則的な三角屋根の同一形状のプロポーションが、
心に迫ってくる。
炭坑住宅。

北海道の経済は、基本的に資源収奪型の植民地的構造。
江戸期、あるいはその以前から
日本経済圏からの資源収奪が行われてきたと言える。
江戸期にはにしんなどの木綿生産のための金肥出荷基地。
そして、石炭が発見されてからは
本州大手資本による利権独占を経て
炭坑発掘がメインになった。
そうした作業労働力として、
全国から農家の次男三男層が集められ、集合して住んだ。
産炭地と呼ばれる地域で、こうした集合住宅がたくさん建てられ、
そして、どんどん捨て去られていっている。
そういったなかで、この幾春別地域では、
この炭坑住宅に人の暮らしが感じられています。
建物は、人が住んでいるとそこそこに表情が出てくる。
どんな風に暮らしているんだろうか、と
興味が湧いてきて、つい訪問したくなるような雰囲気が醸し出される。
北海道には、いわゆる歴史を感じさせるような建物は少ないといわれる。
でも、この炭坑住宅群は、確実に歴史そのもの。
ひとのくらしって、留めておくっていうことはできない。
写真で伝えたり、ドキュメンタリーとかで残すっていうことはあるけれど、
空気感とか、人間くさいたたずまいとかは
やはり、住み続けることでしか作り出せない世界。
この写真でいえば、雪かきしてあって、
家としての機能を果たしている様子などが
遠景であっても、見えてくるような部分がある。
で、人間は「いごこち」とか、「住み心地」のようなものを
想像するなかで、感受する心が育ってくる。

現代、まだこんな住宅での営みがあるということに
残っているウチに、ピンナップする必要があるのかも知れませんね。

倉本聰インタビュー

ようやく一件落着であります。
今回のReplanの目玉企画として取り組んだのが、
倉本聰さんのインタビュー企画。
お忙しいなか、時間を割いていただき、
「住宅」という、氏の主要な活動領域とは言えない分野から
お話を伺う、というものだったので、
アプローチ手法その他、いろいろ試行錯誤しながら
なんとか、ある一定の手応えもあったと思っています。
この模様は、Replan関東版などで発表していきたいと思います。
2月26日発売予定ですので、どうぞお見逃しなく。

さて、ここんところの降雪の異常ぶり。
っていうか、これくらいが平年並みなのに
しばらく「温暖化」に慣れてしまって、
わたしたちの感覚の側でなまってしまっているのでしょうか。
きのうは朝4時起きで用意支度をして
6時には札幌を出発。
天候の方は、天気予報はまったくアテにならないので、
直感力を研ぎ澄ませて、「うん、大丈夫だろう」と思っていたとおり
朝一番で高速道路運行状況を確認したら
あの「岩見沢」周辺を含めて道央道は全線通行可能表示。
「やった!」っていうところであります。
最悪を考慮して、行きに4時間行程を覚悟していたのですが
まったく問題なく、途中高速パーキング休息を含めて2時間ほどで楽々到着。
早すぎたので、新富良野プリンスホテルでしばし休息。

取材終了後、食事して
直行で帰ってきましたが、それも2時間で札幌到着。
神様のお天気の運用に深く感謝の念を思いました。
さてこれからも取材などの日程が重なってきます。
しばらくは天気予報と道路交通状況から目を離すことが出来ない
北海道の住宅雑誌編集作業であります。
(写真は、富良野演劇工場のロビーの様子)

富良野で観劇、感激

本日は、富良野で倉本聰さんにインタビューであります。
前日入りも考えたのですが、仕事も山積しているし、
そう簡単には行けない、
第一、きのうは終日道央道が岩見沢まで通行止め。
いったい、いつになったら岩見沢周辺の通行止めは解消されるのか
ほぼ連日、高速は通行止めが続いています。
本日、現在朝起きた4時半に見たら、ようやく開通。
きのうも札幌、この冬一番ではないかという降りっぷり。
朝に雪かきしていたのですが、
午後9時半過ぎに帰ったら、自宅は積雪20cmくらいの感じ。
ことしで一番手応えのある雪かきでした。
あぁ、もう雪の話題はいやなんですが、
どうしても触れざるを得ない。勘弁して欲しいところですね。
あ〜、カラダが痛くなってきています。イテテ。

で、本日は倉本聰さんの富良野GROUP公演について。
お誘いを受けて、これは一度は見なければ、ということで
重い腰を上げてみた次第です。
「マロース」というお芝居。
鳥インフルエンザと環境汚染問題、鳥の大量虐殺などの
テーマで、人間と自然との対話を描いた作品です。
「街でいい表情の人にあったら、そのひとはいい芝居を見た帰りだ」
っていう言葉があるのだそうですが、
観劇後の印象はまさにそのもの。
クライマックスに向かって、こころの浄化作用がどんどん深まっていく感じ。
じーんと来て、軽く涙が出てきます。
人間愛が底流にあって、それが吹き出すように表出する。
たいへん楽しい演劇でした。
ぜひ機会があれば、みなさんご覧ください。

で、倉本さん、公演終了後、
ロビーの奥で、来場者のみなさんと気軽にお話ししている。
わたしも、並んでみたら、なんとほとんど最後尾。
劇場の中で余韻にひたっていたので、最後になったようなんです。
きょうのインタビューのこともお話しして、
パンフレットにサインまでしてもらいました(笑)。
ちょっと恥ずかしいけれど、うれしかった。

北海道は、倉本聰さんにほんとうに感謝する必要がありますね。
経緯はいろいろあったようですが、
富良野に居を構え、すばらしい情報発信力で
地域のプライドになっていってくれた。
地域に咲いた、楽しい文化活動の芽を共有の資産として
大いに生かし、育てていかなければならないと思いますね。

バス見学会イベント

きのうはReplanの「北のくらしデザインセンター」イベント。
ことし初めての建築家住宅バス見学会と、トークショー、
ショールーム見学と盛りだくさんの内容。
とにかくこの時期なので、天候の心配をずっとしておりました。
参加人数は、当日風邪引き他で欠席者が2名でしたが、実質で
15組で大人23人子どもさん7〜8人。
遠くは砂川から参加の方もいて、猛吹雪をついて参加いただけ感激しました。
今回は10時集合でショールームの見学をまずぐるっとしたあと、
11時から住宅見学を2件。午前1件、午後1件ですね。
で、帰ってきた後、見学していただいた住宅の設計者を囲んでの
わたし司会のトークショー。
今回はなるべく技術的専門的なお話しに深入りしないように、
建て主さんの視線を大事に考えながら進行してみました。
結局、技術の問題はユーザーにとってはどうでもいいことであり、
本当は「幸せになる」ことを目的に住宅を建てるのですよね。
その幸せにこだわって、どんな家づくりがそれにふさわしいのか、と考える
そういった契機になれば、わたしたちのイベントの意味はあるのだと思います。
現実に住んでいる住宅というのは、
そういう意味を知らせてくれたり、
あるいは、そういう意味合いを感受させてくれるのが最大ポイント。
それぞれに実現した幸せや、家族の笑顔を
それを受け止める側に感じて欲しいのですね。

幸いにして、きのうは
なんとか把握可能な人数であり、
それぞれのご家族のみなさんの状況などを感じることも出来ました。
そういったみなさんの「幸せになる」夢の実現を
どういう形ではあれ、お役に立てるということがわたしたちの役目。
それは情報提供であったり、
ご相談に乗ることであったりするのだと思います。
見学先の建て主さんも、北のくらしデザインセンターでの
家づくりで建てられたひとたち。
いろいろな意味で、こうした経験者の声も
多くに参加者のみなさんに伝わったのではないかと思います。
大変感謝申し上げます。

ということで、なんとか嵐のような週末が終えられまして、
ややお疲れモードの朝を迎えております(笑)。
そのうえ、カミさんから夕べ、
「パソコン、立ち上がらなくなった(泣)」という哀願。
「わかった、パソコン持ってきておいて」としゃべってそのまま、爆睡。
で、今朝チェックしたら、案の定、ごく簡単なトラブル(笑)。
ややほっとしている週の初めであります。
と思ったら、また積雪ですね。ふ〜〜〜〜む。