
さて、関東住宅取材が続いていますが、
きのうは小休止であります。
まぁ、それはそれでいろいろな仕事の片付けなどあったのですが
さすがにスケジュールを見てみると10月19日以降、休みがない。
ちょっとは骨休めしないと、持たない。
きょうからは再び取材が入っていて、9日に札幌に帰還予定。
で、宇都宮におりまして、
移動がずっと続いていたので、もう動きたくない心境。
連泊するのも今回が初めて、ということで
ホテルでひたすら骨休めであります。
部屋でパソコン仕事を片付ける合間に、ちょっと散歩も。
餃子の街、宇都宮の年に一度の感謝祭が7−8両日行われると言うこと。
二荒神社という古社がありますが、そこでも仮設店舗を建てて
4個入り餃子が100円で食べられるのだそうです。
いろいろな名店の味を食べ歩きできるという趣向。
いいなぁ、それ。
って、食いしん坊を刺激されるのでありますが、
土日は取材でもうここにはいない。
一日だけ早めてください、っていう切実な願いですが、
また昨日に続いて、きょうも餃子を食べてしまいました(笑)、
完全に宇都宮の作戦勝ちですね。
まだ、お祭りではないので通常価格であります。
あしたからは2割引なんだろうが、ううむ。悔しい。
でもなぜ、宇都宮と餃子なんでしょうか?
写真のように「宇都宮城」跡にも行ってみましたが、解説はもちろん、ない。
Wikkipediaを覗いてみたら、
栃木県宇都宮市の餃子の始まりは補充担任を宇都宮師管区とする陸軍第14師団が、1940年(昭和15年)8月以降、衛戍地を満州としたことから宇都宮出身の将兵が帰国に際して本場の餃子の製法を持ち込んだのが始まりといわれる。市内には餃子専門店と餃子を扱う料理店が合わせて約200軒あり、一般的な販売価格は1人前150 – 200円程度と低廉で学生がおやつ代わりに食べることが出来る価格帯である。タレは酢だけで食するのが宇都宮スタイルといわれることもあるが、水餃子・揚餃子・焼餃子・スープ餃子など、店舗によりさまざまなスタイルの食べ方が存在する。
1990年(平成2年)、町興しに繋げられるキーワードを探していた市の職員が、総務庁統計局の「家計調査年報」において「餃子購入額」で同市は常に上位に挙がっている[3]ことに注目し、餃子による町興しを提案したのがきっかけで、観光PRに力を入れてきた。
っていうような解説。
餃子を街のシンボルにするという作戦はなかなかの慧眼。
ここまで一般的な食品を、よくぞ名物に仕立てたものですね。
でもなぁ、どう考えて、食べてみても
あんまり違いがわからない、凡人の舌を持つわが身であります。
どうなんでしょうか、宇都宮の独特な味って、どういうの?
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 11月 7th, 2009 by replanmin
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関東大震災のあと、
密集的に建てられていた町家的な住宅街では
大火にきわめて弱いのではないか、
という認識が広がっていったと言われます。
そういうなかで、当時欧米で主張されていた、
「田園住宅」という考え方が、日本にも導入されたと言うこと。
主導的な存在だったのが、日本の資本主義の産みの親と言われる
渋沢栄一子爵だったといいます。
住宅の敷地をたっぷりと広めにとって
また、街区が閉鎖的にならないように、塀を回さず、
生け垣や植栽などでの街区形成を心がけようという考え方だったのですね。
そういうなかから、日本で初めて取り組まれたのが、
この田園調布の街並み形成だったということ。
いまでこそ、高級住宅街の代名詞になっているワケですが、
本来的には東京の高級住宅街は明治神宮周辺の地域であり、
この田園調布は、あまりにも都心からは離れている存在だったのだろうと思います。
考え方はいいけど、遠いよね、っていうことだったのではないでしょうか?
それが、東急資本が電車を通して、渋谷と結んだというあたりで
利便性も著しく向上し、
それと、街路植栽の充実時期が重なって、
日本有数の高級住宅地として、定着していったものと思います。
街路は放射線状の形成になっていて、
この写真の木造駅舎と、その周辺広場が中心になります。
現在では、いわゆる中心街機能としてはやや面積が狭く、
鉄道をはさんだ反対側の方に、碁盤の目のような一般的街区が広がっています。
まぁ、現代都市機能としては、そういう推移にはなるでしょうね。
取材がてら、街区を散策してみましたが、
現状では、街路樹や庭木の繁茂が盛んで、
欧米の住宅地を訪れた感覚、一見すると森の中に家が点在する、
っていうような様子になっております。
現代に至る、住宅地形成という
住宅というものを考えていくときに基本的な部分の
ひとつの象徴として、この田園調布の土地ブランドとしての成功体験が
大きな位置を占めていることは間違いありません。
まぁ、ほとんど商店などはないのですが、
その多くが金融関係の企業の店舗だったことをご報告しておきます(笑)。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 11月 6th, 2009 by replanmin
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写真は町田市で宿泊したホテルでの窓の様子。
おとといになるのですが、朝はけっこう冷え込んでいて
近隣の山には、朝方降雪しているのが確認できました。
というようなことになると、即座にこんな結露が発生しています。
取材先のお宅のご夫婦がそろって話されていましたが、
「とにかく結露が凄いんですよ」
ということ。それまではマンションに住まわれていたのですね。
本州地域の住宅では、家ってこんなものと考えているのか、
みなさん、結露の問題に対してたいへん鈍感です。
っていうか、それほど不具合なのだと考えない、ように馴らされている。
宿泊したホテルは、地元資本のホテルで
ほかのインテリアであるとか、調度であるとかは、
まぁまぁ、と思えるのですが、窓は酷い。
外にいるのかと思えるくらい、音が響き渡ってくる。
いわゆる「気密性」ということへの配慮は全然ない。
アルミサッシで、なおかつ気密の悪いタイプを使っている。
したがって、外気温が低下すると途端に、窓面結露を起こす。
日中は気温上昇するので、空気中の絶対湿度も多いのだと思う。
それが夜間に急激な温度低下で、家の中の一番弱い位置、窓面で
結露を起こす。
まぁ、程度がそうでもなければ、吸い取りゾウさんみたいな
おもちゃで、結露水を受ければいい、ということでしょうが、
こういう状態が続けば、必然的にカビが発生し、ダニも室内空気に浮遊する。
健康被害をもたらすような室内環境になる。
北海道が基本的に克服してきた常識が、通用しない。
冬場の北海道の室内は、たぶん全国一健康的な環境なのだ、という常識も通用しない。
まぁ、冬に北海道からほかの地域に行くと、
あまりの寒さに震え上がるというのが北海道人なんですね(笑)。
こういう基本的な知識が、
やたら権威的な、有名建築家というようなひとほど持っていない。
「そんなことは、設備的なことですから・・・」
というのがこういうみなさんの決まり文句なんですね。
もっといえば、そういうひとでありながら、とくとくと
エコロジーとか、自然派みたいな言葉をもてあそぶ。
もうちょっと、小学生理科レベルでいいから、
科学的な姿勢で住宅に向き合っていただきたいと思う次第です。
北海道からこちらの方に来ると、
ずいぶん「懐かしい」光景に出会うことがあります。
昔の北海道で、よくあったようなことが、こっちには残っている・・・。
それと、もう少し寒い時期になってくると、
家の外にいた方が、中にいるよりも暖かい、っていうのが始まる。
別に冗談ではなく、輻射熱のあるなし、ということなんですが、
そんな体験もさせられることがあるのです。
暮らしが快適になって、しかも省エネになる、
そんな住宅づくり、日本全体に広がって欲しいと思う次第です。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 11月 5th, 2009 by replanmin
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いやぁ、すごい話に展開しているようです。
先日取り上げた、木造3階建ての「耐震等級2」クリア物件が倒壊し、
それよりもルーズに作った建物が「倒壊しなかった」件について、
「いや、実は倒壊しなかった方が、先に倒壊していました」
という発表が、行われたと言うことだ。
この実験を担当した学者先生たちの意見なのだそうです。
「構造としては」ルーズな建築の方は10秒で破断しており、
それに対して「倒壊した」耐震等級2物件は、20秒間持っていた、
というのが論旨の発表だと言うこと。
なにやら、戦争中の「大本営発表」に似てきたような・・・。
素人目ににも明らかに倒壊していないものが「実は倒壊していた」
それに対して、素人目に明らかに倒壊したものの方が「長く時間が持った」
だから、・・・とまでは言っていないようだけれど、
要するに自分たちの考え方は正しいのだけれど、
現実は、もうちょっと、精査する必要がある、っていうこと。
なんとも歯切れの悪い、往生際の悪い言いぐさだと思わないのだろうか。
科学者なんだから、現実に起こったことを正視して欲しい。
この問題の発生後、どのような反応が起こってくるか、
いまは、しっかりとウォッチしている状況なのですが、
この問題に対して、学者さんたちの反応がまずはどうなるのか、
その段階だと思います。
とりあえず、当事者たちの見解の方向性は見えてきたのでしょうか。
しかしまだまだ、学者さんたちの間で、論議が盛んになって欲しいと思います。
そのうえで、つぎの段階で行政機構の側がどう動くのか?
っていう段階になると思います。
かれらは、民主党政権の考え方もあって、
学者さんたちとはまた違った反応になる可能性があります。
ただ、こういう行政意志は、学者先生の選択段階である程度、反映しているものなので、
常識的には、学者グループの意見を反映した方向に流れる可能性が高い。
一方で、行政機構とその使用者である民主党大臣グループの見解にも
違いが出る可能性があります。
いまのところ、国交省大臣・副大臣・政務官ともこの問題では
発言がないように思います。
かれらが、いったいどのように発言するのか。
政治家としてのかれらの方が、より自然人に近い反応はするだろうと考えます。
また、このような事態について多くのマスコミが
行政側の大失態、っていうように報道してきている以上、
一般のユーザーの反応というものがどうであるか、
これは、誰が考えても明らかな方向を向いていくと考えます。
このような大状況の中で、この問題は
今後、大きく論議されていくことになるでしょう。
まずは、いろいろな学者さんたちの活発な論戦が巻き起こって欲しいと思います。
<写真は、東名高速から新宿ビル群方向を見る>
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 11月 4th, 2009 by replanmin
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別に野次馬根性で見に行ったわけではないのですが(笑)
住宅取材でどうしてもこの通りを通過しなければ行けない(泣)。
ということで、行ったのですが、
聞きしにまさる大渋滞が発生しておりました(笑)。
まぁ、紅葉の名所ではあるようなので、
そういった見物の方もいるとは思うのですが・・・。
北海道から行っている人間からすると、
これはいったいなんのお祭りなんだろう、というか、
一体どこにこれだけの人間がいるの?
というような状態であります(笑)。
まぁ、やむなく川原湯という駅周辺で停車して
その周囲の様子をカメラで構えてしまいました。
っていうことは、外形的にはわたしもそのような野次馬の
立派な一員、というように言われても返す言葉はないのであります(笑)。
まぁ、連日のようにあの橋脚映像を見せられれば、
「まぁ、ものの話で、行ってみるか」
となるのは、やはり人情なのでしょうか。
まぁ、ダム工事についてどうするこうする、っていうことについては
あんまり意見のない方で、
どちらかといえば、こういうマスメディアの集中洪水型情報垂れ流し
それ自体の社会的影響のほうが考えるべきだと思っているほうなのであります。
まぁ、実際に行ってみると、
鄙びた温泉街が山間にひっそりとたたずんでいるような地域。
そこに一気にマスコミが押し寄せ、
温泉街は連日の大景気。
週末には、生活道路もノロノロ運転の大渋滞、という
光景が展開されていると言うことだそうです。
駅も突然の活気が呈していて
乗降客も増えているのでしょうね。
まぁ、通過していくだけのわたしたちにしてみると、
ただただ、都心部同様の渋滞経験をさせられただけ、
というのが実態であります。
やれやれ、ふ〜〜〜。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 11月 3rd, 2009 by replanmin
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けさの日経の建築ニュースメルマガなどでも
情報が流されているけれど、
このブログでも何度か取り上げてきた「耐震等級2」の問題。
どうもとんでもない方向になってきています。
以下は、当社スタッフからの情報です。
ことは10月27日、
国土交通省の補助を受けて防災研が行った3階建て住宅での耐震実験です。
長期優良住宅仕様で耐震等級2をクリアしている住宅と、甘めに施工された一般仕様の住宅だそうです
大勢の関係者を招いての実験のようでしたが
本来倒れるはずの一般仕様が耐震金具が外れこそすれ倒壊は免れ、
逆に耐えうるだろうと想定された長期優良住宅があっけなく倒壊したというものです
震度は宮城沖地震に匹敵する「震度6」設定だったそうです。
映像は、いまインターネットで「E-ディフェンス公開実験」と
検索すると、いろいろ見ることができます。
基礎と土台をはじめ、柱の接合部分をしっかり金具で固定したがため、まともに地震の揺れを受け止めたようです。
このことは翌日の日経新聞(10月29日付)で掲載されたようで
タイトルは「長期優良でも倒壊 震度6にも耐えず」だそうです
大勢の関係者が見守る中での大失態で、その衝撃は大きいようです
これを受けて、国交省も「長期優良住宅」の見直しがかかるのではとのことです。
きのうは、実は八ツ場ダムも見てきた(笑)のですが、
どうもそれ以上に住宅業界にとっては
より衝撃的なニュースなので、こちらのほうをきょうはお知らせすることにしました。
まぁ、業界を施策指導してきた結果が、
このような大失態ということで、
いったい国交省はこれからどうしていくのか、
現場に対する影響は相当大きいのではないかと思われます。
いやはや、この耐震等級2クリアさせるのに、
どれだけの労力と手間が費やされてきたか、
そしてそれが、根本的に疑問符が付けられるとは。
この問題、国の政策のあり方まで含めて、大問題に発展しそうです。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 11月 2nd, 2009 by replanmin
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きのうは、埼玉県内の住宅取材が2件でした。
埼玉県って、表情の違う2つの側面があるようです。
ひとつは東京近接地域の、集約的都市環境であり、
もうひとつは、牧歌的な関東平野的環境。
ちょうど、取材もその両方のようなイメージの住宅でした。
で、この写真はどちらかといえば、都市化した地域での住宅のもの。
シンプルな若い世代の方の住宅なのですが、
玄関を入るとすぐにリビングルームがあるという間取り。
で、そのリビングルームには大きな掃き出し窓があるのですが、
その窓には、外部上部に収納装置のようなものが見えていました。
さて、なんだろうと確認してみると、
どうもスライドシャッターの収納部分のような感じがいたしました。
でも、ここは一般住宅で居間の窓なので
どうも場違いではないかという感じがしまして、
おそるおそる確認してみると、
「え、シャッターですよ。何かおかしいですか?」というお答え。
大きな窓にわざわざシャッターをつける積極的な理由が思い浮かばなかった・・・。
「防犯用ですよ、だってここは1階だし、当然でしょう?」
っていうことなんですね。
うかつでしたね。
そうなのか、こういう配慮が一般的だと言うことに
うっかり気付いていませんでした。
「いやぁ、防犯を考えないっていうほうが、不思議な感じがします(笑)」
という感覚が、関東地域では一般的なのですね。
確かにわが社屋でもSECOM契約はしていますが、
一般住宅の開放感を求めて開ける掃き出し窓に、防犯シャッターなんですね。
まぁ、通常は朝、シャッターを開けるということなので、
採光を最優先していることには変わりはないのですが、
そういうのが常識なんですね。
しかし、カーテンを掛ける習慣がなくて
窓辺の明るさの変化で目覚める、っていうような自然な生活習慣は
こういう場合、諦めざるを得ない、ということなのでしょうか?
まぁ、北海道や、仙台とか東北地域でも
あまりこうした防犯配慮は見られないのが一般的だと思いますが、
人口密集地帯では、このような配慮が重要なファクターになるのですね。
はじめて聞かされて再認識いたしました次第です。
いやぁ、郷に入らば、郷に従え、一種カルチャーショックでありますね。
ふ〜む。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 11月 1st, 2009 by replanmin
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さて、本日から関東での本格的な住宅取材であります。
全国発売の雑誌も手がけているので、何軒かは
取材しているのですが、今回はまとまった取材日程。
北海道と東北の取材が多いので、
関東のような人口密集地帯では経験値が少ないので、
最初は全部自分で、大体の土地勘も含めて体験したいと考えた次第。
東京では学生時代から就職しての数年間と住んでいた経験もあるのですが、
住宅取材のように、あちこちと住宅地域を歩く、という経験はない。
どうなるかなぁと。やや不安な面もあるのですが、
そういう取材者の体験すべてが、誌面に反映するもの。
予断を持たず、首都圏地域・関東の生活というものの現状の姿を
感受しながら、ルポルタージュ体験をしていきたいと考えています。
きのうは、札幌から移動して、
どうせ、きょうカメラマンと落ち合って移動しはじめるので、
都内のホテルでいいだろうと思いまして、
先日と同じホテルに宿泊して、周辺にあって気になった
「小石川後楽園」にぎりぎり時間が間に合って、滑り込んで見てみました。
4時過ぎに入ったのですが、そこに仕事の要件の電話も入ったので、
まぁ、ほとんど時間のない中での駆け足であります。
臨池式庭園で、基本的な構成は会津の大名庭園と似たような感じであります。
ただし、茶邸は池に面してはいない、というのが違うかなぁというところ。
歩いてみると、これは一種の音楽鑑賞に似たような世界だと感じました。
実際にも、水の音とか、動物たちの音とかも聞こえてきそうだし、
次々とシーンが移ろいゆく様は、
たいへん音楽的な体験をさせてくれるものなのだと思いました。
池の周囲を回遊させる順路構成になっていますが
転々と、深山幽谷であったり、
一転して天地水明であったり、という場面がほんの数歩の歩みで
場面転換していく世界。
で、どうしても建物があると、
ついそこに足が向いてしまう習性(笑)。
茶屋的な建物がありまして、名前は「丸八屋」というのだそうです。
「酒亭」という用途向きが案内書きに書いてありました。
茅葺き屋根の角度と、構造の間のプロポーションが
たっぷりの軒の出で、なかなか格好いい。
壁は窓枠のまわりが漆喰とおぼしき白壁で、
ガラスのない時代ながら、格子の木組みで外界の風景を室内に取り入れている。
軒の出が深いのは、その用途でできるだけ風雨の影響を和らげる仕掛けなのでしょう。
壁はツートンになっていて、その下側は木組みのように見えていました。
出入り口の足下には、竹の格子組が敷き込まれていて、
土や泥を落とす玄関マットがわりの装置なのだと思われます。
丸八、っていう、布団屋さんのようなネーミングは
「腹八分目」というような意味合いだそうで、
「昼の酒は九分、夜の酒は八分にしておきなさい」という意味合いだそうです。
って、昼間も酒を飲んでいたと言うことなのでしょうか(笑)。
昔のひと、というか、この庭園の主たちの放恣な暮らしぶりが
はかなくも浮かび上がってくるようなネーミングだと思わされます。
不思議空間、「大名庭園」探求でありますが、
さてさて、なんのためにこんなものを全国で作り続けたモノか、
いよいよ、ワケがわからなくなりますね。
端的に言って「搾取の象徴」という言葉しか浮かんできません。
どうなんでしょうか?
北のくらしデザインセンター
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北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 10月 31st, 2009 by replanmin
Filed under: 住宅取材&ウラ話 | No Comments »

北海道が誇ってもいい写真家に、安達治さんがいます。
かれは、建築の写真家を志し、
北海道に移住して、北海道の建築写真を撮り続けてきた。
縁があって、わたしの雑誌でずっと、写真を掲載し続けてもらっています。
地方で住宅雑誌を発行し続けていく、
確かに広告収入を基礎として経営を維持し続けていくしかないのだけれど、
かれの純度の高い建築写真をその誌面に入れていくことで、
かろうじて、「文化性」の部分を持ちこたえられてきたと思っています。
わたしどものような雑誌からの依頼をこころよく引き受けてくれ続けてきたことに
深く感謝しています。
初めてかれと写真撮影を一緒に行ってみて、
建築に向き合うかれの姿から、実にさまざまな思いが伝わってきた。
雑誌を作り続けていく、その本質的な部分で、
本当に、そのバックボーンになっている面が実に大きい。
長く、そんな思いを持っていながら、
かれの名を冠した本を出版することはできなかった。
地方中小零細出版としては、あまりにもハードルが高かった。
しかし、スタッフからかれの名を冠した企画が発案され、
多くのみなさんからの賛助も得られて、
今回、ついに彼の名を冠した特別編集号を発刊できることになりました。
「建築写真家 安達 治×北海道の建築家18」
というタイトルで、11月1日に発刊されます。
以下に、その要項を。
A4版・オールカラー168p(表紙共) 定価2,000円(税込)
北海道の書店、amazon、Replanホームページにて発売!
北海道の住宅雑誌「Replan」連載、『Zoom Up住宅』でお馴染みの、写真家・安達 治さん。
建築に対するその思いを込めた写真は多くの人を魅了してきました。
同時に「Zoom Up住宅」に掲載された建築家たちの住宅は建築の可能性と魅力をより深く伝え、家を建てようと考える人たちの固定概念をくつがえし、大いなる刺激となっていきました。
この本はReplan誌面の連載企画「Zoom Up住宅」をもとにした住宅写真集であるとともに、18組の北海道の建築家たちの建築作品集であり、さらに写真家・安達 治さんや建築家たちの人間像に迫る一冊です。
というような次第であります。
Replanの本
から、直接予約購入も可能です。どうぞよろしくお願いいたします。
北のくらしデザインセンター
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Posted on 10月 30th, 2009 by replanmin
Filed under: リプラン&事業 | No Comments »

とは言っても、わたし自身ではありません。
ウチの息子でして、先日の中学校の学級閉鎖のときにも
なんとか元気にしていたのですが、
ついに罹患であります。
息子は、それほど高熱は出ず37度代後半程度で、食欲もあり、
夕食など、お肉をバリバリ平らげるほどの元気良さ。
まぁ、お医者さんの見立てでも2〜3日の様子見で、
比較的に軽く済みそうな感じではあります。
ところが、わたし自身は、あすから長期1週間の予定で出張に出ます。
関東地区での取材が予定されているのですが、
そうなると、万一インフルが発症すると困る。
以前にも一度、出張中にインフルに罹患した経験がありまして、
丸丸2日近く、ホテルから一歩も出られず、辛い思いをしたことがあるのですね。
まぁ、発症は急激に出てくるモノなので、どうしようもない。
ビジネスホテルでは、なかなか食事の手配もできない。
やむなく体調をにらみながら、
近隣のコンビニに駆け込んで最低限の食糧を確保して
ひたすら、ホテルのベッドで唸っていたのです。
高熱が出て、寒気が凄かったので、本当に辛い体験でした。
で、今回は5泊6日の日程で、
概ねの行程は固まってきたのですが、
そこに降って湧いたくだんの事態なんですね。
同じお医者さんに、そのあと診察してもらいましたが、
まだ発症していない、ということでは診断を下すようなことはできない。
困った事態なのですが、
出張予定を勘案していただいて、
お薬を処方していただけることになりました。
お話しでは、今回のインフルでは家族間感染というのは
それほどではないのだと言うこと。
とくに、父子の間では、あまり心配はないということでした。
ただし、その根拠を伺うと、
「まぁ、父親は接触機会が少ないのでしょうね」
っていうこと。ふだんから食事も作っている主夫(笑)としては、
薄い根拠だなぁと、内心不安ではありましたが、
まぁ、すこしは心強いお話しでした。
世界的な大流行騒ぎから、もうだいぶになりますが、
ついにわが家、わが身にもインフル禍、降って参りました。
いまさらのように、手洗い・うがいを励行しておりますが、
さて、どうなるものでしょうか。
北のくらしデザインセンター
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Posted on 10月 29th, 2009 by replanmin
Filed under: こちら発行人です | No Comments »