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【寒冷地環境への知恵と工夫・暖房強化 東旭川の養蚕民家-4】

道北旭川の養蚕民家探訪篇、その4です。 そもそも蚕を育てるということは、室内環境にデリケートであること。 以下に蚕の生態と繭に至るプロセス。 ●蚕を育てる 卵からふ化した蚕に1ヶ月ほどエサの桑の葉を与える。この間に蚕は […]

【自然派「バイオトイレ」 旭川2022家づくり探訪-8】

きのうの続きで旭川・芦野組施工のエコ志向住宅です。 建物の外壁1面ではワラによる断熱層が作られ、塗り壁仕上げされている。 アメリカなどではストローベイルハウスというワラ束による家づくりもある。 非定常的な自然素材であるワ […]

【自然派志向の木外壁・ワラ断熱・・・ 旭川2022家づくり探訪-7】

旭川住宅見学記その4、芦野組さんの現場。 長く旭川の新住協活動の中心的存在として活躍の作り手。 高断熱高気密技術とともに個性派建築家とのコラボも多く、 個性派志向の建て主さんからの「指名」も多い。 今回見学の住宅もかなり […]

【寒冷地住宅のエネルギー選択 旭川2022家づくり探訪-6】

写真は北海道ハウジングさんの旭川近郊・東川の施工現場。 工事途中の現場見学ということで、室内の気密施工と換気の状況。 北海道ではこのような基盤技術的な共通仕様が固まっていて、 選択要素である断熱厚みについては柔軟な対応が […]

【構造と断熱気密・白熱論議 旭川2022家づくり探訪-5】

旭川のイマドキ住宅見学、その3軒目は北海道ハウジングさんの構造現場。 北海道の住宅性能的現在地点はいま、北海道庁建築指導課を中心にして いわゆるZEHの論議からスタートし、その先の2030年、2050年の 世界的な目標基 […]

【古墳時代・高床式住居の復元 in 前橋大室公園】

きのうの続きです。 竪穴住居はより歴史が古い形式の「民家」であり、 「定住」のごく初期・縄文時代が始まる頃から建てられ続けた。 それに対して農耕文化が始まるとその農業生産物を保存するための 「高床式」建築が建てられ始める […]

【用の美「民藝」≒性能とデザイン 「赤城型」養蚕民家-5】

養蚕は中国から日本に伝播してきた。歴史は深い。 中国では紀元前2750年頃(推定)の平絹片、絹帯、絹縄などが出土。 殷や周時代遺跡からも絹製品は発見されている。系統学的解析ではカイコは 約5000年前までに野生種「クワコ […]

【現代生活のキモ「給湯器」 交換設置完了!】

先月半ば過ぎにわが家&兼用事務所で発生した給湯器故障、おシャカ事件。 寒冷地タイプは室外ではなく室内設置なのですが、 とくにほとんどを占める石油熱源タイプでは故障すると、 室内に石油臭いニオイが発生する結果になる。 「お […]

【2022住生活月間中央イベント+ほっかいどう住宅フェア】

さてきのうは北海道の住宅施策の諮問会議に参加しておりました。 いまのところキャッチフレーズ的な名称はまだ決まっていませんが、 「北方型住宅ZEH/ゼロカーボンモデル」という概念で住宅仕様を考えている。 北海道は明治開拓期 […]

【省エネ新基準・最上位等級7 さて寒冷地では?】

感染症による社会閉塞、通常のコミュニケーションが不通となるなかで 国交省からこれまでの省エネ等級基準に対してあらたに 等級6と7が発表され、国会でも通過した。 こうした状況を受けて建築業界の「世論」がどう反応していくのか […]