この町家商家では入口から入って「トオリニワ」土間通路が建物を貫通している。 そしてすぐに小屋裏までの吹き抜けが木組みの豪快な空間。 「オイ」と呼ばれる囲炉裏付きの大広間。この囲炉裏では座り方が決まっていて、 北前回船問屋 […]
Posted on 6月 15th, 2021 by 三木 奎吾
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この町家商家では入口から入って「トオリニワ」土間通路が建物を貫通している。 そしてすぐに小屋裏までの吹き抜けが木組みの豪快な空間。 「オイ」と呼ばれる囲炉裏付きの大広間。この囲炉裏では座り方が決まっていて、 北前回船問屋 […]
Posted on 6月 15th, 2021 by 三木 奎吾
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現在この廻船問屋を訪ねると裏はやや離れて港湾施設がある。 神通川の河口で日本海に面する位置に港湾がある。 多少なりとも「汽水」域を確保するのは読者のNさんからの情報では 船に付く虫などの被害から保守するためと言われる。 […]
Posted on 6月 14th, 2021 by 三木 奎吾
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「民芸」という文化運動が存在する。 いわゆる民俗的な「用の美」を尊ぶ文化規範というように言えるでしょう。 戦前期から昭和期にかけて大きな運動体になっていたとされる。 その運動のスポンサーとして大原美術館で知られるクラレの […]
Posted on 6月 13th, 2021 by 三木 奎吾
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本日は住宅取材ネタ、古民家シリーズは小休止。 最近は札幌もすっかり夏の陽気でして、朝の散歩路は百花繚乱。 その年で目に付く花の印象にはバラツキがあるように思います。 このところは定番のルピナスとあやめ・アイリス?に癒され […]
Posted on 6月 12th, 2021 by 三木 奎吾
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さて宇都宮の商家建築・旧篠原邸、最終回です。 写真は宇都宮の豪商家の「暖房設備」。 明治28年と言えば、すでに北海道ではストーブが普及していたけれど、 北関東での最先端住宅でも炬燵が主たる「採暖」装置。 北海道ではとても […]
Posted on 6月 11th, 2021 by 三木 奎吾
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蔵という建築様式は相当昔からあるように思います。 中世の都市の様子を描く絵画で土蔵が描かれる。 挿入写真は成立が1309年とされる「春日権現験記. 第14軸」(国立国会図書館)。 周囲が火災にあって焼け野原となるなかで一 […]
Posted on 6月 10th, 2021 by 三木 奎吾
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米軍の宇都宮空襲の火災で市域の6割が焼失したとされています。 そのときに市中心部のこの建物は堅牢な「防火性能」で生き残り、 空襲翌日以降、日本軍が戦災罹災した市民のために炊き出しを行ったとき その会場として宇都宮市民のい […]
Posted on 6月 9th, 2021 by 三木 奎吾
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きのうの続きですが、ハイレベルなビジネス情報を得るために 江戸期から奥州街道・日光街道の分岐点で商売していた篠原家では 情報を運んでくる「人流」をチェックすることが重要なポイント。 1階奥の個室的応接室で「特別客」的な扱 […]
Posted on 6月 8th, 2021 by 三木 奎吾
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商家というのは来客応接という側面が欠かせない要素。 先日触れたように人の往来の多い奥州街道・日光街道の分岐点で なお、宇都宮城にもほど近いという立地選択の商家では 日中、さまざまな来客がこの店棚を訪問し商談を重ねたことで […]
Posted on 6月 7th, 2021 by 三木 奎吾
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昔も今も、経営のキモは勘定であります。 江戸期には醬油醸造業、明治以降は肥料の販売と業態が変化した篠原家、 どちらにせよ、計数管理の様子を象徴するのがお金回りの設備。 日本の商家には必ずこのような帳場が定番で存在する。 […]
Posted on 6月 6th, 2021 by 三木 奎吾
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