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【2016年度日本建築学会賞作品 堀部安嗣「竹林寺納骨堂」-1】

先日まで安藤忠雄「淡路夢舞台」探訪記を書きましたが、夫婦旅で淡路の後、徳島県・三木家住宅を参観。その後、「うだつの街」を見学。その後は徳島から一路南国土佐高知へ。忘れていたのですが、訪問先についてカミさんにはもう1件、高 […]

【札幌の春一番(!) 市の集中除排雪わが家周辺に出動】

札幌の市街住宅地域では、毎年冬の終わり時期に集中除排雪が行われます。大量の除雪機車両部隊が一気投入される。2月末頃に入ります、という市からの広報があったけれどその後「順延します」という案内があって「時期については町内会広 […]

【密教的な夜景・水庭ホタテ貝と対話する温室 淡路夢舞台-7】

淡路夢舞台の夜景の白眉のような存在がガラスの表皮を持つ温室。その前庭的な水庭はその外観を反射させて宝石のようなきらめきを感じさせている。また昨日ご紹介の水底を覆うホタテ貝のささやくようなシルエットに対して、繊細な外観を浮 […]

【音楽的景観・北海道の貝100万枚も無言参加 淡路夢舞台-6】

北海道の人間からすると安藤忠雄さんは評価が分かれる存在。北海道が地域を挙げ高断熱高気密住宅という地域社会運動に取り組んで必死の時に、断熱などにはほぼ無頓着にコンクリート打ち放しで型枠から「放したあとの面の表情の美感」を追 […]

【安藤忠雄・建築と風景のフュージョン 淡路夢舞台-4】

実はこの淡路夢舞台への宿泊旅程はすべてカミさんの選定・手配。旅に出る前わたしは徳島の三木家住宅くらいしか希望は伝えていなかった。図らずも関空に到着しレンタカーで明石海峡を渡り現地に着くまで、初日の目的地が淡路夢舞台で安藤 […]

【事業規模500億円の自然改造 淡路夢舞台-3】

この淡路夢舞台の総工費は439億円〜約500億円と言われている。玉突き的な起動要因となった国家規模投資である「関西新空港」の総事業費はおおむね3兆円。金額サイズで考えると新たに創った公共基盤に対して1.67%程度の環境破 […]

【自然の廃墟を建築的想像力「リフォーム」 淡路夢舞台-2】

関西新空港は1994年当時の関西経済復興の欠くべからざる人的交流・経済活性化の基盤公共事業と位置づけられていた。経済を考えれば中世の堺の港が果たしていた役割、それが日本の社会変革の中核であったことを顧みただけであきらかだ […]

【関空建設での自然破壊からの環境再生 「淡路夢舞台」-1】

本日から関西圏の淡路島・淡路夢舞台の話題をシリーズで。 淡路夢舞台は、関西空港建設での埋め立て用土砂の採掘跡地を蘇らせるという自然破壊からの環境再生を目的に、建築家・安藤忠雄によって設計された複合施設。氏の建築空間の代表 […]

【少年信長「陣取り」勝利の戦略眼 戦後こども文化-6】

子ども遊びのDNAは相当に民族史を遡れる。メンコを調べて江戸中期にその証拠があるとされる。 そんなことを考えていてわたしの幼少年期に夢中になっていた「S陣取り」のことが無性に気に掛かるようになった。調べてみると「陣取り」 […]

【子ども向け「雑誌メディア」への文化集約 戦後こども文化-5】

さて東京上野の「下町風俗資料館」展示から、こども文化の推移について掘り起こしてきた。個人的に肉体体験のある「紙芝居」や「パッチ(メンコ)」のことを辿ってみると、子ども文化としての「いつの世も変わらない」部分が浮き彫りにな […]