
写真は古代律令制時代の胆沢城の北東鬼門に位置する八幡神社。
胆沢城は、鎮守府の置かれた地で、
一関から盛岡北方全域を呼ぶ「奥六郡」地域のヤマト朝廷の支配の象徴。
歴史では、そういう開設時の思惑は紆余曲折を経ていて、
開設から時間が経つと、現地豪族化した安倍氏がここをむしろ根拠地として
のし上がっていくことになります。
後に「征夷大将軍」という朝廷の一武権が頼朝によって
権威化されていくことになるので、忘れられがちですが、
この地の武権である「鎮守府将軍」というものも、
征夷大将軍と並列的な存在であったとされています。
そうした経緯があったので鎌倉幕府以降、
意識的に、東北地域の歴史を正史に登場させないような配慮が
武家政権側としては、一貫したのかも知れませんね。
まぁ、そういう経緯は別として、
こういう城郭施設では、併置的に神社のたぐいが建てられます。
ここでは「八幡神社」なので、源氏とのつながりが認められます。
安倍氏を滅ぼした源為義・義家親子の名前が「縁起」に記されていました。
そういう意味で、神社というものがなんのために建てられるのか、
という事情のひとつに戦争への準備の側面があきらかだと思われます。
きっと、安倍氏清原氏との戦争などの戦勝祈願・閲兵など、
戦士の士気高揚のために利用したものでしょうね。
命のやり取りをする前に、精神的な準備をさせる、考えればなんとも血なまぐさい。
後の世では、信長が桶狭間合戦前に神社で閲兵して
社の中から鳩が飛び立つ仕掛けをして、戦意の高揚を計ったとされています。
死にたくはない、しかし、戦争に勝つことで運を開きたい、
そういう戦争に駆り出されたひとびとにとって
こういう「宗教施設」はどのような空間であったのか、
思いはいろいろに浮かんできて、無常観を抱く次第です。
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北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 6月 25th, 2008 by replanmin
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いまや企業業績でも、トヨタの利益を
海外原材料の輸入商社主要5社の総利益の方が上回ってしまっているそうです。
簡単に言えば、経済が原材料資源のほうに価値が集まってしまって
加工産業、製造業産業が、世界的な資本主義マーケットの大競争の拡大で
相対的な価値を落としてしまっている、ということ。
資源を持たない新興国家群は、日本のような成長モデルを踏襲する。
ちょうど、中国が開放路線を取るときに
日本のシステムを参考にしたように、多くの新興国家が
加工組み立て製造業を自然な成長モデルとして経済発展に取り組んでいるのですね。
まぁ、当然の成り行き。
そういうなかで、先物取引の金融ではいち早く、資源への投機の流れが加速した。
アメリカの金融不安が、低金利政策を誘導して、
その過剰流動性が全体として資源投機へと向かっているのが現状でしょうか。
こういうなかでは、日本の地方経済はきびしいものがある。
多国籍企業化している東証一部上場企業の多くは
その工場も、市場も日本国内の比重を下げることで
維持発展させることが可能だけれど、
とくに住宅のような「内需型産業」の場合、
成長可能性が著しく低下せざるを得ない。
時代的閉塞感は、こういう背景から必然的になっていると言えます。
そんななかでひとつの可能性を感じさせてくれるのがヒートポンプでしょう。
いまやエコキュートは温暖地で加速度的に普及してきています。
世界的に見ても日本はこの分野で最先端を行っているし、
製品出荷が可能な技術という意味でも、管理がしやすい。
技術のみなさんのお話を総合すると、
いま、寒冷地用の暖房用ヒートポンプの技術進化はめざましいということ。
電気は元エネルギーとして使うけれど、
それを数倍させてエネルギーとして利用できる。
電気は現状では化石燃料比率が高いけれど、
これは世界の先進国ではどこでも原子力の利用に向かっている。
化石燃料投機から経済を守っていく、という
あるべき国家戦略から考えれば、方向性は自明なところに来ていますね。
住宅エネルギー問題でも、ヒートポンプ利用のシステムが
今後の大きな方向になっていくと思います。
一刻も早く、COPが寒冷地の冬でも利用可能なレベルになってほしいものです。
やはり日本は、技術立国でいくべきだと思われますね。
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 6月 24th, 2008 by replanmin
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さて、閑話休題。
環境総合展って、会場は札幌ドームでございました。
っていうことで、普段は野球観戦でよく来ている会場なのですが、
さて、このあたりはどうなっているのか、
っていうような野次馬的な興味も強く、
今回のイベントではそのあたりも何となく探訪している自分がおりました(笑)。
もちろん、まじめに出展者として行動はしておりましたが、
ついその、まぁ、楽しみもないと・・・ということですね(笑)。
で、メーンのドーム内展示場には1塁側・3塁側と
野球選手通路を通って、入場しておりました。
途中、天井の高い「ビジネス交流会場」もありましたが、
あれはどうやら、ブルペン投手の練習場のようでした。
で、通り抜けていくと、普段野球場の平面にたどりつくのですね。
札幌ドームでは床はコンクリート製で、人工芝は
こういうイベントでは巻き上げられているようです。
サッカーでは、屋外に普段出している芝生を油圧で上昇させながら、
会場内に仕舞い込むのだそうで、そのあたりがユニークな設計ですね。
「稲葉ジャンプ」の舞台になっているレフトスタンドは
この仕舞い込んだりするときの可動式出入り口に当たります。
ですから、構造設計的にはやはりああいうジャンプはハラハラもの。
というようなことで、たどりついたのが写真の「迷子センター」。
じゃありませんね(笑)、そう、ダッグアウト・ベンチです。
3塁側のファイターズホーム側はちょっと仕様変更もされていたので、
普段と変わらなかった1塁側を撮影したものです。
って、まぁ、それほど変わったものがあるワケではないスペース。でした。
何が面白いんだ、っていう感想がきそうですが(冷や汗)
まぁ、一度は見てみたかった場所と言うことですね(笑)。
ファイターズは電光掲示板が3塁側の方が見やすい、ということから
ホームをそっちにしているということですが、
その理由はよく理解できました。
それと、ベンチシートは案外背が高いので、
さすが、体格のいい野球選手仕様、といったところでしょうか?
このほかにも、外野観覧席のさらに上の場所にも行ってきましたが、
こちらはバックネット側を見晴らせて、
この辺で野球観戦するのも面白そうだなぁと思われましたね。
わがチームはいいところまで交流戦、がんばってくれて
最後まで手に汗握る活躍でしたね。
さてこれから、本格的な後半戦、勝負所です。がんばれ!
っていうことで、本日は普段見られない表情の札幌ドーム探訪でした、ではでは。
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 6月 23rd, 2008 by replanmin
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昨日の土曜日で環境総合展、3日間の会期終了いたしました。
住宅分野での環境への取り組みをアピールする機会ということでしたが、
北海道でのこうしたイベントとしては空前の人出だったようです。
以下は北海道新聞WEBから抜粋
8万人エコ学ぶ 札幌・環境総合展閉幕 当初予想上回る盛況ぶり(06/22 00:24)
北海道洞爺湖サミットを記念して札幌ドームで開かれた「環境総合展2008」は最終日の二十一日、週末とあって大勢の市民が詰め掛け、家族が一緒に各種イベントに参加する姿も目立った。
展示ブース周辺は終日込み合い、同日の来場者は約二万八千九百人。十九日からの期間中に約八万三千七百人が訪れ、当初予想の六万人を上回る盛況ぶりだった。
ということでした。
展示に十分なお金をかける企業ブースでは
さまざまな面白い展示が見られましたが、
今回の展示では、政府系や地元自治体道庁などの展示の多さも目立ちました。
場合によっては、そうしたブースにコンパニオンなどの姿も見られ、
ちょっとどうかな、とも思えたのですが、
まぁ、そういうことまで言い始めたら、きりがない(笑)。
日本の現実って、こういうものなのかなぁと思わされます。
展示の中で一番可愛かったのが、
ごらんの日産自動車のコンセプトカー。
環境環境と大合唱なのですが、
やはりそこは、デザインなどの楽しさも大切な要素。
色合いといい、形のユニークさといい、
他のメーカー企業を完全に圧倒している気がしました。
たぶん、パブリシティなどでも
この自動車が話題を独占しているのではないかと思われます。
エコもこういう楽しさが必要ですね、いいぞ、日産!
さて、棒状になった脚をさすりながら
日ハムの甲子園での快勝劇に歓声を上げて、ようやくひとごこちついております。
今日、日曜日は完全休養で休みたいと思います、ではでは。
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 6月 22nd, 2008 by replanmin
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おとといの雨模様も去って、曇天ながら
気温も上昇して、屋外でも快適に過ごせるようになって
札幌ドームでのイベントも盛り上がっています。
きのうも結局、次々と来られるお客様と対しているうちに
終日会場におりまして、忙しい思いをしておりました。
今回の環境総合展、どうやらこの手のイベントとしては
国内でも久しぶりの大ヒットになったようですね。
タイミングが、洞爺湖サミットに合わせられて、
「環境」ということがひとや企業の閉塞感を
こじ開けるキーワードとして機能した感じがします。
確かに経済的な状況は厳しいけれど、
それ以上に、「閉塞感」が重苦しくのしかかってきているのが実態。
そういう意味では、イベントのようなお祭りが経済効果が期待できるのかも知れません。
きっと、仕切った電通でも「どうせ、企業ユースで動員は期待できないし・・・」
というような半身のような関わりだったと思うのですが、
どうも、そういう企業ユース、経済状況へのインパクトとしては
こういうイベントは効果があったのではないかと思いますね。
実際、多くの来場者が押し寄せてきていて、
ドーム内は押すな押すな状態のようだったですし、
わたしどもの屋外会場にも、ほとんど途切れずに来場者が来られました。
既知の方、初めてお会いする方、
建築関係の方、住宅に興味のある方、などなど様々ですが、
けっこう興味深そうに質問などをかけられるものですから、
一日中、お話ししているような状態でした。
で、きのうは設営の配置計画を変更して見た次第。
動画をじっくり見てもらうために椅子を多く配置していたのですが、
会場の出展小間が多いので、そこまで滞留的にはならない、
という判断で、椅子を止めて、会場配置に動線重視のレイアウト変更。
これが当たりまして、なんとなく入りづらかった来場者のみなさんの流れが格段に向上。
手分けして、来場者に説明する流れもできて
生き生きとしたブースになっております。
それがまた逆に、じっくり説明を聞くというみなさんの効果も呼んでいます。
同じスペースだけれど、活かして使うというのはやり方次第ですね。
今更ながら、動線計画って大切だなぁと思い至った次第です。
さて、本日が最終日。
流れ的にきょうも張り付いて運営することになりそうですが、
まぁ、実に多くのみなさんにお会いできるので、
大変有意義に過ごせております。
こういう機会、活かして使うのが大切ですので(笑)、
がんばってきたいと思います。
お近くのみなさん、ぜひ会場、札幌ドームにお越しください。
このブログ、見ていただいている方もいまして、声を掛けてもいただいています。
まぁ、すごくうれしいものですね(笑)、ではでは。
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 6月 21st, 2008 by replanmin
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やっぱり「屋外会場」には無理があった、かなぁ?
きのうから「環境総合展」が札幌ドームで開催されています。
ドーム内では、大変華やかに一流企業の展示が行われ、人数も2万数千という動員とか。
北海道のひとの「新しもの好き」が刺激されるのでしょうか?
大変な賑わいになっておりました。
で、屋外テント設営でがんばっているわれわれNPO3団体なのですが、
やはり、かなりドーム内からは遠く、
会場内の案内もほとんどないので、
一般のみなさんには、どうしても足が遠くなっているようです。
きのうはそのうえ、午後からは雨も降ってきて、
ぱったりと客足も途絶えてしまいました。
展示の格差、というのはやはり感じざるを得ないというのが実感ではあります。
まぁ納得しての展示なので、しょうがないのですが。
それでも、多くのみなさんがわざわざ、訪ねてくれています。
屋外にも展示があるということで、
律儀に全部見ようと考えていただける方もいるのですね。
ありがたいことです。
そのうえ、知り合いのみなさんも何人も来ていただけました。
応援の気持ちもたいへん心強く感じられました。深く感謝いたします。
今日からも2日間、がんばっていますのでぜひ、お立ち寄りくださいね。
めげずに(笑)、がんばりますよ!
屋外には面白い乗り物の実演、体験コーナーもありました。
ひとが途切れた頃合いを見計らって当方のスタッフも挑戦しておりました。
体の動きで2輪の乗り物が自在に操れる。
あんまり体、動かすのが得意ではないほうなのですが、
見ていると、挑戦している中でいちばん上手に乗っているではありませんか!
つり込まれて、大笑いして見ておりました。
天気が良くなると、こういうのが人気になるかも知れませんね(笑)。
期待していたいと思います。
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 6月 20th, 2008 by replanmin
Filed under: リプラン&事業 | No Comments »

ことしはいろいろな取り組みをしてきているのですが、
そのひとつとして、イベントへの出展があります。
本日からは環境総合展ということで、札幌ドームの野外なんですが、
出展してきます。
きのう、設営確認で行ってきましたが、
想像以上に位置関係はきびしい条件で、
ドームの中の方は華やかに展示されていましたが、
そういう熱気が屋外会場まで到達するものかどうか、不安です。
当初は参加企業数も少なく、申し込みが足りないということで
お誘いもあって、気軽に申し込んだのですが、
その後、たいへんなオーバーブッキングが判明し、
わたしたちNPO関係は基本的に屋外会場になったということのようです。
まぁ、参加フィーも低く抑えられているので
しょうがないかなぁ、というところなんですが、
実際にその展示場所・テントに行ってみて、
「こりゃぁ、ここまで来てもらうのは・・・」っていう感じではありますね。
しかし、企画した動画もようやく完成し、
テストも済ませられて、なんとか展示の方は出来上がりました。
屋外だけれど動画によるプレゼンテーションが中心なので
映写効果を高めるために、テント内側に屋根下地に使用する黒いフェルト紙を張っています。
これが想像以上に効果的で、テント内部とは思えないほど
映写効果が高くなっています。
さてさて、どういうことになっていきますか。
9時過ぎには会場で最終準備も必要なので早めに行ってきます。
もし会場にお見えの際には、ドームからはちょっと離れているのですが
ぜひ、「屋外会場」の方にも、脚を伸ばしていただけると幸いです。
たぶん脚が棒になるかも知れませんが(笑)、
首を長くして(笑)、お待ちしています。ではでは。
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 6月 19th, 2008 by replanmin
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岩手宮城内陸地震、山間地での被害の甚大さに驚愕の思いです。
土石流のすさまじさの前には無力なもの。
地震の前日、見に行ったのがこの「達谷の窟」。
被害が大きかった山間地に向かう国道からほど近い位置にあり、
1日違ったら、なんらかの被害に遭っていたかも知れないと思われます。
東北の歴史探訪をしてきて、
やはりこの達谷の窟は、欠かすことが出来ない体験ゾーンだと
だんだんと確信してきていたのですが
行ってみて、そういう思いが一層募ってきた次第です。
建物は自然の岩石を利用した洞穴に対して軒先を木造で継ぎ足した形。
創建者と伝えられる坂上田村麻呂が京都に残した清水寺と同様に
高く高楼を組み上げて造作されています。
歴史時間の前後はわかりませんが、
場合によっては、清水寺となんらかのつながりがあるのかも知れません。
作り手が同一人物、集団かもしれないと想像が湧きます。
この達谷の窟は、東北の征服戦争勝利者・坂上田村麻呂が
敗者・アテルイとその一統の鎮魂のために建てたと言うこと。
かれ自身の思いがどうであったかは別として、
状況としては、停戦合意のために京都に行ったのに
ヤマト朝廷権力にだまし討ちされたに等しいアテルイの
無念と恨みの心情を共有する現地住民に対して
こういうかたちの懐柔をしなければ、
たぶん現地に脚を入れられなかったのではないかと思われます。
そのように考えると、この場所はアテルイの根拠地であった気がします。
平泉までも5km程度とほど近く、
古代東北地方にとっての枢要の位置といえる地理環境。
後の藤原清衡の中尊寺創建時の「願文」に戦死者への鎮魂が語られていますが、
ふしぎと同じように、坂上田村麻呂によって
「神域・境内での殺傷禁止」の布令が敷かれています。
古代の東北で展開されたヤマト朝廷の側からの侵略戦争が
どのような思いを人の心に残したかを知らせてくれる気がします。
侵略と戦った側にしてみれば、その侵略に対して
その根拠になった中央集権的な国家意識というものは理解を超えていたと思われます。
建築としてのその異様さもあるのですが、
その背景に思いをいたすとき、深く鎮魂の思いを抱く次第です。
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 6月 18th, 2008 by replanmin
Filed under: 歴史探訪 | No Comments »

ふつう建物の外周部には一定間隔の「結界」状に
砂利などが敷き込まれます。
「犬走り」と呼ばれるのですが、語源としては
「犬が走れる程度の細長い空隙スペース」というようなことではないかと思います。
用途、といってもそれほどの意味があるとも思えませんが、
建物を雨だれのハネから守る程度ではないかと思われます。
最近はこの土中に断熱材を建物外周をぐるっと回るように板状断熱材を敷き込んで
「スカート断熱」という手法をとる場合もあります。
というものなのですが、
先日のアース21見学会で、ちょっと変わった犬走りを発見。
一般的には砂利を使用するところを、火山灰土を入れていたのですね。
色合いはなかなか面白い色で、
建物とのコントラストは美しくなっていました。
そうですね、機能的な部分ではそうたいした意味があるものでもないので
意匠的にちょっと変化を付けて
建物を引き立てる背景として利用しようと考えたようなんです。
そのように考えると、この色合いというのはなかなかにいい。
自然な風合いだけれど、スキッとしたオレンジで
建物に対して「地灯り」的な反映を与えてくれる気がします。
なんですが、この火山灰土、やや歩くと土が靴の下につく。
けれども、普段ここを積極的に利用するケースはないから
まぁ、いいっか、ともおもえる。
困るのは泥棒さんくらいかも知れない(笑)。
怪しいひとが建物内部を伺っていれば、すぐに「足がつきやすい」。
っていうようなことで、やや微妙なんですが、
こういう実験的な作り手の姿勢って、すばらしいと思いますね。
色々な素材を試して使ってみようと考える精神的な探求心は
いいモノを作っていきたいという根源的な部分。
どんな経過になっていくモノか、また聞いてみたいなと思った次第。
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 6月 17th, 2008 by replanmin
Filed under: 住宅性能・設備 | No Comments »

先日は内装・天井仕上げについて触れましたが、
一般的にはクロス仕上げというのが圧倒的な部分ですが、
それだけじゃ面白くない、ということで、
わが家では、挑戦してみたという写真なんですね。
わが家は鉄筋補強コンクリートブロック+木造ツーバイフォーという混構造。
いまの基準からすると、確認申請がきびしいだろうなぁという建物です。
で、ここは2階居間の天井でして、見上げると
コンクリートのスラブが表れている。
バッテン印にコンクリート梁が交差しています。
ここに、下地を黒く縫った上に、木組みで「格子」を造作しています。
コンクリートスラブの鉄筋からアンカーをぶら下げて
それに格子組を吊り下げている、ということなんですね。
施工に当たった大工さんは、だいぶん苦労していたものでした。
それで、コンクリートの面と、面をあわせて天井を構成している次第。
いま考えてみると、いやはや、大変な施工手間をかけさせたものと
深く反省させられる仕上げ方法ですね(冷や汗)。
竣工当時は、使用していた木材が収縮乾燥することで音鳴りはするは、
松ヤニが垂れてくるは、で、メンテナンスさせられました。
(まぁ、とは言っても松ヤニを拭き取るだけです)
そのうえ、細かいホコリは木材上に積もっているはずですから、
健康面ではどうなのか、というような問題点もありそうです。
なんですが、17年以上も経ってくると
こういう光景を日常風景として楽しんできた時間も感じます。
陰影感はやはり素晴らしく、独特のリズム感が落ち着きも見せてくれていますね。
一時期、北海道の設計事務所の関与住宅で流行していたスタイルです。
その後、見ているとあまり見かけなくなってきたので、
やはり、施工的に無理があり、だんだん、施工手間が増えてきて
断念せざるを得なくなってきているものと思われます。
しかし、RCの質感と木質の調和と言うことで、
独特の味わいもある仕上げ方法だと思います。
このまま、お蔵入り、というのも寂しいものがあるかなぁと・・・。
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
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Posted on 6月 16th, 2008 by replanmin
Filed under: 住宅性能・設備 | No Comments »