
先日の美幌町エコランドで発見した面白い装置。
家の中って、どうしても窓の位置の関係から暗くならざるを得ない場所ができる。
現代の住宅が、それ以前の住宅に比較して圧倒的に違うのは
ガラスという素材を使用できるようになって
家の中に太陽光を導き入れられるようになったことが一番大きいと思います。
昔から人間が住んできた環境では、ガラスの利用以前までは
採光するために窓を開けても、ごく必要最小限にせざるを得なかった。
また、屋根を重厚に掛けて、たとえば茅葺きのような素材を使って
断熱も考えていくと、室内へ光を取り入れていくことが難しかった。
でもまぁ、そのような結果、
人間心理の中に、複雑な心理のヒダのようなものが生まれ、
たとえば「さめざめと泣ける空間」っていうような情緒的空間も
わたしたちの精神文化にはあったとも言える。
なんですが、そういう暗さの効用よりも
圧倒的に「明るさ」信仰が強大になって、
家の中が明るくなることが正義というような風潮も生まれてきたといえる。
そして、これからの社会は、このようなことについて
どのような方向に向かっていくのか、
まだ、見通しは利きにくいのかも知れないけれど、
そんななか、こういう装置もハイテクで生まれてくる。
太陽光を光ファイバーで集光して
家の中の必要な場所を明るくするという装置なんですね。
メーカーHPには、
1.高品質な太陽の光です
目に見える光としての可視光は、太陽光そのものです。見た目にもやさしく、自然な色合い
で、人工照明では再現が難しい高品質の光です。朝〜夕まで、刻々と変わる太陽光の変化
をそのまま伝えます。
2.紫外線をカットした可視光中心の太陽光です
太陽光は、生物が生きる上で必要不可欠で重要なエネルギーです。
「ひまわり」は、単レンズ集光により発生する<色収差>を利用して、その有害な紫外線を減少させ、可視光線の特性をそのまま伝送しています。(図1) だから、動植物に優しく、光合成、その他の生理活性にとっても有効な光なのです。
紫外線をカットしているため、家具やじゅうたんなど、色あせを抑えます。
3.太陽光を自由自在に伝送できます
光ファイバーによって、従来では難しかった室内や地下室への太陽光の採光が可能です。
生命を育むために必要な成分を凝縮した光として、さまざまな場所に伝送できます。
っていうように書かれています。
森ビルの子会社が作っているようです。
そういう経緯から想像すると、オフィス需要がターゲットと考えられる
高付加価値型の高額の製品のように思います。
(すいません、価格までは調べておりません>
まぁ、目玉商品のようなもので、
人寄せパンダのような扱いだとは思いますけれど、
こういうようなハイテクが、一般化していくような流れになるのか
ちょっと、見通しにくいのが現代の住宅の方向性だと思います。
さてどうなんでしょうか?
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 10月 15th, 2009 by replanmin
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おとといチェックしていた灯油ボイラー。
きのう、ようやくメンテナンスショップと連絡が付き、
夕方には来ていただけると言うことになりまして、
これでひと安心、と思っておりました。
で、時間になって来られて、わが家のボイラーをみていただいたのですが、
どうにもラチがあかない様子。
リセットランプが付いて、リセットを掛けても
復帰しない症状なんですが、
「これは部品がダメなようですね」ということ。
「そうですか、じゃぁ、部品を交換してからですね。」
「すいません、これから部品を取りに行ってきますので、1時間ほど待っていてください」
という次第になりました。
ところが、家を出てケータイで電話しているかなと思ったら、
ふたたび、家の中に入ってきて
「すいません、メーカーでこの部品はもうない、というんですよ」
「え、・・・これは8年前くらいに設置したものなんですが・・・?」
「そうですかぁ、製造年月日を確認してみますね」
ごそごそ・・・。
「製造年月日で見たら、平成8年くらいまで製造していたもののようです。」
「じゃぁ、いまから11年前くらいかぁ」
「そういうことなので、これは修理できません」
「え、じゃぁ、このボイラーは廃棄するしかないって?」
「・・・」
っていうことで、業者さんは帰って行ってしまいました。
メンテナンスだけを依頼されている業者さんとしては、どうしようもない。
さて、どうなんでしょうか?
生産中止になっていたボイラーとはいえ、
わが家に設置されてから、まだ8年程度のボイラーですが、
こういうふうに部品が供給されない、という形で使用不可能になるのでしょうか?
使う側としては、まぁ、ちょっと困りますね。
ボイラーという商品の性質上、部品は頻繁に壊れるのは理解できる。
問題は、そういう部品の供給を用意しておかない点です。
まだ、本格的な寒さには時間がありますから、
方針を考えていかなければなりませんが、
やれやれ、北国の暖房システム、
こういうようなメンテナンスの問題も含めて考えなければなりませんね。
でもユーザーからしたら、基本的な部品は長期間保管しておいてほしい。
ユーザーとしては事実上、買い換えるしかないわけでしょうが、
ちょっと理不尽かなぁと思っております。
思わぬ出費も覚悟しなければならない可能性も高いですね。
やれやれ、困ったなぁ。
<写真は冬間近の美唄アルテピアッツァ>
追伸
知人から、ブログを見て連絡がありまして、
わたしの記憶違いが発覚いたしました。
申しわけありません。わが家のこのボイラーは
設置後15年超が経過しているものでした。
なので、業者さんの製造年は正しく、従って、ボイラーとしての
耐久年数も、まぁ、常識の範囲内であることが判明しました。
関係各位に、無用の嫌疑を掛けたこと、お詫びいたします。
いや、お騒がせしました。
でもそうなると、振り出しで、わが家の暖房計画再検討です。ふむふむ。
北のくらしデザインセンター
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北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 10月 14th, 2009 by replanmin
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北海道では、朝晩の冷え込みがどんどん厳しくなってきています。
わが家でも、床暖房の灯油ボイラーを点検したところ、
「リセット」ランプが点滅する。
で、リセットボタンを押すのだけれど、その後、運転休止してしまう。
だいたいこういう冬準備は、休日にすることになっている。
で、こういう不具合が出ると、メーカーのメンテナンスに連絡を取りたくなるけれど
休日なので、留守番電話で「お掛け直しください」という無情のアナウンス。
まぁ、しょがない、週明けだ、という次第であります。
わが家は床面積が広いので、やはり燃費がかかる。
ことしは、さらに工夫をして燃費を下げたいと考えているのです。
写真は、先日の美幌行きのときに通った石北峠。
クルマのタイヤは、事前にスタッドレスにしてあったのですが、
それにしてもさすがに雪が積もっているとは思いませんでした。
台風の時には、道東地域の峠という峠、みんな積雪したそうで、
まぁ、たぶん、すぐに消えてしまっているだろうと思っていたのですが、
その後の低気圧がかなりの勢力で、
ごらんのような峠道になっておりました。
一足飛びには行かないのですが、
これから寒さが段々優勢になっていく季節の到来ですね。
仕事はそれにつれて、年末年始に向かって忙しくなっていきそう。
ことしはとくに、北海道内の新築住宅棟数が2万戸台にとどまりそう、
っていうような予測が出てくるほどの状況。
マンションなどの需要が落ち込む中で、
戸建て住宅もずっと2割3割減状況が続き、
さらに「長期優良住宅」認定作業の遅れで、比較的元気なビルダーも
そういう外的要因から、棟数を減少させています。
「長期優良住宅」不況、っていうような声も出てくる始末。
景気対策としての側面もあって、ことしの2次補正予算で決定した事業ですが、
「耐震等級2」という制度的な縛りが、申請作業のベタ遅れを招き、
結局は、ほぼすべての住宅で構造計算書が必要になり、
そういうコスト上昇圧力もあって、どうにも「景気刺激」という側面は
むしろ反対の、景気減速要因になりつつあります。
補助金による政策って、どうにも書類の山を作るばかりで、
実態的な仕事には繋がらないのではないかという声が大きくなっています。
「長期優良住宅」の100万円コースは
全国の中小工務店に向けての需要促進策だったのですが、
5000戸の目標に対して、締め切り間近のいまになっても1000戸前後という状況。
硬直化した行政運営手法が、経済実態を把握していない。
全体として、官庁組織が機能不全を起こしているのではないかと思われます。
以前の建築確認厳格化による建築不況と同じ轍を
ここまで踏むものか、と暗澹たる思いがします。
まぁ、そうはいっても前に向かっていくしか方法はありませんね。
北のくらしデザインセンター
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Posted on 10月 13th, 2009 by replanmin
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さて、美幌の住宅展示場のご紹介です。
なんか、ようやくたどりついたように、感じます(笑)。
写真は、展示場の一番入り口側になる「高橋工務店」さんのもの。
断熱技術的には、外張り断熱の木造住宅なので、
外壁と窓の面に段差があります。
窓の方が内側になって、しかもその窓が木製窓が多いので、
豊かな表情を見せてくれています。
段差が、視覚的には陰影感を生んで、深みが出てくるのですね。
まぁ、女性の目元のお化粧のようなものとも言えますが、
こういった表情が長期にわたっての家の印象を左右する部分でもあります。
窓は、かなり考えて作られていました。
1階のメインの窓の部分、4つの窓で構成されたものですが、
上の大きな面積部分の窓が開閉されます。
逆に下の足下までの小さな窓は非開閉タイプ。
日射取得を考えてあえて窓にしたのか、通常であれば低い壁にする部分。
一般的には下部を開閉にして、大きな面積の窓はフィックスにする例が多い。
まぁ、コストと性能面でそういう方向が多くなりますが、
ここではあえて大きな窓を開閉タイプにしていました。
で、こういう陰影の深い窓面と、白い外壁面、ポイント的にあしらった地元産の木の表情、
っていうような構成要素のバランスでデザインを勝負して、
建物の形態としては、シンプルな切り妻、端正な三角屋根を採用しています。
外観としては、バランスがとても取れています。
まぁ、上品さを感じられるような仕上げ方ということができるでしょう。
家への考え方と作り方の考え方が明確に表現されていて、
外観も潔く、そのことをシンプルに表現していると感じます。
長く愛され続け、その地域に根ざして作っていく工務店として、
まっとうな姿勢を表現していると言えるでしょうか。
木製窓の優美さを十分に活かしたデザインと言えると思います。
ディテールにしっかりとした表情があれば、
形態はシンプルなほうが、お互いの良さを引き出せると思いますね。
こういうデザインであれば、どういう街並みにも調和して、
長くひとびとの記憶の中に「ふるさと」を感じさせてくれるものと思います。
この住宅展示場がめざしたものが、端的に表現されてもいます。
さて、休日ではありますが、
いろいろな企画が全国で進行していて、
ことしは住宅関係、年末に向かって一年分の動きがまとまってやってきそうです。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
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Posted on 10月 12th, 2009 by replanmin
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きのうの疲れがだいぶあると思っていましたが、
ゆっくり羽を伸ばして寝られたら、すっかり元気回復であります。
きのうの帰り道はすごい雷や大雨で、波瀾万丈の様子でした。
道央道を南下して旭川方面から札幌を目指すと、ちょうど藻岩山や手稲山といった
山塊のふもとに札幌の街が北に向かって広がっている様を見ることができます。
地形を大きな視点で見ることができるのですね。
ちょうど千年の都、京都は北に大きな山塊を持ち、背景にしながら
南に向かって開かれ、川で守られたような地形ということですが、
そういう風水的な見方からすると、
札幌は京都の真逆なのだというのを確認できますね。
明治の時に、北海道の中心をどこに置くかで
ずいぶんと論議があったのだろうと思いますが、
そういう当時はあまり風水的な見方がされなかった時代背景もあったことでしょう。
脱亜入欧という意味から、東アジア的な世界観を一掃し、
あらたに欧米的な都市建設手法をとったということなのでしょう。
まぁ、だからといって、京都的都市計画の真逆になるというのは
意図まではしていなかったのだろうと思います。
ただ、欧米的に合理主義・近代主義で計画したら、
街区形成としては碁盤の目のような京都と似た形にはなったけれど、
方位的にはまったく逆に期せずしてなったのでしょうね。
あれれ、テーマが見えない(笑)。
まぁ、要するに見遠しの聞く高速道路上から札幌の街が山塊に沿っている様子が確認でき、
そこに無数の雷が発生していて
まぁ、かなりダイナミックな様子だったわけです。
っていうことで、美幌の住宅展示場の件です(笑)。
どうも、休みの日で、調子が出ませんね。
ブログテーマ的には写真を先に選択して、Photoshopで加工して
それから書き始めるのですが、
きょうはどうも、全般的に思考が滑りまくっております。
写真としては、外壁の厚みと窓辺の表情、っていうテーマにしようと考えたのですが、
どうも調子が出ませんので、これは明日にします。
<あしたは写真をもう少し、工夫してみます>
美幌はなかなか頑張っている街で、
先般の環境省のエコハウスコンクールのような事業主体として選定され、
大変面白いコンペを開催していました。
役場の方ともお話ししましたが、大変元気いっぱいに
少ない国の予算にめげず、いろいろ工夫をされているということで、
来年3月の完成が楽しみになってきました。
まぁ、この辺もつれづれなるままに、また明日書きます。
ふ〜やれやれ(笑)。どうも調子出ません・・・。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 10月 11th, 2009 by replanmin
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本日はすっかり更新が遅れました。
っていうか、実は更新記録もついに休止と諦めていたのです。
というのは、朝から、というより、午前4時前に出発して
片道330kmという美幌町まで直行したのであります。
本日オープンする「美幌.木夢(びほろどっとこむ)」という地元工務店グループの
住宅展示場の開場セレモニーがあったのですね。
まぁ、ちょうど土曜日でもあり、行こうとなったワケなのです。
まぁ、翌日は日曜日で休みだし、
翌々日も休日。
だったら、疲れたら、途中で宿泊してもいいや、
っていうことで、出発した次第。
年の割にはわたしは、けっこう運転、まだ大丈夫な方です。
途中、石北峠では道路脇に雪が積もっておりまして、
口あんぐりであります。
気温も、山頂付近では零下ですね。
札幌を出るあたりでは4度くらいだったのですが、
北上するに従って、気温はどんどん下がります。
片道の方は、まぁ、途中で休みも入れて合計5時間、運転は4時間くらいで到着。
で、都合5時間ほど滞在して
まだ、元気だったので、「いくか!」ということで、
再びハンドルを握って、まっすぐ帰路に。
峠道を越えて、約100kmほど走ったところで
やっぱり、ちょっとふらふらって、来ちゃいました。
この状態、以前も何度か経験しておりまして、
総延長走行距離が500kmくらいになると、すこし神経が疲れてくる感じ。
なので、そこからはちょこちょこと休み休みの運転で、
神経を散らしながら、細切れ運転を繰り返しながら、ようやく5時間で札幌帰着。
フィットで、往復660kmでガソリンはリッター17km前後でした。
ということなので、
それならばと、ブログ更新にも挑戦であります。
長く書けばいいものでもないでしょうが
わたし、ブログ開設以来4年以上、一日も欠かさず更新しております。
まぁ、続けているだけなのでまったく自慢にはなりませんが、
こうなったら、ずっと記録は維持していきたい。
まぁ、またお付き合いのほど、どうぞよろしく。
<写真は、温根湯の道の駅です>
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 10月 10th, 2009 by replanmin
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先日紹介していた武部建設さんの
「北海道R住宅」リフォームの家、再続編です。
武部さんでは、オリジナルの外装材を作っています。
一地域工務店で、こういう素材開発まで取り組んでいるというのは
きわめて珍しい例だと思いますが、
先代の社長さんが植林した木を、外装材として加工しているのです。
京都の建築家からの仕事があったときに
この素材を外装材として利用するように勧め、
事例として多くの建築雑誌にも取り上げられました。
このリフォームお宅でも
効果的な使用位置に、玄関前の空間を彩るように意匠されています。
この素材、なかなか質感が素晴らしい。
荒々しい素材感が意識して追求されていて、
一枚一枚の形もまったく違うので、施工自体は難しい部分があるけれど、
そういうものと理解していただける施主さん向けには
大変面白い素材になるのではないかと思われます。
なにより、家に帰ってきたとき、訪問するとき、
家の雰囲気をひとに伝えるような、そういう機能要素を果たしていると思う。
質朴だけど、暖かみがあって、無垢な、というような印象を与えてくれる。
人の肌と似通っている木肌は、一部に皮まで残しているような
そういう雰囲気のまま、ひとに訴えてくるように感じる。
そしてそういう雰囲気のまま、そこにあり続けることで
やがて風化がもたらす時間推移がその表情に加わっていって、
いわば、美しく古びていく、そんな思いをもたらすのではないでしょうか。
そういう意味で、まことに外装材として、いい。
きのうは、台風の影響でたくさんのみなさんが影響を受けたものと思います。
朝一番で、花巻便はさっそく欠航決定ということで、
一昨日の会議参加者の方が影響を受けたのをはじめ、
みんな台風の進路を気遣いながら、一喜一憂していましたね。
日本人社会の中で、台風って、
こういう共同体意識を大いに盛り立てるひとつのイベントでもあると感じます。
けさ、釧路方面が再接近状態とか。
被害の拡大が進まないように祈ります。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 10月 9th, 2009 by replanmin
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国の施策としての長期優良住宅先導的モデル事業、
その今年度第2回の応募で、申請している案件があり、
それに向けての準備作業で忙しくなってきております。
単年度事業なので、国の側の進行をにらみながら、先行きは未定ながら、
準備は着々と進めていなければ、間に合わない。
どうもこういう事業についての時間感覚がわかりませんね。
国の単年度主義というのが、いろいろに弊害をもたらしていると感じます。
なにせ、今回の2次応募では8月25日締め切りで
諾否の発表は11月初旬。
そこから年度末3月末までの期間に「着工」させなさい、というスケジュール。
通常であれば、ちょっと難しい日程ですね。
まぁ、しかし、ユーザーの為を思えば、頑張るしかない。
そんなことから、全国を走って会議を重ねております。
きのうは全国から主だったメンバーのみなさんが札幌に来られての会議。
台風の接近の最中、帰りの飛行機はなかなか見通しが利かないのですが、
みなさん駆けつけていただけました。
本当にお疲れさまです。
さて、わが北海道日本ハム、
おかげさまで、一昨日優勝させてもらいました。
延長12回までたっぷりとやってくれて(笑)
そのうえ、優勝なのでいろいろなセレモニーも行われ、
GAORAの中継に付き合っていたら、
日付がまたぐまでになってしまいました。
こんな時間まで起きていたのは、超久しぶりであります。
というか、もう起きる時間くらいまで(笑)、起きていた次第。
で、きのうはプレゼンと、会議ということで、
一日、びっしりの日程。
本日も、昼過ぎ3時くらいまではお付き合いであります。
でも台風、ついに愛知県に上陸ですね。
すごい風の強い台風ということで、
みなさん、くれぐれもご用心下さいね。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 10月 8th, 2009 by replanmin
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ふたたび、北海道R住宅の武部建設設計施工のリフォームから。
築後30年のリフォームですが、
これまでの暖房形式は、簡易ペチカの灯油ストーブでした。
実は中古で購入したとき、
施主さんは薪ストーブを念願していて、
「木の城たいせつの家なら、あのペチカを利用できないかなぁ」と
密かに思っていたそうなのです。
でも、簡易ペチカはそういう利用はできず、
結局、好きな薪ストーブは、購入したものの物置にしまい込まれていたのです。
今回のリフォームの決断は、きっとそれをなんとか実現したいという思いも
強かったのだろうと推測されます。
建築の側では、そういう希望を受け入れながら、
「ハイテクとローテクの組み合わせ」という回答でこたえています。
というのは、薪ストーブだけでは「主暖房」とはなれない。
どうしても、最低限室温が15〜6度を維持できる主暖房は別に考え、
大好きな薪ストーブは、それから5〜6度室温上昇させるような
そういう「補助暖房」として機能するように考えたわけです。
具体的には、玄関から続く土間をコンクリートスラブとして造作しています。
表面にはテラコッタタイルを敷き込みました。
で、この15cm厚の土間に電気ヒーターを敷設しているのです。
大きな土間全体が、蓄熱暖房のように機能するのですね。
1階室内にはもうひとつ、大きな蓄熱暖房器が設置されていますが、
その両方で、熱カロリーを計算して、15度程度の暖房に必要な熱源を確保しています。
その上で、朝起き上がって、
薪ストーブに火を入れる、というローテクで楽しいライフスタイルを
ユーザーに体験させられるように工夫したわけです。
そこからどの程度、温度上昇させるのか、は
ユーザーが自分で判断してコントロールすればよい、という考え。
そういうことで、以前はこの写真の中央にあった
「簡易ペチカ」は、大部分撤去し、
写真左手に残った煙突を利用して、薪ストーブの排煙を接続させようという作戦なのです。
まぁ、まだ、薪ストーブが準備できていないのですが(笑)・・・。
そのように蓄熱する土間に階段も位置させて
2階への温度上昇も導入させています。
一枚の写真ですが、このような工夫が込められているのです。
さて、きのうは延長戦から、選手たちのビール掛けの模様まで、
日付が変わるまで、テレビ観戦しておりました。
ついに、4年間で3度目のパリーグ制覇達成であります。
札幌移転が、ほんとうに大成功ということになったと思います。
この先も見つめて、選手のみなさんはとりあえず、体調を整えて欲しいものだと思います。
おめでとうございます。ありがとうございました。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
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Posted on 10月 7th, 2009 by replanmin
Filed under: 住宅性能・設備 | No Comments »

きのうに引き続いて、札幌市西区での武部建設さんの
「北海道R住宅」リフォームの家です。
いろいろなテーマに取り組んでいる住宅ですので面白い。
で、本日触れるのは、古民家の建具であります。
古民家、わたしは好きなんですが、
北海道では、都市部などではあまり残されてはいない。
札幌の中心部にある、都市型の古民家というのは
下見板張りの、商家や一般住宅が多く、
多くが大変寒い家なので、その土地の不動産価値の方にだけ利用価値があって
簡単に建て替えられていくケースが多い。
また、都市型住宅といっても多くが建売的に販売されたものが多いので
使用されている材料なども、そうは立派ではない。
勢い、あまり愛着の対象になってはいませんね。
そういう意味で、まともに古民家として「解体・移築」とかされるものが少ない。
やはり北海道でも、地方の農家住宅などが古民家の範疇になってくる。
そういう住宅では、構造材などが、その家の出身地方の建て方で使われていて、
開拓当時はふんだんにあったであろう、ナラやセンといった立派な素材が使われていて
まことにみごとなものなんですね。
それに加えて、建物の利用に欠かせない建具の類も、
新建材の工場出荷品のない時代ですので、
丹念に職人仕事で作られた建具が残されている。
ところが、建物が解体されると、そういった建具は同時にスクラップされて
ミンチ解体されてきたのがこれまで一般的だったのです。
武部建設さんは、そういった現状に一石を投じて
北海道で古民家再生を仕掛けてきています。
そういう活動の結果、多くの古民家解体情報が寄せられ、
貴重な材料をきれいに解体して、自社の土場に集積させています。
こういった古い建具類も同様で、多くの見学者が訪れます。
この家でも、施主さんが見学に来られて感激して、
こういう建具を使いたい、と強く希望されたそうです。
やはり手作り品の持つやわらかい印象は独特の空気感を持っています。
リフォームして、壁は真新しくなっても、
こういう建具が納まると、雰囲気を決定するパワーがある。
商店建築系の設計事務所などは大のお得意さんで、
いつも倉庫で物色していくのだそうです。
いまや、こういう職人仕事は希少品。
一方で、このようなルートを開拓してきているビルダーさんもいるので、
ユーザーには、いろいろな選択肢が広がっているなぁと感じる次第です。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
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Posted on 10月 6th, 2009 by replanmin
Filed under: 住宅取材&ウラ話 | No Comments »