本文へジャンプ

【ケヤキ材階段収納にぞっこん/日本人のいい家㉝-4】

宇都宮駅前旧・篠原家ぞくぞく続篇であります。 この住宅には確か仙台から土日の休日を利用して取材した 「市貝の平安期豪族館遺跡発掘報告会」のついでのヒッチハイクでした。 ところが遺跡の方は当然生々しい建築物はないので、 あ […]

【黒漆喰・大谷石の外観と立地/日本人のいい家㉝-3】

こういった建て方を「土蔵造り」と呼ぶのだそうです。 江戸時代18世紀末頃からこの篠原家はJR宇都宮駅近くのこの場所で 醬油醸造業を営み、明治期になると「肥料業」を幅広く営んでいた。 一番上の写真は2016年の現地取材時の […]

【豪放な構造材・明治豪商の家/日本人のいい家㉝-2】

写真上は明治28年、今から126年前建築の宇都宮豪商・篠原家大黒柱。 1〜2階の通し柱でケヤキの無垢材。太さは45cm角。 現代で通常使われる構造材は12cmもしくは10.5cm角という材なので4倍か以上。 そしてその材 […]

【宇都宮豪商「篠原家」石張り防火壁/日本人のいい家㉝-1】

日本人のいい家シリーズ今回は、過去にも取り上げた宇都宮駅前商家であります。 やはり圧倒的な撮影の写真量で再整理していても迫力がある。 ということで、再度紹介させていただきます。 ちなみに前回の掲載は2016年11月3日で […]

【北方型住宅2021年度諮問会議 キックオフ】

昨日はZoom方式で北方型住宅の会議が開催されました。 日本の一地方で独自の住宅施策を持続的に追究する自治体である北海道。 開拓殖民の歴史的経緯から住むこと自体の研究は常に大テーマだった。 日本の生活文化がそのままでは保 […]

【北海道・北東北「縄文遺跡」世界遺産登録へ】

日本列島の北の方ではこの話題、長年の宿願でした。 わたしもその推進市民運動に賛同しておりましたが、宿願達成。 以下、NHKのWEBニュースから要旨。 〜世界文化遺産への登録を目指している北海道・北東北の縄文遺跡群について […]

【曲り家・馬屋まわり/日本人のいい家㉜-5】

南部曲り家という地域型住宅を見てきました。 ちょうど来週月曜日には北海道の地域型住宅「北方型住宅」の会議。 江戸期と現代ではまったく世相条件は違いがあるけれど、 ひとびとの記憶に強く残っているという意味では 地方独自の住 […]

【柱梁・塗り壁・畳の感性/日本人のいい家㉜-4】

江戸期から残る古民家では格式的空間では写真のようなデザインをほぼ踏襲する。 床壁天井という3次元を構成する素材群では 構造の柱梁は無意匠であらわしであり、壁はその地域に近い場所からの 土を加工した塗り壁が覆っている。 天 […]

【大開口志向の初期南部曲り家/日本人のいい家㉜-3】

この花巻の南部曲り家・小原家は1750年頃の創建。 この時期は藩の奨励で馬産振興が図られ馬屋併設が推奨された。 どういった「推奨策」が施されたかは定かではないけれど、 建てる民の側にもなにがしかの「利得」があったのだと思 […]

【曲り家・小原家の台所配置/日本人のいい家㉜-2】

さて昨日から紹介の南部曲り家・小原住宅その2であります。 曲り家の場合、主屋の「直屋〜すごや」に対して張り出した馬屋側に 土間(ニワ)と馬屋が配置されニワに面するように日常空間の 「ダイドコロ」が配置されるケースが圧倒的 […]